近所の深い森

576 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:21
俺がまだガキの頃、家の近所には深い森があった。
森の入り口付近は畑と墓場が点在する場所で、
畦道の脇にクヌギやクリの木に混じって
卒塔婆や苔むした無縁仏が乱雑に並んでいた。
その墓石の行列が途切れると、木々の間に森への入り口が
まるで洞窟の様にしてポッカリと口を開けているのである。
小学校4年の夏休みも終わりに近付いた頃の話である。

その夏休みの間、俺は友人三人と毎日の様に
墓場を通りぬけ、森に分け入っては
カブトムシ採捕りと探検に明け暮れていた。
危険な場所であるから入ってはイケナイと
学校からも家族からも注意されてはいたが、
そんなものは溢れる好奇心に対する
何の抑止力にもなりはしなかったのである。

577 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:22
その日。八月にしては異様に涼しい日だった事を覚えている。
森の手近な所を探検し尽くした俺達は、
誰が言い出したのか、今まで入った事のない、
山端へと続く森の最深部へ行こうという事になった。
生い茂る草を薙ぎ倒しながら、道無き道を突進した俺達は
やがて不思議な感じのする場所に出た。

そこは25Mプール程の広場で、
周りには巨木が何本も聳えていた。
巨木は競うように枝葉を伸ばし、
辺りは八月の昼間にもかかわらずやけに薄暗い。
天を覆い尽くすかの如く広がった葉の隙間の
僅かに覗いた青い空から、木漏れ日が落ちていた。
その木漏れ日が落ちる広場の地面は、
道も無い様な森の中だと言うのに、
まるで掃き清められた様に綺麗で、
雑草一本生えてはいない。

578 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:24
俺達は言い知れぬ恐怖を感じ、
誰からともなく帰ろうと言い出した。 その時である。

今まで狂った様に鳴いていた蝉の声が突然止み、
世界から全ての音が消えた。
続いて視界から色彩が完全に失われ、
まるでモノクロームの映画を見ている様な状態になったのである。
慌てて友人の方を向くと、
彼らも呆然と立ち尽くしている。
後で聞いた話だが、彼らも俺と同じ様に音と色とが
完全に失われた状態であったらしい。

俺は焦りに焦った。
不安と恐怖でオカシクなりそうだった。
逃げよう。
そう考えたのは、暫く呆けた後だったと思うが、
いざそう考えると、今度は体が全く動かないのである。
足が二本の杭になって地面に突き刺さったかの様だった。

579 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:24
絶望に打ちのめされながらも、
なんとか体を動かそうともがいていると、
ふと、何かキラッ光るものが視界に入った。
金色に光る雪のような物が辺りを舞っていたのである。
色彩の失われた世界の中で、
その雪だけがキラキラと光っている。
そしてその雪の中をライオン程の大きさをした金色の狐が、
木々の間から姿を現し、こちらに向かって来たのである。
狐は悠然とした足取りで広場を横切り、
俺達に気を留める様子もなく、また巨木の間の闇へと消えた。
その間僅か一分程の出来事だったと思うが、
俺には異様に長く感じられる一分だった。

狐が消えてしまうと、まるで何事も無かったかの様に
蝉が再び鳴き始め、視界にも鮮やかな晩夏の色が蘇った。
俺達はわけのわからない叫び声を揚げながら走り出した。

ススキや棘で体中傷だらけになりながら森を抜け出した時、
漸く俺達は助かったと思った。

580 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:25
に辿りついた後、体験した出来事を祖父に話すと、
祖父は
「それは山の神さんや」
と言い。そのあと少し怖い顔で、
「もう二度と行くな」
と続けた。
祖父のイイツケを頑なに守った訳でもないが、
この話に後日談は何も無い。
後で行ってみたがそんな場所は無かったとか、
恐ろしい言い伝えが有った等の
胸のときめく様な話は一切無いのである。
俺達は会うたびにその話をしたし、
もう一度行ってみたい気持ちも無くは無かったのだが、
不思議ともうあの場所へ行く事は無かった。

やがて時は流れ。

ある年、森は突然消えた。
宅地造成で森は切り開かれ、貫くように大きな道が通った。
畑は潰されて、畦道はアスファルトに変わり、
墓場は纏めて別の場所に移されて、その上には
ペンション風の家が建っている。
狐狸だけが通った道を、自動車が行き交い、
俺達が狐を見たあの場所も
多分今はもう無い。

長文スマソ。

ぎゅ!

