窓の外の音

488 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/11/30(木) 00:22:18 ID:AAJfEi+H0
昨日の朝方4時くらいの話なんだけど変なことがあったので書いておく。
前の日は仕事から帰ってきてそのまま寝てしまい夜に目が覚めたせいでなかなか寝付けないでいた。
たぶん眠りかけたころだと思うんだけど、頭上からポコポコポコポコと小太鼓が叩くような音が聞こえてきて目が覚めた。
寝ぼけてたので「あぁ加湿器の音か」と思ったけど、寝るときはそもそも加湿器は動かしてないし、どうやら
それは窓の外から聞こえてくる。
あれっ?おかしいなと思って気づき、耳を澄ますと音がだんだん大きくなってくる。
なんだ?なんだ?と思ってるうちにも音は大きく近づいてくるので、起き上がり、部屋の電気を電気を消したまま
居間に移動、怖いので窓の下の方からそっとカーテンをめくって音のする道路の方を見たけれども
かなり明るく見える電灯の下にはなにも見えず音は鳴り止まないまま向かいの道路を抜けていった。
それだけなんだけどなんだかわからなくてすごく怖かったよ。
自分の家の前の道路は下の図でもわかるように日中しか人は通らない道だしさ。
自分は新聞とってないから新聞配達でもないし。
畑つーか雑草地
_________________
| →→→→→→→→      →=音の抜けていった方向
テニスコート |↑ ________
|↑|○電灯
|↑|  _____
|↑| |
|↑| |自分の家

車で遊んでいた

473 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/11/28(火) 18:24:36 ID:S5B3T8DF0
小さい頃(小学校に上がる前くらいだったかな?)爺さんの車で買い物から帰宅した。
家は小さな民宿をやっていたんだが、海沿いの崖の上に立っており、駐車場の少し後ろは崖になっていた。
自分はというと、爺さんに買ってもらった玩具にご満悦で車の中で遊んでいた。

爺さんは、まだ車で出かける用事があったらしく「すぐ戻ってくるから、車で待ってなさい」と言って、エンジンを掛けたまま車から降りた。
自分は(またドライブにいけると)ご満悦で「分った。」と返事をして車で遊んでいた。

少しして気がつくと、何故か自分は家の裏の倉庫(料理用の食材倉庫)で遊んでいた。
(ここが全く記憶に無い。何時移動したのか。何時車から降りたのか?)

そして家の前の駐車場が騒がしい。
「○○(自分の名前)が死んだー!!」と大人達が叫んでいる。
爺さんが「自分のせいだ!!」と泣いている。

訳が分らず「どうしたの?」と出て行くと、大人達が目を丸くして驚いていた。

何でも、車のサイドを引き忘れていたらしく、車が崖から転落したらしい。
崖の下を覗き込むと、爺さんの車がひしゃげて煙を吹いていた。

凄い音がして大人達が気がついたらしく、車に自分が乗っていたので、死んだと思ったらしい。

只不思議なのは、倉庫には食材が置いてあるので、店の中を通らないと行けない。
カウンターの裏なので、カウンターをくぐらなければならず、そこでは爺さんと親父が話していた。
だが、誰も自分が倉庫に行くのを見ていない。(と言うか、見ていたら車に乗っていないのは分る。)

今でも、崖の下の車だけは繊細に覚えている。

プール

471 :本当にあった怖い名無し :2006/11/27(月) 22:51:09 ID:JDY+PsTC0
電話とは離れちゃうけどさ、ちょっとした昔話書き込んでもいいかな?
俺が六歳くらいの時、家族で旅行に出かけたんだよ。場所は良く覚えていないが、入り口から右にレストラン、左にプールに行ける道があったのだけ覚えてる。
やっと到着して、俺と二つ下の妹はしゃいでたんだ。
そしたら突然、はしゃいでた妹がスゥッとプールの入り口のあるほうまでゆらゆらと歩いてったんだ。
だんだんと駆け足になって、もうすぐプールの入り口に到着するってところで妹コケて泣き始めたんだけど、
「なんで急にプールにかけていったの?」て聞いたら、
「あそこでおじちゃんがおいでおいでってしてたの」って答えたんだ。
家族で妹を見ていたから、皆プール入り口の方見てたんだけど、誰も手招きする人なんていなかったんだ。
もしもあの時妹がコケないでプールの方に駆けて行ってたら、とか思うと、六歳の時の記憶なのに、怖くなる時がある。

白い着物のやつ

420 :280改めひよこ番長 :2006/11/24(金) 18:39:43 ID:bzEy+THc0
たまにはネタっぽい話も投下してみますか。
これは怖かったですよ。実被害もでたしね。
19歳の時の話。
実家の近くのディスカウントスーパーでバイトをしてた時の話。
そこで働いてた人達がバイトが同じ年代層が集まってるので仲が良く、閉店後によく色んなところに遊びにいってたのですよ。
杉並の胎児をゴミ箱に捨てて問題となり閉院した産婦人科の廃墟跡とかもいったしね。
問題のゴミ置き場はなんやら医療器具が無造作にちらばり足下が見えなかった。
と、「ぐにゃり」と真のあるゴムのまわりに柔らかいゴムが多い被さり、ぬめった状態の様なものを踏んだ。。。
「いかん、、帰ろう。。。」という経験くらいで霊的なものは見てはいなかった。
で、ある日
「この近くでさ、なんか出るとこあるらしいんだけど行ってみる」?
その頃の俺は霊とか全然見てなかった。まぁ今までの経験もテレビのような恐ろしいもんはなかったし。
「行こうか」さすがに女子は誘っても乗らない。
車2台 俺のシビックとシルビア で男、俺いれて4名。
車は埼玉県に向かう。俺は道がよくわからないので、シルビアの後ろをついていく。
すると、くねくねした坂に入る。免許もとったばかりで必死についていっただけだったので正確な場所はいまだに不明。
とシルビアがハザートを出して停車。止まって出てきてたのでこちらも停車する。
「ここって昔の処刑場跡って話なんだよねえ」
「処刑場っていうと、首つりとか電気椅子の」?
「いや、江戸時代からのっていうから切腹、介錯って感じなんじゃね」
気のせいか空気がひんやりする。夏の蒸し暑い時期だが木もうっそうとし湿気が冷たさを感じさせるのかもしれない。
ま、ここじゃないから行こうかという事で車に乗り込む。
「さーていきましょ。。。。」ルームミラーをさっと見る、瞬間「人」?
後ろを振り返る。いない。白い着物の人がいた、はずだった。。
ま、いいか「じゃ、いくよーん」と発車。
やがて環状道路に出る。高速道路と並行しているらしく、黄色のライトで道は照らされていた。

