自転車

600 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/27 09:52
ありがちかも知れないけど小さい頃の話。
夢の中で全身真っ黒で黄色い大きな目をしている3人組に追われる夢を見た。

夢の中で俺は、補助輪付きの児童用自転車に乗って、彼らから必死になって逃げていた。
自転車のハンドルの真ん中には透明プラスチック製の飾りランプが付いていて、
ハンドルに付けられたボタンを押すとランプが光って音が出るのだ。
それが、まだ小さかった俺の自慢だったが、今はそれどころじゃない。

俺は汗だくになって小さな自転車を漕ぐのだが、彼らは手足を振り回すような走り方で
余裕を見せつつ笑い声を上げて追いかけてくる。
彼らとの距離が縮まり「もうだめだ!」と思ったその時、いきなり自転車の荷台の部分を捕まれ
乱暴に自転車ごと押し倒されたところで目が覚めた。
俺は隣で寝ていた両親に泣きながら夢の話をしたが、なだめられているうちに
安心したのか、再び眠りについてしまったようだった。

そして次の日、幼稚園から帰ってきた俺が、昨日の夢を思い出しながら自転車小屋に向かうと
そこには飾りランプが目茶苦茶に壊れた俺の自転車があった。

義姉

581 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/27 01:02
余り周囲の人には言えないタイプの話なのですが、こちらでなら聞いていただけるかも知れないと思い、書き込んでみます。とにかく誰かに聞いてもらって自分の中で整理をつけたいのです。長いんですが…。

二年前、義理の姉が死んでしまいました。
後述する様に、私が明確に「自分の家族だ」と思って居るのは兄しか居ません。兄も同様ですので、兄の結婚後離れて暮らす様になっても互いに行き来し合っていた事もあり、私と義姉とは本当の家族の様になっていました(少なくとも私はそう思っていました)。
だから新婚だった兄の悲嘆は深いものでしたが、私も大学を休学する程落ち込んでしまっていたと言う状況でした。兄夫妻が暮らしていた実家の私の部屋で私は義姉の事に付いて考え続け、そして妙な事を思い出したのです。
それは子供の頃の記憶でした。忘れた事はなかったのですが、特に思い出したり義姉と結び付けたりする様な事はなかった様なものです。
それはこんなものでした。

続きます


582 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/27 01:06
続きです。

私と兄とは、子供の頃一時期東北の親戚の家に預けられていました。私の家はちょっと環境が複雑で、両親は殆ど日常茶飯事に姿をくらますと言う状況でした。ですから多分、逐電対策として手の空いて居た親戚の所に放り込まれたのだと思います。
今にして思えば、あれ自体が不思議な体験でした。多分過疎の村だったのだと思いますが、何しろ老人しかいないのです。少なくとも子供なんかはおらず、就学年齢前だった私はともかく、五歳年上の兄迄も、学校にも行かず日がな一日ぶらぶら畑の中の道を歩いていました。
親戚の人に意地悪された記憶なんかはないのですが、親切にされたと言う記憶もなく、はっきり言うと何処の誰だったかも思い出せない曖昧な過去です。私達は大声を出して遊ぶ事も憚られる様なその静かな村で、「寂しいねー」とか言いながら過ごしていました。
で、そこで私は一日だけちょっと不思議な体験をしたのです。
はっきり言って不思議と言ってもこの段階では「地味」なものに入ります。老人ばかりのその村の私達兄妹だけの遊び場に、若い女の人がやって来たのです。
幼児らしく思考能力のなかった私の方は「わーいお姉さんだー。今日はー」とか言っていた記憶がありますが、兄は流石に警戒して私を引き戻したりしていました。ですが兄もそのうち慣れてしまった様で、私達は三人で暗くなる迄遊びました。
で、何処が不思議なのかと言うと、先ず、次の日からそんなお姉さんには全然会えなかったと言う事。そしてそこは東北であったにも関わらず、何故か女性は関西の言葉を話していた事(これは実を言うと曖昧です。でも、多分そうだったと思います)。
更に、そのお姉さんが時々私達に理由もなく謝っていた事です。
一番最後の事があった故に、私はこの出来事を覚えているのです。遊びの切れ間にいきなり「ごめんね」とか言い出すので、ぎょっとするわ少し怖いわで、そのお姉さんの事を「変だなあ」と思っていました。
記憶はここ迄。で、「実家で義姉について考えて居た」所迄話を戻します。

