デブ猫

574 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/30 01:34
大昔、実家に野良猫一家が住みついてて、エサとかあげて結構なついてました。
その野良猫一家のうち一匹が、目に見えてデブって来たので、姉と一緒に
「やーい、デブ猫!」「デブにはエサあげへんよ~」とか言って笑ってたら、
その猫がしょんぼりとうつむいて、何と涙をポロポロ流し始めました。
もうビックリして、エサあげたりしてご機嫌とるのに必死だったんだけど、
ネコって人間の言葉を解してるのかなぁ?

ちなみに、その時はそのデブ猫しかいませんでした。
他の猫にはエサをあげるけど、その猫にはエサをあげない…と言う様な
「解りやすい」状況ではなかったです。
言葉っつーよりは、雰囲気を察したのかな?

見かけない子

354 名前: 名無しさんのうしろにあなたが・・・ 投稿日: 02/08/25 13:36
昔、珍しく雪が積もったとき、とても嬉しくて弟と外で遊んでいた。
10センチくらいは積もっていたので、歩くたびに足が埋まって面白かった。
二人できゃーきゃー言ってたら、向こうから近所では見かけない子供が歩いて来た。
その子は私達には目もくれず、目の前を通り過ぎて行ったのだが、その子には足跡がなかった。
私達の足は雪に埋もれているし、10センチ積もっているのにも関わらず、
全く歩きにくそうな素振りは見せなかった。雪の上を滑るような感じで移動していた。
坂道でもなんでもない。家の前の道路なのに。
そのときは「知らん子やったなぁ」とか言っていたのだが、今思い出したらゾッとする。
もちろん、弟も覚えている。

ほくろ

345 名前: 稲川口調で 投稿日: 02/08/25 04:01
あんまり不思議じゃないかもしれないけど。

岩本町って駅があるじゃないですか、秋葉原の書泉グランドの近くに。
そのころ僕は馬込に住んでて、都営で一本でアキバまで行けるから安いなーって思ってたんです。
250円なんですよ。当時。今は違うのかなー。
そんで、岩本町の駅に降りて、階段登りながら、さあ行くぞーって思ったとき、
なんかふと、左手を見たんですよね。
あれ、ほくろがない。
なんでそう思ったのか不思議なんですよ。だって僕の手にはほくろなんてないんですから。
でも思った。
あれ、ほくろがない。なんでだろ。
ま、その時はそれで終わりだったんですよ。ま、対したことでもないじゃないですか。
それで、それから1カ月後だったかなあ。新宿で飲んだんですよ。
そんときね、小便してたくて、東口のほら、ガラス細工のピラミッドあるじゃないですか、あそこで用足しちゃったの。
なーんかスピーカーで「用を足さないでください!」とか言われちゃってね。
そんでまっずいなーって、小便終わって生け垣越えたのよ。転んじゃてっさ。左手付いたの。
そしたら血まめが出来てさ、それが左手の親指のほら、生命線の内側あたり? 出来ちゃったのよ。
5mmぐらいの卵型の赤いやつ。
僕ね、小学校のころに右の太ももに昔鉛筆の芯を突き立てられて、その芯が今でも残ってんだけど、
そういうのがあるもんだから、これから一生この血まめが残っていくのかなーって考えてたわけ。
ま、仕方ないかってね。
そしたら、それから2ヶ月ぐらい経って、アキバに行ったのよ。岩本町。
あの階段登ってる時にね。そしたら。
あれ、ほくろがない。
だってさ、僕、その前の日までは普通に大学に行って普通にその血まめ見てるわけなんですよ。
でも、あれ、ほくろがない。
ふっしぎだなーって、ま、そんだけの話なんですけどね。


笛の音

337 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/25 02:34
小学生の頃、山に囲まれた所に住んでいました。
5年生ぐらいの時、夜になると山の向こうから笛の音が聞こえてくる
ようになりました。最初は気にもならなかったのですが、
あまりにもしょっちゅう聞こえてくるので、家族に話してみました。
すると母も姉もそんな笛、聞こえたことがない、というのです。
姉の部屋はオレのすぐ隣なので、あれだけ大きな音の笛の音が
聞こえないわけがないのです。(オレにはすごい大音響だった)
母には、今度聞こえたらすぐに知らせなさいと言われたので
笛の音が聞こえた時に大急ぎで一階に降りて行って、母と
いっしょに外へ出たのですが、その時にはもう聞こえなくなっていました。
そのことを、はす向かいの友達に話したら彼も聞こえるというのです。
メロディーも一致したので互いに同じ笛の音が聞こえているのは
間違いありませんでした。彼の弟も同様に聞こえており、
やっぱり笛が鳴っているんだと思いましたが、
彼の両親には聞こえていなかったのです。
さすがに気味が悪かったので、その近辺の友達に確認してみたところ、
どうやら笛の音が聞こえているのはオレら三人だけ、ということに
なったのです。
そもそもよく考えてみればおかしい話で、その山というのは国の施設で
一般の人間が立ち入ることは出来ません。しかも決まって真夜中に
山の奥深くで笛を吹く人などいるでしょうか。
笛のメロディーは今でも鮮明に耳に残っていますが、
あれは何だったんだろう。

ウサギとプードル

306 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/24 01:51
今まで誰にも話したこと無いけど匿名だからここに書き残していく。
恥ずかしいけど、それを誰かに聞いてほしかったっていうのもあるから。

