- 話豚切りですまん。自分の家の話。
俺の家は田舎のかなり古い家なんだけど、「お稲荷さん」と呼ばれてる場所がある。
そのうちの一つが普通の社なんだけど、猫がよく寝てるんだ。
でも一回そいつ死んでるんだよね。
小学生の頃の俺の目の前で車にひかれて、親と一緒に埋めたのに、それから一ヶ月もしないうちに同じ猫が来る様になった。
家族はみんな「きっと兄弟か息子だね」というけど、鍵尻尾で、喧嘩でつけた傷で耳が欠けてるとこまで一緒の猫が、それまで別の猫がいた場所に来るんだろうか?
腹出してお稲荷さんで寝てるんだよ。死んでから15年経った今でも。
それも不思議なんだけど、もう一つのお稲荷さんって呼ばれてる、ただの木箱の上に徳利と猪口を置いただけの場所も謎なことがあって、
その木箱の前でモグラが死んでたと思ったら次の日には白骨化してたことがあった。
お稲荷さんってなんなんだろう。
家の神棚やお稲荷さんを管理してるのは祖父なんだが、最近呆けて来て話が通じないので聞くに聞けない。
- >>939です。
今度実家帰ったら駄目元で聞いてみる。
そういえば木箱の方のお稲荷さんは昔井戸があった場所だと言っていたのを思い出したよ。
俺が生まれた時はもうとっくに井戸なんてなかったから、いつ埋めたのかは知らないけど、
物心ついた頃から祖父が供え物してたのは覚えてる。
盆と正月には、飾り付けみたいなことして食べ物置いてた。
なんでも無いことですまん。