お盆の時期のお客さん

28 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 23:44:13.21 ID:W3ztiPBd0
>>17の親戚の家であった話 その2

先述のとおり盆と正月に行ってよく泊まっていたんだけど、これも盆での話。
その家は昔から食堂をやっていてね、でも田舎だから客はあまりいないんだ。
そこに大きな台所があって便利だからか、みんなご飯なんかそこで食べていた。
でも盆はね、大人も子供も全員寝るのが早かった、ある理由があったからなんだけど。
まずは子供たちが先に「早く寝なさい」なんて言われて食堂から追い出されるんだよね。
けどいつだったかひい婆ちゃんが大量にうどんを作っていることに気づいたんだよ。
だから俺が「お客さんが来るの?」と聞いたんだけど「ちょっとね」とはっきり答えてくれなかった。
そのことに気づいてからは毎年注意してみるようになったんだけど、ひい婆ちゃんは決まって同じようにうどんを作っていた。
そんなある年の夜、寝ていたんだけどションベンがしたくなって目が覚めた。
で、トイレへ行こうとしたらさ、トイレに行く途中にある廊下に食堂に通じるドアがあるんだけどさ
そこのドアの前を通りかかったときに誰かの話し声が聞こえたんだよね。
そしてその声の出所を探るとやはり食堂だったんだ。
でも食堂には誰もいなくて明かりもついていない、家人は俺ら親戚も含めて早く寝ている。
だから話し声が聞こえるのは妙な話なわけだ。

長くなったのでつづく。

29 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 23:48:53.67 ID:W3ztiPBd0
>>28のつづき。

俺は好奇心からこっそりドアに耳をつけて声の主が何を話しているのか聞いてみたらね、
声の主は複数いて「やっぱりおいしいね」「うんそうだな」とか言ってんの。
恐怖心もあったけどこっそりドアをあけて誰がいるのか見てみようとドアノブに手を伸ばしたところでね俺の肩に手が乗ったんだ。
なのでびびりながら後ろを振り返るとそこにはひい婆ちゃんがいた。
そしてひい婆ちゃんに連れられてトイレに行き用を済ませ、食堂(店の食堂ではなく家族の食堂)に連れて行かれた。
そこでこういう話を聞かされたんだ。
「ここは駅前の食堂だからね、昔からいろんな人が食べにきてくれた。
食べ終わったあと「ごちそうさん、また来るわ」なんて言ってくれる人もいてまた来てくれた人もいるけど
これなかった人もいるんだよ、出先で不幸に遭ったり戦争で亡くなったりしてね。
でもそんな人たちは亡くなったあとでも盆で帰ってくるときには店によってくれるんだよ」
それから数年後にひい婆ちゃんが亡くなりその家も老朽化で取り壊された。
だから真実かどうかすら分からねえけどね。

病院の中にいた真っ白な猫

98 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/28(月) 23:38:51.06 ID:AyXg9XhN0
以前勤めていた病院で当直中のこと。
深夜2時くらいにやっといろいろ落ち着いたので、翌日の準備をしようと
一人でICUを出て手術室に向かった。
ICUの入り口にある大きな自動ドアを出た瞬間、真っ白な猫が目の前を走り抜けた。
猫大好きなので何も考えず「にゃんこちゃーん、おいでー」といって追いかけたら
途中一度怯えたような顔で振り返り、そのまま手術室の方の暗闇へダッシュで逃げてしまった。
あきらめきれずに手術室やその周辺の暗闇を探して歩いたけど、結局発見できず。
当時その病院は旧棟(手術室がある棟)の改装中で、その時は手術室の上の階を改装していた。
もしかしてそこかなあと思い階段を上って上の階を覗いたが、
改装中ということで全ての窓に目張りがしてあり、昼間でも真っ暗な中にぽつぽつと緑の光がついているだけ。
もちろん人っ子一人いないので怖かったし、
手術室などがある階との境目ということで大きな鉄の扉で隔てられており、体重をかけて押したらやっと開くくらいのもの。
猫が通るのはまず不可能だろうと思い、
諦めてトボトボ手術室に行き用事を済ませた。
ICUに帰るとまだ上司が起きていたので、「さっき真っ白いかわいい猫がいたんですが、追いかけたら逃げちゃいましたー」と話すと
すごく微妙な顔をされた。
そこでやっとあれれ?おかしいのか?と気づく。
よく考えればICUがあるのはその年に建てられたばかりの新棟で、
猫が出てきたのはICU横にあるHCUの自動ドア。
入っている部屋の性質上、ほかの階よりも密閉性が高い。
しかも3階だし。

今でも猫を怖がらせてしまったことだけが心残り。
追いかけてごめんよー

タイムトリップ

96 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 20:18:11.17 ID:Ep1PvaUJ0
ほうほう・・・こんなのもあったんすか。

ちなみに一度10分くらいなんですが、小学生時代にタイムトリップも経験してます。
放課後に放送室にいて、時計みたら15時30分。
机に顔伏せて、数分後もう一回時計見たら15時20分になってました。
時計壊れてなかったんだけどなぁ・・・

某音楽大学での話

85 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 19:45:57.93 ID:Ep1PvaUJ0
俺一個だけ不思議な体験あるんだけど、これが書き込めたら書こうかな。
書き溜めてからだけども。

86 ::2011/02/28(月) 19:57:24.80 ID:Ep1PvaUJ0
某音楽大学での話。

そこには様々な棟があって、棟によってはよく心霊現象が報告されていました。
1号館の女子トイレは何故か合わせ鏡になっていて凄く不気味。
2号館でも急にドアが開いたり、講堂では幽霊が目撃されたり、授業中に不可解な音が出たり・・・
とにかく色々な噂があった。

そのなかで自分が経験した話があるので、それを話そうと思う。
それは練習棟で起こった。
4階建てなんだけど、その日は4階の奥に練習の部屋をとって練習するつもりだったんだ。
授業も終わり、急いで練習棟に戻る。

廊下は部屋をとれなかった人達が練習していて凄くやかましい。
4階の部屋の近くは金管パートが練習していたので尚更である。
急いで防音室の部屋に入り練習開始。
もくもくと課題をこなしていくのだが・・・
89 ::2011/02/28(月) 19:58:37.36 ID:Ep1PvaUJ0

練習をしていると、廊下側のドアの窓に人影が映るようになる。
なんだか気が散って練習出来ない。
しっかり覗き窓を見るんだけど誰もいない・・・
しかも横切った気がしたんだけど、一番奥の部屋だから人が行き来することなんてあんまりないはずだ。

そこで不審に思い、外に出て確かめる。
そこで奇妙な体験をする。

数分前までけたたましく鳴り響いていた金管パートの皆が誰もいないのである。
何十人もいた皆が数分間で消えてしまって無音状態。
確かめても誰もいない。部屋も満室だったのに誰もいない。

流石に気味が悪くなり、小走りに三階へ行こうとする。
しかし後ろから足音が聞こえる。追いかけてくる足音。
もう駄目だと思って全力疾走。

三階についたらそこにはオーボエやフルートが練習中。
凄く安心して4階に戻ると・・・
なんと金管パートが皆いるのである。
ほんのちょっと前までは皆いなかったのに、部屋も満室。


本当に怖かった。
あのままあの足音に追いつかれていたらと思うと・・・

おわり

謎の二人組

19 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 02:38:57.82 ID:tpNKtJUsO
ずっとROMってたけど、書かせてもらう。
恐くなかったら、文読みにくかったら、おまいら本当にごめん



小学校低学年の頃、俺はよく姉貴と姉貴の部屋で寝ていた(姉貴、ベッド 俺、布団)いつものようにどうでもいい話してた、確か夜22時くらいかな。


その時、夏だったからドアを開けてたんだが
いるんだよ、ドアの前に
誰か、大人が二人


間違っても絶対に両親じゃなかった


恐くなって姉貴に
『誰?あの人達…?』って聞いたら姉貴も
『…わかんない』ってゆうのよ。



まぁそれで俺は寝ちゃったんだけど、翌朝
昨夜見たのが夢だと思って姉貴に聞いたら
夢じゃない、との事


俺が寝た後、二人いたうちの1人(女性)が俺の枕元に来てじーっと俺の顔を見てたと姉貴に聞かされた


今でも思い出すと、鳥肌が経つ話

たずねて来てくれたおばちゃん

17 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 00:09:05.44 ID:W3ztiPBd0
むかしは婆さんと同居している親戚の家に
毎年盆と正月は泊りがけで行ったたんだけどね、
和歌山の田舎で戦前からあるためかいろいろある家でさ
これはそこで体験した話。

盆にその親戚の家に行ったら何か慌てててさ、
俺と妹と、いとこの女の子に「家にいなさいね」と言い残して
大人たちは全員出て行った。
残された俺らは囲碁の番と石を使ってオセロをしてたんだけど、
窓の外から「いや~○○(俺の名前)ちゃんたちきてたんやね」と大声がしたんだ。
見ると俺ら子供を可愛がってくれたおばちゃんで、その親戚の家がある長屋の数軒隣に住んでいた。
で適当な話をしておばちゃんは「お母さんたちによろしくね」と言って去っていった。
そして再び俺らはオセロ遊びを始めたんだけど、俺といとこは同時にあることに気づいたんだよ
そこが二階だってことに!
もちろん窓の外に人が立てるようなスペースがまったくなく、
俺といとこはびびり出して震えてた。
しばらくして帰ってきた大人たちにそのことを言うと
「そう、最後にお別れ言いにきてくれたんやね」なんて言ってる。
翌日、今度は俺や妹、いとこも全員連れ出された、おばちゃんの家に。
そこには棺に入ったおばちゃんがいたよ。
病気で入院していたけど前日に亡くなってたそうな。

ミケ

16 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/27(日) 23:03:37.05 ID:WWsq0BLTO
私の家では猫を飼っていた。
私が生まれる前から飼っていて16年くらい生きた。
性格も見た目も、動物のお医者さんに出てくるミケに似ていた。
まぁ我が家でも三毛猫なので、ミケと名付けられていたのだが、
ミケは私のことを明らかに自分の子供か弟妹だと思っていた節がある。
朝は幼稚園がある時は、いつも起きる時間に起こしてくれ
時には、雀の狩りの仕方を教えてくれた。
ある日、私が幼稚園で苛められ、帰ってきたとき、ついミケにグチったことがある。
ミケは、話が終わるとぷいと出て行ってしまった。
私は明日も幼稚園からの帰り道やなんかに
苛められるのかと不安だった。
翌日、不安は的中した。が、いじめっ子たちが私を苛めようとすると、
ミケが現れた。
ミケはいじめっこたちに威嚇したが、
多勢に無勢。けられてしまった。
すると、家の陰や屋根や草村から、猫が20匹くらい現れ、
いじめっ子たちに威嚇しだした。
いじめっ子たちは、さすがに怖くなったらしく逃げた。
それを見てミケは、他の猫たちに
「みゃーお」と一声なくとお辞儀した。
次の日も、その次の日も、いじめっ子たちを追い払ってくれた。
そんなミケはもういない。

ID:mQADdAbm0さんの心霊体験

71 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/27(日) 15:00:04.58 ID:mQADdAbm0
自分は心霊現象とかあまり信じない(信じたくない)タイプなのですが、
いまだに自分の中で解決できない、不思議で仕方がない出来事を書いてみます。

1、高校生の時の話。小雨の降る中、傘を差しながら自転車に乗って家に向かっていた。
ちょっと危ない話だけど、雨が当たらないように傘を前方に傾けながら走っていた。
その時、黄色い傘を持ち赤いランドセルをしょった小さな女の子とすれ違った。
こっちは自転車だったからすれ違ったのは一瞬だったけど、なんだか気になってすぐに振り返ってみた。
そんな女の子はどこにもいなかった。


2、かなり薄暗くなった住宅街を、塾に向かって自転車で走っていた。
ふと前方から20~30代ぐらいの男性が、ゆっくりと歩いてくるのが見えた。
すれ違う瞬間、こっちに顔を向けてニヤ、と笑った。
黒い短髪に、眼鏡をかけて青白い顔をしていた。
何より怖かったのは、フタのあいた大きいダンボールを抱えていて、その中には位牌が一個置いてあった。
(これはただの精神病を持った人だったのかな?と今では思う)


3、私と女友達とナンパで知り合った男性2人、合計4人で心霊スポットに行くことになった。
市外の山中に入った所にあるすでに廃校になった木造の小学校だった。
山道に入ると、ラジオの電波が入らなくなり雑音が増えてくる。
段々みんな怖くなり、全員のPHSの電源をOFFにして一か所に置いておいた。
元々、PHSの電波は届かない山中なので意味はないのだが、気休めのようなものだったと思う。
しかし私はPHSの他に、ポケベルも持っていたのをその時すっかろ忘れていた。
そしてポケベルの電波は非常に強く、その山中でも受信可能な状態にあった。
目的の小学校の中庭に入りエンジンを止めた瞬間。私の鞄の中でポケベルが鳴った。
全員飛び上がるように驚くなか、ポケベルのメッセージを確認すると・・・
「イマイクンヲタスケテ」

ゴム動力のプロペラ機

15 :本当にあった怖い名無し:2011/02/27(日) 12:39:52.14 ID:Mf/FSWqxO
25年ぐらい前の思い出。
小学二年生だった俺は親戚の家で従兄弟たちと、
当時駄菓子屋で売っていたゴム動力のプロペラ機
で遊んでいた。

その日は晴天で特に強い風も吹いていなかった。
それまで水平に飛ばして遊んでいたが、従兄弟が
斜め45度の上空に飛ばしてみたら10メートルぐら
い飛んだところで『パンッ!』って音がして飛行機
消えた。

不思議に思いつつ俺も同じように飛ばすとやはり
『パンッ!』と音がして消える。

『あれ~?』と二人で辺りを飛行機を探すがなか
なか見つからない。

しばらく探していたが諦めて親戚の女子も交え鬼
ごっこだかかくれんぼをしていたら遊んでいた場
所から20メートル離れた納屋の裏(なんでこんなと
ころにって場所)で二機とも見つかった。

当時は深く考えなかったけど、今にして謎に思う。

駅前の小屋

63 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/27(日) 07:34:01.48 ID:eYOjPfioP
小学校の冬休みの時のことだったと思う。
珍しく、僕は友人とスケートを滑りに行った。
その帰り道、時間は7時ぐらい、日もとっぷりと暮れ、
僕の家までもう、4,5分というところで、友人が、
ある小屋の中を覗いてみないか、と言い出した。

その小屋とは、駅前に、駅の乗降客目当てにお焼きを売っていたもので、
その線が廃線となってからもしばらくは頑張っていたが、
今は人気なく、何もない、ただ、道があるだけの四角に
ひっそりと立っていた。

疲れていたし、もう、遅かったけれども、家がもう近いこともあって、僕は同意した。

と言っても、中は物置くらいのスペースもなかった。
一応、二つにしきられていて、奥の材料やらなんやらを置くスペースと、
手前の、おやきを焼いて、客に渡すスペース。
その、ぽっかりと四角く開いた開口部から、街頭の明かりが中を照らしていた。

64 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/27(日) 07:35:12.22 ID:eYOjPfioP
と、その時、僕らはありえないものをそこに見た。
その開口部につけられた棚の上にあったのは、ラーメンだった。
オーソドックスな醤油味。麺はどこかの製麺所の縮れた黄色い色。
具は、メンマにホウレンソウ。チャーシューやゆで卵がのっていたかどうかは記憶にない。
それが、どこかの中華屋の丼に、ごく普通に収まっていた。
恐る恐る、小屋の中に吹き込んでいた雪で、雪だまを作って中に入れると、
それは、ぽちゃんと、中に沈んだ。

僕らは一瞬固まってから、「うわー」とか叫びながら飛び出した。
有り得ないのだ。
小屋とは言っても、ぽっかり開いている開口部で、雨はしのげても、
この寒さでは寝れば即凍死。誰かが住んでいるなどありえないのだ。
しかも、ラーメンは、湯気こそ立っていなかったが、凍ってもいなかった。
と言うことは、僕らが小屋に入る少し前にそこに置かれたことになる。

あれはなんだったのか?
その後、昼間とかに調査してみれば良かったのでしょうが、
結構充実した小学校生活を送っていたのか、そのことはあっさりと忘れてしまいました。(最近思い出した)

65 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/27(日) 07:46:46.52 ID:sqIvBpuj0
>>63-64
北海道?

66 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/27(日) 08:34:33.03 ID:eYOjPfioP
>>65

正解です!!

事件に遭遇する

12 :本当にあった怖い名無し:2011/02/27(日) 06:59:52.23 ID:eOm2leFe0
この家に引っ越してきてから約半年、
この家から出かけたことがある場所でやたらと事件がおきる。
今まで強盗二件、死亡事件一件、交通事故二件、逃走一件、その他三件、など。
気のせいと言えば気のせいかもしれないが
前住んでいたところではそんなに体験しなかったのに。
65 :本当にあった怖い名無し:2011/03/15(火) 09:59:37.27 ID:D9bYnFSi0
>>12ですがまた犯罪一件(窃盗)追加。

>>60~64

詳しくは>>12で書いたとおり。
で、俺が住んでいるところは大阪府堺市北区なんだけど
基本的にはその周辺、昨日はすぐ隣の区(駅でいうと隣)で貴金属店で泥棒が入ったと。
そこは昨日も一昨日も、覚えてないけど週に二回ぐらいは確実に近くを通るところ。
それと俺が住んでいるところは別に犯罪多発地区でもないはずだし
もちろんスラムでもない。
チャリで何キロも離れたところ(違う市)に遠出することもちょくちょくあるんだけど
その行ったことがある場所でも犯罪が発生したりしてるし。
ここに越してきてとうとう犯罪件数が十件超えちゃったよ、約七ヶ月の間で。
偶然だと思いたいけどねえ。
68 :本当にあった怖い名無し:2011/03/15(火) 18:36:25.67 ID:D9bYnFSi0
>>12だけど、また一件追加。
スレ移動指示が出てるけど続きなのでこっちに書く。

今日の夕方に大阪の日本橋に出かけたんだけど(時間は4時40分ぐらい)
ソフマップザウルス店の前にパトカーが二台とまっていて人だかりもできていた。
なんでも店内で万引き犯が暴れ、一人は確保したけどもう一人は自転車で逃走したそうな。
見てる間にもパトカーがもう一台、覆面パトカーや鑑識の車、そして救急車もきた(店員が一人鼻血出してた)
で、捕まった一人が連行されてパトカーに乗せられてたけど、
20台前半で痩せ型、薄着のにいちゃんで、目つきがすごく悪かったよ。

俺って呪われているのかねえ?
もう笑うしかねえわ。
でも俺と無関係な犯罪ばかりだからある意味幸運なのかな?

