茶色い猫

342 :本当にあった怖い名無し :2007/04/21(土) 23:03:03 ID:98b/pEy40
老人保健施設で働いてるものです。
利用者の1人が、ある日ものすごくハイテンション
になって、わけを聞くと、窓の外にいる茶色い猫が
自分の痛い足をすっかり治してくれたとのこと。
認知症で虚言、妄想の方は沢山見てきたが、その方の
喜びように今回ばかりはただならぬものを感じて無視できなかった。
その方が窓の外を指差して、そこにまだその猫がいると訴えて
くるが、実際は何もいない。やはり認知症の症状かと思ったが
、ためしに別の利用者に猫がいるかと尋ねてみた。
答えは、さっきからずっとそこにいると。で、色はと訊くと
赤茶色だって言う。
幻視とか痴呆っていうのはこちらにいる側が
一方的に考えているものかもしれない。
半分くらいあちらの世界に行ってる人は本当に
違う次元のものが見えてるのかもしれないと思いました。

骨董男

304 :本当にあった怖い名無し[sage ] :2007/04/19(木) 12:23:59 ID:mArsrUAv0
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが 17歳の頃までだから私は話でしか知らないのだけど結構
面白い話を聞けた。
『 骨 董 男 』
その日の喜一は店番をしていた。喜一がレジ台に顎を乗せて晴天の空を恨めしそうに見上げていた
とき「もし、坊やここの主はどこかね?」喜一はビクっと体を大きくはねらせた全く人の気配が無
かったのに急に太った男が店の前に現れたのだ。「えっと親父は骨董市に出かけてて夜まで戻らな
いよ」喜一の言葉に男は急に挙動不振になった、「どうしよう…どうしようか?…いやしかし…」
男は何やらぶつくさ言い出した、男はもう水無月になると言うのに大きな虫食いだらけのコートを
羽織り、帽子を深くかぶっていた、男の成りを見て喜一はこつは金に困ってガラクタを押し売りに
来たタイプだな、動きがせわしないのはきっと取立にでも追われているのだろうと喜一は考えた。
男の独り言はまるで相談の様「どうする?しかし時間が無いぞ、この子に任せてはどうだろう?、
でもこんなガキに全てを任せるのは…」喜一は男の態度にイライラし「おじさん冷やかしなら帰っ
てくれよ、今は買い取り出来ないからさ」喜一がきつく言うと男はガラクタがあふれ出るパンパン
のカバンを悲しげに見つめて無言で出て行った。
その日の夕方「おいキー坊」店に駐在さんがやってきた「なななな何俺何にもしてないよ」身に覚
えは無いが喜一は体を強張らせた。「はは、お前に用はねぇよ親父さんいるかい?」今日の親父は
人気物だ「夜まで戻らないけど親父がどーしたの?」喜一の声に「そうか、困ったな、たぶんお前
さんちの落とし物だと思って持ってきたんだけどよ確認の使用がねぇな」髭をさすりながら駐在さん
が荷車で運ばせた物は昼にきた客の持ち物だった。持ち物だけじゃない服、靴、帽子全てだった。
「こんな骨董品扱ってるの何てお前さん家ぐらいだろう?でも落とし物としては不自然でなカバン
の中だけじゃなく服の中にまでパンパンに骨董品が詰まっててよ、帽子の中にまでだぜ?」喜一は
ごくりとつばを飲んだ何かが起こった、もしくは起こっていると感じたからだ。駐在さんには見覚
えがあると言い荷物を店で預かり一つ一つを広げてみた。

305 :本当にあった怖い名無し[sage] :2007/04/19(木) 12:24:39 ID:mArsrUAv0
乱雑にガラクタが詰まっていた鞄の中から一つだけ立派な桐の箱が出て来た「へその緒か?」喜一
は箱の中が気になったが恐ろしさもあったため箱は開けず親父の帰りを待つ事にした。
夜になり親父が帰って来た、喜一は店から居間に入り玄関の親父の元へと走った、「親父!ちょっ
と来て!」喜一の声にほろ酔いだった親父の目つきが変わる。
店に入りガラクタの山を見るなり「そうか、そうだったか…喜一、俺宛の郵便持って来い」喜一が
何を言うわけでもなく親父には何か解ったのか喜一に命令した。親父はここ3日他県の骨董市(一
種の寄合)に顔を出していたため2日分の郵便物が貯まっていた。親父は一つのハガキを見つける
とため息をつき「すまなかったなぁ…」とガラクタに向かってぽつりと言った。
親父は数ヶ月程前旧友の家に招かれた、古い納屋を近々取り壊すため中の骨董品を鑑定して欲しい
と言われたのだ、高値で売れれば骨董品を頭金に納屋を新調しようとしていたのだがどれも商品に
なる様な物は無く旧友は納屋の新調を先延ばしにする事にした。ガラクタばかりだったが親父は何
かを感じたのか納屋を取り壊すさい骨董品を引き取らせて欲しいと言い旧友も快く承諾した。
ハガキは「言い忘れていたが取り壊しを2日後行う」と言う内容の物。
あのガラクタ達は納屋ごと捨てられるのを恐れ親父の約束を信じここまでやってきたのだ、小さな
小さな力を集めぎゅうぎゅうになってここまで来たが親父は留守、そして道ばたで力つきたのだっ
た。「これは?」親父が桐の箱に気付いた「こんな物あいつの家で見なかったが…」親父が桐の箱
を開けた「こいつは…凄いな…」中には綺麗な石が入っていた何かの宝石の様だ。
自分達がお金にならない事を分っていたのか、喜一にはそれが引き取り金に見えた。「はは…律儀
なもんだな」そう言うと親父は一つ一つを磨きだした。
ガラクタの中には何に使うのか分らないような古い道具まであった、修理された後があり大切に使
われていた事がわかる。喜一は後悔した昼間の事を、ガラクタを丁寧に磨く親父の背中を見て喜一
は物も人にも大切に接すればいつか自分にもこんな素敵な奇跡が起るだろうか?そんな事を思いな
がら親父と一緒に遅くまでガラクタ達を磨いたのだった。