数年前の夏の頃の話。
俺の家にはクーラーが姉と親の部屋にしかなく
俺は扇風機のみだったため熱帯夜が続くとよく寝不足気味になっていた。
なもんで昼間、親の部屋で昼寝をしてることが多かった。

親の部屋はほぼ一日中クーラーがついているから。
なぜならミニウサギ(雄)と年取ったトイプードル(雄)を飼っていて
どっちもとことん暑さに弱かったから。(二匹とも暑いとすぐ体調崩してた)

で、ある日うつぶせで昼寝しているといきなり尻が痛くなった。性格には穴が。
男なら食らったことあると思うが電気アンマのあれ。
あれをピンポイントで肛門にくらってる感じ。
あまりに痛くて目を覚ますと痛みが消えた。

で、ふと横を見るとトイプードルにミニウサギがへばりついて腰振ってた。
慌ててウサギを引き離して囲ってあるところに戻しました。
(ウサギは糞や小便をかまわずするので新聞紙引いて囲いに閉じ込めてた。よく脱走するけど)

あれは犬がテレパシーかなんかで助けを求めたのだろうか?
が、当時の俺はそんなこと考える余裕もなくショックを受けていた。
だって童貞だったのに先に後ろのバージン喪失?ですよ。
しかもウサギ?で。
まぁ、こんな不可思議な体験だったからすぐ立ち直ったけどさ。

こんな情けない話でも吐き出すとすっきりするなぁ。


…はい

277 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/23 09:16
みなさんのお話に比べたら小さい(?)モンですが・・・
昨夏の母親の体験です。
私は都内某所にアパートを借り一人住まいです。
電車で20分離れた所に両親が住んでいて、母は気が向くと電車またはバスを利用しアパートに遊びに来ます。
ただし私が不規則な生活(になりがちの仕事)をしているために
必ず在宅か不在かを、母は遊びにくる直前に確認します。
ところが昨夏のある日。母は確認電話を入れず私のアパートへ。
私はその日、オフだったんですが友達と遊びに朝から外出して不在でした。
時刻は真っ昼間です。母はそんなことも知らずアパートに到着。本当は合い鍵も持ってますが、彼女は頭から私が在宅していると思い込んでいて
「(トン、トン=ノックしてから)○○子(私の名)いるでしょ~?」
すると
「・・・はい」
中から声がしたから、仁王立ちして突っ立って待ってたそうですが、声がしたきり中で人が動く気配なし(当然だ!)。
そこでふたたびノックして
「いるんでしょ? 早く出なさいよ」

「・・・はい」
また同じ声。返事だけ。


278 名前: 277 投稿日: 02/08/23 09:22
(↑277つづき)
ゾッとしたのはその瞬間だったそうです。一瞬にして、一度目の「・・・はい」が自分の娘の声ではなかったこと、女性よりかすれてちょっと低めの男ぽい声だったことに気づいた。
母は・・・バカですよね、霊とかじゃなく泥棒の可能性だってアルというのに即座に合い鍵を使いドアを開け部屋へ飛び込む。
まあ本当に泥棒ではなかったですから・・・ふたつの部屋、トイレ、風呂、押入まで確認したが、誰もいなかったとのこと。
私はと言えばその数時間後帰宅。叔母から電話をもらい別の話で盛り上がった後、叔母が
「お母さんから聞いた? 今日あんたのアパート行ってね・・」
ここではじめて事実を聞いた私は、おぞけがたちました。電気消して眠れなかったです。後で友達の同僚でチョッチ霊感アルって人に聞いたら、「私の能力じゃ正体まで分からないけど、あっちの地域は多いからね~」と言われました。多いって????

母ふたり

248 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/22 19:07
中学時代の話。
夜9時ごろ、2階の居間でTVを見ていた。居間の隣はすぐ廊下で、
その廊下のドンつきに机が置いてあって、ガラスの障子を挟んで居間のTVが
置いてあるので、TVの正面に居ると机も見えるし、振り向くと階段も見える。
その時は別に振り向かなかったのだけど、階段を上がってくる気配がして、
ふと横を見ると、母が机の前に居て、何か探しているようだった。
自分は母親に、何を探しているのかと聞いたけど、母は無言。
なんだぁ?と思いつつ、またTVを見ていたのだけど、
目の端に写る母がまだ普段着のままなので、「まだお風呂に入らないの?」
と聞いた(母はいつもその時間、入浴していたので)。やはり無言。
ヘンなのーと思っていたら、母はそのまんま階段を下りていってしまった
(それは振り返って降りていく姿を確認した)。

それから5分も経たないうち、母がパジャマ姿で「あーサッパリした」とかなんとか
言いながら、再び階段を上がってきた。
「あれ????もう入ったの?ついさっき2階に上がってきたよね?」と聞くと
「何言ってんの?夕飯後、一度も2階には来てないよ?」と・・・。
自分は母が自分を騙してると思ったので、「すぐそこで机のものを何か
探してたじゃん!」とか「声を掛けたけど知らん顔してたくせに」とか、
いろいろ言い募ったけど、母はキョトンとした顔で知らないと言うばかり。
母が言うには、もう20分以上前から、風呂に居たと。
そいで気が付いたんだけど、自分が見た母は、確かに母の持ってる
服を着てはいたけれど、その日に母が着ていた服とは、違うものを
着ていたんだよね。

妙に手の込んだ騙され方をしたと考えてもいいんだけど、
わざわざ違う服に着替えて、2階に上がって探し物をしてるふりして
また降りていって2,3分で風呂に入って出てくるってのもヘンな
話だし、自分は確かに母の姿を見たし、20年近く経った今でもホントに不思議。
無駄に長くてスマソ

