踊る二人組

333 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/29(月) 17:14:41 ID:vlWmN/WL0
子供の頃、父と伯母と兄で夜のドライブにでかけた。夜8時をまわった頃で、あたりは普通の住宅街。小学校に行くのに毎日通ってる道。
やがて一本道の遠くに、ひょろひょろと動くものが浮かび上がった。右脇の歩道側からやってきた、近づいてゆく車のライトによってやがてはっきりと姿を現したそれは、
阿波踊りを踊る人×2。

まずおかめのおめんをかぶった女性がヨイサヨイサと踊り出た。続いてひょっとこのおめんをかぶった男性がヨイヨイと。
二人ともちゃんと浴衣を着ていて(ひょっとこのほうは袖と裾をまくっていた)、私たちの車が来ているにも関わらず、車道の中央にホイホイと踊りながら出てきた。
あ、このままじゃぶつかっちゃうと思った私は、父に「あれ。あんなのがいるよ」と子供ながらに拙く伝えたけど、父も伯母も、一つ年上の兄すら「何が?」とまったく気付いていないようだった。
踊る二人組は車が近づくことをまったく気にしていない(顔をこちらに向けることもない)様子だったけど、車が数メートル手前に近づいたあたりでくるりとターンして、踊りながらもと来た歩道のほうへとはけていった。
私は後部座席の窓から、彼らが去っていったところをあちこち探したけど、そこは林で近くに1件だけある民家も電気が消えてて真っ暗だった。

この話を人に教えると「それは神様じゃない?」と言われることが多い。私も「そうかもな。全然怖くなかったし、縁起がいいもの見たのかも」と思っていた。
でも先日霊感バリバリの友人から「…それ、あんまりよくないかも。

334 :333(切れた)[sage] :2006/05/29(月) 17:16:39 ID:vlWmN/WL0
。踊る”"”"っていうの、よくないよ」と言われて気になってます。
踊りがよくないって…そういう話、聞いたことある?

おばけトンネル

272 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/26(金) 02:35:58 ID:30Fl1uZO0
色々嫌な事を思い出してきた・・・。
その1
地元の山で、「おばけトンネル」ってよばれている、ものすんごく気味の悪い
トンネルがあるの。どこにでもあるとは思うけど。
長さが200m位?で、幅が3m位(車の対向不可)。トンネルの中には一切
照明器具はない。
で、兄貴が車の免許を取ったので、その「おばけトンネル」をヘッドライトで
照らして、中を観察しようって話になった。(家から10km位離れていて
しかも山道なので車以外で滅多に来れない)
そして、そのトンネルに到着して、まずは車の中に乗ったまま通過した。
ごくごく普通のトンネルだったので、今度は俺が降りて、トンネルの中を
走ってみようってなったの。(車は俺と並走)
並走スタート。順調に走って出口まで3/4まで来た時に
「カァーン・・・」
っていう石がコンクリートに落ちたような音がした。
窓を全開で並走していたので、兄貴も俺もその音に気が付いた。俺は走るのを
少しやめて兄貴に「今の音聞いたよな?」と確認した。兄貴は「石が落ちたよ
うな音だよな?」と聞き返してきたので
「そうそう。このトンネルも崩壊寸前でヤバイかも」
とか話していると、また
「カァーン・・・」
っていう音がした。しかも、前より俺らの近くでその音がしてるの。
流石に俺と兄貴は黙ってしまってた。すると、今度はさらに近く、しかもさっき
より近いところで
「カァーン」
と。

273 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/26(金) 02:41:05 ID:30Fl1uZO0
その2
おいおいとか思ってると、さらに近付いて
「カァーン」
という音が。
「カァーン」
「カァーン」
とまるで人が近付くように音が鳴り始めた。
そこで、兄貴はアクセル全開で逃げていった。
置いてけぼりを食らった俺は死ぬ気で脱出。当然、後ろを見ることも出来な
かった。

あんなに規則正しく石が落下する訳もないだろうし、あれは一体?