583 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/27 01:08
更に続いています。

物凄く哀しんでいたから、多分その所為もあるんでしょうけど、記憶の中のその女性と義姉が、私には同一人物としか思えなくなりました。
顔も似ていた様な気がするし、姉も関西人でした。飛躍し過ぎだとセルフ突っ込みを入れつつも、思考は止まりません。そしてもう一つ小さな事を思い出しました。
兄と義姉が結婚する前、「あの兄の何処が良かったの」みたいな事を訊ねたら、義姉は「○○(兄の名前)君に物凄い勢いで口説かれてそのまま流された」と笑って答えたのです。
正直、にわかには信じ難い話でした。先程お話した様な家庭の事情が原因だと思うのですが、兄には人間不信気味な所があります。
大人になっても兄は、顔も頭も決して悪くないのに「怖い人」で通っており、家族以外にフレンドリーにしている所なんか見た事もありませんでした。
以上の様な事情を話しつつ義姉からより話を聞くと、「前に会った事がないか」としつこく言って来たというのです。
単に物凄く義姉が好みだったに過ぎないと言う可能性もありますが、それにしたって、少しでも兄を知っている人にとって彼が人を口説いたりする様を想像するのは中々困難です。
本当に「兄は義姉と以前に会っている」と考える方が私には自然に思えます。で、それは子供の頃に会ったあのお姉さんじゃないだろうか!と。
その時は盛り上がりましたが、やがて二、三ヶ月経ち、どうにか立ち直って来てみるとどう考えても違う様に思えて来ました。兄も取りあえず外見は大丈夫そうになって来ていたし、私はバイトもあったので大学近くのアパートに戻る事にしました。



585 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/27 01:10
続きで、最後です。

それで、二年が普通に過ぎまして、ついこの間の事です。

今年のゴールデンウィークに私は兄と会い、多分初めて、姉が死んだ時の話を兄の口から聞きました。
姉の死因は交通事故です。病院に運び込まれて、手術前に兄と話した時、義姉は「先に死んじゃうなんて●●ちゃん(私です)にもうしわけない」とか「ちゃんと謝りたい」みたいな事を言ってくれていたそうです。
家庭に恵まれなかった私の事を、姉はいつも気にかけてくれていました。
それで、私は子供の頃会ったあの女の人の事をまた思い出したのです。
姉は優しい人だから、幼少時見捨てられた子供だった私達の事を最後迄気にかけて、訪ねてくれたのではないか。
そして(そんな事いいのに)謝ってくれたのではないだろうか。そう思った訳です。

何だかすっきり整理が付いた様な口調ですが、本当はそうでもなく、可能性が増えてしまっただけに結構混乱しています。
兄に、昔のあの女性の事を義姉だと思っているか、なんて話は流石に出来ないし、友人達にするには家庭の事情を話さなければならない部分も多い為、躊躇われるのです。
長くなってしまってすみません。でも、私の中でちょっと整理がつきました。「不思議だなあ」って体験です。
それでは。
あ、こちらのスレ好きですので、これからも楽しみに読ませて頂きますね。

角っこの席

554 名前:チキン投稿日:02/05/26 06:46
おはよう。子供の頃の自分の体験をひとつ。

俺が幼稚園に通う前か通い始めたかの頃の話。
当時住んでた家は、田舎によくある様な古い家でした。
ご飯食べる所が10畳から12畳位の広さで畳敷き。
で、家は大工なんだけど、職人さんが4人程いたから家族7人含めて全員で囲める長方形の大きな食卓が置いてありました。
みんな座る所が決まってて、父が台所との仕切のくもりガラスの戸を背にして上座に、俺は父の左手側のすぐ角が定位置でした。
でも俺は一番角っこには絶対座らなかった。
必ず角には子供用の椅子(パイプで出来たアニメかなんかの絵がプリントされてるやつです)を置いて、自分はその隣に。
だからいつもみんなに「こぼしたりするから椅子に座って食べなさい」注意されていました。
でも絶対いやだったんです。
なぜかと言うとね、自分の右手側にあるくもりガラスの向こうが恐かったんです。
夏でも必ず閉めてあったそのガラス戸の向こうに、小さな人がいるのが(その頃の俺には)見えてたから。
そんで、椅子に座っちゃうと(つまり角に座ると)その人影が立っていて、そこを開けてこっちに出てこようとする様に立ち上がってるのが見える。もうはっきり見えてた。
でも自分とそのガラス戸の間に椅子があると、その人影がいなかったり、もし見えてても座ったままで動かなかったりしてた。
子供の自分は、その椅子を仕切や結界みたく思ってました。
なんつーかその椅子が安心感をくれてた様に記憶してます。
プリントされてた絵柄がウルトラマンかなんかだったのも大いに関係あったんだろうね。
その椅子は建て替えの時に親が捨てたそうですが、その時は大層ごねたんだと後で聞かされました。
今もたまにあの人影が当時の映像そのままに夢に出てきたり。
子供の俺がえらい恐れてたあの人影、なんだったんだろう?