親子

239 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/22 11:28
自分にとっては不可解です。

お盆で親の実家に帰っていたつい先日のこと。
夜中、部屋で一人で本を読んでいた。
その家は大通りへの抜け道に面していて、通る人の話し声が結構よく聞こえる。
1時くらいだろうか、男の声と、どう聞いても子供の声が横を通り過ぎていった。
「皆待ってるから早く帰ろうな」
とか話してたと思う。こんな時間にガキ連れて何やねんと思ったが、何か事情があって
外出から帰りが遅くなった親子なんだろうと思い、気にしなくなった。
やがて声もだんだん遠くなり、静かになった。
そして数分後、今度は自転車に乗った若い(と思う)男が何やら叫びながら通り過ぎて行った。
携帯で誰かと話しているらしかったのだが、
「ホンマやねんて!俺マジで見てんて!!!さっきすれ違った親子がさぁっ!!!」
ナニ!?と思った。
その後、そいつは声が聞こえなくなるまで「マジマジ」とか「心臓バクバクいっとる」
とか連呼していた(声が聞こえなくなるまでずっと叫んでいた)。

……あの親子(?)は何だったんだ。
そいつは何を見たんだ?
かなり不可思議でゾッとした。幽霊より恐い…

コスプレ

227 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/22 02:01
スレ違い、且つ微妙でもある私の体験。
一昔前、夏と冬のお祭りがまだ晴れた海で開催されていたその頃、
私はコスプレーヤーだった。
当時、イベントで会う人の中に、いつも必ず私と同じキャラの
コスプレをしている子がいた。
あまり話したこともなく、二人で示し合わせていたわけでもない。
趣味や嗜好が似ているのだな、と思っていた。
ある時私は考えた。
思いっきり過去にさかのぼって、懐かしキャラをやれば、あの子とは
かぶらないのではないか、と。
その年の夏、私はエメラ○ダスをやった。
冬ならばともかく、夏場にこれはないだろう。
結論から言えば、彼女は私とは違うキャラのコスプレをしていた。
炎天下の会場で、私はメー○ルとの邂逅を果たしたのだった。

ほんとに微妙なうえ、コスプレネタ嫌いな人いると思うのでsage

きよみちゃん

107 名前: ぶるぶる 投稿日: 02/08/20 02:01
私が小学校三年生位の時の話です。
そのころ、とても仲よしだった、
きよみちゃんという女の子が、クラスにいました。
彼女と私は、毎日のように学校が終わると、
お互いの家を行き来しては、ふたりで遊んでいました。
その日は、彼女の家の台所のキッチンテーブルで、
ふたりでドラえもんを読んでいました。
その内容は、ドラえもんが、のび太に切抜き絵本
のようなものを出してあげます。


108 名前: & ◆i.GDT3f. 投稿日: 02/08/20 02:01
それには、ケーキやおかし、車など色々なものがあり
切り抜いて組み立てると、本物のように、
食べれたり、乗れたりするというものでした。
きよみちゃんと私は早速、
「おもしろい!まねしてみようよ!」
と、画用紙や、ハサミ、色鉛筆を持ち出しました。
もちろん本物になることなどありえないと、
理解できる年齢でしたが、とても楽しかった
のを覚えています。
そして、日も暮れかかり、私が家に帰らなければ
いけない時間になりました。


109 名前: & ◆tHsziLno 投稿日: 02/08/20 02:02
きよみちゃんは、いつもそうするように、
玄関の外まで、私を見送りました。
そのとき、きよみちゃんが言いました。
「ぶるぶるちゃん。今日のこと、
大人になっても忘れないで」
私はきよみちゃんが、いきなり変なことを
言うのには慣れていたのですが、
そのときは、彼女の様子がいつもと違うので、
なんでー?と聞き返しました。
今こうしてふりかえると、確かにあの日の
きよみちゃんは、いつもと雰囲気が違ったような
気がします。


110 名前: & ◆tHsziLno 投稿日: 02/08/20 02:03
きよみちゃんは続けました。
「今日の私、32才の私なんだ」
ますます私には、訳が分かりません。
でも彼女は続けます。
「2002年だよ。32才。ぶるぶるちゃんのこと
思い出してたら、心だけが子供の私に飛んでっちゃった」
はっきりいって、聡明とはほど遠かった(今もね)
子供の私は、なんだかわからないけど、
2002年と行ったら、超未来で、車なんか空飛んでたりする、
という考えしかないくらい遠い遠い未来。


111 名前: ぶるぶる 投稿日: 02/08/20 02:04
「ふーん。ドラえもんの未来からかー!」
なんて、ばかな受け答えしかできませんでした。
きよみちゃんは、そんな私を笑いながら、
「それが全然!マンガの世界とはちがうよー」
と言いました。
そして、私ときよみちゃんは、また明日遊ぶ
約束をして、別れました。
今考えると、なんであのときもっと問い詰めなかったんだろう
と後悔しますが、なんせ子供だったし、
きよみちゃんも私と同様、ドラえもんの影響で、
ふたりでよくSFチックなことを、夢見ていたので、
別にきよみちゃんが私に言ったことが、
そんなに変とも思わなかった。