不思議な集落

50 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/27(日) 02:35:15.69 ID:lGUXio2b0
スレチかもしれんけど、個人的には恐怖より不可解だったので書かせてほしい。
無駄に長いかも知れない。不手際あれば申し訳ない。できれば大目に見てほしい。

僕がまだ小学生の時分。おそらく中学年だったろうと思う。
夏のある日、車での家族旅行の帰り、どうやら道に迷ってしまったようなんだ。
見当違いの見知らぬ土地で日も暮れ、どこか奥まった集落に行きついた。
なんとか一軒の民宿を見つけ、両親と僕ら兄弟は一も二もなく宿泊を決めた。
その日の夜はあまり記憶にない。疲れていて早々に寝てしまったのだろう。

夜が明けて、両親と僕らは朝食を済ませた後、散歩に出かけてみた。
迷い込んだとはいってもせっかくの旅先だ。
旅館を出てすぐ。坂道が見える。両脇には民家の並ぶその坂の上には、神社があるようだ。
よし、あそこに行ってみるか。父の言葉に頷いて僕らはそこを目指した。
そして歩いて間もなく。少しばかり異様な光景が目に入ってきたんだ。

坂道の両脇には先述の通り民家が立ち並んでる。
その民家の生垣に、無数の風車が挿してあるんだ。
何かの風習なのかもしれない。ただ、それは余りに無造作でぶっきらぼうで無感情に思えた。
其れに目を奪われながら歩みを進めていると、一軒の家の門の先から老婆がこちらを見ていた。
微動だにせず。ただこちらをじっと見つめている。
失礼な言い方だが、辺鄙な場所だ。よそ者が珍しいのかもしれない。
とは言えその目つきは何かをいぶかしむでもなく、疎むでもなく、歓迎するでもなく。
有り体にいえば「無感情」に見えた。どこかさっきの風車のように。

続きます。


51 :50[sage]:2011/02/27(日) 02:38:27.54 ID:lGUXio2b0
続き。

挨拶をする父に促されるように僕らも老婆に挨拶をした。
しかしというか、予想通りというか、返答はなかった。ただ、その眼はじっとこちらを見ていた。
そして、神社に着くまでに同じように門のあたりでこちらを見つめるだけの老人に幾人も出会った。

父も母もそれについて何も言うことはなかった。だから僕も、多少の違和感を抱えたまま何も言わなかった。

神社に着いた。大きな神社のように記憶している。
大きなスズメバチの巣が飾ってあった。虫好きの僕ははしゃいでいたように思う。
弟と妹も境内で楽しそうに遊んでいて、それを見る父がいつになく優しそうに見えた。
ひとしきり遊んだので、そろそろ民宿に戻ることにした。

帰り道、あの坂をまた下る。
先ほどの老人たちは微動だにせずにそこにいたままだった。

散歩とはいっても2時間以上は経っている。
その間そこにいたままだったのか。警戒心から下りてくる僕らを待ち構えたのか。それとも偶然なのか。
ともあれ、その眼はどれも無感情に僕らを見つめ続け、挨拶もやはり返ってくることはなかった。

昼食を頂いたところで、父がもう一泊して明日の朝出る。と言った。
急ぐわけでなし、せっかくだと。父は好奇心が強いし、ハプニングを楽しむ口だ。
母や僕らも反対する理由もなかった。民家の一件も変わってるな、ぐらいの感覚だったんだ。
そういうわけで僕らはまたのんびりと時間を潰した。夕食には川魚の塩焼きが出て父は大喜びだった。
夕食の後、どうもクーラーの効きが悪いと言い出した父は、非常識にもクーラーをいじり始めた。
そういう人なのだ。いつものことなので手伝うことにしたが、開けてみて驚いた。
無数のマルカメムシが詰まっていた。それはもう冬眠のように。
幸い僕も父も虫に強かったので、無言で処理したが、クーラーは使わないことになった。民宿にも言わなかった。
その夜、元々暑さに強かったので寝苦しいこともなかった。
が、昼間に見た老人たちの感情の無い視線が頭に浮かんで、ようやっと僕は少し怖くなってきた。
しかし何があるでもなく。いつのまにか寝て、朝を迎えた。   (続きます

52 :50[sage]:2011/02/27(日) 02:42:06.28 ID:lGUXio2b0
これで最後です。

支度をして部屋を出た。両親が払いを済ませようとした時だ。
「御代を頂くわけにはまいりません」はっきりそう言われた。
意味が分らない。民宿に泊まって飯も食って、いや、そういう問題ではなく。
「頂くわけにはまいりません」ってなんだ。クーラーの件は言ってないし、言ったところで理由になってない。
さすがに両親も呆気にとられている。
数回の押し問答の末、両親は押しつけるようにお金を渡し僕らを車に乗せてエンジンをかけた。
「お客様、困ります!」追いかけてくる女性を振り切るようにそこを出た。

「頂くわけにはまいりません」。この理解のできない言葉を聞いて、僕はようやくここの不可解さを実感した。
無造作に突き刺した垣根の風車。無感情に見つめる老人。それらが昨日より格段不気味に思えてきた。

車を走らせながら、父が誰にともなしに言った。
「俺な、散歩のあとまたその辺見て回っただろ。あの場所な、民宿の人間以外は老人しかいないな。」
「あと、人の会話が一切聞こえなかっただろ。表に人は出てても、誰も何も喋ってないんだ。」

僕はゾッとした。何にかはよくわからないが。それを知ってか、父がこちらを見て言った。
「ちょっと不気味な場所だったな?」父は笑っていた。

あれから20年近くたって、そもそもあれは夢だったのではないか。そう思って母に聞いてみた。
が、生憎夢ではなかったようだ。ただ、母も場所などは忘れているし、余り思い出したくないそうだ。
「少し不気味だったわね。」と、母は同じように言い、同じように笑っていた。

以上、オカルト要素ないんだけど、個人的には不可解な体験。
吐き出したかったもので、この場を借りました。お目汚し失礼しました。

消えたG

42 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/26(土) 23:20:30.27 ID:1AmlXF5UO
俺はゴキを捕まえたら、空き缶に入れて冷凍庫に入れて殺す、という
残虐行為をよくやるのだが、しばらくして開けてみると、肝心のゴキが消えていることがたまにある。
一体どこに・・・?
72 :アホなオッサン42[sage]:2011/02/27(日) 15:57:44.97 ID:rtxxl/PVO
スマン、不可解スレの皆さん。
今頃になってから気になって、冷凍庫内の氷のケース、あれ引っ剥がしてみたら・・・
もう、おわかりですね(爆)

他に、虫つながりで「生き返ったゲジゲジ」という体験があったけど、勘違いかもしれないからやめときます(笑)

初老の男性

41 :本当にあった怖い名無し:2011/02/26(土) 23:08:55.54 ID:cH569Jav0
今日、中央線吉祥寺で降りた初老の男性が荻窪でまた乗車してきた
同じ顔、同じ服
双子なのか、すごく足が速いのか

ブラウン管のテレビ

39 :本当にあった怖い名無し:2011/02/26(土) 22:29:59.75 ID:Q6tkiniIO
思い出したから投下

俺がちびっ子だった頃、ブラウン管のテレビがあった。相当古いのか電源を切った数秒後、虹色のもやみたいなぐちゃぐちゃの輪が映った。

ある日そのテレビで金曜ロードショー見てた時気づいたんだがテレビについてる埃がひどく怒った男の人の形してた。右半分はなかった

埃が偶然そう見えただけなんかじゃ断じてねぇ
美術のデッサンの見本みたいに細かくできていた。


あれはなんだったんだろうか?

そのテレビ家族も見ててすぐ怒った男の埃は拭き取られた。

突然頭を叩かれた

17 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/25(金) 23:04:05.86 ID:ao5W4dgt0
かなりくだらない話なんですけど書かせて下さい。

この前寝ようと思って布団に横になって目を瞑ったら、数十秒後ぐらいに突然頭を叩かれた。

平手で、ペシッって感じで。

当然びっくりして飛び起きたんだけど、誰も居ない。物が落ちてきた訳でもない。

全然怖いとは思わなかったけど、頭には叩かれた余韻があってなんか釈然としなかった。

なんで叩かれたんだよ、俺。

被災者の写真

6 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/25(金) 01:14:51.09 ID:VeXoqGc/0
こういう経験は初めてなんだけど
今日ニュージーランド地震のニュースで被災者の写真みて
「あれ?この人足切った?」ってふっと思ったんだ
そしたら本当に切断してた・・・
なんか顔見ただけでそう感じたんだよね。なんでか分からないけど

山の火の玉

5 :本当にあった怖い名無し:2011/02/25(金) 00:19:54.11 ID:i9EeLqLU0
急に思いだいたので書きます。
まだ、チン毛も生えてなかった中学生の頃の話。
 俺の家のすぐそばは川が流れていて、全国的に見ても清流と呼ばれるような綺麗な川だ。
川幅は15mくらいなんだが、川を挟んで向かい側は山になっていて、街灯もなく人どうりもまったくない。
本当に田舎の山です。
  その山が見える公園が家の近くにあるのだが、夜になるとよくそこで友達とくだらない話をよくしていた。
その中の話の一つに、山の中に火の玉が現れることがあるって話を先輩がしていたので、俺は半信半疑ながら
事の真相を確かめてみようと思い、同い年の友達と山を見張る計画を立てた。
ただ、ボーっと見るだけではつまらないので、人生初めての酒でも飲みながらゆっくり観察しようということ
になり自動販売機でビールを買ってスタンバイした。
 初めて飲むビールは苦いだけでうまいはずもなく一口飲んだだけでもう嫌になったが、友達に悟られてはダサい
なと話題を変えるつもりで
 『火の玉なんかでるはずがないよ』みたいなことを口にした。
 次の瞬間、流れている川の真ん中でありえないくらい大きい火の玉というか火の柱が燃え上がった。
俺たちは、叫びながらその場から立ち上がった。
そのまま火の玉は山側にユラユラ向かいながら、人間が走る速度の何倍も速いスピードで山を駆け上がった。
 どうしていいか判らずにただただ『すいません。すいません。』とその場で謝るしかなかった。

たまに実家に帰るけど、結構な頻度で向かいの山に火の玉が見えることがある。

モンキッキー

965 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/24(木) 20:41:48.23 ID:nfsRa9H40
俺も1日に何度もモンキッキーに遭遇したことがあるぞ。
散歩してたらロケ行く途中のモンキッキーが歩いてるのに遭遇
買い物に行ったらその店でロケ中のモンキッキーに遭遇
店出てすこし散歩してたら街中をロケ中のモンキッキーに遭遇
家に帰ったら、俺の家の前のレストランでモンキッキーがロケ中だった。

草刈り鎌もったオッサン

964 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/24(木) 20:03:01.90 ID:tuIubg7zO
>>952
でもそういう事てあるよね。
彼が貴方の事考えてて無意識のうちに引き寄せられてるんとちゃう

↑の話読んで、小さいころ親の車で山道通ると現れる草刈り鎌もったオッサンを思い出した。
オッサンは痩せ型でいつも黒いハイネック着てて、一人山道をうろうろしてる。
周りにオッサンのらしき車もない。
当時住んでた市と親の実家がある集落付近で計3、4回見たけど、両家は車で2時間とか離れてたから不気味だったな。
多分生身の人間だと思うけど、確か夏でも黒いハイネックだった

曾祖母の予言

950 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/24(木) 13:19:54.69 ID:M3T2KvpCO
携帯で申し訳ない、ちょっと前に母から不思議な話を聞いた
俺の曾祖母が死ぬ間際に「○○(お婆ちゃんの名前)の孫の時、この世は終わる」と言ったらしい
聞いた時俺は「第二次世界大戦の時だからじゃないの?w」と言ったんだが、母が生まれた時にはまだ生きていたらしいから、それはないと言われた
曾祖母は次の戦争を危惧して言ったのか?

ただ気になるのは、母方の家系は代々キリスト教だから、もしかしたら神様が教えてくれたのかもしれない
それに2012って映画があったからちょっとビビってるw

元恋人A

939 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/24(木) 08:55:23.92 ID:yz0X9Sa60
流れを読まずに投下。
現在進行形での話しです。オチもなく長いです。


私は既婚者ですが、結婚する前に
付き合って別れた方が居ました。
仮にその方をAとします。

Aとは円満に別れたとは言い難く、
私に好きな人ができ、揉めた末に無理矢理別れた形でした。
結婚後、自分の周囲でAを「見かける」事が何度かありました。
それがどうやらストーカー的行為ではなく、
Aはこちらに全く気付いていないようなのです。
(気付いていないと思いたい)


例えば、年末ジャンボを買おうと思い、誰にも言わずに
いつもは行かない場所にある宝くじ売り場に行くと
2~3人前にAが居るのです。

「え?!」と思って少し離れて横顔を見に行くと
やはりAです。人違いではありません。
複雑な気持ちになりながら、Aが売り場から離れるのを待って
宝くじを買いました。結局はずれましたが。

あと、私の勤務先から駅に向う途中、駅の手前のビルの前で
Aがスーツ姿で携帯で電話しているのです。
こちらを向いていなかったので、そ知らぬ顔で通り過ぎ、
駅に入る手前で少し振り返って見たのですが
やはりこちらは見ていません。気付かなかったようです。

(つづく)
940 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/24(木) 08:58:40.54 ID:yz0X9Sa60
(つづき)

他には、本を買おうといつもは行かない本屋に行った時にも
雑誌を立ち読みしているAが居ました。
本は諦め、気付かれないようにそっと立ち去りました。

そして昨日、車でその本屋の近くを通りかかった時
信号機が赤になったので、歩道の手前で止まったのですが
歩道を急ぎ足で過ぎ去るAの姿が・・・
車の中の私には気付きませんでした。


それぞれの場所は結構離れていて、また
結婚前と勤務先も変わっておりますので
待ち伏せされた、という状態ではないようです。

待ち伏せなら何らかのアクションがあるだろうし、
ストーカーなら逆に、こちらに気付かれないようにするでしょう。
幻覚や妄想の類ではないと言い切れます。
偶然にしては出来すぎていて、気持ちが悪いです。

別れてから既に7年は経過しています。
普段、思い出す事もないし、別に話したい事もありません。
たとえ話しかけられても、無視するか挨拶程度でしょう。

思い出したくない、というわけではなく、
私の中では完全に終わった事実なのです。未練も後悔もありません。
別れ方は円満ではなかったけど、楽しい時期もありましたから。

何らかの執着がそうさせているのであれば、
お寺や神社で「縁切り」して貰ったほうが良いのかどうか
考え中です。長々と失礼しました。
952 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/24(木) 14:16:05.28 ID:yz0X9Sa60
>>939 >>940 です。

レスありがとうございます。
偶然にしては出来すぎているというか・・・
説明が足りずに申し訳ありません。
とにかく、自分には理解不能で不気味です。

それぞれの場所と時間を説明します。
宝くじ売り場→銀座の有名なところ・昨年12月
勤務先→神奈川の真ん中辺・今年1月
本屋→横浜です・今年2月

上に書いた以外にも「うしろ姿だけ」を
見かける事が何度かありました。+3回くらいでしょうか。
顔は確認していないので、他人のそら似だと思っています。

当然ながらAを殺してはいませんw
まず、殺す理由がありません。
もしAが7年前に振られた事を根に持っているのであれば、
逆にAに殺されても仕方ないかな、とは思いますが。
ひどい別れ方でしたので。

妄想や幻覚ではないとは思いますが、
幽霊のセンは考えていませんでした。
念のため共通の知人に生存を確認してみます。
ありがとうございました。

お供えの缶コーヒー

935 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/24(木) 01:40:03.98 ID:cUtdcxBt0
ついさっき、煙草とホット缶コーヒー(微糖)を買ってきた。
手を洗って着替えて、買ってきた缶コーヒーをリビングにある簡易仏壇の前に
「爺ちゃん達よければどうぞっ」ってお供えしたのね。仏さんは祖父母やペット達。
で、リビング横のキッチンで煙草を吸い始めていたら、
仏壇の所から缶コーヒーを開ける独特の音が「ポシュッ!」っと大きな音で聞こえた。
家族全員就寝中なので誰も飲むはずもなく、「うぇぇええ!?」とマジびっくり。

とりあえず一服を済ませて、恐る恐る缶コーヒーの開け口を見たら未開封のまま。
以前オカ板のどこかのスレで、食い供養について教わっていたので
びっくりしたけどめっちゃ嬉しい気持ちになりますた。

そういえば水やお菓子や果物なんかはお供えしていたけど、コーヒーをお供えしたのは初めてかもしれない。
爺ちゃん達お茶やコーヒー好きだったからなぁ。
特に母方の大の爺ちゃんは甘党だし。
おーい、爺ちゃん達、コーヒー美味しいですか?温かいうちに召し上がってください。