434 :ひよこ番長 :2006/11/26(日) 00:02:17 ID:UgQDJooY0
では
黄色い街道を進むとシルビアがハザードを出して停まる。
「あーどういう所かと言うのを忘れてた。今から行くとこというのは
ホームセンター跡地。建物は閉店はして今も残ってる。
建物は壊して新しいなにかを建てようとしてるのだけど、建て壊し工事をしようとすると
工事責任者が次々と死んでいって、工事がすすまないらしいという所」
「中には入れるの」?「わかんね。俺も初めていくところだし」
ふうん。なんか今夜も成果無しってところか?
ま、遊びとしてはおもしろいし、帰りにファミレスで解散って流れだろう。
と、再度出発して、所沢インターのあたりだろうか。
街道沿いにでかい駐車場のあるホームセンターを対抗車線に駐車。
あたりは高速のライトで黄色く照らされておどろおどろしさはまったく無い。
我々はここがそうか。。とガラス張りのホームセンターの入り口までいく。
「へーここがそうかあ」「怖くないねえ」「どっかから入れないのかなあ」
みんな気づいてないんだ。。。
建物の奥が周囲の明るさの割に闇な事を。。自然な闇じゃない。
これはなにかの闇だよ。。。
「ま、写真とろうか」
なぜか、やめたほうがいいと直感で感じる。
ピリピリ感がある。しばらくこれは感じていない。俺のこのわからない鳥肌は意外と当たる。
だが、流れ的にしょうがない。なにもなかったらなにもないもんだ。
若者のやんちゃ写真を10枚ばかり撮影。なんでもヤンキーポーズ。
ピリピリ感がこれを示していた事なのか、ここまでの道程上で起きていた事なのか。。
これから異常現象が起こるとは。。
ありえない、今までの経験上想像もしない事が起こるのです。

435 :ひよこ番長 :2006/11/26(日) 00:57:48 ID:pxoXwdXx0
「特になんもなかったなー」「ファミレスで飯でも食って解散ってパターンっすね」
と帰路につく。ピリピリ感は消えない。
「ひよさん、、、、あそこなんともなかったですか」
俺のシビックに乗った後輩が切り出した。
「んーなんもなければそれでいいと思ったし、でも違和感っていうのかな」
「そそ、その違和感。なんか暗いんですよ」
「なんもなければそれでいいからなあ。大騒ぎして思い過ごしってのも寒いじゃんか」
「ですよねえ」この後輩はけっこうなレベルになると感じるようで、俺と一緒に
他の件に関しても体験を共にする事になる。。。。
「あれ?これ来た道と同じ道ですよね」
道を覚えていない俺はそのままシルビアに着いていってた。
「あの道はやめよう」まだ携帯の無い時代なので、パッシングでシルビアを停める。
「道、変えませんか?同じ道で帰るんじゃなくて」「なんで」?
「いや、なんかそんな気分でw」「んーわかった」と出発。
しばらくすると「え?ここって」行きに通った昔の処刑場跡のくねくね道の手前。
ピリピリ感が強くなる。ここは通らないといけないか???
よくバイクに乗ってたら「同じ速度で走って追いかけてくる霊」の話を聞かれると思う
あれは俺の中ではありえる。しかし正確には走ってはいない事をここで知る。

436 :ひよこ番長 :2006/11/26(日) 01:03:43 ID:pxoXwdXx0
「ひよさん。。。。。後ろ」
処刑場跡に木でできた看板を通過する付近。
白い着物のやつだ。
着物?着物のようだがはっきりとしない。だが明かに生はない男だとはわかる。
別に恨みをもつような顔をしてるわけでもない。しかし目には力があり、だがうつろな生気のない表情。。。
その異形な人物が運転をしてる俺の横に来ていた。
俺らは覚悟ができていた。どうすればいいのかはわからない。
だが覚悟はできていた。
「おらーーーきでみろやあああああああああああ」
「あああああああああああああああ」大声でそいつに向かって叫ぶ。
スルー。。。
「ひよさん。。。。」「え、あ、通過だな」
異形な人はそのままスルーで前へ向かう。車より速く。。
走る。正確には走ってはいない。形が現れ、煙のようなものが前に進み、姿が現れ。。
短い距離のテレポーテーションというか、意志だけで前に進むというような。。
とにかく人が自力で進めるスピードは越えている。

「ひょっとして、、、シルビア」?「なんでだよおお」
「写真が。。。」
ホームセンターで撮影したカメラはシルビアの中にあった。

437 :ひよこ番長 :2006/11/26(日) 01:18:09 ID:pxoXwdXx0
必死でクラクションを鳴らす。
パッシングの連続。
前のシルビアがハザードを出す。
「停まるな!いけ!いけよ!」後輩が両手ではらうようなジェスチャー。
すでにやつはシルビアに追いついている。
するとタイヤを鳴らして猛発進するシルビア。
あわててついて行く。
とにかく明るいところへ明るいところへと向かおうとしている。
大きい道路に出て、ファミレスの駐車場に停まる。。。
「どうしたんすか」??
「出た!」「見た」!の連呼。顔が青ざめている。

「横がなんか霧みたいなのが濃くなった!中に入ってきた!」
「霧っていうか煙!でなんかガーって音がして」
「ガー???」「ギイイイイイイイイイって」
「ああ、で気分とかは?」「いや、平気だけど、初めて見た。霊」
彼らにどう見えていたかはわからないけど、なにか見た事のない異常を感じたらしかった。
「で、ぎいいいいってのは」「わかんね!!!!!」
すると後輩が「これじゃないっすか。。。。。。」
車の横をみると
シルビアの横に一直線のひっかき傷が引かれていた。鋭利なものでなく、ペンチなようなもので
力まかせにひっぱったようなきざきざなひっかき傷が残っていた。