112 名前: & ◆i.GDT3f. 投稿日: 02/08/20 02:05
翌朝、学校に行くと、いつものように
きよみちゃんが私に、話しかけてきます。
まるっきり、いつものきよみちゃんでした。
そして、私もまた、きよみちゃんが私に
言ったことなど、すっかり忘れて、
そのまま毎日が過ぎて行きました。
そして、私たちは5年生になり、それと同時に
私は地方へ引っ越すことになりました。
そしてそのまま、きよみちゃんと、二度と
会うことはありませんでした。


114 名前: ぶるぶる 投稿日: 02/08/20 02:06
今年、2002年。私は32才になりました。
そしてハッとします。
あの日のきよみちゃんの言葉を思い出して。
もしかして、もしかして、もしかして..と。
私はその後も、引っ越しを繰り返し、
今では海外在住です。
きよみちゃんを探したいのですが、
結婚してれば名字も変わっているだろうし、
どうやって見つけられるか。
あの頃の私は、片親だったので
(当時はまだ珍しく、世間からは白い目で
見られがちだった)、
「ぶるぶるちゃんと遊んじゃだめよ。片親なんだから」
と、思いっきりよその子供の親が、
私の目の前で言うなんてことも、珍しくなかったし、
大嫌いだった先生にも、
「片親だからね。目つきも悪くなるんだろう」
と言われたこともあった。


115 名前: & ◆i.GDT3f. 投稿日: 02/08/20 02:07
ごめん省略されちゃった。
大嫌いだった先生にも、
「片親だからね。目つきも悪くなるんだろう」
と言われたこともあった。
そんな中、きよみちゃんだけが、私の友だちで、
子供時代の唯一の理解者であったと思う。
会いたいと思う気持ちがそうさせたのか、
2週間ほど前に、"あの日"の夢を見た。
あの日と同じ、きよみちゃんのおうちの台所。
イッチンテーブルいっぱいに、画用紙と色鉛筆。
私が自分の家から持ってきた、コロコロコミック
が二冊置いてある。


116 名前: ぶるぶる 投稿日: 02/08/20 02:08
(当時コロコロコミックは、結構高価だったので、
私ときよみちゃんは、かわりばんこに買って、
ふたりで回し読みをしていた)
台所からは、6畳ほどの今が見え、
きよみちゃんのお母さんが、緑色の座椅子に座って
テレビを観ている後ろ姿が見えます。
本当に、何もかもが、私がこの夢を見るまで
忘れていたことまでが、はっきりと、目の前にありました。
きよみちゃんが、ケーキの絵を画用紙に描いて、
色を塗り、私はその横で、ハサミを持って、
きよみちゃんが描くケーキを見つめています。


117 名前: & ◆i.GDT3f. 投稿日: 02/08/20 02:09
私は、夢の中で、
「これは夢だ」
と自覚していました。
きよみちゃんが、ふと手をやすめて、私を見ます。
そのとき、私は彼女に言いました。
「きよみちゃん。今日の私も、32才!」
きよみちゃんは、びっくりした顔をしたと思うと、
私を見つめて言いました。
「忘れなかったんだ。ぶるぶるちゃん..」
きよみちゃんは、半分泣き笑いような表情です。


118 名前: ぶるぶる 投稿日: 02/08/20 02:09
私も、泣きそうになるのをこらえながら、言いました。
「ドラえもんの未来じゃなかったねー!」
そして、ふたりで泣きながらも、大笑いしました。
そして...私は目が覚めました。32才の私の体で。
私は、泣いていました。
ただの夢だったと思う。でも、私は
時空を超えて、あのときのきよみちゃんに、
会いに行ったのだと思いたい。
きよみちゃんが、そうしてくれたように。

956 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/16 12:02
叔父の話を一つ語らせてもらいます。長文勘弁ね。

幼少の頃の叔父は手のつけられない程の悪餓鬼だったそうで、
疎開先の田舎でも、畑の作物は盗み食いする、馬に乗ろうとして逃がす等、
子供達のガキ大将を自負するようなDQNでした。

さてその疎開先には、地方にしては大きな神社がありました。
「今となっては何を祭っていたのかもわからん」だそうですが、
桜の木が何本も植えられていて、春ともなれば正しく満開の桜が見物できたのでしょう。

また、聖域とでも言うのでしょうか。
「子供達がむやみに近づいてはならない」という暗黙の了解があったようです。


957 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/16 12:02
しかし、そこはDQNな叔父のこと。
「やってはいけない」と言われれば反発心が刺激されます。
ただでさえ娯楽の無い疎開先。いずれは出ていくという気持ちもあったのでしょう。
一つのイタヅラを実行に移す事にしました。

神社には神様を乗せる(?)馬が飼われています。
これに乗って神社の石段を駆け下りようというのです。

勿論、昼は大人達の目がありますから、夜のうちから神社に忍びこみ、
朝のお勤めの時に馬で駆け出す…みんなびっくり!
俺様の株、急上昇!(゚д゚)ウマー という作戦でした。


958 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/16 12:03
予定どうりに深夜部屋を抜け出して、神社へと向かう叔父…
満開の夜桜が近づくにつれ、叔父の耳に場違いな音が聞こえてきました。

ぽんぽん…ぽぽん…それはツツミの音だったそうです。

最初は大人達が酒盛りでもしているのかと警戒した叔父ですが、
こんな深夜の、この戦時中にありえない事くらい子供にもわかることでした。

神社に近付けば近付くほど、ぽん…ぽぽん…という音がハッキリ聞こえます。
鳥居の影に隠れ、中を覗く叔父。


959 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/16 12:03
そこには、ひどく幻想的な光景がありました。

