- 過去ログみてたら似たようなのがあって忘れ去ってた記憶を思い出した。
文がうまくないんで、わかりにくかったらスマソ
長文になるからうざかったら飛ばして。
転勤族だったので、小3の夏に都会から某田舎に引っ越してきた。ガキだったので、すぐに他の子供と仲良くなり、
3人の友だち(仮にA、B、Cとしておく)とよくつるんで、よく山だの川だの児童館だの公園だのに遊びに行ってた。
で、一年くらいがすぎて、また夏になった。
転向してきたときは、夏休みが終わってたんで、田舎ではじめての夏休みだったので異常にwktkしてたのを思い出すw
いつもの4人やたまに2~3人のほかの友達と連れ立って、毎日あっちいったりこっちいったりして遊んでいたんだが、
ある日、それは起こった。
ラジオ体操が終わって、俺は朝ごはんを食べてからすぐ遊びに行こうと思ってたんだが、母親に宿題をやってからだ、と言われたので、
しぶしぶ勉強してたんだ。もともと集中力がないんで、午前中ずっと頑張ろうと思ってたが、嫌になって途中で抜け出した。
で、いつも遊ぶ場所に、友達がいないか、探しに行った。
そこにAだけが昆虫採集だかなんだかわからんが遊んでて、声をかけて一緒に遊んでいた。
昼近くなったか、Aが「昼飯たべに帰りたい」と言い出したので、遊ぶのをやめて一緒に農道を歩いていた。
ジリジリと蒸し暑くて、セミがうるさく鳴いていたと思う。それが急にパタッとやんだんだ。
ガキだから「そんなこともあるんだな」と思ったんだが、Aが「変じゃねぇ?」「音がしない」とあわてふためきだした。
あまりにもAが騒ぐんで、俺も不気味になって泣きそうになってきたが、Aの手前、強がってた。
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Aが家に帰ろうと走りだして、俺もおいかけたんだが、Aが急に止まって前方を見ていた。
50mほど先に3~4人かの大人がいて、そのときは「そういう制服なんだろう」と思ってたんだが、かなり奇抜な格好をしていたように思う。
記憶では銀色のウェットスーツみたいな感じだったが、詳細はよく覚えていない。
「くねくね」読んでそれが混同しているかも。
そいつらがオレらを見て、なにやらコソコソ話し始めたんで、子供心に「なんかやべぇ」と思い出して、じっと見てるAに
「やばくねぇ?」って腕をひっぱって脇の田んぼのあぜ道から行こうと思ったんだが、Aが動かない。
なんか凍ったように止まってた。それがあまりにも不気味だったんで、チキンな俺は「うわぁぁぁぁああ」と叫んで泣いてしまった。
そしたら、その怪しげな大人たちが近寄ってきてて、テンパってた俺はAが死んだと思って、「救急車っ!救急車!!」って駆け寄った。
一人が「大丈夫」だのと言って落ち着かせようとしていたが、他の2人が「お前が悪い」「ふざけんな」って罵り合ってた。
口調が乱暴だったので勝手に「この人たちはヤクザだ」と思い込んでいた。
一人が俺に不思議な色の飴玉みたいなのをくれて
「今日のことは誰にも言ってはいけないよ。もし言ったらその人にはあまりよくないことが起こる」というようなことを念入りに言われた。
それから何が起こったのかよくわからないが、もとの状態に戻っていた。
Aはいなくなっていて、俺は当たり前のように、農道を歩いていた。
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これからが不気味なんだ。家に帰って飯食べてから、午後にAの家に行ったんだが、Aの家族がいなかった。
家が空家になっていて、その隣の知り合いのオバサンに聞きに行ったら「Aさん一家は何日か前に引っ越していった」と言う。
「さっきまでいたAは???」と普通なら疑問に思うのだが、バカな俺は直感で「さっきの連中に連れていかれたんだ」と感じて納得していたw
その後、Bに会って、またバカな俺は「言うな」と言われたのに、このことをべらべらしゃべっていた。
Bは「そんなのは夢だ」とか「Aは前に引っ越していった、連れ去られたはずがないwww」と俺をバカにしていた。
俺もバカな上にガキだったので、そんなもんだと思っていたんだ。
で、俺は中学までその土地にいて、高校からまた別の県に行くことになった。
数年前に中学の同窓会があって、久しぶりにその地に来んだが、そこでCと再会した。
小学校で転校していったAはもちろん、Bも来ていなかった。
Cと話してて、不気味だったんだが、なぜかAとBの記憶がないんだ
あれだけ4人で遊んでいたのに。他の連中にも聞いたんだが、完全にないってわけでもないんだけど、
ほとんど記憶がなくて、異常なほど存在感が薄れていた。
ただAを覚えている奴もいて、「ああ、あいつ小学校で転校していったよな」と言っていて、不可解極まりなかった。
誰にも言うなっていうことだけど、あれから20年近くたってるから時効だと思って書いた。
駄文すまんこ
おわり