小さい雲

230 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/24(水) 17:46:28 ID:ShPapw/X0
空気の読めない私が一年前、近所のコンビニに行った時の話をします。
コンビニの傍の十字路に着いた時、目の前の上空に変なものが浮いているのに気が付いた。
数百メートル先の、空と地面の中間あたりの中途半端な位置にタツノオトシゴのような
白くて細くて縦長な小さい雲がポツンと1つ浮いている。
微動だにしないので煙では無さそうだった。
オレンジ色の夕焼け空に浮くその雲が綺麗だったのでしばらく見とれていた。
コンビニの近くには商店街の入り口が有って、夕方という事も有り
人通りが多いのに誰もその不思議な雲に気付いていないのも少し気になった。
その雲を眺めた後、コンビニに入り5分後位に店を出たら
外は暗くなっており、あのタツノオトシゴっぽい雲も無くなっていた。
なんだったんだろあれ。もう一度見てみたいな

満面の笑みを見せた「何か」

186 :1/2 :2006/05/22(月) 16:25:26 ID:G3CcYg4u0
こないだくしゃみの話を書いた者です。
さっき起こったことを書きます。
15時くらいに学校から帰宅しまして、
それで、手を洗おうと思って洗面所の電気のスイッチを
「パチッ」といつも通りふつーに押したんですよ。
そしたら、一拍空けて、「パチッ」と元に戻って、電気が消えちゃったんですよ。
普通の人ならここで「故障かな?」と思い、もう一回スイッチを押しますよね?
俺も一応は普通の人のつもりなので、また押してみたんです。
そしたら、また一拍空けて「パチッ」と。
「マジで故障かな?夜洗面所行けないじゃん。」と、思いながらもう一回「パチッ」と。
当然、流れ的にまた「パチッ」と元に戻る。
ここでふと俺は違和感を覚えたんです。
「なんか、戻り方が変だな。」

187 :2/2 :2006/05/22(月) 16:26:58 ID:G3CcYg4u0
普通スイッチが故障して押しても元に戻ってしまうときって
もう、押したらすぐ間髪入れずに戻りますよね?たとえ一拍おいたとしても
もどるときは戻りが早い(わかりますかね?)ですよね?
でもその時は、戻りが遅かったんです。
まるで力のあまり無い子供が「グッ」と力を入れて押す、そんな感じだったんです。
言葉で表すと、故障のときが「パチッ」、違和感を感じたときは「パ、チッ」
見たいな感じです。極端に言うと。(わかりにくいですよね?すいません)
しかもよーくみて見ると、手がある気がする。何も無いんだけど、
確かに手の気配みたいなものがそこにはある。
「光学迷彩か?w」と思いつつ、いい加減、電気ついて欲しいので、
また「パチッ」と押す。そしたらまた「パチッ」戻された。
頭にきて、「そんなことやって楽しいか?」と一言言ってみる。
そしたら、俺の目線の50cmくらい下、何も無い空間で、何かが
「ニヤー」と笑った。確かにそこには何も無いはずなのに。
その後、俺に満面の笑みを見せた「何か」は俺の横を通り抜けて洗面所から
出て行った。その時、俺の耳に「パタパタ」と足音のようなものが聴こえた。
「あぁ、やっぱりなにかいたんだな」と。
俺はちょっと怖くなって、早めに手洗い、うがいを済ませた。
あれは何だったんだろう?俺の幻覚だろうか?

長文&読みにくい文ですいません。

イタズラ電話の主

165 :さや :2006/05/22(月) 12:42:08 ID:4Y/xOQhuO
携帯から失礼します
未だに謎な体験です
ものすごく謎かと聞かれればそこまでかと思う気も。

私が中学生の当時自宅に300~400件のイタ電が。母ノイローゼにつき警察に相談、時代はまだストーカーの言葉の認識なくナンバーディスプレイもありませんでした。警察も相手にしてくれずNTTもイタ電の相手番号は教えられないと言う。

166 :さや :2006/05/22(月) 12:44:34 ID:4Y/xOQhuO
自宅の番号変更希望するもNTTからは月額約600円の「イタズラ電話防止サービス」を勧められる。内容は「イタ電がかかってきたらNTTに電話→そ
の番号だけを拒否(だいたいはお客様のご都合によりそちらの番号からの通話はお受けできませんというアナウンスか流れる)」