風に散る夜桜の花びら、ツツミをうつおかっぱの子供。
くるくる…くるくると舞う1人の女性。

叔父は時間を忘れ、その光景に見入ったそうです。
この世の物とは思えない美しさでしたが、
どこかおかしな、非常識さが叔父を正気に戻らせ家へと逃げかえりました。

翌朝、昨夜の出来事を誰かに話したかった叔父は、
思いきって神社の神主さんに全てをうちあけました。


960 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/16 12:05
話を全て聞き終わった神主さんは、
「声をかけたか?」「見つかったか?」などいくつか質問をした後で、
叔父にニンマリ笑いかけたそうです。

「よかったなぁ…見つからんで、ほんによかったなぁ」

「ありゃ、この世の者でない」「…鬼じゃ」

今でも叔父は酒が入るとこの話をします(苦藁
「S(俺)君、鬼はいるんだよ…」
まぁ、正直俺も信じてないし、オカルトとも微妙に違う気がすんだけど、
アホくさと思いながらも書いてみマスタ。

      (゚д゚) ミマスタ!!
      ゚(  )―
      / >

きまが

929 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/16 02:10
工房の頃の話。

クラブの帰り道、七人ぐらいで王将の座敷席でメシを食らいつつ
馬鹿話をしていた。
ラーメンをずるずる啜ってるとと斜め向かいに座ってた子(仮にA)が、
じっと自分を見てるんで、「どうしたん」と聞くと、「○井?」と、
私の名前を呼んでくる。
意味が判らずに、もう一度「だから何なん」って聞き返すと、
「○井よな?」と、なんかおそるおそる訊いてくる。
「大丈夫かあんた。何言うてん。って言うか、何なん?」
「あんた今様子がおかしかったで」

自分では普通にしてたつもりだったから、どういうふうに
おかしかったのか尋ねると、喋りかたや顔つきが別人みたいだったらしい。


930 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/16 02:13
そのA曰く、
「きまが、死にそうなの。‥‥ゆるさない」
と、関東のイントネーションで喋り、その時すごい怖い目つきでAを見たらしい。
自分では、黙々とラーメン食べてたつもりだったから、
右隣に座ってた子に、「うち何も言ってないよな」と訊くと、
「うん」。でも、左隣に座ってた先輩が、「うちもAと同じこと聞いたよ」
と言う。

ただ、その先輩は普段から私が悪戯好きなのを知ってたから、
(また○井がアフォなことしてる)ぐらいに思ってたらしい。

もう一人、向かいの一番左端に座ってた子も、
「確かに言ってた、標準語にびっくりして(皆大阪人)、私の顔見ると、
目のふちが全部真っ赤でかなり怖かった」って。
でも、自分では全然そんなこと言った覚えないし、
他の三人は全く聞いてないと言う。
解らないけど皆何となく不気味になってきて、その後はさっさと
ゴハン食べて、店を出た。

山の夜道

875 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/12 22:06

オレのじいさんは若い頃山岳修行をしていて、
お盆になると死んだしいさんがしてくれたこの話を思い出す。

山に入り、夜道を歩いていると、たまに、さっき通ったはず?という
道に出くわす時がある。
最初はあまり気にせず、そのまま歩いて行く。
そのまま目的地に行ければ、それで良し。
しかし、しばらく歩き続けて、明らかに堂々回りをしている場合がある。
そんな時にはこの呪文を唱える「・・・」
 (どういう呪文だったか、今はもう思い出せないが、
手印を結んでいたので真言かと思う)
これを唱えると、辺りにさっと霧が立ちこめて、この悪さを
している奴らが見えてくる・・・。

じいさんの話によると、立ちこめた霧と地面との間に
無数の動物の足が見えてくるらしい。
それがきつねの足だったり、狸の足だったり、時には
両方ある時があったらしい。
後は、一喝。
奴らは、正体がばれた途端、霧とともにいなくなって、そして道が開ける、
とじいさんは言っていた。

黒い人その2

845 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/12 02:18
それはこういう事です。
自分は中学に入ってから家を引っ越したのですが、その家に引っ越してからというもの、夜部屋の明かりを全て消して寝ようとすると、
100%の確率で金縛りに合っていたんです。しかも絶対にそうなった時に真っ暗なはずの部屋なのに、それよりも更に黒い人が立っているんです。
でもぴくりともしない人影です。で、決まって耳鳴りがして、その後「あぁぁぁぁ~」とか「うぅぅぅ」とか
声が聞こえてくるんです。何か凄い低い声で・・・・・・・で、ある日何時もは必ず点けておく明かりを消して寝ようとしたら、
やっぱり金縛りになりました。でも流石に慣れてしまっていたので、「その内動くだろうな・・・」なんて思っていたら、いつもの黒い人影が
何か何時もよりはっきり見えるんです。で、何時もの如く声がしてきたのですが、何かその日は耳が痛くなるくらいのボリュームで聞こえてきて、
体も何かいつも異常に圧迫感があってその時本能的に「殺される!!」って思っちゃったんですよ。