438 :ひよこ番長 :2006/11/26(日) 01:32:24 ID:pxoXwdXx0
とにかく全員ファミレスで飯くって起きた出来事をなんて気分にはならない。
その後どういう話をして、どういう帰路で帰ったかは覚えてはいない。
とにかく帰って寝た。
その後日談。
ディスカウントスーパーではDPEサービスもしていたので、例の写真を現像に出した。
写真の持ち主は早番でできあがった写真を先に見ていた。
「あ、写真できたんですか」「うん。なんも写ってなかったけどね」
「。。。。。。この光の玉、なんです?」
写真には街頭のライトとは明かに違う青白い光の玉が写っていた。
「あれ?こんなの写ってなかったんだけどなぁ。。心霊かなあ?やべえ」
その後、学校を終えて後輩がバイトに出てきた。
「写真、できたんっすか」?「なんか、やばそうよ。なんか光の玉写ってるんだわ」
「。。。。まじっすか。。」先日の件もあり、その話におちゃらけるような神経は持ち合わせてはいないようだった。
「●●さんが持ってるよ」と見にいく。
「この間の写真って」「ああ」
写真を出す先輩。おかしい。。。
「あれ?これ、光の玉、増えてない」????と先輩。
「え?そうなんですか?」ありえない!モノになにか変化があるなんて!
写真を見ていなかった俺はその言葉を聞いて覗きこんでみた。
増えている。確かに違いがハッキリ判るほど増えている。
1時間ほどして、シルビアの持ち主の後輩が出勤してきた。
シルビアは修理した。
保険は効かなかったらしい。保険は効かなかったそうである。
「写真できあがったんだけどさあ、やばい」先輩が言う。
「できたんすか?写ってます?」あんな出来ごとの後にも関わらず意外と軽い。
4人が集まり、写真のやばさを説明しようとし、写真をだす。。

439 :ひよこ番長 :2006/11/26(日) 01:38:31 ID:pxoXwdXx0
「すごい光の玉、多くないっすか?これやばくないですか」??
前に見た3人は絶句していた。。
みちゃいけないモノを見た、そんな雰囲気。
多いってものじゃない。。。
大小の光の玉が全部の写真に大量に散らばっていた。
最初は1枚。店舗の中を写しただけの写真にだけだった。
それがあの日撮った写真全部に光りの玉が写り込んでいた。むしろ
発生していた。
「焼こう。。。」「お払いいったほうがいいんじゃないですか」
「早く焼こう」!
焼却炉が店舗の裏にあり、そこに写真を放り込む。
ゴミがある程度集まったら火をつけるルールなのだが、即座に火をつける。
その後、4人にはなにも霊障と感じる事はなにも起きてはいないが、
俺はあの時を境になにかを体験する事が多くなってきたような気がする。
そんな話。。。。。

夜の森

400 :280改めひよこ番長 :2006/11/24(金) 13:51:34 ID:bzEy+THc0
あんまり伸びてないので「守護神の弱い」俺が投下します。
前の練馬区に住む前の話。
浅草から引っ越した後の話。小学校1年の「オチの無い話」です。
浅草から引っ越し、東京都田無市(現西東京市)というところに一家で引っ越しました。
住まいから自転車で15分ほどのところに東●農業大学の試験場がありました。
子供達の間では「東大農場」と呼ばれていて、ただっぴろい敷地にくぬぎやらの林が形成されていて
夏には格好の昆虫採取の場所として遊び場となってました。「関係者以外立入禁止」となってましたが。
浅草で育った私にとっては「まったく未知な世界」土の臭い。自然の臭い。本でしかみた事のなかった世界。
地元の子はもう勝手を知っていて、昼間なのに次々とかぶと、くわがたをゲットしていく中、
見よう見まねで真似をするが採れずカナブン、かみきりむしをカゴにいれていくような。。。
ある日、テレビで夜の森に昆虫をとりにいってかぶとむし、くわがたをドンドンとれる方法をやっていたんを見た俺は
いつものように昼、友達と東大農場に遊びにいって内緒で餌をしかけたのです。
夜に来て、たくさん採取すれば自慢できるという考えがあったので。。
その日も採れずに自転車で帰り、ご飯を食べ、寝た。。。ふりで布団の中で時間がくるのを待つ。
そして0時。 東大農場に着きました。
夜の森の怖さを知らない下町っこはライトを片手にずんずん入っていきました。

401 :280改めひよこ番長 :2006/11/24(金) 13:56:53 ID:bzEy+THc0
辺りは本当の闇。ライトの光もコントラストがくっきり出る位の深い闇。
怖さはまったくない。今考えると恐ろしいです。。。
エサを塗ったところにいくとノコギリクワガタが。
ですがオレンジと黒のストライプのでかい蜂もいます。見た事ないけど、蜂は刺されると痛い。
殺そうと。他の虫に気づかれないように虫網の柄のおしりで「ズカ」。うりゃあ死ねー。
今の俺がいたら止めますね「それはスズメバチっていって、非常に強い毒をもつ。。」って。

403 :280改めひよこ番長 :2006/11/24(金) 14:11:29 ID:bzEy+THc0
という感じの無知な冒険をして、エサポイントを点々としていました。
森は全体的に薄いもやがかかっていたのですが、
気がつくと木の間に縦長の濃いもやが浮いています。
まだこの頃の私は「霊=おそろしい人の形をしたもの」という知識しか無い為、
その縦長のもやをおもしろげに虫網でたたききってしまったのですが、
気がつくとライトでぐるっと周囲を照らしてみると
「縦長のもや」に囲まれている事に気づきました。
ここまで数が多いと「なにかわからないものに囲まれている」という考えは普通に生まれました。
そういう考えから想像力が働いてからか、そのもやは揺れながらかすかに近づいてきている気もします。
自然と急に闇の中に一人でいるという事がものすごい恐怖になり、
涙をこらえつつ、声を出さないように(見つかると東大農場の人につかまり、どこかに連れていかれるという話があったため)
そのもやを避けながら、やみくもに逃げて行ったのですが、
ここで余談。後からわかった事なのですが、第二次世界大戦当時、東大農場は空襲時の避難場所となっていて防空壕跡もあったようす。
近くには●菱●金属工業という兵器製造をしていた工場もあったりとか。