256 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 03/07/18 11:39
ずっと小さい頃の話。
幼稚園から帰ってくるとお昼寝するのが日課だった私は、
その日に限っていつもの自室ではなく、姉の部屋で寝ることにした。
姉の部屋にはベッドがあって、いつも布団で寝てた私は
それがうらやましかったんだな。

姉が小学校から帰ってくるまで、ちょっとと思って横になり、うとうとしていた。
そして寝返りを打って、何気なく右手がベッドからはみ出た瞬間、
ぎゅ!っといきなりその手を握られた。
私はびっくりして目を開けたけど、もちろんベッドサイドには誰もいない。
なのに手は強く握られていて振りほどけない…

その後の記憶はないんだけど、それ以来ずっと私は
ベッドの下、床とのスペースには誰かがいるという思い込みを消せなかった。
ベッド自体が怖くなって、普通にベッドで眠れるようになったのは中学に上がってから。
それでも現在でも、怖くてベッドから手だけをはみ出させることができない。
またぎゅ!っと掴まれそうで…。おかげで寝相がやたらいい(w

たぶん一生忘れられそうにない記憶。

男の子

119 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 03/07/14 12:05
高校の時、江戸時代から続くお茶屋の娘が同じクラスにいて(Mちゃん)、
その子に聞いたんだけど、 家の敷地内に(かなりでかい家。)
江戸時代から残っている建物があって、
今は洗濯物干すときだけ使ってるらしいんだけど、
そこによくボウズあたまのちっちゃい男の子が出るらしい。
着物着てて、すごくニコニコしてるからあんまりこわくないらしいけど。
ある日、Mちゃんがピアノ弾きながら歌の練習してるのをテープに録音したら、
その男の子の笑い声が入ってて さすがに恐くなって、
自分の歌の先生(声楽家)に聞かせたらしいんです。
そしたら、その先生もよくあるらしくて、 一番こわかったのが、
自分のリサイタルを録音したテープを後からきいてみると、
何語かわからない歌詞で(でも同じ曲)一緒について歌っていたそうです。。
わたしも音楽関係の仕事してるんですけど、
やっぱりそういう体験は多いです・・。

リアルに恐くなくてスミマセン・・

女の子の霊

81 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 03/07/13 01:56
幼稚園ぐらいの時引っ越した家に女の子の霊がいた。何をするでもなくいつも後ろで手を組み寝室の柱に立ちながらもたれかかっていた。
髪はパーマがかかっていて腰ぐらいまでの長さ、服は女の子らしいスカートの部分がふわっとしてるワンピース、顔は影になって見えなかった。
当時自分の中で、パーマ=大人と言うイメージがあったので大人にしては背の小さい人だなぁと思っていた。何度か母親にその話をしたが信じてもらえず、しまいには父親にひどくしかられ、しかられるのがいやだったのでその話をしなくなった。
それから一年も経たないうちに引越して女の子の霊のことを今までずっと忘れていたがこの間、ふとした瞬間急に思い出し友人に話した。話しているうちにその女の子の霊のことを鮮明に思い出しはじめた。
思い出さなくても良いことまで思い出してしまった。
私はその女の子の霊の顔を見ていた。その顔は背や服装にぜんぜん似合わず頬がこけていて皺だらけだった。後ろで組んでいたと思ってた手は、子供の肘ぐらいの長さしかなかった。
柱にもたれていたと思ってた体は左右の足の長さがバラバラで背骨が変な方向にまがって、それが柱にもたれているのとかん違いしていた。