846 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/12 02:18
で、ちょうどその日に本かテレビかで、霊は姿を知られるのを嫌うとかって見たか聞いたかしてまして、それを思い出して、
頭の中で、「お前!!いいかげんにしろよな!!前からお前の事知っているけど俺に勝てると思っているのか?やれるもんならやってみな!!その代わり俺に負けたらどうなるか分かっているよな?」
ってな感じで叫んでいたんですよ。そしたら声はどんどん大きくなってきて、最後のほうは単なる騒音状態で名に言っているか全然聞き取れないくらいでした。
で、暫く頭の中での押し問答(?)していたら急にその黒い人影が消えて金縛りも解けました。
で、その日を境に部屋を暗くしても何も起きなくなりましたし、それ以外の不思議な事にも会わなくなりました。
一体あれはなんだったんでしょうね?
小さい時から疑問に思い続けている事なので、とりあえず何かの解決になればと思いカキコしてみました。

二階

813 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/11 10:04
ウチの実家にまつわる話なんですけど…

母方の実家は、石川県のとある過疎地、海辺の町にありまして、
昔、…だいたい昭和のなかばぐらいから小商いをやっているんです。
で、実家の建物は「店舗」と「母屋」の二つに分かれてまして、
「店舗」のほうは二階建ての結構大きな建物なんですね。

これは、オイラの爺さん(母親の父ね)がとある筋から買い取って
そのまま店舗として使ってるもので、相当に古い木造建築なんです。
多分、戦前からの建物なんじゃないかなあ、と。

で、その建物にはちょいといわくがあるんですよ。



814 名前: 813 投稿日: 02/08/11 10:07
そこの元の持ち主(Aさんとでもしておきましょ)ってのが、
かなりの金持ちだったらしくて
まあ、昔のこと、金にものをいわせるタイプのろくでなしだったそうです。
妾を作っては奥さんを泣かせるような、で、家庭をかえりみない、ってやつ。

そんなことを繰り返すものだから、
当然、別腹の子供なんてものも出てきたりして。
それで、その子供を引き取ることになったわけですね。

それでまあ、Aさんの本妻としてはその子供が可愛いはずもなく
折檻をよく加えたそうです。よくある話でしょうけど。

そういうことが行われていることはAさんはもちろん、
近所の人も薄々感づいていたらしいのですが、Aさんの性根からして、それを止めることもなく
その子は日々衰弱していったと思われます。


815 名前: 813 投稿日: 02/08/11 10:09
そして、ある日その子は病死してしまったそうです。
あくまで、公には、ですが。
実際のところは分かりません。
ただ、折檻が行われていたことは確かなようです。

そして折檻の場所は、今現在、実家が店舗として使っている建物の二階だったらしく……。

その後、Aさんは別の女と行方不明。奥さんは財産を食いつぶしながら
しばらくは町に留まっていたそうですが、やはり行方知れずになったそうです。



816 名前: 813 投稿日: 02/08/11 10:11
当時はそういうの、特に珍しいことじゃなかったそうで、
オイラの爺さんも事情を知っていても、特にAさん宅を買い取るのに躊躇もなかったと話したそうでね。
爺さんも、そりゃあ女好きだったそうで。

で、まあ特に大きな改装をすることも無く、今もそのまま店舗として利用してるんです。



817 名前: 813 投稿日: 02/08/11 10:13

さて。

オイラの母親がこの話を聞かされたのは、随分と歳をとってからだったにもかかわらず、
子供のころから店舗部分の「二階」には上がりたがらなかったそうです。
「なんか、すごく気持ち悪かったから」だそうで。
今でも母は、たとえ今住んでいる家でも、「二階に上がる」という行為を極端に嫌がっております。
また、母が学生の時代には、母の家には「死んでも行きたくない」と嫌がった友人も何人か居たそうです。
あ、別に母と仲が悪かったわけではないんですよ。念のため。

で、オイラもガキのころは世間一般のように、
盆暮れには両親に連れられて里帰り、ってやつをやらされたわけなんですけど、
はい、オイラも「二階」には、子供ながらになにか得体の知れない気持ち悪さを感じておりました。



818 名前: 813 投稿日: 02/08/11 10:14
しかし、子供だったんですねえ。
怖いもの知らずって言うんですか、ちょいとした冒険心でねえ、
昇りました。「二階」に。


819 名前: 813 投稿日: 02/08/11 10:18
「二階」に昇ったのは、オイラが小学生だったその日、ただの一回こっきりです。
いい歳になった今でも、もう昇りたいとは思いませんね、ホントに。

両親と親族が盛り上がり、子供がオイラ一人だった状況で、本当に退屈だったんですわ。
それで、まあイタズラ気分で探検だあ、なんてノリで。
正月で誰も居ない店舗に入り込み、薄暗い店の奥まで行き、細い細い「二階」への階段を見上げました。

随分たった今でも、はっきりと思い出せます。

木板を軋ませながら、ゆっくりと階段を昇りました。子供には危険な程、急な階段でした。
で、昇り切りました。目の前にはずっと向こうまで薄暗い、細い廊下が続きます。
廊下の雨戸は全て締め切られていましたが、隙間から日差しが僅かに漏れ、
「二階」の様子はぼんやりと見渡すことが出来ました。
印象としては、薄暗い緑色の空間、って感じでしたね。
空気は冬にもかかわらず湿った感じで、どんよりとよどんだ印象を受けました。



820 名前: 813 投稿日: 02/08/11 10:21
すぐそばのふすまは開け放たれていました。
そこから部屋の中の様子が窺えます。
綺麗に整頓されていて、薄暗さと、そしてそこはかとなく漂う気味悪さが拭われれば
普通に生活できそうな部屋でした。