167 :さや :2006/05/22(月) 12:47:09 ID:4Y/xOQhuO
しかしまったく役立たず。NTTに抗議し最終的には自宅番号変更にて、解決。
母が度重なる無言電話に一度か二度説教していたら「テレクラにかけて女の子からこの番号を聞いた」との話
女の子が適当に言った番号がたまたまうちだったのだろうと言う予測

168 :さや :2006/05/22(月) 12:48:24 ID:4Y/xOQhuO
時は同じく私が中学生の頃。私は自転車通学だったのだが親しくなった友達が徒歩通学だったので下校は自転車を転がしてその子と下校するようになりました。その友達と帰る時だけコース変更及び徒歩でした。
いつものように徒歩通学の友達と帰っていました。本当は車道側に自転車を位置するのが教わった交通ルールだったのですがその時は「車道→私→自転車→友達」の並びで歩いていました。

169 :さや :2006/05/22(月) 12:49:31 ID:4Y/xOQhuO
踏み切りを越えて数百メートル対向車が通り過ぎる時ガラスの割れる音と左腕に激痛が。車は止まらず走り去りましたが状況から私たちは多分左サイドミラーと私の左腕が接触し多分サイドミラー大破の予測
ただ怪我もなく痛みもすぐ治まり帰宅のち母に話したらそう言う時は警察に通報して出来ればナンバー記憶しろと言われました

しばらくはその友達と下校する時は対向車のナンバー記憶する練習したりしてました

170 :さや :2006/05/22(月) 12:50:29 ID:4Y/xOQhuO
更に時は経ち私は高2になっていました。
高校に入ってからの中学の異なる友達にある日「〇〇って昔事故った事あるでしょ」とニヤニヤしながら言われました。
しばらく思い当たる事柄がなくふと気にかかったのは先に書いたサイドミラーの接触しかし警察も介入してないし事故というほどか??

171 :さや :2006/05/22(月) 12:52:26 ID:4Y/xOQhuO
しかしやはり友達はその事を言っていました。彼女のバイト先の某ファミレスにいる女性が先の事故の加害者だと言う。しかも私の記憶とかなり違った話をする
事故当時
私は一人で自転車を坂から下って来た(孟スピード)
フロントガラスが割れた

と言うのが女性の話した内容
てか一人で下校する時はその道は通りません。

坂って踏み切りのあの緩い坂??
フロントガラス割れたら私は大怪我………と言うか私ひかれたとしてもフロントガラス大破は無理じゃない…???

話が食い違い過ぎでした

172 :さや :2006/05/22(月) 12:53:28 ID:4Y/xOQhuO
更にその女性は自分で通報し、私が警察に謝罪に行ったと言う。高2の時点で警察なんか一度も行った事ないよ。゚(゚´Д`゚)゚。
しかも私の母親が男連れで警察に怒鳴り込んだらしい(母子家庭)その話を聞いた日母にも聞いてみたがなんのこっちゃ

友達にその女性に逢わせて欲しいと言ったが秘密にすると言って聞いた話なので無理と言われた

ファミレスに乗り込むか悩んでたらその女性はすぐ辞めたとの話

174 :さや :2006/05/22(月) 12:54:53 ID:4Y/xOQhuO
さらに不可解なのが謝罪するためにうちに電話したと女性は言っていて、私は電話に出なかったそうな。
詳しく友達に追究したら「お客様の~」ってアナウンスが流れたって言ってたよだって…………
一度も電話の止まった事のないうち………時期的に見てそれ1番最初に書いた「イタズラ電話防止サービス」だわ
その電話からイタズラ電話しない限りそのアナウンス流れないんだけど

母はその女は何で私が進学した高校まで知ってるんだ??と気持ち悪がってた

女性の元彼が知っていたらしいがその存在の有無も謎

175 :さや :2006/05/22(月) 12:55:41 ID:4Y/xOQhuO
長い割に文章にすると意外とつまんなかったかな…………一つ一つはたいした事ないんだけど全部繋がってるのが気持ち悪い