母親に確認しようとしたが、思い出したくないの一点張りでいくら聞いても話してくれない。
その霊のことは今だに謎。

キューピット様

49 名前: 謎の声 ◆sUgqTrnHxo 投稿日: 03/07/12 19:25
ちょっと長いし、文章まとめるの下手なので読みにくかったらごめんなさい。


小学生の頃の話なんですが。当時約20年前、キューピット様ってのが流行ってたんです。

ある日、A子の家で数人の友達と遊ぶ事になりその中の一人B子が
「キューピット様しようよ」と言い出し、それに付け加えて
「TVで幽霊の声も録音できるらしい。私たちもしてみよう!」と言い出したのです。
皆「どうせとれるわけない」と思ったのか賛成し、A子所有のカセットデッキで録音することに・・・。

時間にして20分くらいとったと思います。
巻き戻して5分くらい聞いたところで、飽きてきたのか外で遊ぶ事になり
テープはそのまま放置になって、そのまま各自家へ帰りました。

次の日、学校へ行くとA子がものすごい顔して
「あのテープ入ってた!」と何かえらく興奮して私に話し出しました。


「外から遊んで帰って、やっぱりテープのことが気になって一人で漫画読みながら聞いたんだけど
 知らない男の人の声が入ってた!呪われたらどうしよう!」

A子は涙目で震えていて今でも思い出せます。
(1/3)


50 名前: 謎の声 ◆sUgqTrnHxo 投稿日: 03/07/12 19:26
「嘘か本当なのかわからない。確かめて」と肝心のB子と何人かは塾があり一緒にいけないので
私ともう一人とA子の3人でそのテープを聞くことになりA子の家へ再度行きました。

テープの内容はこんな感じでした。

キューピット様をやり始めて数分ほど、録音の事を忘れていて途中から始まって
B子が「ちゃんと取れてる?」など友達の声も混じり、10分ほどは何事もなく
みんなの笑い声などが録音されていました。

「キューピット様。本当に存在しているなら、今テープ録音してるので何か話してください」
と間でB子の声も入ってましたが、その言葉からすぐには何もアヤシイと思える個所はなく
「うゎ~。だまされたよ・・・」と思った時、録音ボタンを切ったり入れたりするような

 ブツ・・・プ・・・プツ・・・・・・・・プッ・・・ブツ・・

と音が聞こえ始め、A子がいうには昨日気が付かなかったけど
ボソボソと2~3人?で話してるような声がはいっていて

私たちの騒ぐ声が数秒入ったあと突然


「・・・こ・・・こ(ん)にちゎ・・(他に何か言ってるけど聞き取れない)」
(ん)の部分はハッキリ聞こえなくて「こにちゎ・・・」って感じで
妙に「に」の部分だけ大きくイントネーションが変でした。
しかもこの声だけ雑音(外からの車の音など)も入らず、ハッキリしてました。

声は中年男性くらいの声だけど、人の声と言うよりも
最近見かけたフラッシュに使われてるテキストなんとか?(知識ないんでわからなくてすみません)
のようにカクカクしていました。

(2/3)


51 名前: 謎の声 ◆sUgqTrnHxo 投稿日: 03/07/12 19:26
3人とも顔が真っ青でもう一人の子は「帰る」と言い出し、A子と私だけになりました。
A子は私にどうしたらいいのか涙目で訴えてきましたがどうする事もできないので
とりあえずテープの上に紙を添えて盛り塩して、怖い系の雑誌に送ってみてはと提案し帰りました。

B子と他の子に内容を話してからその後、「キューピット様しよう」とか誰も言わなくなり
テープのことも腫れ物を触るかのように皆口を閉ざしました。



今でもあの声が何なのかはわかりません。
A子の家は親とA子のみの3人で、お父さんが到底そんな悪戯をするなど考えにくいし
A子の態度を見る限り何か細工したとも思いえないし・・・。