畳の上には、色々古臭い物がありました。
物入れ、火鉢、その他もろもろ……
全てが古臭いものでした。

しかし、オイラの興味は、壁際に立つ一枚の「屏風」にのみ注がれたんです。
日本画風の女性が描かれ、その横に何か詩のようなものが描きこまれた大きな屏風でしたね。
まあ、ちょっとした旧家なんかには、よくあるような代物でしょう。


821 名前: 813 投稿日: 02/08/11 10:23
で、その屏風、どこかおかしいんです。薄暗くて最初はよく分からなかったんですが。
じいっと見ることで、その違和感がどこから来ているのか分かりました。

どうにも不自然なものがあるんです。


822 名前: 813 投稿日: 02/08/11 10:25
最初、それは屏風の絵の一部だと思っていたのですが、
それは絵ではなく、屏風の汚れだと気付いたんです。
屏風の隅から中央にかけて、何かドス黒い液体がぶちまけられたような汚れ。

これは「血」じゃないのか。

それを見た瞬間でしたね。
何故かは分からないんですが、オイラはその汚れに「血糊」をイメージしてしまったんです。
それはもう、不自然なほどに。確信に近いものがありました。


823 名前: 813 投稿日: 02/08/11 10:28
その途端、恐怖が湧き上がりましてね、なんだか猛烈な悪寒を感じて、オイラは階段を駆け下り、
そのまま母親のところまで行き、その日はずっと両親のそばに張り付いてました。
両親はオイラが怖がってることに気付くことも無く、オイラはなにも話せませんでしたねえ。
寝るときも、母親の寝床にもぐりこみましたよ。


824 名前: 813 投稿日: 02/08/11 10:30
それから、何年かして。

ふとしたことで、母親に「二階」に上がった話をしたんですわ。
それまでは「二階」に上がったこと、当然報告済みだったような気がしてたんですが
どうやらその日が初めてだったらしいんですね。
だってねえ、母親、こう言ったんですよ。

「おかしいねえ。だって、二階は倉庫になってて、ダンボールやらなんやらで一杯のはずだよ。
あんたが生まれる前から」

嫌な思い出です。

心霊番組にて

697 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/08 13:31
今から15年くらい前の話です。

私は、TVで特番の心霊特集番組を見ていました。
その時、両親は外出しており、弟も塾に行ってて留守だったので、家には
私一人しかいませんでした。
弟もその番組を見たがっていたので、私は弟の為にビデオに録画しながら
TVを見ていました。
その心霊番組は「今夜、TVの前のあなたにも何かが起こるかも!」というふれこみで、
目玉企画として、生放送中に、ある女性タレントの亡くなった両親を、降霊術で呼び出す
というのをやっていました。
スタジオに大掛かりな祭壇を組み、何人かの術者が祈祷している様を、番組の進行中
時々(CMに入る前などに)映しては、「まだ御両親の霊は降りていない模様です…」
などとやっていたんですが、その映像の中に、私はちょっと気になっていたところが
ありました。
タレントの両親の写真などが置かれた祭壇の真正面、メインの降霊術師と祭壇の間
あたりに、一人の女性が立っているんです。

一度切ります。


698 名前: 697 投稿日: 02/08/08 13:32
続きです。

その女性は、場にそぐわない普通の服装で、こちらに背を向けて立っています。
でも、透けてたり浮いていたりなどということはなく、普通の人間にしか見えなかった
ので、私は「何だろうあの人。スタッフかな?あんな所に立ってて邪魔じゃないのかな?」
と思って見ていました。
女性は、番組中何度かその場面が映る度に、微妙に位置が移動してたりはしましたが、
ずっとそこにいました。でも最後、降霊に成功し、タレントと両親(が降りているらしい
術者)の感動の再会の頃には、いつの間にかいなくなっていました。
そうこうしているうちに番組は終了し、番組そのものは期待したほど恐くもなく、
拍子抜けした気持ちでいたら、やがて塾に行っていた弟が帰ってきました。
弟は、すぐに番組を見たいと言うので、録画したビデオを巻き戻して、私も他にする
こともなかったので、たった今見たばかりの番組を、もう一度弟と一緒に見ることに
しました。そしたら…。

ビデオのどこにも、そんな女性は映っていないんです。

あんなにはっきり見えていたのに…。
夢でも見ていたのかと思いました。でも服装までちゃんと覚えています。
ボーダーのシャツにセミロングの髪の女性でした。
もう随分昔の話ですが、どなたか他に見た人いませんかね?

小ネタなのに、長々と失礼しました。

野良犬

676 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/06 23:55
漏れの叔母の話。もう30年くらい前の事らしいんだけど、当時OLだった叔母が朝
家を出ると、いつも玄関先で野良犬が待ってて駅までついてきて、帰りもどこから
ともなく現れて、家まで付いてきたらしい。何年間も。(しかも餌とかやった
ことはないと言う)
で、ある夜、すごい犬の遠吠えが聞こえるな、と思ったら、次の朝から現れなく
なったんだってさ。

595 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/08/04 15:09
小さい頃、じじいんちの玄関前で遊んでたら
物置の方がふと気になって見た。
入り口の斜め手前の上あたりを
なんかがプカプカ上下に浮いてた。
近寄ってみると石のようなものだった。
思い切って掴んでみるとやっぱり石だった。
またはなすと、もとの場所で同じように上下に浮いた。
なんか怖くなってじじいんちへ逃げた。
その日の夕方にもう一度見ると、もういなかった。