405 :280改めひよこ番長 :2006/11/24(金) 14:34:33 ID:bzEy+THc0
今、仕事待ちで待機状態なので連投。
ただただもやを避けるように逃げるだけ。方向もわからない。
気がつくと友達とも来た事のない場所にいる。
自分を勇気つけるように仮面ライダー(スカイライダー)の歌を歌う。ひっそりと。
もう、周りは目標物もない。木、木、木。周りにはその縦長のもやは無い。逃げてきた方にライトを向ける。
すぐ真後ろに縦長のもやが次々と木々の間から出てくる。「おっかけられてる」!

「あぶないよ」と声がする。そっちの方をむくと女の子が見える。歳も近い感じの。
ライトも当ててないのに見える。でも光ってない。でも見える。
とライトを当てると確認しようとするとその子はすぐ隣に来てた。
「こっちにきて」という。どれくらい歩いただろうか。しばらくすると知ってる池が見えた。
「ここはわかるよ」と俺がいう。
「なにしに来たの」?と聞く女の子。
「かぶととくわ取りにきた」「くわ」?「くわがた」
「私わかるよ。着いてきて」「うん」なんでだろう、不思議に思わんか?小一の俺。
しかも森にもどるなよなあ。。。。

406 :280改めひよこ番長 :2006/11/24(金) 14:51:06 ID:bzEy+THc0
で、結局その日は「なんか今日はいないみたい」という事で採れずに帰るんだけど、
その日を境に一人で東大農場に遊びにいって、その子と遊ぶ事が多くなってきた。
ある日、その子と遊んでいると農大の研究員につかまる。
入り口まで連れてこられ「危ないからはいっちゃダメだよ」と俺だけ門から出され帰らされる。
でも、その子はそこにいたまま。
ある日聞いてみる「家どこなの」?「ここ」
あーだからあの日、俺だけ帰らされたんだなと納得してみた。
そんなこんなで夏が終わり、冬がきて、また夏がくる。
夏しかいかないのである。虫がいるから東大農場にいくのであって。
その子は自然と記憶から消えていた。小一だしね。
小二になり、夏がきてまた東大農場に通う事になるのだが、一人でいく事はもうなかった。
いつからなんだろう。夏が来ても東大農場に虫を取りにいく事が無くなり、
その子の事もすっかり忘れてた時、小学校の校庭の隅でひっそり遊んでいると、目の前の木に
今まで見た事もないでかさのノコギリクワガタが飛んできて止まった。
つかまえた瞬間、小一のあの体験が急に蘇ってきた。。。。
でもその頃の俺はガンプラとファミコンに夢中だったので、あの森にもどる事はなかった。

おわり

僕のお母さんですか?

395 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/11/24(金) 12:36:34 ID:5ebS3UtO0
少々長い話しになりますが私の不可解体験を書きます。
「僕のお母さんですか?」
登校中信号待ちでボーっとしていると突然となりの男が言った。
当時私は20歳の大学生、妊娠・出産経験は無いそれに相手は明らかに30を超えていた、
ビックリして「ひっ…人違いです」と答えると相手はその答えが以外だったかの様な反応
で何でそんな嘘を付くの?と言った表情だった。その反応に私が驚いた。
信号が青になると私は急いでその場を去りました。こんな事を言っては失礼だが障害者っ
ぽい雰囲気で、ガリガリで目はギョロッとしていてよれよれのシャツに肩から黄色いポシ
ェットを下げていた。これが彼との最初の出会いでこの後数年に渡って何度も彼と遭遇し
ました。
その日から彼は毎日その場所で私を待っていて、必ず「僕のお母さんですか?」と聞くの
だ、「違います」そう一言言えば去って行ってくれるので気味は悪いが「警察」と言う程
でもありませんでした。
しかしいつの日から大学にまで現れる様になり私は彼にきつく怒鳴りました二度と現れる
なとか気持ち悪い、とかそんな事を言った気がします。
それからは現れる事も無く、東京の大学を卒業して実家へ戻り1年が過ぎたとき東京の友人
から久々に電話があった。
「あんたのストーカー男こないだ大学の近くで合っちゃってさぁ「お母さんはどこですか?」
って聞かれて、恐くて逃げちゃった」と言う内容でした。
その話を聞いても「ああそんな男もいたな」ぐらいにしか感じず、こっちには関係ないと思
っていたのに、次の年の母の日、玄関に萎れたカーネーションが置かれていました。
私は瞬時にあいつだ!?っと思い恐くなって父に相談し警察に行ったが相手に去れません、
被害と言った事件もなかったので陶然と言えば陶然なのですが私は不安で仕方がありません
でした。

396 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/11/24(金) 12:38:07 ID:5ebS3UtO0
そして数カ月が経った雪が積もる夜の事です、私は街の歩道を歩いていました突然車がス
リップし玉突き事故に巻き込まれたのです。一瞬意識を失い次に気付いた時は車と倒れた
木の隙間でした体中が痛くて身動きがとれず声を上げても、周りは騒々しく誰も私に気が
ついてくれません。隣では火も上がっていてもう駄目だと思ったとき「おか~さ~ん、
おかあさ~ん」あの男の声がしました、私は思わず「ここ!!助けて!!ここにいるの!!」
叫びました彼も事故に巻き込まれたのか血まみれでした、雪を掻きわけ私を引っぱりだして
くれた彼を改めて見ると彼の方が重傷に見えとても痛そうだったのに彼は私を見て笑って
「お母さんですか?」と聞きました、私は何とも言えない気持ちになり「…うん……うん」
とうなづきぽろぽろと涙を流しました、涙を拭い顔をあげると彼の姿はそこにはありません
でした。ほんの一瞬で消えたのです。
それっきりもう何年も彼を見ていません、いったい彼が何だったのかは分りませんが幽霊と
言う物ではないとは思うのです…
雪が降ると時折思い出します、名も知らぬ息子の事を。
長文駄文におつきあいいだだきありがとうございます。