隣の住人

155 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/21(日) 18:27:46 ID:kZS9DiOm0
もう、20年以上昔の話で申し訳ない。
場所は仙台市の今で言う青葉区になる。
高校を卒業し専門学校に通う為に家賃¥12.000の安アパートを借りた。
6畳一間で風呂無し共同トイレの薄汚い○○荘という名の2階建アパート。
玄関を開けると共同の下駄箱があり大家さんが監視してる様なアパートだ。
個室の下宿みたいな感じ。
よく覚えてないが全部で10部屋位有ったと思う。
俺の部屋は2階の一番奥で突き当たりトイレの脇だった。
近くに彼女のアパートが有ったので何でも良かった。
だから風呂無しでも安いこのアパートを借りた。
そんな訳でここには週に3日位しか居なかった。
住み始めて半年が過ぎとても寒くなって来た頃である。
隣の部屋から夜中の1時位に成ると「チィ~ン」と聞こえる。
数珠を摺り合わせる様な音も聞こえるから隣の住人が仏壇でも拝んでる
んだろうと初めは思った。 でも何でこんな夜中に?
普通は朝とかに拝むんじゃないのかなぁーと感じたが別に気にはしなかった。
ところがその日からアパートで寝る度に同じ時間帯に同じ様な音が聞こえる。
彼女や友達も聞いてるから幻聴とかではなく確かに聞こえた。
壁にコップをあてて不定期なリズムの数珠の音も皆で確認し気味悪がった。
大きな音ではなく耳を澄まさなければ聞こえない程の音・・・
彼女に隣にはどんな人が住んでるの?と聞かれたが会った事がなかった。
ほぼ夜の時間帯しかそこに居ないのでどんな人達が住んでるか判らないが
トイレを利用する人が居るので2階にも人が住んで居るのは確かだった。

156 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/21(日) 18:29:53 ID:kZS9DiOm0
年末になり正月を実家で迎える為、大家さんに家賃を払いに行った。
大家さんはメガネを掛けたおばあちゃんである。
今、餅を焼いてるから食べてけ!と言われ部屋にお邪魔した。
大家さんに隣の住人はどんな人ですかと聞いてみた。
大家さんはキョトンとして隣は空きだよ、と言う。
年寄りの言う事だから大家さんの勘違いだと思ったが
それがどうしたんだい?と聞くので夜中に聞こえる音の話をした。
大家さんの顔色が曇り小さな声で「亡くなったかぁ」と言った。
大家さんの話ではその部屋に訳ありの老夫婦が住んでいたらしい。
訳ありと言うのは籍が入ってない別苗字の二人だった。
二人とも60代の人で男性の方が病気で前年の12月に亡くなったのだ。
勿論、病院で亡くなったのだが葬式をした様子はなく骨壷を抱えて
相手方の女性が帰って来たらしい。
それからその女性は真夜中になると位牌に向って拝む様になったのだが
当時の住人から苦情が出て大家さんはその女性に何度も止める様に頼んだそうだ。
見る影も無く痩せ細った女性が心配で大家さんはおにぎりをあげたりとかしていたが
大晦日に女性は突然「お世話に成りました、お父さんが呼んでるんですよ」
と言ってアパートを出て行ったそうだ。
大家さんは心配で新聞とかニュースとか1年間ずーっと気にしてる状態だった。
行く処が無くて戻って来てるんだね、きっと。なんて言ってる・・・
あんたが居ない間にあの部屋はお払いしとくからねと大家さん。
年が明けアパートで夜中を迎えてももうあの音は二度としなかった。
もうこのアパートは取り壊しに成り今流行のウィ○リーマンションになった。

[へっ!]のところで

151 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/21(日) 14:46:12 ID:1O2y3xNj0
三ヶ月くらい前の話。
普通(かどうかは知らないけど、俺の中では)くしゃみをするときって、
「へっ、へっ、へっ!くしょーーーん!!」って感じですよね?
んで、三ヶ月くらい前に上記の感じでくしゃみをしそうになった時、
「へっ、へっ、[へっ!]くしょーーーん!!」の[へっ!]のところで
全く知らない人の顔が目の前にあったんですよ。
びっくりしてくしゃみを緊急停止させて、
「すいません!」って言ったんですよ。
でもお約束通り顔なんて目の前になくて。
でも、全然怖くなかったんです。
ホントに全く知らない人だったんだけど
なぜか懐かしい感じがして。
それからもくしゃみや咳の時に、
1/20くらいの確立で見ます。
自分の先祖の霊とかか、守護霊で
ついているのでしょうかね。
それだと少しうれしいです。
長文&超乱文失礼しました。