先日、たまたまA子とバッタリ会いこの時の話を出してみると
A子自信も「後にも先にもあんなに気持ち悪い体験をしたのはアレだけで、なんだったのだろう」と
言ってたくらいなので作ったものではなさそうです。

因みにテープは気持ち悪さに負けて捨てたみたいです。
雑誌に送って欲しかったなぁ。

長々と読んでくれて有難うございました。
(3/3)

一本足

909 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/07/11 02:01
小学5年の時の体験。
家の近くに「UFOの基地がある」と噂されている山があった。
実際その山の上空に奇妙な動きをする光の球を見た、という友人も複数人いた。そこで当
時、UFO博士を自認していた私は基地を見つけてやろうと「探険」を決行することにした。
当然友人たちには内緒である。自分ひとりで発見し後でみんなに自慢しようという非常に
幼稚な発想からだった。

ある日曜の朝、ひとりで山を登り始めた。
この山は200mほどの高さで頂上に神社があるだけで、険しい場所もない小さななだら
かな山である。神社には山道が一本続いている。
私は山道をだらだら登っていった。中腹あたり。山道を登って行っても神社につくだけな
ので、道を外れ、山の中に踏みこんで行った。

しばらく木々の間をわけいりつつ歩いて行くと、急に妙な気配が漂っているのを感じた。
なんとも言えない嫌な気配。なにかが近づいてくる。音がするわけでもないし、臭いやな
にかがしたわけでもないのに、山の下の方からなにかが登って来る気配を感じた。
もし大人だったら…見つかったら怒られるかもしれないと思い、岩陰に隠れて様子をうか
がった。すると気配を感じた通りに下の方で音がした。木の葉(秋だった)を踏みしめる
音がする。やっぱり大人が登ってきたんだ、と私は身を小さくして隠れていた。
音が近づいて来るのを聞きながら、奇妙なことに気がついた。足音が変なのだ。普通、大
人が登ってきたのならかさっ、かさっという感じでリズムよく登って来るはずなのに、こ
の音は一度かさっと木の葉を踏みしめた後、しばらく間があいてからもう一度かさっ、と
音がする。そう、ちょうど一本足でけんけん飛びでもしながら登って来るような音だった。
私はパニックになってしまった。なにものが登って来るのか確かめたかったのは確かめた
かったのだが、人間じゃない、なんかへんなものが登って来るのだ。これは絶対見つかっ
てはいけないと口を手で必死に押さえじっとしていた。


910 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/07/11 02:02
つづき。

やがて足音は私の隠れる岩の少しむこうを通りすぎて行った。私には気づかなかったよう
だ。足音が山頂の方向へ去って行ったのを確かめてから私は岩陰からそろそろと這い出た。
そして山の上の方を見た。……いた。山頂にむかって一本足で登って行く影。ゆらゆらと
体全体をくねらせながらぽーん、とジャンプするように登って行く影をわたしは見てしま
った。すぐにその影は木々の間に消えて見えなくなってしまったが、まちがいなく一本足
だった。

怖いというのも通りすぎて錯乱状態のようになりながら私は山を駆け下りていった。その
日の夜には発熱までして数日小学校を休む羽目にまでなった。…あれがなんだったのか、
いまだに説明がつかない。

影の手ほどき

867 名前:流水和尚投稿日:03/07/10 07:42
1

 すごく変な話だが、ちょっとばかり失礼。
 こういうタイプの話が嫌いな人もいるだろうが、一応不可思議話なんで、
まずはご容赦。
 

 古い友人(♂)に、変わった趣味の奴がいた。
 そいつは我々より一回り年下で中学生だったが、…その……ものすごく好きで、
しかもめちゃくちゃ得意だった。


 フェ○チオが(笑)