足の裏

534 名前:他板住人投稿日:02/05/25 18:56
こんちは。選対の土産物に頂いたPart1が気に入りまして、お邪魔します。
私にも不可解な体験というものがあるもので。

もうすぐ6歳になるかって時のことだったと思います。
家を新築した冬、遠方の祖父母が泊まりに来たんです。
私と姉は、祖父母が泊まりに来た日・祖父母の家に泊まりに行った日は、
朝は早起きして祖父母の布団に転がりこみ、二度寝するようにしてました。
その日の朝も、私達は祖父母が泊まっている二階の座敷に行きました。
長いこと四人で寝ていたのですが、朝食時に祖父母と姉は階下に下り、
当時からズボラだった私だけが、座敷で三度寝を決め込んでいました。
つづく

535 名前:他板住人投稿日:02/05/25 19:08
三人がいなくなってしばらくしてから気付いたんですが、
布団の中、足元の辺りに何かがモゾモゾしているんです。
これでうちが犬猫でも飼ってたら話は早いんですが、そんなのいないし。
気のせいだろうと思った瞬間。
私の足の裏に「誰か」の足の裏がピッタリとくっついてきたんです。

「誰か」の足は割と大きめで、指紋のザラついた感触がありました。
何故か、大人の男の人の足だと直感的に思いました。だからその時は、
「おじいちゃんが布団にもぐって隠れてるんだ」と思ったんです。
でも祖父は祖母や姉と一緒に、確かに部屋を出て行ってたんですね。
現に、階下の台所から話し声が聞こえてくるし。
まだつづく

537 名前:他板住人投稿日:02/05/25 19:19
体を起こして布団の上から足元を見ましたが(その間も足はくっついてた)、
大人が入ってるような膨らみは布団にはありませんでした。
次に一回布団から出て、布団と毛布とを全部はぎとってみました。
でも、やっぱり誰もいませんでした。

祖父母は冬場、布団の中に電気湯たんぽみたいなのを入れてたんで、
それと勘違いしてるんじゃないかと一瞬思いましたが、それも違う。
祖父が「消しとくけんな」と言って電源を抜いていったんです。
現に電気湯たんぽ?は机の上にありました。
じゃあ、私の足に触れていたのはなんだったんでしょう?
もうちょいつづく

538 名前:他板住人投稿日:02/05/25 19:29
まぁ、気のせいだろうと思ったんです。で、また布団に入った。
足を気持ちよく伸ばした瞬間、また足の裏に……ピタ。
それから何度布団をめくっても、布団の中に潜り込んでみても、
「誰か」の足を見ることはできませんでした。手で触ることも不可能。
ただ、私が布団に足を突っ込んでいる間、足の裏がくっついてくるだけ。
押してくるわけでもなく、身動きするわけでもなく。
次で最後

539 名前:他板住人投稿日:02/05/25 19:47
もういいやと思って布団に入り直し、しばらくその「誰か」の足と一緒に寝ました。
いいかげんご飯を食べに下りるまで。だいたい5分間くらいだったかな。
その足の裏、すごく温かくて気持ち良かったんです。電気懐炉と間違うくらい。
だからかな、「誰か」自体は怖くはありませんでした。今でも怖くないです。
「誰か」の足の裏を足の指先でくすぐったり、軽く押してみたりしてました。
……反応、かえってこなかったけど。