トイレットペーパー

139 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/21(日) 01:45:36 ID:gNCmdc040
ウサギの和風イラストがデザインされているトイレットペーパーを買った。
何故か半額シールが貼られていたのでラスト一個を衝動買い。
思ったとおり可愛い♪けどダブル仕様で
無地ペーパー/ウサギ柄のペーパーの順に重ねられてて
せっかくのウサギ柄が半分ぼやけたような感じ。
ウサギ/無地紙の順に巻くのが正しい気がしたけど
ぼんやり透けたようなウサギ柄が趣きがあってイイ(・∀・)のか?
巻きを間違えてるから半額処分?とか無理矢理こじつけたけど妙な違和感があった。
さて翌朝、やけにウサギ柄がくっきりしてるのでねぼけ眼で
ふと見ると巻きがウサギ/無地の順に変わってる。残りの三つも全部。一気に目が覚めたよ。
前日の午後にセットした時は確かに四つとも無地/ウサギの順だったのに。
たまげながらも、ああバグだったんだなと妙に納得したのはオカ板住人だからかw。

砂利を踏む音

74 :1/2[sage] :2006/05/17(水) 19:06:50 ID:yI/V6zRx0
数年前の話。
その日私は祖母の家に行くため、朝7時ごろ母と一緒に家を出た。
すると、父の車が無かったので、母と
「もう出かけたんだ、早いねー。」などと話していた。
(その日父は釣りに行くと言っていたので。)
そして午後になり家に戻ると、父の車があった。
「ああ、お父さん帰ってきたんだ。」と思い家に入ると誰もいない。
「あれ?どこ行ったんだろ」と母と言っていると
父が玄関から「ただいま」と入ってきた。

どこに行ってたのかと聞くと、「釣りに行ってて今帰ってきた。」という。
釣りから帰って、またどこかに出かけていたのか?と聞くと、
「どこにも行ってない。たった今釣りから帰ってきた。
Aさん(父の友人)に送ってもらったんだよ。今日はAさんの車で行ったから。」

ここで私と母は顔を見合わせた。
Aさんの車で行った?じゃあ今朝車がなかったのはなぜ?
父曰く、今日は自分の車には乗ってないし、
車が無いわけは無い、何かの見間違いじゃないのか、と。
狭い駐車スペースの中、車があるか無いか見間違えるわけがない・・・。
しかも、私と母の2人が確認している。
そして午後、車はいつもの駐車場所に止まっていた。

75 :2/2[sage] :2006/05/17(水) 19:07:59 ID:yI/V6zRx0
どう考えても変だ!!と話していると、突然3人とも物凄い寒気に襲われた。
全身鳥肌が立ち、「うわ、何だこれ」と思ったと同時に、
当時室内で飼っていた犬が外に向かって吼え始めた。
庭には防犯のために砂利を敷き詰めていたのだが、
「ザリッ、ザリッ」と、人が歩く音がしていた。
犬はその音のする方する方に走っては吼えていた。
誰かいるのかと私が近づいていくと、音が消え、犬が吼えるのをやめた。
犬は、「あれ?」といった風にとまどっているようだった。

家の構造上、庭に回るにはまず玄関前の砂利を通っていかなければならない。
でも、玄関付近にいた私達3人はそんな音は聞いていない。
砂利を踏む音は突然庭に現れたのだった。
そして、庭から外へは出られないし、もちろん外から庭にも入れない。
(もし出られても深さ2メートルはある溝に落ちる。)