アパート

353 :280 :2006/11/21(火) 16:59:32 ID:ikwjRB/00
一人暮らしネタって事で投下。
今から5年前、東京の練馬で1ルームのアパートで生活していた時の事。
前の会社を辞める時に住んでた住まいが会社が借りてくれていたアパートだったので、
上司と喧嘩をして辞める事になった為、急遽、無職で借りれるところを探さないといけませんでした。
やはり無理めな条件で、お金も無かったのであるところに入り込むしか無いと思い池袋の不動産に行ってみると
ワンルームでロフト付きのアパートがすんなりありました。内見もしたのですが、昼間でも日光が入らない部屋という事で
「ま、いいだろう。すぐ出ればいいんだし」と入居決定。
引っ越しも無事に終え、新しい職もみつかり、平凡な生活が続くはずでした。
なぜか、ネガティブな事が続くのです。
仕事もやりたがってたはずの職種なはずがどうにもやる気がでず、自主退社。
その当時付き合ってた彼女の態度が急変。別れる事になり、
3ヶ月間ニートな生活をしだしました。とにかくなんにもやる気がせず、
オンラインゲームを延々と続け、ベッドの上から降りるのはタバコと食料を買いにいくだけ。

354 :280 :2006/11/21(火) 17:04:59 ID:ikwjRB/00
やがて部屋は足の踏み場もない状態に。
寝る時はベッドの上にあるゴミやらをがーっとのけてスペースを作って寝る。。
こんな生活をしていた時の事でした。
夜寝ていると耳の横で「クスクス」「クスクス」と音がするのです。
「は!Gか?」と思ったのですが、そのまま放置。
そのまま数日間様子をみていたらそれが子供の笑い声だと気づきました。
「あー生活が乱れるとこういう現象も感じやすくなるのか」と笑い声なので放置していました。
すると、ある日、笑い声が消え、泣き声に変わったんです。すすり泣くような。
「え?なに?泣き声はやばくねえか」?と思ったのですが相変わらず放置。

356 :280 :2006/11/21(火) 17:20:18 ID:ikwjRB/00
その頃からです。
隣の部屋から夜中に叫び声が聞こえ「なんじゃあ」と思ってると、
珍しく表に出ると、隣の住人が引っ越し、また反対隣の住人も引っ越し、
「あれ?これなんか起きてるのか」?と少しは考えるようになりました。
夜中の泣き声は疲れて熟睡してたせいもあってかまれに聞くようになり、
お約束の軽いラップ音も鳴りだすようになってきたのです。
更に日光の入らない出窓の向こうは意味不明な砂利の庭があり、夜中の2時くらいになると
その砂利道を歩く音がするようになったのです。
決まって2時。。隣に引っ越してきた住人にその事を訪ねてみると
「ああ、それなんなんでしょうね。2時に歩いてますよね。誰か」
そして、その2時の足音の正体をつかまえるチャンスがきたのです。
2時になり、足音が!即座にベッドから抜け出て、表へ。
じゃり道には入り口しかない。つきあたりには別アパートの壁でどんつきだ!
じゃり道にライトを当てる!奥のほうに人影!「こいつかああ」と
壁に隠れ、タバコを吸い、そいつが出てくるのを待つ。。30分が過ぎ、辛抱がつき、
じゃり道に突入。。そんなに長いじゃり道ではなく、住宅街でそのじゃり道は囲まれている為、
反撃されたらそれなりのダメージを受ける事を考えつつ、じゃり道を歩く。
誰もいない。。行った事のないどんつきまで行ってみる。壁だ。
その次の日も警察を呼んでみたが、誰もおらず、警戒して巡回してみますで終了。
。。。その日を境にそれまで実被害がなかったので放置してた霊的現象がエスカレートしていくのですが、
カキコ疲れたので休憩。。。

361 :280 :2006/11/21(火) 17:39:12 ID:ikwjRB/00
じゃ、続きを。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新しい就職先をみつけ、仕事も始まったある日、
放置してたラップ音がでかい。
最初は「パキ」くらいだったもが、「バキン」
昔からこんな音はくさるほど聞いていたが「バキン」はねえな!こりゃなんだと
「放置」。眠いしね。明日仕事だし。。。
「ガキィイイイン」なんじゃ!こりゃ!固い鉄同士がぶつかり合うような音!!!!
さすがに目を開けた!
「おまえ、なんでここにいるんじゃ」?あ、誰かいる。
このうるさい音のおかげで寝不足になってたので、怒り爆発
「おめええええかあああ!こらあああああああああああああ」
罵声を浴びせる俺。
ぼんやりと男がベットの上に立って、寝ている俺に顔を近づけているのがわかる。
夢なのか現実なのか、確認する時間がたった。現実だ。これ。
「この家は俺が金だして借りてるんだ!出てくのはてめえだろうがあ、こらああ」と俺。
すると
「ここは俺が前から住んでるんだ!誰に断って寝てるんだ!殺すぞ」!
え?普通だ。会話ができる。ちょっと冷静になり話をする俺。まずは体制を整えないとと座ってみる。。

362 :280 :2006/11/21(火) 17:45:58 ID:ikwjRB/00
幸い、他の家でもこういった現象は経験があるので、免疫がないわけじゃあない。
俺はなぜか、こう考えた。
「とりあえず収集つけて寝ないと、明日しんどいなあ」とタバコに火をつけ、
会話を続ける。
「あー、つまり、ここはお前さんが以前から住んでいた家ってことか」?
すると「ああ、ここは俺の家だ。おまえらは一体なんだ?挨拶もなしにかってに生活しだしやがって!でてけ」!
「いや、でてけって言われても、お前、もう生きてないのわかってんの」?
「とっくにわかってんだよ!ここは前から俺の家だ!殺すぞ」!
「あー。無理。金ねーし。まあ、これまでの事の原因はわかったから、今日は寝るわ」
とその日は寝た。なんか怒鳴ってたが、寝た。