この体験、後に家族と祖父母に打ち明けましたが、信じてもらえませんでした。
私はそれから何度か座敷で寝ることがありましたが、あの「誰か」の足と
再会?することは二度とありませんでした。
あれはなんだったのかな?ご存知の方、いらっしゃったら教えてください。
以上終わり。長文でスレ汚し、すみませんでした。

ボール

499 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/25 00:28
昔にも書いたけど・・・・
小学1年のゴールデンウィークに家族と潮干狩りに出かけた。
貝を掘る事になんの楽しみも見いだせなかったから少し離れた所で
砂遊びや波打ち際で足をばしゃばしゃさせたりして時間を潰してた。
そん時にボールが砂に埋まって半分顔出しているのを見つけて俺は掘り返した。
そしたらそのボールに目玉がついててキョロキョロしてた。
めちゃくちゃ恐かったが当時ゲゲゲの鬼太郎(野沢雅子版)が再放送していて
妖怪と仲良くなれると思った俺は友達になろうよ的な事を口走った。
するとその目玉がギョロっと白目を剥いたから思いっきり投げた。
それを家族に言おうとしても何故か忘れてしまう。んで思い出してもまた同じ。
数年前テレビでアイドルが俺と同じような体験を語っていたので
もしかしたら仲間なのかも。
そのアイドルは貝殻に目玉が突いてたと言っていたが。

俺今22歳。

O村さん

482 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/23 04:40
私は霊感とかないほうなんですが、
2年前に父が25年間勤めた会社を定年退職した時のこと、会社の方達が
父の送別会をしてくれることになりました、その送別会の日の夜、
私が寝ていると、時間は分かりませんがたぶん深夜1時~2時くらいに父が酔って帰ってきました。
が、誰かにタクシーで送ってもらった様子で、

母 「O村さん、こんなに遅くに(送ってもらって)すいません~。」
??「いえいえいいんですよ、xxさん(父)にはお世話になったから」
母 「ホラ、しっかりしなさい>父」
??「じゃあこれで。」
母 「ほんと、すいませんO村さん暗いからお気をつけて!」

という声が庭のほうから聞こえてきました。
私も寝ながら「遠いのに家まで送ってくれるなんて親切な人がいるな」と思って寝ました。
朝、母に夜中に父を送ってくれたO村さんのことを話ました。

私 「昨日O村さんに送ってもらったんでしょ?親切だね」
母 「はぁ?知らないよ、だってお母さん先に寝ちゃったからどうせタクシーで帰って来たんでしょ?」
私 「ウソだ~だってO村さんに送ってもらってお礼言ってたじゃん!」
母 「O村さんって、お父さんの同僚だけど3年前に胃ガンで亡くなってるんだよ」
私 「・・・・・!?」

話を聞くとO村さんは父の同僚で、年齢も近いため父と仲が良かったそうですが、
3年前に胃ガンで亡くなっていました。
O村さんも父の送別会に出ていたのかも・・・。

ハットリ

410 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/19 14:34
ただの空耳なんだけど、小さい時、旅行でホテル泊まってたら、
夜中に歌が聞こえてきた。最初は宴会だと思って「うるさいなー」と
思ってたんだけど、よく聞いてると、サビの繰り返し。
なぜか忍者ハットリくんの歌で、
♪ござるござるよハットリくーんーはー ゆかいな味方 
忍者でごっざっるーぅ 忍者でごっざっるっ♪
この部分のみエンドレス。ずーっとずーっと確かに聴こえるので、
隣に寝ていた母を揺り起こすが、聴こえないと言って寝てしまった。
未だに何でそんな空耳だったのか、謎。

増える

404 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/19 13:00
小3か小4の頃だったと思うけど、自分の部屋の作りつけの物入れが怖かった。
その物入れはマンガとかおもちゃとかを入れる所だった。
ある日、いつものようにマンガを読もうとゴソゴソしているとキャンディ×2の四巻
が2冊ある事に気が付いた。?と思ったけど、だぶって買ったんだと思った。
そのまたある日、今度はキャンディ×2の九巻(イラスト付の最終巻)が2冊になっ
っていた。でも、だぶって買った覚えも他人に借りた覚えも無いんだ。怖くなって
母親に言うと、「お金、いれとけば?」とガハガハ笑っていた。腑に落ちないながら
も、やっぱり勘違いかなぁ、、と胸を納めた。
だけど、不思議だったのはさぁ、おじいちゃんが買ってくれたおもちゃの腕輪がね、
やっぱり2個に増えてた事なの。おじいちゃんは一個しか買ってないよって言ってた。
女孫は私だけだし、からかってるわけでもなさそうだった。怖かったので兄に部屋を
代わってもらいました。それからは何事もなくなり、兄には嘘つき、とよく泣かされ
た。当時、小児喘息だったから頭に酸素がいかなかったのかな。
あれはなんだったのか。同じような目に遭った人はいますかぁ?