今、半ば慌てて先代わんこ用にミルクもお供えしておきました。
気が利かなくてごめんねw

かなりの確率で

923 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/23(水) 19:45:43.79 ID:1qciWq3C0
昔出入りしてた場所の人を変な所で見掛ける。
場所は別に共通点はないけど、曜日がかなりの確率で同じ。
出入りしてた場所にいた同じ苗字の人が
業者の担当者として現れたりとかして、
なんだかんだいってしょっちゅう思い出す。

旅行先で全く同じ時計(かなり珍しい)を見掛けた時には鳥肌立った。

真っ黒いタクシー

903 :本当にあった怖い名無し:2011/02/23(水) 12:42:41.06 ID:GbTL9E0TO
友人から聞いた体験談。聞いたときゾッとしたのを覚えてます。

友人が小学生のときに肺炎にかかり、病院に運ばれたことがあった。
その病院で猛烈な眠気に襲われたときに夢?を見たらしい。

その夢で自分は家の前に立っていて、
『病院にいるのに、なんでここに立ってるんだろ』て思っていると、遠くの方がから真っ黒いタクシーがノロノロとやってきた。
そして自分の前でピタリと停まったと思ったら、ドアがゆっくりと開いて、奥から男の低ーい声で「…乗れ……乗れ…」と言われた。
906 :本当にあった怖い名無し:2011/02/23(水) 13:13:48.97 ID:GbTL9E0TO
903の続き

子どもながらに『これに乗ったら絶対マズイっ!』と思って、「嫌だっ!嫌だっ!」て拒否してたらしい。
すると男の低ーい声に怒気が含まれてきて、どんどん声が大きくなってきた。
「…乗れぇ……乗れぇっ!……」

逃げたくてもうまく足が動かない。
『怖い……誰か助けて…っ』と思ってしゃがみこんでブルブル震えていると、
後ろの家のドアが開き、遠くから「たかひろ…たかひろ…!」(仮名)と両親が呼んでいるのが聞こえた。
その声が聞こえてハッとして逃げるように家の中に駆け込んでいき、ドアをくぐったとたんに夢が覚めた。
目が覚めると両親が涙を流して自分の顔をのぞきこんでいた。そして涙声で「たかひろ…たかひろ…っ!」と呼びかけていた。

退院してから聞いてみると、どうやら肺炎が悪化して突然危険な状態になり、生きるか死ぬかの瀬戸際になった。
そこで医者に「名前を呼んであげてください!」と言われて名前を呼び始めたらしばらくしてはっと目を覚ましたとのこと。
908 :本当にあった怖い名無し:2011/02/23(水) 13:26:26.59 ID:GbTL9E0TO
906の続き

あとでそのことを夢のことを研究している人に聞いたら、
夢で出てくる『黒い乗り物』ていうのは『死神』を表す意味があると聞いて、鳥肌が立ったそうな。
言われてみれば死人を運ぶ霊きゅう車も『黒い乗り物』だし、もし両親が呼びかけてなくて、そのまま乗ってしまったら今友人は生きていなかったかもしれん…。

以上、長々とした文章失礼しやした。

勧誘

894 :滝川クソシテル[sage]:2011/02/22(火) 21:53:25.13 ID:5DHo6qVu0
数年前に友人から聞いた話だが、なんの商品が忘れたが、勧誘で女性にマンションの一室に連れていかれ、他男女数人加わり数人で素っ裸で風呂に入り商品の購入勧められたとのこと。
Hはなし。
買わずに逃れたとのことだが、息子はビンビンだったらしい。

喫茶店の幽霊

889 :888:2011/02/22(火) 17:33:18.46 ID:+qT4sjRz0
2つめの話です。もしかしたら、スレ違いかも… 誤爆ならば、スマソです。
こちらも私の自宅から程近いところにある喫茶店での話です。
この話も周辺住民の間では有名な話です。
私はここでバイトしていた女友達から直接聞きました。
この友達は、若干の霊感体質で、場合によっては視ることもあるとのこと。
この子が言うには、その喫茶店には作業着の幽霊が出ると専ら話題だそうです。
他の従業員さんも感じる方は感じるそうで、店も一部の客の間でも周知の事実とのこと。

ただ、この幽霊の場合、ネガティブな結果をもたらすことはなく、
どちらかと言えば、商売繁盛などの結果に結びつくことが多いそうです。

あと、その子がそれを知らずにバイトしていた初めの頃には、
店の窓(店内の足元が外から見える造りになっていて、もちろん店内からも外からくる足並みが見える)
の外に足が映ったので、お客様かな?と思って出迎えようと備えているものの、
待てども待てども一向に誰かが入店してくることがない…

店にきたであろう足並みは見えるのに…

という体験を頻繁にしたそうです。
さすがに偶々かな?と思い、足が見えたらすぐに外を見まわすのですが、
誰かがいた形跡・面影全くナシ。

なんとなくそういった存在のことが頭をよぎっていた頃、
彼女が店内の2Fで片付けの作業をしていました。

その時、すぐそばにある階段をすぐ手前まで登り切ったかのような足音がする…
しかし、誰もいない。
すぐに確認しても誰もいない…

890 :888:2011/02/22(火) 17:34:53.74 ID:+qT4sjRz0
↑切れてしまいました。長々と申し訳ない…

【以下、続き】 

ということもあったそうです。

「あやしい…」

と疑いはじめた時、先輩の従業員さんにそれとなく聞いてみると、

「あ、やっぱり分かった?w」

と普通に返されたと。

悪さをするわけじゃないみたいだから、そっとしておいてあげて…
と諭された彼女。

しばらくして、そういった事と、別の事情でそこでのバイトは辞めたのですが、
それから間もなく、その喫茶店のマスターが買った宝くじが当選。(もちろん、億単位。)

そのお金でマスターご夫妻が、従業員全員をハワイ旅行に招待したとのこと。

その子はめちゃくちゃ悔しがっていましたw
周囲の人間は、その霊のおかげかな?とも言っているようです。
早計かもしれませんが、よくよく振り返れば、その霊の目撃談が出始めた頃から、

業績好転、商売繁盛、高額当選と続いたようで、
無関係にも思えない… と、騒がれています。

大した話じゃないのに、長文失礼しました。

リアル笠地蔵

888 :本当にあった怖い名無し:2011/02/22(火) 17:30:22.36 ID:+qT4sjRz0
流れを切るようで申し訳ないが、私からも地元にある不思議な実話を。
話は2つあるのですが、両方とも宝くじの当選に関連する話です。

まず1つめ。これはリアル笠地蔵のような話。

これは父から直接確認して聞きました。
地元の周辺住民なら周知の事実とのことなので、まず間違いないと思われます。

私の家からもそんなに遠くない場所に国道が通っています。
その国道沿いにお住まいのある方が、
自宅の近所に鎮座していらっしゃるお地蔵さまが、人通りの多い道端で雨ざらしになっているのを
大変気にかけていたそうです。

そんなある日、その方は、「お地蔵さんのところに雨よけの屋根でも作ろうかな」

と思い、手ごろな資材で簡単な雨よけを、お地蔵様の頭上に作ってあげたそうです。

その後、そんな事も忘れた頃、しばらく経って、年末になんの気なしに買っておいたジャンボ宝くじが見事当選。

億万長者になられました。

周囲の人達は、その方の欲のない姿勢とお地蔵様への優しさがあったから、
お地蔵様がお返しに幸運を御与え下さったのだと言っているそうです。

当の本人はこの事実に驚きながら、お地蔵様への更なる恩返しにと、当選したお金で、
簡素であった雨除けに、さらに良く改良を加え、出かける際には、日々の感謝をし、
今も毎日大切にされているそうです。

笑う狐

882 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/22(火) 13:27:03.74 ID:tUwopIHM0
俺の祖母方の実家は旧家だったらしく、面白い話も良く聞いた。
その中から、怖くはないが不思議な話をしたいと思います。

『笑う狐』

親父が子供だった頃、まだ祖母の実家は取り壊されずに残っていた。
古くて大きな家で、天井がなく、代わりに蚕を育てる蚕棚があって、時期になると蚕が桑の葉を食べるムシャムシャという音が聞こえるくらいだったそうだ。
大きな神棚もあり、座敷稲荷を奉った部屋もあったが、親父はその座敷稲荷の部屋が嫌いだったらしい。
理由を聞くと「馬鹿にされたから」と親父は答えた。
詳しく聞くと、語ってくれた。


883 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/22(火) 13:29:05.05 ID:tUwopIHM0
親父がまだ幼い頃、この部屋で昼寝をさせられた。
させられたというのは、親父自体は子供ながらにあまりこの部屋が好きではなく、いつも違う部屋で昼寝をしていたのだが、邪魔になるからといつもこの部屋に布団をひかれて運ばれてしまうのだ。
そうとは知らず親父が目を覚ますと、そこは嫌いな座敷稲荷の部屋。
あ~やだなぁ、と思ったら、急な金縛りになり体が動かない。目ばかりきょろきょろと動く。
少しの間そんな状態が続くと、声が聞こえてきた。
声のする方に目を向けると、そこは座敷稲荷が奉ってある社。

「子供だ、子供だ」
「誰の子だ」
「(祖母の名前)の子だ、(祖母の名前)の子だ」
「どれ、ちょっと遊んでやんべ」

884 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/22(火) 13:30:58.55 ID:tUwopIHM0
そういうとその社から、白い狐がヒュルッと飛び出してきた。
狐はささっと親父に近づくと、顔の上をピョンと飛ぶ。
今度は反対側から近づくと、また顔の上をピョンと飛ぶ。
そんなことを何回か続けてから、狐は親父の顔を覗き込むとにやっと笑った。

怖くなった親父が泣き出すと、狐はいつの間にかいなくなっており、金縛りも解けている。
様子を見に来た大人たちに話をしても、誰も信じてくれなかったそうだ。

「狐は笑うぞ」というと、親父もにやっと笑った。

真っ赤な橋が架かっている所

880 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/22(火) 10:11:07.15 ID:GKGaeeRY0
10数年前の話。
茨城県の北部にある、とある河川敷での話だが、夏休み中の毎週末になると必ず川で流されて溺死か、行方不明になる人が出てくる場所がある。真っ赤な橋が架かっている所。
川を挟んで違う自治体なんで、ニュースで聞いても気になる事はないのだが、実際の場所を知ってる人ならば、またか・・・と言う感じだったんじゃないかと。
最近、流される人いないなぁと思ってたが、未解決の小学生死体遺棄がすぐそばであった

声だけの人

873 :本当にあった怖い名無し:2011/02/21(月) 22:14:24.86 ID:9izR1M7j0
不可解話その③目覚ましネエチャンisプリティボイス。

我が家には寝坊しそうになると起してくれる謎の『声だけの人』が居ます。
家族全員が寝坊して、会社に遅れそうになると(毎回では無いが)起してくれます。
『遅刻するよー?起きろー』
って可愛い声が聞こえます。

俺だけかなって思ってたら、姉が家で一人で留守番してた時に
『起きてー!もうすぐお客が来るから』
って起されたらしい。
その2~3分後、庭に入ってくる車の音がしたとの事。
親戚が遊びにきたそうな。

怖いっていうか、凄く助かる存在です。

亡くなったばあちゃん挨拶に来る

872 :本当にあった怖い名無し:2011/02/21(月) 22:13:30.90 ID:9izR1M7j0
不可解話
②亡くなったばあちゃん挨拶に来るの巻
もう10年以上前の話。同居の祖母が亡くなった。
その葬式が終わり、親戚が帰った後家族一同疲れが出て、居間でTV付けたまま居眠りしてた。
俺も居眠りしてたんだけど、廊下の向こうの仏間の引き戸が開く音で目が覚めた。

家族の誰かかな?と思って横になったまま部屋を見渡すと、全員居間で寝てる。
じゃあ誰よッ?って思った瞬間、自分の足元にある居間の入り口の戸が開いて、ばあちゃんが入ってきた。
俺の足元から少し横に寄って近づいてきて、少し笑うと手を出してきた。

家族を起こそうと思ったけど声が出ない。でも体は動く。
怖かったけど、こちらも手を差し出したら握手をして
『じゃあな、ばいばい』
って言って手を離して居間から出て行った。

その時TVはダウンタウンの番組をやってたのを覚えている。
ばあちゃんが部屋を出て行った後急激に眠気が差してほんの少しウトウトした。
そこでTVでダウンタウンががなり立てる声で再度目が覚めた。
ばあちゃんの件は俺が寝ぼけていたのだとは思うが、家族の寝てる配置や寝相は引き戸の開く音がして目が覚めた(と思ってる)時に確認したのとまったく同じ。
TVの出演者(ダウンタウン以外も)同じメンバーで番組の流れとしてはばあちゃんと挨拶をした時の流れが続いている感じだった。

普通に考えりゃ単に寝ぼけていただけ。寝ぼけた状態でTVの音声が耳に入り、視覚として家族の配置も認識してたってところなんだろう。
基本不思議な話は好きだけど、反面霊は信じちゃいない人間な俺としても、ばあちゃんがわざわざ挨拶に来てくれたんなら霊の存在を信じてもいいかな、って思った。


因みに、そうやって挨拶してったばあちゃん(但し俺が寝ぼけてたんでなければ、だが)。
バイバイしてった割には、その後数年間夜の廊下では、ばあちゃんの部屋から便所までの区間で、独特の癖のある足音が、俺を含めた家族達に聞かれている。

デパート内宝石店にて

869 :本当にあった怖い名無し:2011/02/21(月) 21:46:08.66 ID:9izR1M7j0
不可解、謎な話ならおKだよね?
基本的に霊感無い(霊感有る人間に、霊的超鈍感という酷い表現された経験有りorz)ので、ほぼほぼ霊体験では無いので興味無い人はスルーお願い。

①デパート内宝石店にて。
隣県の街のデパート1Fを通路がわりに歩いてた時の事。
すごく恨めしそうな声をかけられた。
『おに~さぁぁぁん・・・こっちに来てぇぇ・・見ていきませんかぁぁ?』
周りを見ると男性は俺だけ。店のネエチャンもこっちを見てる。
手をゆらーりゆらーりと、おいでおいでをしながら、ほの暗い表情且つ青白い顔で睨んでる。

これは無視が一番だ、と判断して通り過ぎるもずっと後ろから呼び続ける。
他の店員達は我関せず。誰も何とも思わないんだろうか。
そのまま無視し続けてデパートの外へ出て完全に逃げおおせた。

街で用事を済ませて、もう一度店内に入ったらまた見つかった。
同じようにゆらゆらと手招きしながら、おにぃさぁぁぁん・・・が始まった。
やっぱ怖い。これじゃ誰も近づけない。

何が謎かって、そんなネエチャン雇ってて商売になるのか?
てか、誰が採用したんだよ?
同僚も何とかしてやれよ。自分達の成績にも響くだろうにさ。
本当に不可解です。

ォトウサン

856 :本当にあった怖い名無し:2011/02/21(月) 17:33:33.51 ID:9vYp+QQ80
ォトウサン

今朝、目が覚めて食卓に行くとテーブルでお父さんが新聞を読んでいる。
お母さんはキッチンで料理を作っている。

パジャマ姿でトイレに向かう…誰か入っている。嘘だ!家族は3人しかい
ないはずなのに…おそるおそるドアを開けてみる。
ギィ…
お父さんが座っていた…目が合った…急いで食卓へ戻る!…父がいる、新
聞を読んでいる…間違いない。又トイレに戻る、…やはり父が座っている。
だがさっきより少し白っぽい感じになっている。押してみた、…ふわっと
していた、風船の様だった。こいつなら倒せる!と思った私は、窓の下を
流れる川へとソイツを放り投げた!しばらくぷかぷか浮かんでいたがスウ…
といつのまにか消えていた。それ以来少し父の性格が変わった様な気がする。
もしかしたら投げたのは本物の方だったのか?