363 :280 :2006/11/21(火) 17:58:59 ID:ikwjRB/00
会社行って考える。。。
俺、話の最中で寝てたな。「殺す」と言ってたんだし、もしかして手はだせないのか?
なら対応もできるな。
ヘッドホンをかけて寝る事に。その日は勝利した。
それが日常となりしばらく睡眠は十分にとれていたが、
ある日、「?カミナリ」?思うくらいのまぶしい(?)ものが感じれ、思わず目を開ける。
寝ている顔のよこにやつがいた。
TUTAYAのWiiのネット予約がはじめるのでまたのちほど。

371 :280 :2006/11/21(火) 22:55:20 ID:v8EeoPSP0
>>353 ちなみに叫ぶのは俺じゃない。引っ越していった住人。
生活苦なんていったかな?
>>353 それも考えた。幻覚か?精神障害か?それを確かめる為の社会復帰だったんだが、
大丈夫みたいだった。
会社から帰還しました。
Wiiは2分で予約終了だった。頑張ったんだけどね。
で続きです。
やつは無表情で「出てけ早く出てけ殺すぞ」と連呼。
その頃の俺には生きてたいという希望はなく、
むしろ「自己消滅ボタン」なんてあったら押してもいいと友人に豪語(?)してた時期だったので、
ちょっと「賭け」にでた。
「わかった。殺せ」。
「出てけ早く出てけ殺すぞ」
「いいから殺せ」。
「出てけ早く出てけ殺すぞ」
「お前、手だせないんだろう」。
「出てけ早く出てけ殺すぞ」
理解した。リアルにいる人種にあてはめた。
酔っぱらいの親父-アルコールって位か。要望は出すが折衝はない。
ヘッドホン放置を決め込む。
どうやら、直接「なにかの力で呪い殺す」とかはできないみたいだった。
しかし、夜にフラッシュ&物音はしんどい。ストレス攻撃みたいなものか。
そこで、まあこういう事には興味あるし、ある程度の「対処法」みたいなものも「民間レベルw」でかじっている。
試してみるか。と

373 :280 :2006/11/21(火) 23:38:49 ID:v8EeoPSP0
●盛塩
夜に声のする方向のロフトの階段に1つ。窓の両端に1つずつ。
寝床を三角で囲むような形で配置。
食塩だと盛れずに「ま、あるだけましだろう」。。。効果無し。
次に粗塩で挑戦。山がちゃんとできました。
効果あり!だが3日ほどで叩かれた形跡あり。うっかり盛り直し忘れると出た。
●格闘技
あまりにも眠く、声のする方を蹴った事がある。「手応え」!と思ったのは自分がかけてた布団でした。
それ以来直接攻撃はなにも。
●明るくする
明かりをつけると消える。だが、違う場所にトーンを30%ほど落とした感じで見える。
●佐○厄よけ大師のお札
効果なしと思ったら、方角が真逆に貼っていた。直したら効果あり。
が、なぜかはがれやすい。窓際の為、湿気がかかってしまうためか。
そういえば、北まくらだった事を思い出した。

374 :280 :2006/11/21(火) 23:45:11 ID:v8EeoPSP0
●塩水ぶっかけ
壁が濡れた。
●動物の危険察知能力
その当時フェレットを飼っていた。おとなしく寝るときと、
いくら遊んでやっても寝ないときがあった。電気消しても大騒ぎ。
ただ、大騒ぎしてると出るというわけでもなかった。
●十字架
効果なし
●お経のCD
効果があったのだが、CD紛失。。
●電気をつけ、無睡眠
FF11をプレイ。3連休などに試すが出ない。もっとも気づいていなかっただけかも。

375 :280 :2006/11/21(火) 23:53:18 ID:v8EeoPSP0
練馬のアパート最終回
●新しい彼女の部屋掃除
効果あり。ほとんど出なくなった。やはり部屋を汚くしていると
精神もおかしくなるのかと。あれは幻覚だったのかと落ち着かせるが、
砂利の足音は発生していた。
そして、ついに引越。。不動産やにこの件を伝えると「そういう報告は出ていません」と
言わないものだろうか。
この件は実家の家族には言ってあり、引越も手伝ってもらったのだけど、
荷物も積み終えた頃、親父がやつの特徴を「もしかしてこういうやつか」と言ってきた。
どういう特徴かは言ってなかったのだが、まさしくやつの特徴でした。
「え?なんで?」「いや、「なんかちょっと違うな」って男が引越ですか」ってにやつきながら言ってきたからさと。
やつは家の中だけでなく、表にも出れるのか!とそこで砂利の足音と結びつけたわけだが。
こんな感じで練馬のアパートは引っ越した。
ま、オチもなくレポみたいな感じでしたが、読んでくれてどうもです。

クレンザーがでてくる

342 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/11/21(火) 02:01:04 ID:qcLK5Oe/O
彼女の家での話。恐いとかそういう話ではないです。
彼女は就職が決まり一人暮らしを始めたんですが、そこは築一年でとても綺麗。
キッチンも風呂場もトイレもフローリングも、外観までもが綺麗でお洒落な雰囲気です。
自分は学生でまだ実家暮らしだったのでそんな綺麗な家で新生活を始められる彼女を羨ましく思いました。
しかしある日、いつものようにシンクを掃除しているとシンクの側面にある穴?が緑色っぽくなっているのを発見。
錆びてるのか?と思いましたが、ステンレスのしかも一部だけが錆びるのには少し違和感を感じました。
もちろんそこ以外は綺麗なままです。
不思議に思い彼女に聞いてみると、彼女はばつの悪いような表情を添えて言いました。
『私にもなんでかはわからないし、たぶん信じてくれないと思うけど…』
そう言うとスポンジをその緑の部分にこすこすしはじめたのです。そして…
『あのね、ここからクレンザーがでてくるの』
そして彼女はそのスポンジでお皿を洗い始めたのですが、油汚れがみるみるうちに落ち、泡切れが良い。
引っ越してしまったためもう今では分かりませんが、とても不思議でした。