奥多摩

381 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/18 23:24
5~6年前の夏、奥多摩のほうにドライブにいたとき、
林道の枝道に迷い込んでしまい麓に下る看板のあったゲートを
強引に開けて入っていった。入るごとにどんどん草が深くなって
いってヤバイとおもったが突然視界がひらけて別荘地みたいな場所にでた
どの棟も建てたばかりみたいで、「売家」看板もあった
しかし不思議なことに誰も住んでいなかった。
霊感の強い友人が「線香のにおいがする」とかヤバいこといいはじめた
んで、急いでもどって反対側の売店のオヤジに聞いたら、
"行ってはいけない場所"みたいなところだった。
地図をもっているが、たしかに道がのってない。
もう二度といけない場所かも・・・・・・

サンクチュアリ

334 名前:P・アンジェリック投稿日:02/05/15 01:13
幼稚園に通ってた頃の話。
当時僕にはサンクチュアリが在りました。
僕にしか行けず、見えず、大人は勿論(親や先生)友達にすら行けなかった 
のです。僕の住んでいた場所は、住宅街で遊び場といえば小さな公園しかなかった
のです。でも、僕の聖域には森と透き通った小川と、小さな花園がありました。
魚やザリガニ、巨大なタニシ、綺麗な花など、こちらの世界に持ち帰ることが
できたので、親や友達は「何処で拾ってきたの?」と不思議がっていました。
ふと気がつくと、いつしか僕も行けなくなりました。どうしても、行き方がわからないのです。
毎日行ってた場所なのに・・・大人になった今も時々思い出して、もう一度だけ・・
と思うことがあります。作り話の様ですが、本当の話です。

長文ゴメンナサイ。

笑い声

302 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/14 04:05
たいした話ではないのですが、この前私が実家に帰ったときの話を…。
食事を済ませ、お風呂にも入り、さぁ寝ようかと自分の部屋に戻りました。
ベッドに入り横になったのですが、不思議と眠れませんでした。
そこでノートパソコンをベッドに持ち込み2ちゃんにつなぎ、眠くなるまで
時間をつぶそうとしました。
家族は皆早寝で12時を過ぎると静まり返ります。
時間は2時を回ったくらいでした。突然、

『アハハハハハ、ハハハ…!!』

と笑い声が私の部屋のドアのすぐ外から聞こえたのです。
私は驚きと同時に、背筋が凍りつくのを覚えました。
何よりも驚きを感じたのが、その声が私の声そのものだったのです…。
怖くなり布団にもぐったのですが、結局いつの間にか眠ってしまいました。
翌日、妹も私と同じ2階で眠っているので、夜中に笑い声を聞かなかったか
と尋ねたのですが、聞き覚えがないとのことでした。
私の中でドッペルゲンガー(?)と思っているのですが、何だったんだろう?

カーテンの隙間

211 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/09 00:44
5歳くらいの頃の話
夜に目が冴えて寝れなくなくなり、ボーッと起きてた
ふと窓のカーテンの隙間(3cm程)が気になりだし、暫くその隙間を見てた
すると突然窓の向うに人の顔(それも滑らかに押し潰された形で)がにゅっと現れた
なにやら喋っているらしいが窓の外側なのでよく聞こえない
怖くて潜り込んだ布団の隙間から恐る恐る覗く潰れた顔と声を観察しようとしたその時・・・
窓の内側のカーテンが少しづつ動き始め、滑らかに押し潰れた顔の全体が現れ出した
もうそのまま布団に潜り込み、朝まで顔を出しませんでした
もちろん朝になってカーテンを見たところ、お約束通りしっかりと全開でした