階段の濃い目の霧

850 :本当にあった怖い名無し:2011/02/21(月) 15:23:31.86 ID:m9t2HGmWO
千葉県のN小学校の体育館で夕方から夜にかけて空手道場をやってて俺も通ってたんだ
そんでその体育館は地下にあってもちろん階段を使うわけだ。見た目はなんて事ないただのデカイL字階段
そんでなぜか上から五番目だかそこらを夜上がり左側を見ると何故か濃い目の霧がかかるというわけわかんない現象が起きてた
真っすぐ歩いてると左側だけで右側見ると何もない、その段を下がったり上がったら元に戻るし階段の半分より左しかならないし
下ると何も起こらないし声がするわけでも何か見えるわけでもなく薄気味悪かったな

あとなぜか夜7時以降しか見えなかった。多分まだ見えるかな?
結局あれってなんなの?同じ体験した奴も数人いたようで大体の奴が上りだけだった

2人の男性

849 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/21(月) 15:06:29.22 ID:yhs228aE0
10年くらい前の話
近所が工業団地なんだけどそこで
同じ時間、同じ名前、同じ歳の男性がそれぞれ別の工場で同じ死に方をした
確かベルトコンベヤーに挟まれて亡くなったんだと思う
新聞に載ったのを見て母と「なんか変だね~」と言い合ったのを覚えてる

黒くてうねうねしている物体

828 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/21(月) 00:43:30.38 ID:Bpm3v5230
ずっと前の夏、朝早く自転車に乗っていたら、
下水の蓋?の隙間から、高さ30~40cm、横幅10cmくらいの
黒くてうねうねしている物体が出ているのを見た

毛もあるみたいで動物っぽい感じ。でも複雑な白い模様もあった
近づいたら凄まじい勢いで引っ込んで消えてしまった
驚いて戻ったけど、隙間からは何も見えなかった
本当になんだったんだろう

夢に出てくる年輩の女性

804 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/19(土) 21:09:35.94 ID:oABUhXnQO
私が困っているときに、いつも夢に出てくる年輩の女性がいた。
友達と喧嘩したとき、
テストで悪い点をとって親に見せずに隠してしまって言い出せずにいたとき。
変わった作りの民家で相談に乗ってもらった。
その年輩の女性は、ドラえもんの、のび太のおばあちゃんに似た外見の、いかにも、おばあちゃん。
でも全然見覚えがない。父方の祖母とは違うし、母方の祖母はなくなっていると聞いていたし。
で、最近になって母方の祖母が生きていたと知った。
生きていたというのは、最近祖母が亡くなって、お葬式をするから、かえっておいでという電話があったから。

805 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/19(土) 21:16:37.92 ID:oABUhXnQO
で、お葬式に行く道中、車の中でうたた寝をしてまた、夢を見た。
困っていないのに、あのおばあちゃんが出てきた。
おばあちゃんは、縁側で「お父さんは、あのこの結婚に反対だったからねぇ。
もう帰ってこないと思った。頑張って説得すれば良かった」
と悲しそうに呟いた。
そして母の実家についた。
そこは夢に出てきた家ににてるんだけど、屋根や壁の感じが少し違った(あとで夢で見た家のが意見を母に言うと
絶句して、「それはお母さんが家出するまでの家だと思う」と言っていた)
遺影は、あの夢で励ましてくれた、おばあちゃんだった。
その後、分かりにくいトイレの場所も誰にも聞かずにいけたりして、
周りを驚かせた。

ツンツン

800 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/19(土) 13:38:02 ID:v9O8ZBCEO
高校のときの話。

夜に友達三人で、池袋の静かな通りの歌広(だったと思う)の前を通った。

道の真ん中を三人で通ったら、1番左を歩いてた私の肩を横からツンツンて指で誰かが何回もつついてきた。

歌広のキャッチの人が無言でツンツンしてるのか?と思って、見向きもしなかった。
友人たちもフツーに話してる。
で、なんとなくパッと左を振り返ったら誰もいない。
私が、友人たちにいきさつを話したら、逆に二人のがパニックになって驚いてた。そんなことするはずもないし、友人の仕業ではない。

あの淋しい夜道の無言のツンツンを思い出すと不気味な気分になる、今も。

誰のどこの肉

799 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/19(土) 09:08:49 ID:PTCawLjyO
小学5年生の頃の話。
何かを作る授業だったと思う。教卓の前に数人集まっていた。
教卓の上に切ったガムテープが二つ折りにしてあったんだけど何かが乗っていた。
赤黒い液体と生っぽい薄いピンク色の固まり。(そんなに大きくない)なんか血みたいねと話していたら、
先生がよく見て「これは肉だ、誰か怪我してる」と言ってみんなの手を1人ずつ確認しだした。
でも怪我をしてる人はだれもいなかった。
みんなも先生も不思議なのと納得いかない感じだった。誰のどこの肉だったのか謎。

階段を上ってくる音

792 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/18(金) 11:55:02 ID:723iyuSh0
久しぶりに書こう。

俺が中学生の頃、2階にある俺と兄貴の共用の部屋で、兄貴の友達を交えて3人で対戦ゲームをしてたんだ。
その時はテストが来週に控えてたもんで、家ではゲームをしてはいけないことになってた。
友達もゲーム目当てで来てたんだが、一緒に勉強するという名目で家に来てた。

ゲームが盛り上がってきたころ、突然誰かが勢いよく階段を上ってくる音が聞こえてきた。
3人で「やばい!ゲーム消せ!」ってなって急いでゲームの電源切ってやり過ごそうと思ってたんだ。
でも階段を上がる音は聞こえたものの、そこから誰かが動く音が何も聞こえてこない。
俺が隣の部屋に確認しに行ったら、誰もいなかった。

そのまま、1階にいる母親の所にさっき上がってきたか聞いたけど、上がってないとの答えが返ってきた。
その時家には俺、兄貴、兄貴の友達、母親しかいないから…じゃあ、あれは…?って話になったんだが、
俺ら3人はなぜか「訳わかんねーよ!」とかいいながら大爆笑してゲームを再開した。
今考えれば、有り得ないことだなぁ…

朝目覚めると

790 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/18(金) 06:33:19 ID:MFNGRxXmO
私が経験した不思議な話をひとつ

高校卒業してすぐの頃だったんですが、
その頃たまに金縛りにあう事があり、またいつものかぁ~程度で気にせずそのまま就寝しょうと思ったら
足を引っ張られる感じがして、体が壁の中に少しずつ埋まって行くんです。
一生懸命体を動かしてなんとか金縛りが解けて、怖くてお母さんの部屋で寝る事にしたんです。
もちろんお母さんに理由を話して、布団をひいて。
すぐ眠る事が出来たんですが、朝目覚めると自分の部屋で寝てたんです。なんか不思議な気分で、寝ぼけてたのかなぁって思ってお母さんに聞いてみたんです。
「昨日私お母さんの部屋で布団ひいて寝たよね?」って
そしたらお母さんも覚えてて、
「朝起きたらあんた居なかったから夢でも見たかと思ってたんだけど…」って
その後そんな事は一度も無いんですが…今思い出しても不思議な気分です。
長文失礼しました

目覚まし時計

789 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/18(金) 05:26:38 ID:Hr5ANs/b0
多分気のせいなんだろうけど、ちょっと不思議な体験。


俺はいつも目覚ましを2つ使ってる。
4年前から使ってるやつと先週もらったやつ。
で、ある日気付いたら古い方の目覚ましが5分遅れてた。
まあこれは電池が切れかかってるだけなんだろうけどw
んで、めんどくさがりの俺はどうせもうすぐ電池切れるだろうと思って
そのままほっといて、いつものようにアラームセットして寝たわけ。

それで次の日目覚ましたらすげえ寝坊してた。
それはいつものことなんでどうせ寝ぼけながらアラーム切ったんだろうと思って目覚ましを見た。
古い方は布団の上に落ちてて(時計は両方棚の上に置いてある。相変わらず5分遅れてる)
やっぱ覚えてないけど止めたんだなって思いながらもう一個の目覚ましを見る。
でも、そっちはアラームの電源がオンになったまんま。
よく見てみると針が止まってた。
もらったばっかなのにと思いながら倒れてたのを起こすと針が普通に動き出した。

まあ多分接触不良なんだろうけど、目覚ましがアラームの設定時間のちょうど手前で止まってたのと
このスレのまとめ読んでたからテンションあがったのでとりあえず。

白く光る綺麗な発光体

776 :本当にあった怖い名無し:2011/02/17(木) 14:54:31 ID:s30Jo/MsO
朝起きたときベッドでふと横をみたら1センチ位の白く光る綺麗な発光体が。すぐに消えた。
あれはなんだったんだろう。

原因は時空の歪?

765 :本当にあった怖い名無し:2011/02/16(水) 22:28:37 ID:TE9KAeZt0
マジレス

3年ぐらい前、妹が俺に用事頼もうと俺の部屋に来た、でも、部屋には、絶対の絶対に誰もいなかったと言ってた
寝てると思って、布団は閉じたままだったからめくったけどいなかった、他の部屋にもいなかった
でも俺はその頃普通に寝てた記憶しかない、んで数十分後また妹が俺の部屋に来てみたら
俺が普通に寝てたって言ってた、一軒屋だが特殊な構造で3階の自室から外に出るには、リビングを抜ける必要あって
リビングには妹がいて、階段下りてくる音もなかったし誰も通らんかったって言ってた、なんだったんだあれ

その2
これも数年前、仕事中、それまでトラック内の助手席でいじってた携帯を、ある機械の下覗き込んだ時とかに胸ポケットから落としたらしく
紛失してることに気づいた、運転してた友達も、俺が携帯いじってたの見てて、確実にその場に携帯はあった
その日は仕事終わるまで携帯なしですごしたが、うちに用事あったからその友達の携帯借りて自分の家に電話して
妹に用事言ったら、兄ちゃん携帯ベッドの上に忘れてんで、って言われた、一瞬混乱した、さっきまで携帯は確かに持ってたのに
なんで自宅にあるんだ?と思って帰ってみると確かにベッドの上にあった、もっとビビったのが、携帯開いてみると、ちょうど携帯なくした
時間になってて、数時間巻き戻ってた、午後7時なのに午後3時を表示してた、これは正真正銘マジ。

その3
新しい職場で、もう帰りたいって心から強く思いながら仕事してて
終えて家に帰ったら、あれ?兄ちゃんさっき帰ってきたやん、どこ行ってたん?
って言われた、どうやら、俺が、帰りたいって強く思って仕事してたころ、俺の家では、俺がリビングのドアを半分あけてから
何かを思い出したように、「あっ」って言って閉めてどっか行ったのを見たって言ってた
時間帯を聞くと、確実に仕事中で、帰りたいと思ってた時刻と一致した、あれなんだったんだ。

全部マジな。

飛行機の大編隊

749 :本当にあった怖い名無し:2011/02/16(水) 14:30:00 ID:8iKstSqX0
今から2~3年くらい前の話なんですが、オーストラリアに旅行に行く途中の
飛行機で不思議な物を見ました。

家族と窓から外を見ていて、海がきれいだねーと話していたら「あ、飛行機がいっぱい 飛んでる!」と言うので見ると100~200機位の飛行機が編隊?を組んで
飛んでるいるのが見えました。
胴体や翼に日本の日の丸が書いてあり、自衛隊の飛行機かな?と思って見ていましたが 暫くしたら雲の彼方の方に消えていってしまいました。

その後、本屋さんでたまたま目に入った雑誌にあの時に見た飛行機によく似た飛行機で 九九式なんとかっていう飛行機が載っていたのですが第二次世界大戦後は
飛行していないと書いてあり、私が見たのはなんだったの?と今でも
不思議でしょうがないです
774 :本当にあった怖い名無し:2011/02/17(木) 01:21:59 ID:BbA26cmZ0
>>749
99式艦上爆撃機?
それなら第二次大戦中は南方、主にラバウルとかに進出していたし
オーストラリアに行く途中の空域をよく使ってたはずだよ
英霊たちは未だに闘ってくれているのかもね、合掌。

影から飛び出してきたモノ

747 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/16(水) 10:01:21 ID:pcNz1ixN0
今朝の通勤時、歩いてる自分の影の中から黒猫が2匹飛び出してきた。

冷静に考えると、もともと居た猫に気づかなかっただけだろうけど
周りの人もびっくりしてたから、気にしないときは皆気にならないんだな
と思った体験でした。

緑色の人

744 :本当にあった怖い名無し:2011/02/16(水) 03:06:06 ID:D/tDzVRcO
妹と車で買い物に行った時の話。
とても良い天気の日で16時頃かな、信号にひっかかって止まってたんだ、そこはT字路で右前方にはバス停。
自分達は先頭で青になるのを待ってた。
バス停に目をやるとバスが客を拾うとこだった、バスを右側面から見る形で眺めてたんだけどそこの後輪付近にさ、緑色のカッパ?を着てしゃがんでる人がいたんだよ。
べつに気にする程車が通る道でもないから注意してみてなかったんだけどさ、バスが発車した瞬間さ。
そいつ、シュンッて後輪に巻き込まれちゃった。
そのまま半回転して吸い込まれるように中に消えた。
え‥って思ったけど巻き込まれ方がごみみたいだったから、ごみ袋かwって納得してたんだけど、次の信号待ちの時に隣にいた妹に「さっきのバス停‥」って言っただけで「緑色の人?」って返ってきた。
同じものを見てた。

抜け落ちた記憶

741 :本当にあった怖い名無し:2011/02/16(水) 00:40:08 ID:ZxhpreHe0
ついさっき昔の記憶を思い出した。聞いてほしい
小学5年生の時、女子2人と男子2,3人くらい(男子は誰だったか何人だったか正確に思い出せない。一人は俺)で遊びあってた。
女子2人を男子2,3人が追いかけ回すという典型的な小5の遊び方だった。
そして少しずつ興奮してきて、そっから気付いたら図工室に泣いた状態の女子と先生と俺が座っていた。
おかしいぞと思ってとりあえず「何で泣いてるの?」と聞いたら先生にブチ怒られた。
本当になぜ遊んでいたのに急に図工室に居るのかわからないし、遊んでいた時の記憶がとぎれとぎれだったので怖くなり始めて困惑した表情を浮かべてたら
女子2人が真っ青になってこういった。「本当に覚えてないの?怖すぎる。いつも温厚だった○○が顔色を変えて死ねとか消えろとか言い始めて暴れたのに驚いて泣いてるんだよ。」
今でいう冤罪ってもんかねえ。冤罪で済ませればそれまでだけどなんで遊んでいてから図工室に行くまでの記憶がなかったのかが謎

旅先で受け取った親友からのメール

731 :本当にあった怖い名無し:2011/02/14(月) 23:45:15 ID:4bB4kU3X0
>>722
自分にはにはこの扉透けて見えるんだよなぁ((((;゜Д゜)))
ここで体験一つ
あれは私がまだ19だったときのこと。
オーストラリアにのみ生息する
マーレイコッドと言う魚を釣るために
仕事をしお金をため資金が集まったので心をおどらせながら旅に出た
ケータイ電話にもやっとメール機能がついた時代
当然日本からのメールは届くわけもない

草原のような場所に一筋だけ流れる川を現地ガイドさんと釣り歩きまあまあの釣果で満足できた
2日くらいたったときのことである
電源も切っていったはずのケータイがなった
私はぞっした

732 :本当にあった怖い名無し:2011/02/15(火) 00:00:32 ID:4bB4kU3X0
そしてそれは届くはずのない
日本の親友からのメールだった。
本当に驚いたのとイヤな予感がした
内容は「今日俺は死んだ。お前の姿最後に見れて良かったよ。

と書いてあり、とたんにケータイの画面はいつも通りに暗くなり、空を見上げたら一瞬親友の姿が見えた気がした。
俺はまだまだあった滞在期間も関係なく帰る手続きをした。
日本につきすぐにそいつの家へ。
親友の親は驚いた顔をしている。
親友の親とは家族ぐるみの仲で私が外国に行ってたこともしってから驚いたんだろう。
メールのことを親友の親に話メールを見せるにもそのメールは
無くなっていた
親友は交通事故だった。
親友の親は私が来たとき遺影の顔が少し笑ったといってました
最後に俺がオーストラリアで一瞬だけ見えた気ぎした
親友はきっと幻じゃなく俺に会いに来てくれたのと
天国に行ったような気がした。

拾った画像

722 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/14(月) 20:45:50 ID:I8kMI5GVP



ttp://www.restspace.jp/gazo/img-box/img20110214204423.jpg

いつかどっかで拾った画像。
きれいだなと思ってとっておいたけど、
よく見たら、向かって左手の変なところにドアがある。
怖くはないけど、不思議な画像。
725 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/14(月) 22:06:28 ID:uJ2xvxBQO
ドアにしてはノブらしきものが見当たらないね。
単に立て掛けてある鉄板だろうか。
729 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/14(月) 23:27:42 ID:7f6kHjIs0
>722
これって、林業振興用の「森林鉄道」の廃止された橋が落橋してる所なんじゃない?
良い例が無くて、無関係の個人サイトの写真だけど、
ttp://sentimental-journey.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_6e2/sentimental-journey/01152020E99B84E588A5E98984E98193E381AEE98984E6A98B.JPG
こう言った、ガーター橋が落橋したものを側面から見ている状態。
側面のフィン状の張り出しがないけど、無いタイプの橋と思えばw

廃道趣味や、林鉄マニアがいれば(普通の鉄ヲタじゃ無理かも)
判定して貰えると思う。

滝の右側、バナナの樹(?)が生えている岩が、対岸の橋台に見えてこないかw

730 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/14(月) 23:42:04 ID:I8kMI5GVP
>>729
なるほど。
じゃあ鉄道関係の板でも聞いてくる。

家族内でも、川の右側の岩の一部が、自然にできる岩じゃなくて、
人工の構造物が崩れたみたいに見えるという指摘はあった。
他の岩みたいに丸くなってなくて、板状のコンクリ?を叩き割ったみたいな。

となると、ドアと思ったものは>>725の言うとおり、
立てかけてある状態の鉄板なのかね。

母親

721 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/14(月) 20:41:04 ID:qrvWsrKd0
母から、あなたが泣いてる夢をみて脂汗かいてうんうんうなされたの、元気にしてる?って連絡がきたとき
私は実際、離婚するしないで揉めて毎日泣き暮らしてる酷い精神状態だった。

知ってるけど夢に見たって言って探り入れたんだろうと思ったんだけど、本当に見たんだって。
「全部忘れなさい。って言ったらあなた、そうだね、ってにっこり笑ったの。
よかった私、一応母親じゃーん(笑)」ってけろっとしてた。

テレポーテーション

716 :念力テレポート[sage]:2011/02/14(月) 16:39:55 ID:9YQEfqJRO
本当に謎。っていう出来事。
小学校低学年(2か3年生)の頃はトイレが不気味で1人で行きたくなかったんです。トイレまでの長い廊下が、あまりにもヒンヤリした雰囲気で怖くて・・・
でも小学生にもなって母についてきてもらうのも情けないしな・・ってことで、勇気を振り絞ってトイレで用をたした。
そしてトイレのドアノブに手をかけた瞬間、周りが真っ白になって(風みたいな感触もあった)ハッと気づいたら、リビングにいる母の真後ろに立ってた。
え?って感じで、母もテレビに集中していて自分の存在に気づいてなくて・・

物心つくまでは、幽霊に運ばれたのかな?ってずっと思ったけど、いまは謎です。
テレポーテーションかな?