 別に男子校在学中とかそういう事ではなく、(ちょっと元気な女の子っぽい顔つきで、
かよわい印象はあったが)ごく普通の男仲間だった。その趣味以外は。
 で、当時高校生だった自分らは、一通りそいつのお世話になった(笑)。
 ホモに走っているとか、そういうつもりはまったくなかったが、年齢が年齢なんで、
そーいう行為に対する憧れと興味があって、しかも手近に最後まで後始末してくれる奴が
いるとなると、ちょっとくらいの違和感(笑)は目を瞑りたくなった。

 この件は、数名の仲間内だけの暗黙の秘密となっていたが、果たして我々だけを相手に
していたかは疑わしい。
 結局そいつは、2年くらい仲間内の"性処理係"となっていた。
 もちろん、これは100%本人の希望だった事は言うまでもない。
 本当に、男性のソレをナニするのが好きらしく、自分のテクの上達を常に目指していた。
 もちろん、それ以外にも理由があったからなんだが…

 その理由が、結構信じ難い内容だったのでここに書いてみる。

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868 名前:流水和尚投稿日:03/07/10 07:43
2

 …と、ここまでなら単なる板違いのアブ話なのだが、ある時期を境に、俺はそいつの
お世話になるのを辞めてしまった。
 そいつが、どうしてそんな趣味と特技を身につけたのかを、聞いてしまったからだ。


 ここからは、そいつ(以下Aと呼称)の話を、覚えている限り記述したもの。
 忘れてしまった部分に、無意識に脚色を入れてしまっているかもしれないが、その辺
ご容赦。 
 
 Aが小学5年生くらいだった時、快眠中いきなり誰かに夜這いをかけられたらしい。
 細かい状況説明は受けなかったが、本人曰く「家族の誰かが忍びこむとは考え
られない状況」だったという。
 その誰か…A自身は「影」って言ってたけど、その影が、寝ているAになにやら見事な
テクを施し、射精に導いたらしい(しかも、それが初めての射精だったと言っていた)。
 されている途中で目が覚めてしまったらしいが、とにかく怖さを感じるよりもビクンビクン
の方が強く、その時ははっきり状況を認知できなかったようだ。
 翌朝布団の中は大変な事になっていて、親に寝小便を疑われた程らしいが、とにかく
そんな事があったそうだ。

 以降、影はランダムに出現し、Aに快楽を与え続けた。
 寝ている最中だけでなく、まだ起きている時でも布団の中に入ってくるようになった
らしい。
 Aも、あまりに気持ち良くて何がなんだかわからなかったらしいが、とにかく「オナニー
なんか考えつきもしないくらい」だったそうだ。
 最初はかなり怖かったらしいが、影は何時の間にか怖くない存在になってしまい、
Aはやがて「どうやって自分を気持ちよくさせているのか」その方法を知りたくなった
そうだ。

 →NEXT

869 名前:流水和尚投稿日:03/07/10 07:44
3

 と、思ったその晩に、そいつはやって来たらしい。
 ところが、今度は何もしない…それどころか、Aに奉仕を求めて来たんだと。
 胸のあたりに乗っかり、Aの口元に「歌麿様」としか思えないものを押し付けてくる。
 (普通そこでパニクらないかという私の疑問はスルーされ)Aは、影の「歌麿様」を
口で受け止め、無我夢中で舐めたらしい。

 それから中学に上がるまで、Aと影のプレイは続いたらしい。
 影はきちんと射精までし、Aに精飲まで覚えさせた。
 で、やがて影からの奉仕は、Aが影を満足させた度合いに比例して素晴らしいものに
なっていった。

 →NEXT

870 名前:流水和尚投稿日:03/07/10 07:45
4

 ところが、「影」との行為について、いくつか奇妙な事があった。

 何度果てても、性欲がまったく衰えなかった事(影も、何度も出すそうな)、
 かなりのあえぎ声を立てていたにも関わらず、家族が誰一人として反応しなかった事、
 明け方になるといつのまに影がいなくなっていた事(プレイ中でも、外が白むと突然
いなくなるらしい)、一度たりとも「アナル責め」「挿入」に類する行為がなかった事。
 当初、近所の誰かがこっそり忍び込んで…というのを考えていたらしいが、そういう
訳ではないという事に気付いたらしい。