夢だとしても閉まってたカーテンが朝全開だったのは不思議ナリ

都庁のエレベーター

206 名前:クランツ ◆Xgg113Pc 投稿日:02/05/08 23:38
>>196サンの話を読み、思い出した記憶を。

5年ほど前、勤務先の都合で東京都庁に通い詰めておりました。
ある日、少し遅めの昼休みを過ごして事務所へ戻る途中に
庁舎1階で1階発・16階行きの各駅停車エレベーターを待っていたときのこと。
時間帯のせいか待ち人はオレひとり。…エレベーターの扉が開いて
反射的にカラダを脇に寄せるも、中は空。
何も考えずに乗り込み、行き先のボタンを押す。

…直後、言いようのない違和感を感じました。
エレベーターがどんどん下っていくんですよね、
行き先表示のボタンもいつの間にか消えてるし。
孤独が毛穴から沁み入ってきます。

数秒後、小さな揺れとともにエレベーターが止まると
扉の境を凝視しました。開くのかな、と。
しかし扉は開かず、わずかの間で再び浮上を始めました。
2度目に1階へ到着すると、何事もなかったかのように数名が乗り込んできたので
彼らの肩越しに手を伸ばし、もう一度行き先のボタンを押さなくてはなりませんでした。

たぶん保守の関係だと思うんですけど、行くはずのない地階にとどまっていた
ひととき、ウルトラQの名作「あけてくれ!」を思い出して高揚感を味わった
オレは根っからの特撮好きです、、

ヒビ

189 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/07 16:45
何年か前に
テレビにヒビが入ってた。
画面からフレームまで、思いっきり割れていて
爪でさわって
「あぁ・・こりゃ割れとる・・」と分かるくらいだった・・

でも
しばらくしたら
キレイに治った・・

怖くないけど、不思議だった。

高層ビル

176 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/06 09:01
家族旅行で青森県に出かけたときのはなしをします。

その旅行で私の兄は30分ほど迷子になった時間があったのですが
兄はその間無人の高層ビル群の街を彷徨っていたそうです。
失礼ですが、高層ビル群が青森県にあるかどうか疑問ですし、
しかも昼の2時ごろにビルの中にも全く人の姿が見えず、
車が一台も通らないということがありえるのでしょうか?

「こんにちは」

107 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/05/04 15:45
ずっとROMってたんだが学生時代のことを少々・・・

当時、阪急沿線「夙川駅」から歩いて10分~15分ぐらいの古い民家(民家といっても
結構大きかった)を「学生寮」として借りていた。そこに先輩4人、俺ら5人の9人で
生活していた。
ある日、玄関に近い一番大きな部屋(12畳ぐらいあった。)で先輩たちは
麻雀を、俺たちはドラクエをしたり本を読んでいたんだが、ふとある声に友達数人が気づき
「は~い」といいながら玄関にでてみた。(続く)


108 名前:107投稿日:02/05/04 15:57
先輩A:誰?
俺  :誰もいないんですけど・・・
先輩B:そんなわけないだろ・・・
先輩C:「こんにちは~」って聞いただろ!
俺  :そんな怒られても・・・なぁ・・・
友達1:ホントにいないんですよ
先輩C:でも聞いただろ「こんにちは~」って、女の人の声で
先輩D:!!男だろ?
友達2:「こんにちは~」って・・・今何時だよ?
友達3:午前3時・・・
一同:し~ん・・・

と、ここまでなんだが怖くも何ともないが不思議な話でした。
長文・乱文スマソ

トンネル

94 名前:なぜか格闘技板から来襲投稿日:02/05/04 06:47
二年前(2000年)の夏の夜中(午前1時ごろ)に気持ち悪い体験をした。
駅前から自宅に戻るときにタクシー代をケチって(歩くと1時間くらい掛かる)歩いて帰ってみた。
途中1キロくらいの長さのトンネルがあるんだけど、
入ってすぐに向こう側から幼稚園くらいの子供(たぶん男の子)が一人でこっちに歩いてきてるのに
気づいた。
直感的にやばいと思ったのできびすを返してトンネルを出て、
汗だくになりながら駅に戻った。
トンネルを抜けないと帰れないので、タクシーに乗ってトンネルを通ったけど誰もいなかった。
お化けっぽいとか動きがへんとかじゃなかったけど、
あの時の判断はいまでも正しかったと思ってる。