巨大UFO

708 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/14(月) 15:48:12 ID:PxG7T6li0
UFOを見た、って言うのはこれに当たるんだろうか。

自分が小学校3年くらいの頃、マンションの部屋のドアの前でUFOを見た。
それもちょっとやそっとの大きさじゃなく、空を半分くらい覆う大きさ。
んでそれがマンションのベランダ側の方に移動するものだから、
慌てて部屋に入ってベランダまで出たら空には何もなかった。
もう一度ドアの外に出てみたが、そちらの空にも何もなかった。

同じような経験したヤツとかいるだろうか。
752 :本当にあった怖い名無し:2011/02/16(水) 15:13:19 ID:S9UZ5f/4O
>>708
亀だけど、それいつごろどこらへんで?
全く同じ話を随分前に友人から聞いたもんで。
違うのはその友人が当時すでに成人していたことくらいだ。
778 :708[sage]:2011/02/17(木) 16:15:44 ID:pV7a0juf0
>>752
おお!言ってみるもんだ、同じもの見た人がいたなんて。

私が見たのは、湘南の海が見えるくらいの所にあるマンションです。
方角は北のほうから。ベランダが南向きなので。
時期はもうかれこれ二十年前ですね。
なぜか親には話せなかったのを覚えてます。
798 :752:2011/02/19(土) 08:55:44 ID:t4vZ2RyWO
>>778
すごい!場所も近いかも!
当時その友人も神奈川県のマンションに住んでた。
俺ずっと「夢と現実の区別がつかない」ってバカにしてたわ…

低いうなり声

707 :本当にあった怖い名無し:2011/02/14(月) 15:45:48 ID:AELqvfAP0
俺の体験書きます。
ありきたりだと思いますが
一昨年くらいの深夜俺は眠れなくてケータイで
オカルト板の怖い話のスレを見てました
どんどんこわくなり
711 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/14(月) 15:55:30 ID:AELqvfAP0
どんどん怖くなり余計眠れなくなりました
電気を付けるにも怖いし動けずにいました
そしたれ天井の方から人の声なのか
とにかく今までに聞いたことのないような
低い卯なり声がはっきりと聞こえた
本当に良くこわい話なんかで背筋が凍ると言いますが
夏だったにもかかわらず
ブルブル震え、声もでなく、朝まで起きてました
そして次の日夕飯の時間に家族にこんなことがあったんだよ
って言ったら、昨日の大体その時間に
隣の婆ちゃん死んだんだよと言われた..
最後の声を聞いてしまったのかもしれない
713 :本当にあった怖い名無し:2011/02/14(月) 15:58:11 ID:AELqvfAP0
文字間違えました
卯なり声じゃなく唸り声です

水音が声に聞こえる

671 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/13(日) 05:26:37 ID:1UVMQmCq0
小3~4年頃の一定期間、水に関する音が全て人の声に聞こえた時期があった。
緩んだ蛇口から垂れる水滴音から、ざあざあ降りの雨音、
プールの水を掻いて立てた泡が弾ける時の音までとにかく水に関する音全部。
「声」っつっても何か明確に言ってるように聞こえるわけじゃなかったから
(場の全員がランダムに50音を発してる状態でのガヤ音みたいなもん)、
椅子をずらす音と屁の音が似てるように、
単に「水音」を「声」っぽく誤認識してるだけなんだろうあとぼんやり思ってた。

んで結局この現象5日くらいで直っちゃうんだけど、その3日目。
風呂入りながらちょっとお湯熱すぎだな、と蛇口を捻って水を出す。
勢いよく出た水が浴槽にだーっと流れ込み、泡を立てる。
そんときの音が全部「(自分の名前)死ね(自分の名前)死ね(自分の名前)死ね……」に聞こえた。
蛇口に延ばしたまんまの手を慌てて逆に回して止めて、深呼吸して、
もう一度水を流し込むとやっぱり死ね死ね言ってる。
そこで無性に怖くなって体もほとんど拭かずに布団飛び込んでガクガク震えて、
翌朝39度の熱だした。まあこれは体よく拭かなかったせいだとおもうけど。
風邪が治ったと一緒に誤認識現象は消え、代わりになぜか絶対音感身についてた。それもかなり正確な。
楽器なんてやったことないのにね。

アスペル入ってる知人の話

669 :本当にあった怖い名無し:2011/02/13(日) 04:21:32 ID:NM7Xxdc90
少しアスペル入ってる知人の話。

一緒に自転車で夜の繁華街を並走してたら、
前方からこれは明らかに「ヤ」の付く人たちだろう、という集団が来た。
リーダー格と思しき男は漫画の闇金ウシジマくんの主人公、丑島にそっくり。
まァ要は前から歩いてこられたら(しかも集団)普通は避けるよな、って外見だった。
知人は見た目ガリヲタ、その上繁華街には似合わない自転車行動。
そのヤの付く(かも知れない)連中は、なんか「バカにしてやろう」と思ったんだろうね。
リーダー格が知人の自転車に、擦れ違いざま唾をかけてきた。
そしたら知人は自転車を停め降りていった。
「一体何を―― 」と不安に思う間もなく、知人がリーダー格のボディへ、思いきりパンチ!
「バキャッ!(ボゴオッ)」、生木の折れるような、何かが破裂するような音がし、
リーダー格の男は、血を吐いてうつ伏した。
知人は勉強は出来たがアスペルガーでキレ易く、小学校からケンカが絶えなかった。
痩せの大力と言うのか、パンチや蹴りが異常に強く、
一発で相手のアバラや脛の骨折っちまうのも、珍しくなかったんだ。
で、この時もそうなった。
リーダーを取り巻いていた連中も、ビビると言うより「一体何がおきたんだ・・ 」と、
反応出来ない、呆気にとられた様子だった。
知人は慌てる事もなく自転車に乗り、連れの自分は慌てたが、まァ悠々と引き上げた。
不意打ちに近かったとは言え、普通アバラが一撃で折れるものか??
何より相手のいかつさにまるで気が配れない、その空気の読めなさが不可解だった。

キ●●イに間違ってケンカ売ったら、大変な事になるの教えられたよ。

生まれた時は男の子

666 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/12(土) 23:58:40 ID:XmpwluH50
ちょっと思い出したので私も書いてみる。
私(女)、15才頃に戸籍謄本が必要になり区役所へ赴いたら、性別欄に「男」と記載されていた。
生後半年後の日付で「男」の上に×印が書かれ、その横に女と訂正されてた。何これヒドスw

もともと男勝りな性格もあり、子どもの頃親に何か憤りを感じる度に
(女の子の遊びが苦手、男になりたい、タチションしたいとか些細なこと)
「何で男に産んでくれなかったの!?」と怒り泣き喚く始末。当時としてはちょっと痛い子。
そんな心当たりもあってか、「ああ、生まれた時は男の子だったんだ」とワナワナ震えながら妙に納得してしまった経験がある。

家路に着いて両親に話した所、父も母も驚いていたが笑ってた。
そのうち役所の怠慢に腹を立てた父が、年頃の娘が傷ついたって訴えてやる!まで言うし。
私は内心「いやいや、私もあなた達(父母)も笑い話にしてるけど本当は男の子だったんじゃない??」と疑心暗鬼に。

月のモノあるけどクリ大きめだし、女の子大好きだし。
今となっては性別なんてどっちでもいいけど、何かあの時両親に誤魔化されていた気もする。

20才頃また戸籍謄本を取りに行ったら普通に「女」とされてた。
別件で母が戸籍謄本を取りに行った時は、長男(私の長兄)の存在を抹消されていた。
こんな感じで戸籍謄本って、かなりいい加減に扱われているよ。

母親の「忘れたい記憶」

661 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/12(土) 22:25:23 ID:SYYT2YuZ0
うちの母親、七十を過ぎているんだけど、過去にあった「忘れたい記憶」を聞きづらくなった。
子供の頃親が家を建てるときに地鎮祭をきちんとやらなかったせいで土地神に祟られたっぽい話しは聞いたことがあるんだけど、
なんだかあって頭に電極を付けて、記憶をなくす処置をとられたことがあるらしい。
それ以降ときどき記憶が欠落することが起こるって言ってる。
単に物忘れをごまかしている可能性もあるんだろうけど、
ある日突然お地蔵様の像を買ってきた。
なんでいきなり?と聞いたら、
お地蔵様を店で見たら、俺と兄の間に流れた子二人を思い出して、その供養のためだって怒り半分で返事された。
なんで怒るのって言ったら、あんたが聞いたからでしょ!だって。
でもそんな話しは今まで一度も聞いたことがなかったし、兄弟間でも父親(もう故人)からも聞いたことがない。
まだ生きているけど聞くわけにもいかなしなぁ。まだお地蔵様ちゃんといるし周囲に果物とか欠かさないけど、
実は言ったことを覚えているかどうかも微妙。

家族の記憶

657 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/12(土) 21:55:51 ID:xx4iOJJtO
うまく纏められなかったらスイマセン。

二十代半ばの女です。

私の不可解な体験というか、今も続く気味の悪い記憶の話をさせてもらいます。
だいぶ前に気づいたのですが、小さい頃の記憶に、私の家族が全然いないんです。

私は父母、兄が二人の五人家族です。
ふつう、母にだっこされたとか兄とケンカしたとか色々な思い出があるようです。
でも、私の場合…小さい頃にいた家や家族と、今の家や家族は決定的に何かが違うんです。

私の兄二人は、今もとても優しく私を可愛がってくれています。記憶の中でも、ケンカはおろか、怒鳴られたりぶたれたり、なんてされた事はない。

父母もそうで、時には優しく時には厳しく教育してくれてました。怒ったり、泣いたり笑ったり、ふつうの家族です。


ただ漠然と何かが違うんです。

私が昔、いた家は、幼い私を育んだ家は、この家じゃない。この人達ではない。
兄も確かに二人いました。父母もいた。いつまで経っても肝心の顔が思い出せない。でも、今の私の家族ではないのは私に分かる精一杯の記憶です。

なぜ、そんな違和感を持つようになったかと言うと、私の1番古い記憶は、私は暗い中を抱っこされてどこかへ連れてかれているような、言葉にならない恐怖とすごく脱力感のような力が入らないような気が遠くなるような感覚なんです。

658 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/12(土) 22:12:56 ID:xx4iOJJtO
まだ今よりもっと幼いときには、もっと思い出せなかった。
暗い中(室内なのか室外なのかすら分からない)を、誰かに抱っこされ、どこかへ連れていかれている感覚。

さあ、この長く暗く道を、どこまでも一人で歩いてゆけ、とポンと突然一人きりにされたような窒息しそうな絶望感でその記憶は終わっています。

それ以上の事は、何ひとつ思い出せない。次の記憶では、もう今の優しい兄貴二人と優しいパパとママが私を囲んでニコニコしている記憶。


中学のときに、母に思い切って聞いたことがある。
小さいときの記憶が変なんだ、思い出せないし、あーたらこーたらと説明すると一瞬、ホントにほんの一瞬鋭い目つきで私を見て、悲劇のヒロインじゃあるまいし、と笑い飛ばした。

その視線が怖くて、その夜に兄の部屋で兄貴に相談してみた。あんたは昔の記憶あるんかい?と。
662 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/12(土) 22:36:26 ID:xx4iOJJtO
兄貴は小さい頃の色々な記憶や思い出がある、という。ただその頃(私が生まれた頃)は、兄貴と弟(次男)は、飛騨高山の奥飛騨のジーチャンちに預けられてた、という。
細かくは思い出せないが、私が生まれて随分してから私に初めて会った、という。
次男の兄貴も同じ答えだった。だから、二人とも赤ちゃんの頃の私は知らないという。

自分が自分の記憶について、知っているのはここまでで、それ以上の詮索はしなくなってしまった。

張り 付いてる女性

644 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/11(金) 01:19:11 ID:OYrcsXTU0
自分が、マクドの2階席から1階まで下りきったら、壁に向いてピッタリ張り
付いてる女性がいた。で、今思い出したのが、階段下りてる最中にその人が見
えてるハズなのに、張り付くまでが全然記憶に無い事(突然目の前にいた感じ)

光の粉

639 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/10(木) 21:11:19 ID:vuidefXLO
4歳くらいの時、夜中に目が覚めたことがある。その頃は親子川の字で寝ていて、自分は真ん中。ちょうど満月かなんかで部屋に光が入っていた。

よく見たら室内なのに、光に反射するように粉が降っていた。
結構な量で寝ている両親にも積もっていたし、時計や本にも積もってた。
自分にも積もっていて手ですくうと、光りながら手のひらからこぼれた。
枕元のお気に入りの本(めばえか何か)にも積もってたので、息をフーッてしたら吹き飛んで舞った。

大人には言っちゃいけないと思った。
あとにも先にもあれ以来そんな体験してない。

真っ黒い球体

613 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/09(水) 09:06:23 ID:KzGenOVWO
高三の夏休み、家族でばあちゃん家に泊まりに行った。
両親や弟達は遊びに行ってしまい、私は一人涼しい仏間でゲームをしてた。
しばらくしてゲームに疲れた私は、ゴロンと横になった。
何気なく天井を眺めていると、隅の方に、直径50cmくらいの真っ黒い球体がある。
立ち上がり、見上げながらその球体に近づいていき、じっくり観察してみた。
髪の毛の様な、黒い糸の様な…とりあえず糸状のものが重なり合い出来た球体の様だった。

触れてみようと思い、机に乗り手を伸ばすと、その球体がクルリと回った。

口がある、汚い歯が生えている。鼻はない、まんまるい黄色い目がある。

しばらくなぜか冷静に観察し、我に返って、ウギャーと叫ぶと、その球体は口からベーッと黄色い痰みたいな臭い液体を私の体や顔にかけて、笑いながら外に出て行った。

そのあと何回風呂に入っても、一週間くらい臭いがとれなかった。

なんか妖怪の一種かな?家族やばあちゃんに言っても信じてもらえなかった…
625 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/09(水) 14:07:41 ID:KzGenOVWO
613です。
球体は浮かんでいました。天井のすみに。人が走って行くくらいなスピードで出ていきました。

笑い声は、鳴き声ではなく「ケヘヘヘヘヘヘィ」という感じの、高い声でした。
臭いは…私には腐臭というか、どこか遠くで何かが腐ってる?って感じの臭いに感じました。夏休み中だったのでよかったですが。
すみません表現が下手で。
649 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/11(金) 14:41:55 ID:zPNlw7Zj0
>>613-625
祖父のところで「谷牙=コダマ」と言うヤツだろう
人の頭大の一つ目の毛玉で乱杭歯の口がある物の怪だそうな
声は野鳥のような「ケェェイィィケケケェ~」甲高い声
息は腐臭がするらしい
山仕事してる人はこれに遭ったら一週間は仕事休まないと駄目で
飲みに行ったりするのも良くない
腐臭でマーキングされてるから怪我や事故に遭いやすいとか

本人も気付かない体調不良でポカすると大勢が危険な目に遭う山中だから
養生せよって事だろうけど
谷牙休みの樵のオッサンが飲酒運転で一人息子を轢いた話は聞いた事ある

子供が出来た

603 :本当にあった怖い名無し:2011/02/09(水) 02:39:32 ID:w6DZjMQ20
不思議な体験をしました。
結婚をして男の子を授かりましたが、二人目がどうしてもできませんでした。
基礎体温をつけたり、出来そうな日に集中して子作りしたけどダメで、
ちょっとあきらめていました。

ある夜、いわゆる子作りをして寝たところ
夜中(寝てから2~3時間?)に目が覚め
それは飛び起きるようなものではなく、意識がスーと覚めた感じです。
目を開けると、真っ暗な中で私のお腹が光っていました。
ハッとすると、私は左手をお腹の上に置いた状態でした。
光は眩しくはない温かみのある色合いで、お腹の中から光が四方八方に広がっている感じ。
直感的に、あー今受精した!子供が出来た!と思いました。

その後病院で検査をしてもらったところ、やはり妊娠していました。
後に女の子が生まれ、今6歳です。

職場の社長

601 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/09(水) 02:20:34 ID:kXQ8ihWG0
で、連投申し訳ないが、自分の話。

10年前の話なんだけど、朝、起きなきゃいけないんだけど起きたくなくて
ベッドでぐずぐずぐずぐずしていたら
職場の社長(としか思えない人?)が来た。
玄関を入って2歩。私の部屋に入って、3歩。
枕元に立って「もういいよお前」と
私に向かって心底うんざりそうに投げやりに言って帰って行った。

本物の社長のハズないんだけど、やけにはっきり見たし聞いた。
何か、嫌な感じだった。

その日、出勤した私に、本物の社長がリストラを告げた。

こういう霊体験も、こういう予知夢も、もう二度と味わいたくないです。

着ぐるみ

599 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/09(水) 01:52:44 ID:eW4TN8qhO
昨日の夜ファミレスに行った時トイレに行こうとしたら私の前に熊の着ぐるみ?もトイレに向かってた
なんで着ぐるみなんだよ~と思いその着ぐるみがトイレのドア開けて閉まった後自分もトイレに入ったら着ぐるみがいなかった
え?と思ったけど隠れる場所なんてないし、気味が悪かったんでトイレに行かず友達に話したら笑われた
私は喫煙席にいて、その着ぐるみは禁煙席から出てきたから、普通の客かと思ってたけどなんだったんだ

リビングの物音と謎の電話

590 :本当にあった怖い名無し:2011/02/08(火) 23:26:34 ID:udF8y38B0
2年位前の話です。

僕は、当時一人暮らしをしていました。
借りていたアパートは1DKで、リビングとキッチン両方にテレビがありました。
平日は、会社から帰ると、風呂に入ってキッチンでテレビを見ながら食事をするのが習慣で、そのあいだ、
リビングの電気は消してあります。