 ただA自身もかなりの度胸の持ち主で(深く物を考えないタイプという話もあるが)、
そんな事に気付きつつも、どう考えても人外の存在としか思えない影の来訪を、
楽しみにし続けたんだそうだ。呆れたことに。

 中学に上がった時、夏休みで泊まりがけで遊びに来た仲間(我々の仲間内の一人)
に対して、いつもの影への奉仕が実際にどれくらいの効果があるか試したくなって、
夜中にこっそりヤってしまったらしい(これはその仲間からも話を聞いたのでホント)。
 …あっさり口内射精されちゃって、本人が驚いたとか。

 事実、Aは喉の奥まで使ったものすごいバキュームフェ○の使い手で、その後我々は
いろいろと女を知る事になるんだが、いまだにこいつを越える技にお目にかかった事が
ないくらい。
 最後の残り汁までチュウチュウ吸い出されたひにゃ、ゾクゾクしたものだ。

 それ以降、Aは「どれくらい相手を短時間でイカせられるか」という事に燃えまくり、
手当たり次第に仲間のモノを咥え続ける事になるんだが、そういう事を始めてから、
影はまったく現れなくなったという。


 →NEXT

871 名前:流水和尚投稿日:03/07/10 07:47
5(LAST)

 ところがこの件、A自身にとっては深刻な事態を与えてしまったようだ。
 以前どこかのスレで、「女幽霊に夜這いかけられてから二度と射精できなくなった」
なんて投稿があったが、こいつの場合は自力で射精できなくなってしまったらしい。
 相手のを口でして、射精された時にしか自分もイケなくなったんだと!
 (たしかに、Aはいつもくわえる時、自分も下半身裸になってた)。
 自分で触ったり、触られなくてもいないのに勝手にイッてしまうから、ハタから見て
いるとすごく奇妙かつ滑稽な光景だったが、考えてみるとちょっと怖い。
 仲間の一人で、感極まってAを犯そうと考えて、一晩中イチャイチャした奴がいた
んだが、その際もAは全然射精しなくって、さらにアナル責めに対して激しく抵抗
し、結局最後まで至れなかったという話も聞いた。

 で、俺は……それらの話を聞いて「このまま頼み続けていたら、いつかとんでもない
事になりそう」な予感に駆られてしまい、めちゃくちゃ怖くなってそれっきりAから距離を
置くようになった。
 なんか、いつのまにかAが影そのものになってしまったような感覚があったんだよね。
 させている最中のAの顔つき(口でしながら相手の顔を見るアレね)、どう見ても
いつものAではなく、なんか乗り移ったかのように面妖な…異常な色気みたいなものが
あったし、その最中はAが男(しかも仲間)である事すら頭からぶっ飛んでしまってた。
 そういう部分に対しての恐怖感みたいのを、後から自覚したのかもしれない。
 とにかく、俺はAが怖くて仕方なくなった…

 その後、Aが人生転落してアヤシイ道に走ったとか、他の仲間がどうなったかとか
そういう話はまったくない。
 もう十年近く会っていないけど、Aはどうしている事やら……色々と不安だ(笑)。 

 しかし、変な話だけど、この「影」って一体なんだろう?
 Aの作り話にしては、妙にリアルな所もあって聞いた当時は死ぬほど怖かったんだが…
 長文&変な話ホントにスマソ

白いもの3

851 名前:1/2投稿日:03/07/04 21:41
白いクネクネの話を読んで思い出した

小学生の頃、社会科見学でどこかの石切り場に行ったんだけど
見学中いきなり同じ班だった奴の一人が急に
『ヒヒヒヒヒ・・・』
って小さく笑い声の様なの様な泣いてる様な声上げて
その後、泡吹いて倒れてちゃってさ、
元々体の弱い奴だったから、また発作だなぁ~程度に考えてた