351 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/11/21(火) 15:23:29 ID:qcLK5Oe/O
342ですが一応捕捉を。
その緑色に気付いた時は彼女がご飯を食べている間、暇だったのでシンクを掃除していました。
シンク掃除というかネット交換が自分の役目だったので。
そしてその時に緑のものに気付き、彼女に聞いたところ彼女は自分が食べおわった皿をそれで洗い出したという流れです。
わかりにくい文章を書いてしまってすみませんでした。

爪でコツコツ

323 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/11/20(月) 01:42:54 ID:rj9JsYG1O
昨日の夜、あまりに暇すぎてテレビを呆っと眺めながら、テーブルを爪でコツコツしてたんだ。
しばらく続けてると、何だか気分が盛り上がってきちゃって、終いには両手で目茶苦茶にテーブルをコツコツ。
我ながらなかなか小気味のいいリズム。
5分ぐらい続けただろうか。指も疲れてきて、「何やってんの、俺www」という恥ずかしさに苛まれて止めたのよ。コツコツすんの。

そしたらさ、まだ聞こえんだ。テーブルをコツコツする音が。俺がコツコツしてた箇所の対面から。
音のするところを凝視しても、何も見えない。でも、音は聞こえる。

かなりテンパりだして、音のしてる部分に手を触れようとしたら、コツン…って余韻を残して音は止まった。

この部屋、もう嫌。

叔父は2名

280 :本当にあった怖い名無し :2006/11/17(金) 15:21:56 ID:lQFAdfQy0
可思議ってことで怖い話じゃないのでカキコします。
ほんと怖くもオチもありません。
幼少の時の体験って後々になって答え合わせをあすると「えっ」?みたいな話ありますよね。
そんな話。
私は幼少時、東京都台東区千束に住んでいました。
そこらはまあ、昔、「赤線」と言われてた売春街だったのですが、
住んでいた家は旅館を改造したままの家でトイレなんかも
小便器が3つくらいが1つのトイレにあるような民家っぽくないものが多々ありました。

そこの家は私が6歳の頃、引っ越したのですが、この歳になり親と昔の話をして「?」と思う点が多々ありました。
その頃の家の住居人は父、母、弟2人、祖母、叔父、叔母2人 大人は計6名でした。
父の弟、父の妹と母の妹という感じなんですが、幼少の私にはその関係がよくわからず
「おじさん」「おばさん」という分け方しかできてませんでした。
が、私の幼少の記憶だと「叔父は2名」なのです。
健在しておる叔父の他に1名、血の繋がりがあると一目でわかる叔父が一人、いつもいたはずなのです。
仕事にいってる時間、休みの日など色々人と時間の流れがあり、立ち代わり入れ替わりで毎日が過ぎていく中、
いつも、宴会場みたいな大広間に笑っている叔父がいたはずなのです。
続く

281 :280 :2006/11/17(金) 15:24:18 ID:lQFAdfQy0
大人がいるので安心という事で、親がいなくてもその宴会場で私は一人で遊んでいました。
でも、その叔父は笑っているだけで話した事はありません。。。。
そして30年たち、「あの頃の話」をするようになりました。。
祖母に「あの頃は親父の兄弟って何人いるかわかんなくってさーwでも、もう一人いた気がすんだよねえ」
と話し、姿、特徴を言っていくと、「それ、おじいさんだわ」と言うのです。
祖父は私が生まれる1年前に亡くなっています。
仏壇に飾られている写真は没前にとられた写真で、着物姿しかみた事がありませんでした。
私の見たもう一人の叔父はタートルネックの黒のセーターと茶色のパンツ。そして角刈り。
黒い眼鏡。
「祖父の若い時によくしてた格好」だというのです。
そして更に聞いていくと、私は元宴会場のあった場所には祖父の祭られている仏壇があり、
その仏壇の扉の網を指でやぶって遊んでたりしたそうです。。。
ま、オチもなんもないですが、こんなだとまだあります。
歳とってからも見えるようになったのですが、これはなんか怪奇漫画っぽい話なので
気がむいたら、また。

291 :280 :2006/11/18(土) 11:27:38 ID:a+OClwvm0
>>286
いや、引越前の実家の話。小学1年の時に引越たから。
で、思い出したんだが、
引越の理由って俺が夜になると「怖い」ってしきりに言ってたのも一つらしいと
親から聞いた。

304 :280 :2006/11/18(土) 23:12:01 ID:a+OClwvm0
>>293
なにに恐怖してたかって記憶はないんだよねえ。
だって、住人が何人いるかもわかってなかったし、
「その住人ら」が怖いと感じた事はなかったから。
その宴会場みたいなところで、昔の8ミリフイルムを家族で見る事があって、
ま、映写機というのかな。スクリーンに映してみるやつなんだけど、
暗くしないとみれないのね。

で、お菓子とか飲み物を用意して、電気を消して映写機が動き出すんだけど、
そのタイミングがあわなくて後から入ってくる家族もチラホラいるんだけど、

そのチラホラが止まらないんだ。
立ち見の映画館の状態っていうのかな。次々に人が入ってくる。
特別ななにかはまったく感じない。ただ人が入ってくる。
「あーこういう人がたくさん集まるもんなんだなー」って事で納得してたから
不自然さは感じなかったけど、映写機を止めて電気をつけると家族だけ。。

305 :280 :2006/11/18(土) 23:14:28 ID:a+OClwvm0
その事は家族には話してないんだわ。
じいさんの答え合わせした後で、自分で解釈したから。
古い旅館ってーのはなんか集まり安いんですかねえ。
ちなみに元の実家は取り壊され、キャバレーキャッツアイになってましたわw