ある夜、いつものようにテレビを見ながらキッチンで夕食をとっていました。
すると、暗闇のリビングから、カシャカシャと何か金属の鎖か何かが落ちるような小さな物音がしました。
なんだろうと、リビングに行きましたが、何も変わったところはありません。
そのときは特に気にすることもなく、そのまま夕食をとり終えました。

しばらくたった夜、同じようにキッチンで夕食をとっていると、暗闇のリビングから、ズズーーーと
今度は壁を木の棒で軽く擦るような物音が聞こえてきます。
ん?とリビングを覗き込み、今度は電気もつけましたが、やはり変わった様子はありません。
そのときも、気のせいだと思い、やり過ごしました。

591 :本当にあった怖い名無し:2011/02/08(火) 23:27:19 ID:udF8y38B0
さらにそれから数日たったある夜の夕食中、またしても電気を消したリビングから物音です。
カタッと今度は小さなビンが倒れるような音です。これははっきりと聞き取れました。
隣の部屋とか、上階とかではなく、明らかにうちのリビングの中の音です。
速攻で、リビングの電気つけました。しかし、やはり見た限り異常なし。
そもそも、そのような音をさせるビンすらリビングに置いていません。
得体の知れなさで、ここで初めて、僕は怖くなりました。

その後しばらくは、そのようなことは起こりませんでしたが、ついにその日は来ました。
その日は、仕事が繁忙期の残業で夕食は、午前1時過ぎでした。
コンビニの弁当を食べながらテレビを眺めていると、ドサドサドサっと大量の本か何かが
床に落ちるような物音が、リビングで発生です。
椅子から飛び上がって、リビングに駆け込み電気をつけるも、やはり何もなし。
音の主と思われる本すらありません。いつのもまま。でも、明らかにこのリビングから音は聞こえたのです。
全身に鳥肌が立つような恐怖に襲われ、呆然と立ち尽くしていると、突然リビングにある電話が鳴りました。

そのとき、僕は電話といえば、携帯で事足りており、プライベートも仕事も、すべて電話は携帯を使用していて
家の電話は、ひいてはいたものの、まったく使っていません。そもそも、この家の電話番号を知らせているのは
実家と会社の人事部だけです。友人や知り合いは誰も知りえるはずの無い番号です。もちろん電話帳にも登録していません。

592 :本当にあった怖い名無し:2011/02/08(火) 23:28:33 ID:udF8y38B0
僕は、反射的に電話を取りました。
「・・・はい?」
電話の向こうは沈黙しています。
「もしもし、○○ですが?」
無言状態が続いています。
僕が電話を切ろうとした、そのとき、受話器の向こうから声がしました。ナビゲーターのような、年齢が推測できない
感情のこもっていない女性の声です。
「・・・いまの、いまのは私がやったんじゃないんです。」
「えっ?」
「これまでのも、私がやったことじゃありません。」
「・・・? あのどちらにおかけでしょうか?」
「私じゃないんです」
「・・・」
「ただ、もし今度音がしても、もう見に行ったりしないでください。そうすれば音はなくなります」
「・・・」
それから5秒くらい無言状態で、そのまま電話は切れました。

その晩は恐怖で眠れませんでした。
次の日からリビングは夜は常に電気をつけ、テレビもスイッチオンにした状態にしておりました。
電話の相手が言ったような、「次に音がする」ようなことも、それ以来ありませんでした。
転勤より、それから4ヵ月くらいで実家に戻ってきましたが、いまでもあの時のことを思うと、怖くなります。


不思議な気持ちになった話

584 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/08(火) 20:47:52 ID:8RDhigP70
去年、まとめサイトでいうところのUFO(3)を投稿したものです。
小ネタがちょっとあるので書いてみますね。

1)中学の時、体調が悪くなったので昼休みに早退させてもらいました。学校を出たのは1時30分頃。家までは徒歩10分程度。
家に帰って居間に入ると、壁に掛けてある時計が12時30分頃を指していました。
電池切れか?と思ったら、急にクルクルと針が回りだし、1時40分になりました。
2)バイトで早朝の新聞配達をしていたころの話。配達コースにパチンコ屋がありました。
店舗裏の駐車場奥にある事務所への配達でした。店舗脇を抜け駐車場に入ると犬が30匹ほど集まっていました。
みんな上の方ををジーッと見ていました。上には特に何もなく夜の空が広がっているだけでした。
3)同じく新聞配達中の出来事。ごく普通の一軒家の住宅地がある場所での事です。角を曲がって住宅地に入ると、子供たちが道路で遊んでいました。
まだ朝4時頃です。縄跳びをしている女の子や、けんけんぱをしている子供たちがいました。
角を曲がったらその光景だったのでかなりビックリしましたが、子供たちを避けながら配達をしました。
店に戻ってから気づいたのですが、その時間は真っ暗のはずなのにぼんやりと明るかったです。うっすらと靄もかかっていまし。物音や声は一切聞こえませんでした。

以上です。山場も落ちもありませんが、不思議な気持ちになった話です。
まだいくつかありますが、この辺にしておきます。

「おかえり」

566 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/08(火) 01:56:43 ID:4GdLZxlbO
流れ豚切りするすまん

日曜日の6時くらい?にとある用事から帰ってきて家のドアを開けて「ただいまー」って言った時、確かに女の人の声で「おかえり」って聞こえたんだ。
そのときは妹の声っぽかったから「あぁなんだトイレか洗面台にいるのか」って思って気にしなかった。(玄関入ってすぐに階段、トイレ、洗面台・風呂へのドアがある)

で、リビングに鞄やらを置いたら妹がいない。おかしいなとか思いながらトイレを見ても明かりは点いてないしもちろん洗面台にも誰もいない。
結局妹は二階で勉強中だったようで妹ではなかった。

きっとただの幻聴だよね…初めてだからちと怖い

押し入れのお姉ちゃん

559 :本当にあった怖い名無し:2011/02/08(火) 00:23:27 ID:KBwVEnNFO
数時間前 息子と布団に入り眠っていたんですが、急に胸を締め付けられるような痛みに襲われ目が覚めてしまいキッチンで水を一杯飲んでいると息子も起きてきて『ママ、押し入れのお姉ちゃん怖い』と言い出しました
今日旦那遅いんですよ…
息子をソファーで寝かせて今テレビつけて誤魔化してます…

鏡写し

550 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/07(月) 00:16:08 ID:/pnolgChO
小学高学年の頃、イベントで室内で目隠しして合図で目的地点に歩くゲームをやった時の事です。

自分が目隠しをして歩き始めた「直後」に、周りから「もうやめろよ」等と声がしました。


どうやら自分は相当な時間、目隠しをしてさ迷ったようです。その時間の記憶はありません。

そして目隠しを外す前、頭はグワンとして、周りの声は遠く聞こえました。

そして目隠しを外すと、室内が「鏡写し」に変わっていました。

夜景が見える窓を前とすると、皆の荷物が置かれた壁は左右が入れ替わっています。
荷物だけで無く世界が全て鏡写しでした。

まあ、
私は今も鏡の世界にいるのですがね…。


…最後だけ嘘です、
頭はグワンとして声が遠い状態がしばらく続きましたが、
何を思ったのか、目をつむってクルクルジャンプする等の奇行(笑)をやってるうちに一連の異常は収まったのです。
それ以来、成人に至るまで同様の経験はありません。

人間のように思える

528 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/06(日) 19:24:36 ID:u+KebBnj0
ある寒~い冬の晩、コンビニの横の道を通りかかった時
一匹の子猫が弱々しく「ミャア」と鳴きながら自分の足元にピタッとくっ付いてきた
踏んでしまわないように除けて再び歩き出したが
またすぐ自分の足元にこっちをジッと見つめながら塞がり
歩くのを止めようとしやがる それが更にもう一回繰り返された
どうもコンビニで自分に食い物を購入させ食べさせてほしいように思えた
でも癖になったら良くないと思いやめといた(個人的に犬派な自分てのもある)

子猫も遂に諦めたようで30mほど距離が出来たところで振り返ってみたら
まだこっちを悲しそうにジッと見ていた
なんとなくけな気な女のように思えてホンのちょっとだけゾクッとした

数年後の今、何か買って食べさせてやれば良かったとちょっと後悔してる
よく思い出してしまうんだわ
オカルトじゃないようだがその猫を人間のように思えてるもんで書いた

蛇口恐怖症

495 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/05(土) 22:27:31 ID:cRzp5GMfP
俺は蛇口恐怖症
でも昔は蛇口が大好きだった
実家の風呂にある蛇口は普通より大きなタイプで映る面積がでかいから
物心ついた頃からいつもいつも歪んだ顔を見て楽しんでいた
目を巨大化させたり、七福神みたいに額を伸ばしたり
歪んだ顔はちょっと怖いなと思いながらも、湯船に浸かるといつもそれ
その習慣は高校生になり実家を出るまで続いた
それこそとり憑かれたように遊んだがいつまでも飽きなかった

実家から出て数年、昔から続けていた習慣であるにも関わらず
帰省してもそんな記憶すっかりなくしていたのだが
この前実家に帰って風呂に浸かっていたらふとその遊びを思い出した
昔と顔形も変わったよなあと蛇口に顔を向けた
映った顔は歪んでいなかった
ギョッとした
そうだ、うちの家の蛇口はでかいんだ
普通の蛇口と違ってそんなに歪んで映るわけがない
なぜ、じゃあ今まで俺が遊んでいたあれは何なんだ何だったんだ
思わずわわわあああああ!!みたいな声をあげながらお湯を両手でバシャバシャとやった
なぜか風呂から飛び出す選択肢は浮かばなかった
ひとしきり潜ったり暴れたりしたあと顔を拭い蛇口見た
顔は歪んでいた
当たり前だ、蛇口はいくら大型でも円筒形をしているんだ
顔は歪んで映るに決まってる
さっきと見てる場所が違うのか…いや同じだ
さっきより冷静だった
冷静に原理を解明しようとしたが無駄だった
もう暴れたりしなかった
本当に血の気が引いてクラクラした
それ以来蛇口が怖くてたまらなくなった
蛇口をふと見た瞬間全く歪んでいない表情の無い自分の顔が
映るかもしれないと思うと今でも背筋が凍る

「お迎え」

489 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/05(土) 17:37:44 ID:Ao/dgnQQ0
母方の祖母から聞いた話。

時は戦前。祖母は小学生だった。
ある日の真夜中、祖母と曾祖母は何か物音がするので目が覚めたんだそうだ。
なんだと思って耳をすますと、ざっざっざっざ、とたくさんの人間の足音が聞こえる。
足音だけでなく、なぜか太鼓やお囃子の音も聞こえたらしい。ただ不気味なほど人の声はしなかった。
当然その日はお祭りなんてない日なので、祖母も曾祖母もおかしいと思ったそうだ。

足音は段々近づいてきて、ついに祖母の家の前で止まった。
ドンドンドンドン!と激しい勢いで家の戸を叩く音。
「誰?」と聞いても返事はなく、ただドンドンドンドンと複数人が戸を叩きまくっている。
親戚か誰かが緊急の用事で来たのかとも思ったが、
そうだとすると「誰?」と聞いても返事もしないのはおかしかった。
戸を叩く音があまりにも異様だったので、「今外に出てはいけない!」と直感し、
息をひそめてそいつらがいなくなるのを待ったんだと。
しばらくするとそいつらは諦めたのか戸を叩くのをやめ、お囃子を響かせながら遠ざかっていった。
翌朝曾祖母は近所の人たちにそのことを聞いてみたが、
足音や戸を叩く音、ましてやお囃子なんて聞こえなかったと言われた。

当時祖母の親族内では半年のうちに4人(若くてピンピンしてた人ばかり)が相次いで突然死しており、
あの足音たちはその4人を連れて行った「お迎え」だったんではないかと、祖母は今でも主張している。
あの時音に応じて外に出ていたら、自分も連れて行かれたのではないかと。

またこの「音」と因果関係があるのかわからないが、
次の日に裏の家が全焼して住人一家全員が焼け死んだそうだ。

黒ずくめの男

487 :変わり者:2011/02/05(土) 16:23:49 ID:/7duTocM0
これは僕が昔友人から聞いた話です。
ある小学生が夜、塾から帰る途中に後ろから人がついてくるような気配がして振り返ると
黒いロングコートを着た黒ずくめの男が後ろを歩いていて、不審者かと思い曲がり角を少し過ぎたあたりで立ち止まって
もう一度振り返ると黒い男はいなくなっており、その小学生は男は後をつけて来たのではなかったと思って安心して 前に向き直った。

すると目の前に黒い男が立っており、その小学生は広がった男の影に飲み込まれ行方不明になった。
この話は一週間後に突然帰ってきたその小学生が語った話である。

という内容の話だったと思うのですが、皆さんはこんな感じの話を聞いたことはありますか?

とある小説家の話

453 :[sage]:2011/02/04(金) 22:53:05 ID:0eA9Ogs10
とある小説家の話だ。

その小説家はもう随分前に自殺という手段でこの世を去っている。
自殺の理由に関しては色々と不審な噂も聞かれているが、
遺書もあり、精神を病んでいたことによるものだと言われているし、
事実そうであったと聞く。ここまで書けば誰なのか察しはつくかも知れないが、
敢えてここではその名を伏せることにする。別に故人の名誉を守るとか、
そういった意味合いではない事も同時に明記しておく。そんな、小説家の話だ。

もともと彼は、児童向けの短編、寓話的な話を多く書いた。
その題材は様々で、キリスト教から中国故事に倣うものまで、幅広く書いた。
その中には、所謂オカルト的なものもいくつか含まれていた。
だが晩年、徐々に精神に異常を来し、神経衰弱が進むにつれて、
やに精神的な話を書くようになっていった。そうして、狂っていく中、
正気との狭間で書き続けた話のいくつかには、今でも語られる逸話があるが、
今回はそのことには触れずにおく。

彼は神経衰弱の末、ある夏の日に自殺を決意し、それを実行し、この世を去った。
この死に関しても、やはりいろいろの不穏な噂話がまことしやかに語られている。
やれ「自分のドッペルゲンガーを見た」だの、或いはしきりに
「目の中にあるものが見える」などと周囲に言っていた、等が主たるところであるが、
それらは暗黙の内に肯定された事実となっている。当時としても、
その死に関して様々な憶測が飛び交ったが、かように現代でも、
彼の死にはオカルト的な奇妙な因縁を感じるものが多く
「遺書を認めた原稿用紙に、本人のものではない血がついていた」や
「死の直前に書き、破棄したはずのある短編の書き潰し原稿が、死後に元の形で発見される」
など、そんな話も時々語られている。

454 :[sage]:2011/02/04(金) 22:53:54 ID:0eA9Ogs10
話は逸れるが、前者の遺書の話に関して言っておくと、彼は
血を流すような自殺の手段はとっておらず、服毒による自殺であり、
その死の場所は床の中だったことから、遺書の遺稿を見た誰かが、
その原稿用紙の染みを血痕に見立てて面白おかしく書き立てたのだと思われる。
後者の破棄したはずの短編は、その真偽はともかく、未完の遺稿として改題され、
全集にも収録されている。その内容に関して、彼の旧知の知人が残した文章の中に、
その短編と一致するいくつかの単語が記されているので、
照らし合わせてみるのもなかなか興味深いだろう。
(ただこの点に関してもいくつか不審な点があり、原稿はいつ発見され、
いつ書かれたものなのか、という部分が曖昧であり、それがまた尾鰭のつく要因になっている)

話を戻して、彼の死の直前、といっても数日前にだが、
彼に面会した人間が何人かいる。そのうちの一人が残した、奇妙な話がある。
ここからが、本題である。死の直前に、小説家に相対したその一人は、
小説家と旧知で同門だった。ここも名前は伏せるが、区別のために
自殺した小説家をAとし、その知人をBとする。そのBが、こんな話を残している。
伝聞による再構成のため、主体が判然としないところがあるが、どうか了承して欲しい。

455 :[sage]:2011/02/04(金) 22:55:14 ID:0eA9Ogs10
Aは生前、作品の分類的には中期に入る頃から、様々な
奇妙な話を蒐集する事に熱心だったという。Bも勿論、
そう言った奇異なる話は興味の対象だったため、
Aの蒐集してきた話を面白がって聞いていた。無論、今では
ありきたりになっている古典怪談の類や、おそらく現在の
奇譚異聞の原形になったであろう話、今で言う都市伝説のようなものまで、
その幅は広かった。中には、Aが自分で蒐集してきた話を
短編の題材にしたものも何編か残っている。
それくらい、Aの持ち寄る話は、奇妙で、不可思議で、
ある種の魅力に溢れていた。そしてある日、AはBにひとつの話を聞かせた。

「こんな話を知っているかい」

とAはにやりとしながら切り出した。

「ある地方では、人が死ぬと、その人が生前使っていた鏡を割ることがあるんだそうだぜ」

いつもの様にAの蒐集してきた話に耳を傾けていたBは、頷きながら先を促した。

「鏡に対する信仰、というらしくてね」
「それは宗教的な意味合いかい」
「いや、あくまでも土着の風習のようなものだろう。僕はそう聞いた」

Aはちら、と部屋の入り口の脇に寄せてある鏡台に目を向けた。
つられてBも、鏡台を見る。最近買い換えたばかりなのか、妙に真新しい印象だった。

「それで、何故鏡を割るんだね」
「鏡から、その人が出てくるのを防ぐためだよ」

鏡台から視線を戻さず、こともなげにAはそう答えた。

456 :[sage]:2011/02/04(金) 22:56:07 ID:0eA9Ogs10
「鏡の中に映る人、というのは、元来鏡の中に生きる人で、
それが平生僕や君の形を成して、僕や君が鏡の前に座る時現れるんだそうだ」