返事

292 :本当にあった怖い名無し[sage] :2007/04/18(水) 21:23:50 ID:OfYA388A0
リビングに置いてある家族用のパソコンをしていた時の話
俺「今日のご飯何?」
母「いつも通り」
俺「ん、わかった」

その直後に気づいたよ 母は姉を迎えに行っていて家には俺一人だってこと

地震雲

200 :自信蜘蛛[sage] :2007/04/13(金) 19:10:53 ID:HYe9Agbw0
午後五時ごろ 奈良県の方角に 地震雲が 立ち上っているのを 見ました。

近いうちに 京都もしくは 奈良地方付近で 地震が

起こるかもしれません。

もし、はずれたら、地震雲を 信じないことにします。

それは、飛行機雲ではなく、垂直に伸びている雲でした。

異様な雲でした。

254 :自信蜘蛛[sage] :2007/04/15(日) 22:10:19 ID:dKJkHPb10
>>200 なんですけどぅ
じつは、そのとき、車からデジカメで写真を撮りました。

方角は 奈良方面に見えましたが、今から思うとその

ちょうど見た場所(泉大津)から直線を引けば、

その延長には、四日市があります。

写真を うぷ したいのですが、やり方がわかりません。

教えてちょんまげ。

257 :自信蜘蛛[sage] :2007/04/15(日) 22:46:59 ID:dKJkHPb10
>>231 さんへ
どうぞ

http://puka-world.com/php/upload/ren/img-box/1176644601598.jpg

簡単に うぷ できたんだね。 うん。

260 :自信蜘蛛[sage] :2007/04/15(日) 23:04:04 ID:dKJkHPb10
もう一枚あります。
http://puka-world.com/php/upload/ren/img-box/1176645763559.jpg

262 :自信蜘蛛[sage] :2007/04/15(日) 23:13:56 ID:dKJkHPb10
雲って、普通 風に流されて段々と形が変わっていきますよね。
この地震雲 ? は、流れもせずに同じ場所に くっきりと

浮かんでいたので、奇妙に思いました。

煙ではありませんし、縦になる雲は不思議でした。

そして、30分くらいで、消えていきました。

以上。

国語の教科書

193 :本当にあった怖い名無し[sage] :2007/04/11(水) 23:38:35 ID:qA8cgyyT0
地味だけど当人としては本気で不思議な話をひとつ。
私が小学校2年か3年の頃のハナシ。
普段どおり家に帰ってランドセルを開けて、明日の時間割の準備をしてたんだ。
そしたら国語の教科書が二冊入ってた。
「ああ、きっと隣の席のK君の間違って持って帰っちゃったんだ」と思って
最後のページの名前欄をみたら、やっぱり蛍光ピンクの水性ペンの太字の方wで
彼のフルネームが書いてあったんだわ。その名前をお母さんにも見せて、
今日音読の宿題あるから彼の家まで届けに行こうってことになって、届けにいったんだ。
そんでその子んち持って行ったら「え?あるよ?」っていわれて
「ええ?!そんなハズは、だってこれにK君の名前書いてあるよ?」って
教科書の名前欄開けたらそこにはさっきの蛍光ピンクは何処にもなく、
整った黒の油性の名前ペンでYちゃんのフルネームが書いてあった。
私も私の母も蛍光ピンクのKくんが自筆しただろう不細工な字を見てるのに。
ふたりで「?」を連発しながらYちゃんとこに届けに行きました。
ホントにあれはなんだったんだろう。

溶けるようにロスト

107 :本当にあった怖い名無し :2007/04/05(木) 11:44:18 ID:1P5uaqIV0
オム■ンの研究機関に居る姉の後輩が遭遇した実話。後輩の勤め先は○和重工。
猫は子規が近づくと去り行くという都市伝説を検証すべく、趣味で老猫やケージを買い集め、勤め先のソナー計器の設備まで私用した。
行動の自由を制限した猫の氏は普通に確認できた。しかし、GPS機能のついた電子錠付きの足輪を着けた猫と何も着けずにソナーで付回した猫に異変。
電子錠の動きが停止した場所に、その電子錠以外の残骸も痕跡も無し。ソナーで捕捉していたものは、前方から溶けるようにロスト。(←これだよ)
これを科学的に解説できる方いたら是非どうぞ。姉の後輩も、近飢&職場の便所によくいく中の下みたいな男になるばかりで、
猫の謎は解けません。姉も、「どこかの牝猫の胎内に行ったんだよ」とかわけのわからん慰撫を電話でしてます。
惣菜パン野郎の職場カーストはともかく、猫研究結果の真相を求めます。アンチエイジングのヒントがうずもれてるやもしれんし。
この分野はアンデッドOKの猛者でも怯えるほどだから、皆もエニグマ・空間系が恐いのはわかるが、頼む。