3人ともしばらく寒気が止まらなかった。
その後とくになにか起こったということは無いけど、
未だになんだったのか解らない、不思議な体験でした。

エアコン

64 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/17(水) 13:35:07 ID:MRofvL+gO
高3の夏、部活で合宿に行った先でのこと。
少し説明不可能な出来事に、遭遇した。
夜、宿泊先の民宿の一室に部員全員集まって、よくある怪談大会に。
部長だった自分が、先陣切るハメになり、落語の高座みたく板の間背にして、
円座してる部員達に話す格好になった。
「これから涼しくなるから」
と、1年男子の一人が、柱についてたエアコンのスイッチを切ったのを
全員で見届けて会がスタートすることに。

が、話し出して間もなく、真上からひんやりした風が静かに吹いてきた。
全員おとなしく私の話を聞いていたため、室内にエアコンの稼働音が響いた瞬間、
いっせいにどよめきが。
エアコンのスイッチ切った男子が、同級生達に責められるが、本人が一番パニクってる。
半泣きで、どうにかこの状況にケリをつけようとした本人及び仲間は、
「きっとタイマー運転にしたんだよ、な!」
と無理矢理解決。
しかし自分や、柱に近い場所にいた数人は間違いなく『切る』ボタンに触れた後輩をみていたので、なんとも釈然としない。
結局、女子達がもうやめようと言い出し、その夜は解散に。

→続く

68 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/17(水) 13:58:56 ID:MRofvL+gO
>続き
翌日、昼間部活動して夕方民宿に戻ったら、前日の部屋の前が騒がしい。
また昨日の後輩が、半泣きで出てきた。
なんと、昨日勝手についたエアコンが、今日は帰ってからリモコン押しても、ウンともスンとも言わないという。
工業高校だったんで、自分らでみろと言ったものの、まぁ無茶な話で。
宿の人を呼んできた。

「あ~、すいません。コンセント抜けてましたね。直しておきましたよ」

しばらくして告げられたその言葉に、私たちは顔を見合わせた。
「…おまえら、そんなとこいじった?」
「まさか!つか、どうやってあんなトコ…」
確かに、天井近くにあるエアコンには手が届きようもない。
埃も積もっていて、誰も触れた後が全然ない。
まして、そんなことをする理由がない。
大体、コンセントが緩んで勝手に抜けるなんて、まずあり得ない。
気味悪がる後輩達を、無理矢理その晩もその部屋ですごさせたが、その後はなんともなかった。

海のすぐ前に建つ、いい民宿で高校三年間ずっとお世話になったが、
妙な体験したのはこれが最初で最後だった。
ちなみに私たちの部屋は、隣だけど何もなかった。

ひじに文字

974 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/15(月) 14:43:54 ID:k/6IS8L00
小学一年ぐらいの頃、自宅で居眠りして起きたら、ひじに鉛筆か黒ペンで字がびっしりと書いてあった。
自分のノートから写ったのかと思って机上を調べたけどそんな小さい大人の字は書けるはずも無い。
そして何より、文字が反転していなかった。
字は「はが」とか「を」しか判別できなかったけど、下手に読めなくてよかったと思う。
その後親や大人に聞いてまわったけどもちろんポカンとするばかり。
全くサメにもかけられないし、腑に落ちない話でした。

絆創膏

922 :本当にあった怖い名無し :2006/05/13(土) 17:33:47 ID:y/W9Z0850
こんなスレがあったんだ。俺の思い出。
幼稚園のころ、ころんでひっかき傷つくって泣いてたら同じクラスの女の子に絆創膏をもらったんだ。
金属の箱に入ったヤツ。5枚ぐらいあった。「全部あげる。無駄使いしちゃだめよ」って。
家に帰っておふくろに「絆創膏?ケガしたの?」って言われたんで剥がしてみせた。
ケガなんてどこにもなくなってる。不思議だったけど絆創膏のパワーだと信じた。

何日かして朝御飯のとき自分のお気に入りの茶碗にヒビが入ってるのを発見。
ガキの浅知恵だよね。ヒビに絆創膏はってみたんだ。
・・・・・・夕飯のときにはがしたら直ってた。
手押し車にアヒルがついてるおもちゃ。アヒルの首が取れちゃったんだけど
絆創膏はっておいたらやっぱり直った。