Bは、いつもよりもAの話に惹かれ、立ち上がって
鏡台のところまで歩いていった。鏡台には布が掛けられている。

「布をとってもいいかい」

Bがそう聞くと、Aは相変わらず人を食ったような表情で、
無言のまま頷いた。Bは布をめくり、その中をのぞき込んだ。

「じゃあ、こうして今鏡の中に映っている私は、私ではなく、
鏡の中に棲む私が見えているだけというのか」

そういいながら、Bは右手をあげたり、左手をあげたりしながら、
鏡の中に棲む自分とやらと見つめ合った。

「そうだ。そうして人が死んだ時に、その鏡を割ってやらないと、
そこに棲んでいるものが出てきてしまう、という話らしい」
「成る程、面白い風習だ」

Bは、下心もあってか、その話が何かの自著の題材に
できないかと思い、更に先を促した。

「勿論、この話には続きがある」

Bはそれを聞いてAに向き直り、どんな話が語られるのかと構えた。
そんな様子のBを見てAは薄く笑ったが、すぐに真面目な顔になり、声を少し落とした。

457 :[sage]:2011/02/04(金) 22:56:48 ID:0eA9Ogs10
「鏡を割る、と言うよりも、鏡を割らなければいけない、という意味でもあるそうだ」

Aは続ける。

「鏡を割らないでいると、鏡の中に棲むものがこちらに
出てきてしまい、死んだものと成り代わる、というらしい」
「鏡の中に棲むものが、実体を得ると?」
「そうだ、そして、その抜け出たものは鏡に映らなくなり、
抜け出たものがその鏡を割ってしまうと、もう誰もそれが
鏡の中から出てきたものだとは気づけなくなってしまう、ということらしい」

そこまで聞いて、些かBはがっかりした。Aの話しぶりからして、
もう既にAはこれを題材にした腹案を持っているだろうということが、
直感的に分かった。それと同時に、友人の蒐集した奇譚を剽窃しようとした自分を恥じた。

「与太話だと思うだろう」

そんな様子を見ていたAがBにそんな事を聞いた。

「僕だって、馬鹿げた話だなと思うさ」

意外なことにAはそんな風に続けた。Bはその態度に戸惑った。
Aはそう言った話に対してはやに執着する気があった。
今まで自分の蒐集した話に対してそんな事を言うのは、聞いた事がなかった。

「だが」

戸惑うBを余所に、またAは続ける。

「あながち、ただの与太話ではないかも知れない、という気はするがね」

Bはころころと変わるAの態度が、いよいよ分からなくなった。

458 :[sage]:2011/02/04(金) 22:57:38 ID:0eA9Ogs10
「それは、どう言うことだい」
「枕があるだろう。寝る時に使うあれだ」
「ああ」
「人間は、生きている内で、その多くの時間、頭を枕に預けているだろう」

急に話は枕へと逸れた。Bはまた、そこから
どんな奇譚が飛び出すのかと、戸惑いながらも、身構えた。

「魂や心というものは、頭に宿る、という話は聞いたことがあるだろう?」
「いつか、君が話してくれたような気もするね」
「そうだったかな。まあ、その魂や心の宿る頭を
預け続けている枕には、少しずつ魂や心が移っていく、という話もあるんだ」

人間が生きている内に、そうやって魂や心を傾けているものには、
少なからず魂や心が移っていくという話が往々にしてある。
枕は勿論のこと、筆や硯、言うなれば家などにも、それは移っていく。
そう思えば、鏡だってそれが移る事があっても、何ら不思議はない。
形は違えども、そういった思想の上に、その話が出来たのだろう、とAは語る。

「そら、このペンだって僕は愛用している。
だからこれには僕の魂が幾らかは移っているんだぜ」

Aはそう言って、机の上のペンを取って見せた。Bにしても、
成る程と思える話だった。多分に余計な尾鰭がついたのは、
Aの持ち寄った話であるからだが、その根底には「ものに宿る人の魂」
のようなものが見え隠れしていたし、いつか聞いた「九十九神」のことも思い浮かんだ。

459 :[sage]:2011/02/04(金) 22:58:55 ID:0eA9Ogs10
そこでAの話は終わった。Bは、また鏡に向くと、そこに映った
己の姿をぼんやりと眺めた。そして、そのぴかぴかの鏡面に映った自分は誰なのか、
鏡の中の自分とやらなのか、とそれを考えていた。そうこうしているうちに、
階下で呼び鈴が鳴った。郵便夫のようだった。生憎、その時Aの家には
AとBの二人しかいなかったから、Aは「失敬」と言いながら立ち上がった。
BはAの邪魔にならぬように、鏡台から下がって、入り口への通路を開けた。
そうして、Aが横切って行くのを目で追っていた。
ふと、視界の向こうに、鏡が見え、何の気なしにそれをのぞき込んだ。
だが、そこにはB以外の何者も映っていないのをBは見た気がした。

階下へと下って行く足音にはっとしながら、Bは、
先程Aがペンを取った手は、果たして右手だったか、左手だったかと思い返そうとしていた―――。



この話はそこで終わっている。果たしてこれがBの創作であるのか、
実話であるのかは分からない。だが、ここにこうして、或る小説家にまつわる
もう一つの話があったことを、記しておく。

Aは、鏡から抜け出た何か、だったのか。
この話がもしも、真実であるのならば、彼が晩年に見かけたと言われる
ドッペルゲンガーというものは、或いは―――。

460 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/04(金) 23:03:19 ID:0eA9Ogs10
以上、伝聞ですが、長文失礼いたしました。

廃団地

445 :本当にあった怖い名無し:2011/02/04(金) 19:33:07 ID:BFDZp2FP0
すみませぬ。
では一つ、怖い話を・・・・

学生時代、夜に友人達と廃団地を訪れる計画を立てました。
そこがいつから廃団地なのか、なぜ廃団地になったのかは判りません。
しかし如何にも関係がありそうという風に、実しやかに一つの噂が流れていました。
そこを訪れようとしたのは、その噂があったからであり、怖い物見たさが理由になります。

昭和のまだ四十年代、その団地に一人の身寄りのないお年寄りが住んでいました。
寂しさからか、今で言う認知症だからか、
ある時期を境におかしな事を口走るようになったと云います。
鎌をいつも研いでいて、「もうすぐ草を沢山刈らないとね」と、団地の人へ。

時間が無いので、続きはのちほど・・・・
つまらないようであれば、自粛します。
504 :本当にあった怖い名無し:2011/02/06(日) 09:34:22 ID:+vE25ErT0
>>447
>>449
お気遣いに甘え、続きを書いてみます。
ショボイ体験と感じたら、申し訳ございません・・・・

老人が「刈らないと」と言った草、それは団地の子供たちでした。
気が触れていたのでしょう。
周囲へ漏らしていた物騒なつぶやきを、遂に実行へと移したのだそうです。
それは目も当てられない事件だったと云います。

狙われたのは子供と言っても幼児ばかりで、連れ去られ、首を鎌で落とされる。
被害は一人で済む事かなわず、多少の人数に及んだと・・・・
事件は認知症だからで処理されたのか、逮捕投獄されたのか、判りません。
いずれにせよ団地が人が離れ廃墟化したのも、事件が事実であれば、解かる事でした。

>>473
私は当時家庭の事情が複雑で、あまり食事をしていませんでした。(漫画も買えない)
背が高いのに発育が遅かったのも、栄養不足ゆえでしょう。

505 :本当にあった怖い名無し:2011/02/06(日) 09:35:58 ID:+vE25ErT0
それにしても、いくら昭和四十年代の話とは言え、それほどの事件があって、
もっと世間に大々的に、知られていないものでしょうか?
話を平成初期に聞いた時、それが疑問に思えたものでした。
しかしこの話が事実かどうか、それは私たちにとり、然程大きな問題ではなかったのです。

おぞましい噂のある廃団地は、大学に入って最初の夏休み、
浮かれていた私たちグループの、格好の探検の場となったのです。

私を含め訪れる計画を立てたのは4人、私以外は野球部、陸上部(短距離のエース)、
もう1人は何部だったか忘れましたが、3人とも運動部でした。
冒頭「友人」と書きましたが、私に広く友人がいたわけではなく、大学に近いアパートに、
その日まだ帰省せず残っていたのが、たまたまその4人だった、というだけに過ぎません。

「なァ知ってるか。俺スゲー危ない場所聞いたんだけど・・・・ 」
話を持ってきたのは、結局帰省し参加しなかった、他の運動部の部員でした。

506 :本当にあった怖い名無し:2011/02/06(日) 09:37:40 ID:+vE25ErT0
聞けば都内にあると言います。
廃団地が、です。
大学も私たちのアパートも、東京でした。
近くはなかったものの、車を走らせれば夜じゅうに往復出来ない距離ではありません。

車を出したのは(私が)部活を憶えていないヤツでした。
憶えていないのは何かオカルトな理由があるわけじゃなく、付き合いが無かったからです。
彼の運転で現場へ向かいました。
ラジオからバルセロナオリンピックが流れていたのを、憶えています。

廃団地は大通りを右へ折れ、ほとんど使われていないと見える道路をしばらく進んだら、
左手に見えてきました。
道路は使われていないと言って良い状態なので、そのまま車を停め、4人は降ります。
金網も無い真っ暗な、入れてしまう廃団地が、目の前に聳えます。

507 :本当にあった怖い名無し:2011/02/06(日) 09:42:42 ID:+vE25ErT0
引き返せないな、流石に少し怖そうだ――

そんな事を考えようとした、しかし考える間もない、車を降りて何歩目かですぐ、
運転してきた彼がいきなり、走り出したのです。

「うわっ、はしゃぎ過ぎてるよ」

そう誰もが考えると思います。
私もそう思いました。
しかし野球部の友人が、「バカ、すぐ止めろ!」
賢くも、すぐに異変に気づいたのです。

陸上部の友人が慌てて追いかけ、捕まえました。
私も後れて追いつき、取り抑えるのに協力しました。
取り抑えられた彼の様子は、表情、嘔吐、嘔吐物・・・・ とても書けるものではありません。
思い出していて怖いのと、流石に清潔感を(こうわざわざ言うほどに、著しく)欠くからです。

508 :本当にあった怖い名無し:2011/02/06(日) 09:44:27 ID:+vE25ErT0
ぐったりと、ひどい発熱をしていた彼は、私たち3人に病院へ送り届けられました。
ご両親にも来て頂いたほど、それは普通ではない容態でした。

その出来事以来、彼は病院(あるいは彼の実家)から、戻ってくる事はありませんでした。
安否を彼の両親に聞けばいい。
そう何方も思うでしょう。
しかし現実には、そうなった家族との関係は冷えきり、何かが聞けるものではないのです。

噂は夏休みが開けすぐに広まり、第二のチャレンジャーまで現れたようでした。
第二のチャレンジャー、つまりかの廃団地を訪れた(私たちではない)二番手グループは、
しかし矢張り恐ろしい目に、遭ったのだそうです。
車から降りる事さえ出来なかったようです。

廃団地が見えてきたと思ったら、「ウキャキャー♪」と笑った幼児たちが飛んできて、
バン、ババン、っとフロントガラスに突っ込まれ、手形をつけられ、逃げてきたのだと。

509 :本当にあった怖い名無し:2011/02/06(日) 09:46:36 ID:+vE25ErT0
廃団地はそれから6年後にも、まだ廃団地のままでした。
無論足を再び運んだわけではありません。
人に伺っただけですが、まだ恐ろしい場所だったようです。
何故これほどのある意味不当な場所が、東京に作られてしまったのでしょう。

友人2人は帰りの車中、震えていました。
屈強な運動部の若者が、です。
実は様々見えて、聴こえてもいたのだそうです。
その出来事を境に、悪く言えば2人の人生もまた、暗転したと言えなくもありません。

車に手形をつけられたという二番手グループも、同様でした。
霊能者と言われる方々もそこには近づけず、清める事も出来ないのだと、云います。
寧ろ僅かでも霊感があったら、受信(?)し過ぎて気が触れてしまうのだとも。
ひょっとして昭和四十年代から、そこはどこかおかしな場所だったのかも知れませんね・・・・

謎な夢

421 :本当にあった怖い名無し:2011/02/04(金) 15:51:45 ID:qt86aWs1O
謎な夢見たから書き込んでみる
電車の中で寝ちゃって起きたら降りる予定の駅に着いてたんだ
とりあえず降りたんだが周りの人が無言でやたら顔が青白くて違和感を感じてた
そしたら車掌の格好した死んだ祖父さんが現れて「○○、お前の降りる駅はここじゃない」って押し戻された
そんでまた電車の中で寝ちゃうってのが三回くらいループして起きたら寝過ごしてた
まぁ、降りる予定の駅で事件があったとかそういう事も無くオレはテストに遅刻した

となりのおじさんが来てる

411 :本当にあった怖い名無し:2011/02/04(金) 14:38:50 ID:wODDmsWN0
ある日嫁が台所で夕飯の準備をしていたんだけど
その手を止めてずっとリビング奥の廊下の方を見てた

リビングにいた俺はなぜ廊下を見ているのか気になり
「どうした?」って聞いてみた

そしらた嫁が「となりのおじさんが来てる」と・・・
気になって廊下まで行ったんだけどそのおじさんはいなかった

おれは「え?誰もいないよ」って言ったら
嫁が「いや、霊となってきている」って・・・

それから約5分後、救急車のサイレンが聞こえた
救急車はとなりのおじさんの家でとまった

何事かと外へ出てとなりのおじさんの家にいった
ところ、担架にのせられたおじさんが運ばれるところだった

おじさんの家族の話によると、10分くらい前に急に倒れ
救急車が到着した時は心肺停止状態だったという・・・

その後おじさんは病院で死亡が確認された

その後嫁が言った一言 「やっぱり・・・」

おしまい

実は嫁さん霊感がとても強く、お祓いできるレベルw
こんなことが日常茶飯事です

ステルスの形したドでかいやつ

408 :本当にあった怖い名無し:2011/02/04(金) 04:19:31 ID:nU2ilYPn0
>>301
ビックリした
10年ほど前だが同じ様な体験ある

その夜は満天とまで言わないけど、雲ひとつない星の綺麗な夜だったんだ
駐車場に車を置いて家まで歩いていると、突然影と言うか闇と言うか…
夜なんだけど、外灯と星の明かりでそんなに暗くなかったんだよね

で、違和感を感じて空を見上げたら、ステルスの形したドでかいやつが浮いてた
飛んでるんじゃなくて、ゆっくり移動してるって感じ
何でか質感がまったく分かんない
周りに星が見えてるのに、その形の部分だけ闇というか漆黒というか…

とても不気味で、家に帰ってニュース見てたんだけど何もなし
今でも不思議だ

赤く大きな月

395 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/03(木) 22:51:56 ID:55HZ0rVk0
五歳くらいの話。
母親が運転してて、兄が助手席。
自分は後部座席で暇だな~ってゴロゴロしてた。
で、なんとなく後ろを覗いたら、赤いとんでもなく大きな月が出てた。
眠気も無かったし、なんだこれ?すごいなー、って見続けていて、特に家族と会話もせず目的地に到着。
で、後日自分にははっきりと現実世界でその月を見た記憶があるから、家族にこの前の月すごかったね~と話したら、はっ?夢でも見たんじゃない?って完全スルー。
絶対自分では見たし、寝てもいなかった自信があるのにその後も否定され続けたから、なんとなくうやむやになったけど、>>76見て鳥肌立った。てか嬉しかった。終わり。

老姉妹猫

386 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/03(木) 19:53:40 ID:pUVwZb2k0
うちに長い事いる老いぼれの姉妹猫の話。
妹猫は噛み癖が酷くて酷い時期には家族全員毎日毎日噛まれてる様な有り様だった。
俺も良く噛まれて痛がってたんだがそう言う時に限って愛想の悪い姉猫の方が近づいて来て
噛まれた手をペロペロ舐めてくる。
元々舐め癖のある奴なんで対して不思議には思わず、「慰めてくれてんのか~wwよしよしwww」ってふざけてたんだが。

ある日異変に気付いた。
姉猫が舐めてくれると痛みがすぐに引いて、さっきまであった噛み痕が治ってる。
毎回噛まれては舐められての度に確認したけどやっぱり傷が綺麗に消えている。
で、試しにナイフで切った傷とか元々あった痣を姉猫に見せつけてみたんだが、
そういうのは舐めても治らなかった。(まぁ殆どそっぽ向かれたんだけど…)
必ず進んで舐めるのは妹猫がつけた噛み痕だけで、今もそう。

俺がそれを教えたら家族も試す様になって、今では皆妹猫に噛まれたら姉に見せる様になっている。
姉ちゃんが「まるでカマイタチみたいだねw」って言ってたけど、そう考えると本当に妖怪みたいだと思う。
別にそれ以外に何が出来る訳でもない普通のペットなんだが。

ジャンプ降りしてる奴

376 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/03(木) 12:42:39 ID:sr3RIJNnO
怖くもなんともないが、8Fまであるショッピングビルに行った時の話
4Fでエレベーターを待っていたんだが、その間エレベーターホールの真横にある階段から人が二段飛ばしで降りてくるような音?がずっと聞こえていた
(ちょっと間を置いてからジャンプして降りるような音というか)
特に気にしないでエレベーターを待ってたんだが全然来ないので自分も階段で降りることにした。
その間も背後からジャンプ降りしてる奴の足音は聞こえてて、とうとう1Fに辿り着くか着かないかのところでそいつに抜かされて正体が分かった
きちっとしたスーツを着込んだ30代ぐらいの男が後ろ向きのまま器用に3段飛ばしで降りていくんだよ。しかも真顔
振り向いて段数を確認することもなく、手刷りにも捕まらず綺麗な背筋を保って淡々と降りてくもんだからちょっと異様だった。
一瞬呆然としたけど、そのままB1Fの食料品売り場に降りてく足音を聞いてなんだが笑えた

ふぁい君

375 :本当にあった怖い名無し:2011/02/03(木) 11:27:30 ID:ZsmfeE580
 個人的に怖かった話。
 長文失礼します。

 1年ほど前の秋、2・3ヶ月ほど、ふぁい君と呼ばれた子が職場に出入りしていた。
 『ふぁい』と返事するから。おやつタイム頃になると来て、一緒に食べ、会話していった。
 職場の関係者でもなく、バイトと言うわけでもない。
 本人は定時制高校に通っていると言っていた。 中学は養護だったらしい。知能レベルは小中学生。
 いつも自転車で、カゴにはスケッチブック。裏表紙に○○市○○町と名前がしっかりした字で書かれていた。
 両親はこの辺りでは繁華街の町で、喫茶店をしているらしい。
 冬になって、雪も降ってきたので来なくなったのだろうと思っていた。

 去年の年末。買物に行った時、ふと彼の事を思い出し、両親の喫茶店を探したが見つからなかった。
 町の名前か、店の名前を間違えて言っていたのだろうと思い、目に留まった喫茶店に入った。
 その店は、レトロな雰囲気で、壁の一面はコルクボード。そこに、地方回りをしている芸能人の写真やサイン色紙等飾ってあった。
 何とはなしに眺めていると、あのふぁい君を見つけた。50代くらいの優しそうな両親らしい2人と一緒に並んで写っている。場所は見覚えのあるこの辺りの通り。

 店のマスターに聞くと、2・3軒隣にあった喫茶店のマスターと家族だと言った。
 ただし、その店はもうなく、マスター夫婦は高齢のため店を閉め、今は老人ホームに入っているらしい。
 マスターの昔の住所も○○町で間違いないそうだ。

 整理すると、彼は誰??