乳白色の物体

264 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/11/17(金) 13:19:43 ID:BAkGQnp8O
携帯からすみません。
今から10年ほど前、不思議な現象を見ました。それが昨日、再び起こりました。
具体的に言うとすごく奇妙な乳白色の物体?が物理の法則を無視して移動するんです。
意味が伝わり辛いと思うので何があったか書かせて頂くと、最初に見たのは10年前。
千葉県の某町に実家があるのですが、犬の散歩がてら川原を歩いていました。
人気は無く、明日は釣りでもしようかなとか考えながら歩いていると犬が突然止まりました。
吠える様子もなく私の足に尻尾をまいてすりよってきたので不思議に思い、あたりを見渡しました。
川といってもさほど大きい川では無いのですが、川上方面へ向かって200mほど行った所に、乳白色のカカシみたいな物が川の上の空中に浮いていたんです。
最初はUFOかと思いました。ただ想像したUFO、宇宙船のような物体とは違い生物のような動き(ミミズのように伸縮?うねるような感じ)をしていました。
しばらく見つめているとその物体?は小さくなり、見えなくなりました。
200m位離れていたので実際は川上に移動したのかも知れないです。
犬も落ちついたので、不審に思いつつも追ってはいけない気がしたのでそのまま帰宅しました。

267 :本当にあった怖い名無し :2006/11/17(金) 13:45:19 ID:BAkGQnp8O
実家に帰るとそんな事はすっかり忘れTVとか見てた気がします。昨日まで思い出す事なく、年数が経ちます。
10年たった今、私は東京で就職し、会社の営業車で埼玉の得意先を回るようになりました。そして昨日、再びその物体と遭遇しました。
場所は埼玉県の山間部。具体的な場所は控えますが、西のほうで観光で有名な場所です。
私が川沿いの道を上流に向かい走っていると奇妙な感覚を覚えました。懐かしいような、前にも感じたような感覚です。デジャブとでも言うのでしょうか。
運転の疲れもあったので広くなっている場所に車を停め、車を降りてタバコを吸いました。
川を見つめつつ、もう肌寒いなとか考えてた時でした。
ふと川の上流を見ると、例の物体?が居るんです。目測ではありますが、300mくらい上流の川の上です。
見た瞬間、汗がでました。肌寒いのに不思議と。
辺りに人が居るか確認しましたが誰も通りかかりません。
今思えば携帯で写メを残しておけばと思うのですが、その時はその異様さに恥ずかしながら非常に動揺しててそれ所ではありませんでした。
しばらくしてその物体はやはり川上に向かい消えて行くような感じで、見えなくなりました。
私は近くの自販機でコーヒーを飲み、気を落ち着かせてUターンで戻りました。

268 :本当にあった怖い名無し :2006/11/17(金) 13:58:57 ID:BAkGQnp8O
会社でこんな馬鹿げた話をして失笑を買うのも恥ずかしいので、ここに書かせて頂きました。
今日もその方面に行かなければならず、その道を使わないように地図を見ながら書き込んでいます。
私が見たその物体が何か知っている方、いらっしゃるのでしょうか。
霊とか見た事ありませんし、霊かと言われると違うような気がします。
どちらかと言えば、物体と生物の中間です。昨日も恐くて近くまで寄る事は出来ず遠くから見ただけですが、遠くからでもはっきりと異様さは感じます。
と、こんなに意味不明の書き込みですが、薬物や酒を飲んでいるわけでは無いです。精神状態も現状としては良好とは言えませんが、健康だと思っています。
どなたかこういった事に詳しい方いませんか?
今から運転するのでとりあえず報告は終わりです。
また来ます。

職員室の笑い声

251 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/11/17(金) 04:19:26 ID:waj72yNFO
先程の塾講師ですが、再び不可解な体験を。
ある日、仕事帰りに他の校舎に寄って差し入れをしようとした。
階段をあがると、中から話し声がする。
靴をはきかえて、スリッパをはきながら何気なく聞くと…明るいマリ先生の声だった。
マリ「えーっ!そんなの無理無理!」
教室長「やってみなよ、意外とうけるよ」
マリ「私はヨゴレはいやですよー!」
と、何やら笑っている。
職員室の中から笑い声がするから、なんだかにこにこしながら戸を開けたら、教室長が一人パソコンに向かい仕事中…?
私「あれ?マリ先生は?」
教室長「あー、少し前に帰ったけど?」
私「うそー…さっきまで、こんな話ししてるの聞こえて‥」
と先程の会話を説明すると、教室長の顔が真面目に。あ、彼は凄い怖がりなんですが、色々怖い体験をする不幸な人で…
教室長「さっきまで、その話をそのまんましていたよ」
あれはなんなのかな?不思議でした~。

コトミちゃん

240 :本当にあった怖い名無し :2006/11/16(木) 07:38:29 ID:+NhUsmjkO
私は塾講師してるんだけど、学習障害のあるコトミちゃんってのがいる。
彼女は刃物や口笛が極端に嫌い。はさみも使えないくらいに怖がる。
理由を聞いたら、昔刃物を持った口笛を吹く幽霊に襲われたらしいが…?
話はここから。
ある日授業をしていると、どこからか口笛が。
コトミ「先生!怖いよ!」
私「もぉ~、誰?授業中だよ」
生徒「…何?なんのこと?」
なんだか他の生徒には聞こえないらしい。
すると今度は大きな地震が!
私「わっ!ちょ…揺れた」
コトミ「怖かったね」
生徒「は?さっきから何言ってるんですか?」
またもや、他の生徒には分からないらしい。
今度は更に窓を外から何かが叩く。
ガンガンガンガンガンガンガン!!!
二階なのに?
コトミと顔を見合わせながら、もう何も言わず無視しました。
あれはなんだったのか。

透明な球体

218 :本当にあった怖い名無し :2006/11/15(水) 14:21:48 ID:gymD8rUu0
4~5歳の頃だと思うけど
家の外に1人で出たら、目の前を今で言うバランスボールのような
直径が当時の身長ほどある透明な球体が
右から左にコロコロと走り去った。(自宅は緩やかな坂道の途中にある)
その数日後、家の前で競輪車のようなスポーツ自転車に乗った
お兄さんに轢かれた。
大人になった今でもあの球体の存在がわからない。
当時はバランスボールなどなかったし・・・・