大切に使わなきゃ、とさすがに事の重大さに気づいた矢先、うちの猫のヤーヤが車にひかれた。
残ってた絆創膏全部はって、毛布をかけて幼稚園休んで看病した。
泣き疲れて寝ちゃったんだよね。ヤーヤに顔をなめられて目を覚ました。
治ってたんだ。傷なんか痕すら残ってない。明日幼稚園いったらミヤちゃんにお礼言わなきゃ。
「絆創膏くれてありがとう」って。

幼稚園行って気づいた。ミヤちゃんなんて女の子はいない。
絆創膏をもらった時以外に彼女をみたことなんてなかった。
なのに僕は彼女をみたときミヤちゃんだとなぜだか思った。

そういえばヤーヤを産んですぐに死んでしまった母猫もミヤだった。

良く解らない感覚

35 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/13(土) 04:18:28 ID:04NSdaYTO
明け方にほんのり謎な話を
小さい時なんか親に怒られているとき。
親の顔がぐにゃぐにゃしていたり、音が反響して聞こえたり…
まるで自分が本当にここにいるのかいないのか
良く解らない感覚に襲われることがありました。
みなさんの中にも経験された方がいるかと思いますが…

さて、そんな私がある朝(小学3、4年生くらいでした)のこと。
なんだか具合が悪く、本当に上記の様なぐにゃぐにゃした現実感のない…不思議な気分で目が覚めまして。
居間へ向かう足取りもふらふら。
ニュースでも見て目を覚まそうとチャンネルを回すと…
いつもと雰囲気が違う。生中継?
ボーっとしていたら祖母が
祖母「あぁ、凄い事件だったよ…」
なんて言うのでじっくり見てみると。あれ?
続きます

36 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/13(土) 04:20:22 ID:04NSdaYTO
私「これ、昨日も同じニュースやってなかった?」
祖母「馬鹿。よく見なさい。今日のニュースだよ…」
新聞の一面と日付を確認。
…え?今日が、昨日?
7時を回ったところで、「昨日」見た場面に画面が移行してゆく
地下鉄から 運びだされる 人達
いっぱいの 救急車
吐き気 吐き気
気付くと、TVのアナウンサーの台詞も先読み。
祖母は「は?」って顔をしていた。
だって昨日も見たもん。死んだ人の数、そしてあのガスの名前…サリン。全部知ってるよ
何で?と驚く前に、「そんなもん。」みたいな感覚に。
いつの間にかあの現実感の無さは消えていた。

すみません、もう少し

37 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/13(土) 04:28:14 ID:04NSdaYTO
それ以降は特に同じ様な体験はありませんでしたが、
何故か身体がちょっとずつ変わってきました。
書き方が変ですが…ご容赦を
具体的に言いますと、
・朝早く起きる方だったのに起きれなくなった(低血圧に)
・食べれた野菜が嫌いに
・コレステロールの値も増えにくい体質に(一食抜くとフラフラになるようになった)
・カラーな夢をみる様になった 全部その日を境に、です。

顔もきつくなったような事を言われましたが、どうなんでしょう?
成長かとも思いますが。

でも、確実なのは
当時の私はそのニュースを見た日の昨日を
思い出せずに
また、今の今でも親だけの顔は
現実感のないぐにゃぐにゃしたものに見えると言うこと

以上です
携帯からの長文失礼します
余り面白くなくてごめんなさい

金運

33 :本当にあった怖い名無し :2006/05/13(土) 02:54:09 ID:fOq9ZUoE0
家の近くの自販機でジュースを買ったら、釣銭が800円くらい余計に出てきた。
前の人が取り忘れたらしい。ラッキー。
次の日もジュースを買いにいった。その日も600円の釣銭が入りっぱなしだった。
「金運超よくねー?」とか思ってた。