 ここ2・3日前のことだが、車の中から、小雪が降っているのに、自転車に乗っているふぁい君を見た。カゴにはいつものスケッチブック。
 見間違いだと思うんだけど。

米国で出会った知人のはなし

368 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/02(水) 17:49:50 ID:R84TAYbE0
これはそれを経験(と自称)してる奴から直接聞いた話。
まぁ俺は99。99%そいつの妄想かと思ってるが、そうとしても面白い。
俺は米国のある大学院に居たんだが、そこで、アイビーの工学部を出てから
一念発起し、今は映画監督になるべく学んでる奴にあった。
そいつは、その前に、ビルマのお寺で修行?してたそう。軍政で、なかなか
アメリカ人は入れないんだが、そういうルートなら入れる事も有るとか。
で、なんか村の回りが田んぼなお寺なんだが、もう超常現象としか思えない
事がボンボン起こってたそう。色々聞いたが、二つ挙げると、
1 その寺の辺りに一人の悪霊が居て、色々悪さをする。戸を開けたり窓を
通ったり。ある日、そいつが部屋に居ると、ドーンと突き飛ばされて、
窓が開いた。坊さんに聞くと、それが悪霊だそうで、なんか通り道になってるんだとか。
坊さんはなんつか無関心で、そんな奴も居るよ、みたいな感じで、放置してたそう。
2 そいつが部屋で、コカコーラ飲みたいと思って、ふと机を見ると、コカコーラが…
しかも冷えとるし。そこは田舎の田んぼの中なので、コーラなんかあるわけない。
不思議に思ってラベルを見ると、タイ製?!だったそう。そいつは
美味しく頂いたが、さすがに悩んでしまったそう。どうしてコーラが
出現したのか、またタイ産なのか。坊さんがくれた、と思ってたようだが。

369 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/02(水) 17:54:01 ID:R84TAYbE0
ちなみに、そいつは元工学部だから、科学的思考は当然できる奴で、
頭もかなーり良いはず。また、印象も、逝っちゃってる感じは特に無く、
上の話も、自慢っぽくもなく、こんな不思議なことも世の中にはあるよ、
みたいな感じで話してた。また、この坊主は割とビルマでは有名な人で、
小乗の高僧として日本にも行ったことがあるそうだ。名前を聞いておけば、
裏も取れたかもしれないので、惜しかった。
繰り返すが、俺はテレポーテーションがあるとも悪霊が存在するとも思ってない。

370 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/02(水) 18:00:14 ID:R84TAYbE0
もう一つ書く。これも、それを経験した奴が直接俺に話したこと。別の奴だが。
これは確かアジア系アメリカ人だった。以前日本に行ったことがあったが、
そこで、外人用の安宿みたいなとこであるカップルに会って知り合いになった。
月日は流れ、半年ぐらいになって、その人は思い立ってフィリピンに行った。
そこで暫くブラブラしてるうちに、特に理由もなく、ある山に行った。
そこは観光地でも有名なとこでもなく、単にそこらにある無名の場所だった。
が、そこで何と、半年前に日本で知り合ったカップルに出くわして、双方びっくり。
日本に行く奴がフィリピンにも行く可能性は割とあると思うが、なぜ、
そんな田舎のどこでもない場所に双方が同時に行くことになったのか…
確率的にはかなり低いのではないか。
これはシンクロニシティみたいな点でちょっと面白いと思った。

すごかった友人

358 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/02(水) 03:34:42 ID:AvgTcEyQ0
去年の話

俺右手の握力が55kgなんだけどさ
友人にニコ動関係のオフ会に誘われたのよ
その日はどうせ家でぐったりしてるつもりだったから何というグッドタイミングだと思って喜んで参加したんだ
で、場所は家が金持ちの先輩の別荘なんだけど、結構遠い場所だったのよ。俺の家が神奈川と例えると、その別荘が愛知辺りになるかな
その距離を友達はチャリで行くって言ってたから「無理だろ」って尋ねたら「いや普通だろ」って返されたのよ
その友人は俺よりも体力が無い奴だった筈だったんだけど、その友人ですら行ける距離なら俺も行けるかなと思ったんだ

当日、友人とチャリで現地に向かう途中の事
友人のチャリ漕ぐ速度が、全くついていけなくなるくらい恐ろしく速いんだよ
いや俺が遅いんじゃなく、友人が速いんだよ
車やバイクをいとも簡単に抜かしてるぐらい速いんだよ
ドン引きしたとかそんなレヴェルじゃないぐらい速いんだよ
出発したのが8時30分くらいだったのに、到着したのが12時ピッタリだった

でもそれ以降はいつもの友人の姿で、
先輩にパシらされたり、インフェルニティでソリティアしてたりと、
さっきの友人が別人なんだろうなって思えてきたわけよ

帰りもいつもの友人に戻ってて、チャリ漕ぐ速度も俺以下になっていた
家に帰ったのが夜11時ぐらいで、帰ってきたら着替えすらせずベットに突っ込んで、5秒もせず寝れたわ

それ以降、友人と遊びに行く時は必ず徒歩、バス、電車のどれかにしている

時空のおっさんの仲間

344 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/01(火) 20:22:27 ID:7epRpRpk0


12月の中旬ごろに、おそらくこれだろうと思われる体験をしたのでレスさせてもらいます。
創作でもなく確かに体験した実話です。



私はコスプレイヤーで、その日は友達と4人で地元のコスプレイベントに出掛けていました。
会場は屋内と屋外を両方使えるようになっていたんだけど、当日は大寒波で物凄く寒い日だったので、私達は屋内で撮影を楽しんでました。

お昼過ぎ、そろそろお昼ご飯を食べようと言う事になって私達4人は受付へ。
どうやらその会場は屋内では飲食禁止らしく、外のテラスみたいな所へ出ないと飲食が出来ないとのこと。
クソ寒い中、コートを着てしかたなく外へ出て昼食を楽しんでいた時にそれは起こったんです。

私以外の3人は、当日予定していたボーカロイドの大型併せに行くと言う事で早めに昼食を済ませてそっちに行ってしまいました。
残された私は寒さにも慣れ、テラスでパックのジュースを飲みながら色んなレイヤーさんを眺めていました。
何分か経って、「そうだ、今日撮った写真を見よう」という事で暇つぶしに一眼レフを取り出し、写真を見始める事に。
一眼をいじり始めてからおそらく5分も経ってないんですが、気づけば周りがえらく静かになっている事に気が付きました。
当日あまりの寒さの所為か、結構人気のイベントの割には人数も少なくてもともと静かだったんですが、いくらなんでも静かすぎる。
気がつけば近くで写真を撮っていたレイヤーさんも皆居なくなっていました。
皆寒くて屋内に避難したのかな、とか、スタッフさんの指示かな、とか思いながら屋内へ行こうと立ち上がると私は眩暈がするほど震えあがりました。


つづく

345 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/01(火) 20:23:28 ID:7epRpRpk0

空が、緑色なんです。
雲も含めて全部緑。
グラデーションも何もない真緑で、私の目がおかしくなったのかと思って目を閉じたりしたもののやはり緑。
私が居たのは中庭で、四方を壁が覆っていたんですが、その壁に映る光や地面を照らす日光も全部緑で気持ちが悪かったのを覚えています。
あまりの非現実さに、イベントだという事を忘れて号泣しながら受付へ行こうと何とか屋内に入りました。

誰もいない。
撮影用に設置されていたセットは、列が出来る程人気だったものまでもぬけの殻。
椅子はさっきまで人が座っていたかのようにずらされていたりして、それが余計に怖くて足が竦みました。
こんな事もあるものか、と大パニックを起こしながらスタッフルームへ行ってみようと廊下に出ると、
白いカーディガンに青いブラウス、裾を折ったジーンズを履いた女の人が立っていました。
確か右手首か二の腕かに、黄色い腕章みたいなもの(キャプテンマークみたいな形で、何か文字が書いてあったけど読めなかった)をつけていたと思います。
黒いサンバイザーを被っていて、顔はよく見えませんでした。
とにかく人を見つけたので、衣装のまま声を掛けてみる事に。

「すいません、何かあったんですか?」

声を掛けた途端その女性は私に気付き、そして血相を変えてこう言ったんです。

「どうしたの!?なんで此処にいるの!」

その時私は、あぁ、自分がコスプレ衣装を着ているからびっくりしたのかなと思って慌てて、

「コスプレのイベントがあって来たんですけど、急に皆居なくなってしまって…人の気配がしないんです。もしかして貴方も迷われたんですか?」
「ちょっと待ってね、時間掛かるかもしれないけどそこ座っててくれるかな」

話がかみ合いません。
幼稚園の先生みたいな優しい笑みを浮かべた女性は、私を近くのソファに座らせて携帯で何やら話しています。
「遭難者」とか「今年で6人目」とか言っていて、何のことやらさっぱりなままその話を聞いていました。

つづく

346 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/01(火) 20:24:51 ID:7epRpRpk0
しばらくして電話を終えた女性が私の方を向き、にっこり笑って、

「怖かったね」

とだけ言って携帯を閉じ、私の肩に手を当てた途端目の前がバチッと弾けたようになりました。
花火が弾けたような、そんな衝撃でした。
ふと気がつくと私はさっきまでいたテラスに座っていたんです。
友達は!?と思って探してみると、大型合わせできちんと写真を撮っていました。
あれは何だったんだろう、夢にしてはリアルすぎる、と不思議に想いつつ帰りのスタバで友達にそれとなく話してみると、

「それ時空のおっさんだよ!」
と言われ、このスレの事も教えてもらいました。
友達の一人がオカ板によく行くらしく、めちゃくちゃ羨ましがられたんですが正直怖いだけでした。
私が会ったのは、たぶん時空のおっさんの仲間か何かだと思います。
きれいな女性でしたよ。

メキシコの仙人

337 :本当にあった怖い名無し:2011/02/01(火) 18:54:29 ID:csDw3R9S0
>>309
オレの知ってるのは資格のある医師じゃなくヒーラーだけど、こういう人いるよな。
ヒーラーと言うか、地元(メキシコ)じゃ仙人と呼ばれてる。
いや、呼ばれて「いた」か。
何十年も昔の話だから、今生きているかは判らない。
テーマが深刻だから、「何処にいるのですか?」「治してもらいに行きたいです!」と、
あんま真顔に聞くのは、勘弁してくれ。
話半分、雑談程度に捉えてくれれば・・・と思う。
そのじいさん(仙人)はガンをたちどころに治しちまう。

「人はなぜガンになるのか」

これを知っている人だった。

じいさんの話によると、人間は死んでもすぐにはそれ(死んだ事)が理解出来ないらしい。
現世に留まろうとする。
それで、留まるには実は何かに「つかまらなければ」留まれないのだと。
つかまる対象だか、何にでもつかまれるわけじゃなく、親族の体の一部が手頃。
ほとんどの死者は一定時間が経てば死んだのを自覚できるが、自覚できないヤツに長く
つかまられていると、そのつかまられている箇所がガンになるそうだ。
胃につかまられていれば胃がガンに、腸につかまられていれば腸がガンになる。
ガンになっている間は、今現時点でまだつかまられている・・・という事らしい。

だから解決は単純。
そのじいさんが(骨やら内蔵やらに)つかまっている死者へ、「貴方はもう死んだのだよ」と、
言い聞かせる。
これでたちどころに治るのだそうだ。

地元じゃ医師がガンになったら、病院で治そうとはせず、じいさんの住む山を訪ねていた。
霊の話がスレ違いだったら、スマソ。

廃屋の蔵

330 :本当にあった怖い名無し:2011/02/01(火) 09:29:47 ID:UMXgyexj0
高校卒業ちょっと前の話です。
地元でもちょっと有名な廃屋に肝試しに行こうって話になり、
俺含め男3人で深夜に友達の運転する車で向かったんです。
その廃屋は母屋とは別に蔵みたいなのがあって、俺らは母屋の方を探索して雰囲気を味わってた。
廃屋だし雰囲気あったし恐かったけど、別に特に何も起きたりする事もなく、
「そろそろ帰るか」 って事になったんです。

そうしたら友達が「あの蔵に入れるのかな」とか言ったので蔵の方に行った訳です。だけど、錠があって入れないようになってました。
ところが、友達が錠をいじると、きちっと錠がかかってなかったのか錠が外れて入れるようになったんです。
せっかく開いたんだし入ろうって話になり、蔵に入りました。

蔵の中は荒れ放題だった母屋とは違って、まるでまだ使われているかの如く、使われてないながらも綺麗な感じだったんですね。
俺はこの頃からなんとなく嫌~な感じがしていたんですが、他の友達がどんどん探索して行くのでついて行く様な感じでした。
1階を見て終わり、2階に上がると奥に掛け軸みたいな物が吊るされていたんですよ。
その掛け軸を懐中電灯で照らすと着物着た女性を描いた絵でした。しかし、どこかおかしいんです。
女性の絵の回りに血の様なモノが血痕の様に点々としていたし、よく見ると確かに着物着ている女性なのですが、武士の様に刀が描かれてたんです。
3人一致で何かやばそうだから帰ろうって蔵から出ようと1階に下りたんです。

331 :本当にあった怖い名無し:2011/02/01(火) 09:34:13 ID:UMXgyexj0
1階に下りて蔵から出ようとしたら開けっぱなしのままのはずだった蔵の扉が閉じてたんです。
扉は重く、また観音開きだったのですが、簡単に閉まる様なものではありませんでした。
この時点でもうパニックになってしまいました。さらに怖い事に扉が押しても引いても開かなかったのです。
なんでなんで?とか思いつつなんとか開けようとしていたら、友達の1人が悲鳴をあげました。
振り返ると、そこには先ほど2階で見た掛け軸に描かれていた女性そのものが立っていたのです。
霊の類のは縁が無かった俺でもその女性がこの世のものじゃないと言う事は一目で分かりました。
と言うのも、後ろが透けて見えたし、ライトの明かりもまた同じ。なのに、目からは血のようなモノを流していました。

もうとりあえず早く外に出たい。出ないとヤバイ。出たいのに、扉が開かない。
そんな事をしていると、その女性は音も無くすぅ~っと悲鳴をあげた友達に近づき、いきなり刀で友達の左腕を切りつけました。
扉をなんとか開けようとしてた俺ともう1人も友達はパニックの頂点に。でも扉はどうしても開かない。
そんな事をしているとその女性は睨むような目をこちらに向けてもう1人の友達のまたしても左腕に切りかかりました。
そして俺が睨まれました。女性はまた音も無く俺に近づくと、俺の左腕に切りかかってきました。俺の意識はそこで無くなりました。

332 :本当にあった怖い名無し:2011/02/01(火) 09:44:29 ID:UMXgyexj0
気がつくと友達の車の中でした。
廃屋の近くにあった駐車場に車を止めて探索に行ったんですが、他の2人もちゃんといました。
切りつけられたはずの左腕を見ましたが3人とも何もありませんでした。
急いで他2人の友達を起こし、そこから離れたコンビニに立ち寄った時、
やっと生きてるって実感が沸いて来ました。

完全に明るくなってその廃屋にまた行ったんですが、蔵の扉は完全に閉まっていました。
また蔵の錠は古く錆びれててまたしっかり締められてて開けれるような感じではありませんでした・・・。

この話には後日談があるんですが、そんな怖い思いをした事も忘れていたある日の晩、掛け軸の女性の夢を見たんです。
その翌日、俺は左腕を骨折してしまいました。
俺が左腕を骨折した翌日、学校に行くと廃屋に一緒に行った他の2人も左腕を骨折していました。
それぞれに聞いた所、理由はそれぞれ違ったものの、俺と同じく前日の晩に夢で掛け軸の女性が出てきたそうです。

あの掛け軸の女性はいったい何だったんでしょうか・・・?
あれ以来、左腕に何かあるって訳ではないのですが、俺が写真を撮ると変なモノがよく写る様になったのが不気味でなりません。