まぁ、そいつすぐ目覚ましたから
救急車とかは呼ばなかったんだけど
大事を取ってバスで休憩してろって事になって
(その先生の判断が正しいか如何かは置いといてw)
当時、班長やってた俺もバスで待機って言われてさ

853 名前:2/2投稿日:03/07/04 21:43
↑すまん、あげてもた・・・
以下続き

まぁ、病人相手だから特に話すことも無くてさ、
何気なく
「おまえ、また発作か?」
って聞いたんだわ、そしたら
「似たような物だけど違うかな・・・
さっき、変な人影見ちゃって・・・
白い人影・・・踊って・・・ヒヒヒ・・・」
「ヒヒヒ」って声が子供なりにヤベェなぁとおもったけど
なんか当時、心霊ブームでそういう話に興味あってさ
「そんなの居たか?作業員とかじゃないのか?
どんな奴だったんだよ?」
って問い詰めたら
そいつ、急にきつく睨むような表情して
「知らないほうがいいこともあるよ・・・ヒヒ
一度見ちゃうと、何度も来る・・・ヒ・・・あれは・・・
ヒヒヒヒ・・・・M君(俺の事な)は関係ないよ・・・
ヒヒヒヒヒ・・・」
そこでまた泡吹いて気絶~

言うまでも無く、その後学校に着いてから校長室行きですよ・・・
病人に何したんだ!!って(笑
何かしたとしたら、たぶんそいつの言う白い奴だと思うけど・・・

で、このスレ読んでその白い人影ってもしや!
なんて思ったりしてみました~

追伸、そいつに十数年ぶりに会ったら
立派な(?)新興宗教の勧誘員になってましたとさw~

遠慮する守護霊

840 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/07/04 16:23
高校の頃友達と朝釣りに行った
行く途中友達が山の方見ながら火の玉が見えると言い出した
おれには見えない 嘘とは思えないので一応塩を取りに引き返す事になった
その途中横断歩道で左右確認してると友達の顔が目に入った

なんか見たらしく恐怖で顔が引きつってる
その時おれにも友達が何を見たのか分かった気がした
おれの頭に浮かんだ妖怪のような男を友達に説明すると
友達もそれと同じ者を見たという
小泣きじじいぽくて下半身はない
両腕がカマのようにしなってる 頭は丸く小さい
友達が言うにはそいつがおれの背中にランドセルのように
くっついていたらしい

まったく不思議な話だった

841 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/07/04 16:35
それから大学に入って霊が見える、霊と話せる奴(自称)と知り合った

そいつにその当時のことを話して聞かせた
そいつが言うにはおれも一緒に見てるんだが
認識してなかったと言われた

つまり目で見てるんだが脳で認識してないってことだろうか
さらにいたずら好きの自縛霊でもみたんだろうと言われた
霊って妖怪ぽい姿ありなの?って聞くと
ありだそうだ

それから頼んでもないのにおれの守護霊の話を始めた
つい1月前に死んだじいさんが守護霊として
ついてるらしい
その当時付き合ってた彼女からも同じこと言われた
俺と彼女が性行為にふけってる最中 守護霊である
じいさんは遠慮して外に出て行くらしい

なんだか申し訳ない気分になった

琵琶

747 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/07/01 17:39
子供の頃住んでた借家。
毎月晦日になると、夜の九時過ぎから天井裏から音がした。
なにかが動いているのだがいつも聞こえていたねずみの走る音とは違ってもっと大きななにかが動いてた。

父親が調べたことがあったがなにも見つけられなかった。
結局、実害もないことだしほおっておいた。

私が高校に入った頃、道路が拡張されるのに伴い家が取り壊されることになった。要は立ち退きだ。
で、取り壊しのあと業者から「天井裏でこんなものがみつかった」といって楽器の琵琶を持ってきた。

むろん家族の誰も琵琶なんかひかないし、大家も知らないという。まったく持ち主がわからなかった。
大家が「処分してくれ」といったので、そのまま処分されてしまったが、あの音と琵琶はなにか関係あ
ったのかな?