次の日も「また釣銭残ってねーかなー」と自販にいった。その日はなんと500円玉が三枚、

並べて置いてあった。自販機の前の地面に。

拾って帰ったけど、薄気味悪くなって次の日から自販には行かなくなった。
何年か前の体験。

鉄製の外扉がある家

843 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/05(金) 18:33:49 ID:C8aXfqAx0
自分の生まれた近所に、玄関の外に大きな鉄製の外扉がある家があったんだが、
その扉がやたらでかくて、子供の身から見ると「刑務所の扉」ってイメージだった。
ある日、そこの4歳の娘が、勢いよく閉まった外扉から逃げられず、はさまって指を一本切り落とされた。
気絶した娘と指は病院に運ばれ、うまくくっついたと聞き、ご近所一同安心していたら
数ヶ月後、そこの小学校に入ったばかりの息子が、同じ指をはさんて落とした。
今度はいろいろ条件が悪くて、くっついたが元通りには動かないと聞いた。
さらにその年の内に、そこに来た大人の客が、やはり指を挟んで落とした。
こっちは、うまくくっついたのかどうか聞いてない。
それはもう何年も前の事なのだが、実は今だにこの家の外扉にはよく人が指をはさむ。
それでも、現在でも取り替えられずそのままである。不可解。

トンネルみたいな場所

793 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/01(月) 14:26:12 ID:j1lAaHtD0
3年くらい前の話。父親と、車で犬の狂犬病の予防接種に連れて行った。
予防接種を無事に終えた後、せっかくいい天気だし遠くまで来たので、
通り道の大きな公園で犬を遊ばせることになった。父親は公園のベンチで煙草吸ってて
俺は犬と公園内をあちこち探索してた。犬は引き綱を引っ張って、俺は特に目的地とか無かったので
犬が行きたい場所にふらふらついていった。そしたら人気の全然無い、山を登るための螺旋状の道みたいな場所に出た。
犬はひたすらそこを登りたがるし、俺も面白そうだと思って一緒に登っていった。
かなり高い場所まで登ったところで、道は真っ暗で異様な雰囲気のトンネルみたいな場所に続いていた。
犬がそのトンネルの前で急に立ち止まり、すごく警戒してる様子になったが、俺は好奇心でそのトンネルに入りたいと思い、
今度は逆に犬を引っ張って無理矢理トンネルに入ろうとしたが、犬はすごい力で猛烈な勢いで引き返そうと引っ張ってくる。
なので、犬が大好きなジャーキーをトンネルの中に投げ込んでそれを取りに行かせようとしてみたが、そのときに限って
犬はジャーキーに全く見向きもせず絶対中に入ろうとしない。
仕方ないので犬をその辺の適当な木に一時的につないでおいて俺一人で探索するかな、と思って引き綱を少し離した隙に
犬がものすごい勢いで脱走、一目散に山を降りていってしまった。犬を放置していくわけにはいかず俺もしぶしぶ犬を追いかけて降りた。

794 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/05/01(月) 14:28:03 ID:j1lAaHtD0
↑の続き。
ふもとまで下って平地に出たところで、神社の神主?のような着物を着たのおじいさんがいて、うちの犬に何か言い聞かせているのを発見。
犬は先ほどまで暴れていた様子とはうって変わって、きちんとおすわりしてそのおじいさんの顔をじっと見つめている。
そのおじいさんに、「すみませんうちの犬が急に暴れて逃げ出してしまって、何か迷惑なことしませんでしたか?」と謝ったら、
おじいさんは、「いえいえ、お構いなく。この犬はとても賢そうですね。」みたいなことを言ってどこかに歩いて行ってしまった。
俺は多分、この近くに神社でもあるんだろうと思ってそのときは何も思わなかった。その後人が多い広場に引き返して、
その日は父親と普通に帰った。
あのときのトンネルは妙に心魅かれるものがあり、絶対中に入ってみたかったので数日後ひとりでその公園に行った。
犬に誘導されて行ったはずの道を思い出してあの山に行こうとしたが、いくら探してもそういう場所はなく、ひたすら平地。
仕方ないのでまた戻って、公園にある自転車レンタル場のスタッフのおじさんに、この公園の近くに小高い山みたいな場所は
ないか聞いたがそんな場所は無いと言う。ついでに神社か寺はないか聞いてみたが、少なくとも普通に歩いて行けるような
距離には無いと言われた。その後も何度か犬を連れて公園に行ったが、あれ以来二度とあのトンネルを見つけることは
できなかった。今でも気になってしょうがない。