戸の外

573 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/08/04 04:14
保育園に通ってた頃
夏にプールで遊んだ後に「おもいっきりテレビ」のあなたの知らない世界を
何故か先生とか皆で見てた、ちょうどお昼寝の時間と重なってたから
教室には布団が敷かれててみんな布団の上に座って。
皆で怖いねぇ怖いねぇって言いながらもその雰囲気が不思議と楽しかった。
しばらく経ってから、放送は続いているものの、もう寝ようねって
ことで先生がテレビを消しちゃった。
当然寝たくなんかないから皆ぶーぶー文句言って先生に抗議してたら
ふいに教室の戸がガラガラっと開いた
先生が訝しそうに教室の外に出て確認してたけど誰もいなかった様子で
開いた戸を閉めて首を傾げながら戻ってきて
「皆が先生の言うこと聞かないから本当にオバケがきちゃったよ~」
って園児がマジにとりそうな冗談を言った矢先
また同じ戸が今度はすごい勢いでガラガラって開いた後ピッタリと全開して
止まった。先生も流石に気味が悪かったらしく微妙な面持ちでその戸に
近づいていくと俺以外の園児もカルガモみたいに先生についていった。
そんでこっからが不思議なんだけど戸の外確認して戻ってくるまで
先生も俺の友達なんかも誰も一言も喋らなかったんだよ
俺だけがビビリで一緒に行かなかったから外に何があったのかなんて
知る由もないだけにすごく怖かった。
その後怒ったように先生が「寝なさい!」ってどなるから泣きそうになった
のを憶えてる。
この話を中学ぐらいの時に思い出してその時からの友人に
「あの時戸の外に何があったの?」
って聞いたら憶えてないって言うし
結構小さな町だったから幼稚園からの知り合いが中学までかなりの数
いたんだけどその後その全員に聞いて回ってもダメ、皆憶えてなかった。
俺だけが覚えてるってのも変だから幼児の妄想の類なのかも知れないけど
不可解っちゃ不可解な記憶だと思う

堀田さん

555 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/08/04 02:36
高校のとき、友達と架空の人物をつくりあげ、
架空の話で楽しむという遊びをやっていました。
「堀田さん」という先輩(架空)の話で盛り上がっていたら、
ある日、謎の「堀田」という人物から友達の携帯にメールが入ってきました。
まじで怖かった。変な遊びはするもんじゃないっす。

夜の学校

554 :チャーリーブラウン :02/08/04 02:28
あの、私の小学校時代の体験談なんですが。
3年か4年生の夏休み、宿題もやらず遊ぶことばかり考えてた能天気な
私でしたが夏休みも半分過ぎたあたりで大事な宿題のプリントを学校の
机の中に忘れていたのに気づきました。
昼間行けばいいものを、当時の悪友と夜の学校に忍び込みプリントゲット
作戦を実行に移しました。
当時の校舎は木造でかなり古い建物で、地元でもマンモス校として有名
な程のデカさです。
掃除の時間にカギが壊れている場所を発見したことがあり、そこの侵入
はスムーズでした。
私の教室へは侵入場所から、理科室の前を通り、廊下の突き当たりを
右に折れたところにあり、そこで行き止まりになっていました。
つづく。


557 :チャーリーブラウン :02/08/04 02:47
続きです。

恐る恐る、二人で理科室前まで来ると、突然ガサッと物音が。
どうやら、理科室の中からのようでした。
思わず顔を見合わせましたが、子供の好奇心で理科室の中を
覗いて見ることにしました。
見ると教室の作りでは入り口が二箇所普通ありますよね?
その片方がカギかかっていて、もう片方の入り口にはカギは
かかっていませんでした。
私は怖くてドアのガラスからちょっと中を覗いた程度で先を急ぎ
たかったのですが、悪友はカギ開いてるんだからちょっと中入って
みると言い出し、入ってしまいました。
多分一分から二分程待ってたと思います。
しばらく彼は中でガサゴソやってましたが、そのうちまったく物音が
しなくなりました。
しばらくしても中はしーんとしています。
耐えきれなくなり、私は理科室の中へと入っていきました。
「おーい○○!どうしたの?」
暗い中探しましたが彼はいないのです。
私はパニック寸前で探しつづけました。
そのうちたったひとつの入り口から、その悪友の声が。
「お前いつまでなにやってるの?」
つづく。


562 :チャーリーブラウン :02/08/04 03:01
すみません、またつづきです。

わたしは「おまえいつの間に廊下にでたの?」とほっとしながら聞きました。
すると奴は怪訝そうな顔で「なに言ってるんだよ、お前入ってみるって言って
ずっと中にいるから呼びに来たんだ。」
???頭が一瞬まっしろに。
奴の話では私が入ると言い出し、自分は廊下でずっと待っていたというのです。
そして理科室へは入っていない、とも言いました。
つまりお互いまったく行動が逆になってるのです。奴も真剣な顔で私の言動
をおかしいと言いつづけていたので、奴が嘘を言ってるようにも見えません。
現にいくらこっそりとでも理科室から(月明かりでいくらか明るかった)私に気配
を感じさせずに廊下へ出て行けたものか、それも不思議です。(状況的に)
出口は1箇所しかないし、私は常にそこを意識しながら奴を探してたんですから。
口論しててもらちがあかず、二人ともどんどん怖くなってきたので、とりあえず
目的のプリントをさっさともって帰ろうということにないました。

ごめんね、長くて。またつづく。


564 :チャーリーブラウン :02/08/04 03:33
理科室を抜け、教室まであと目の前の曲がり角を曲がるだけ。
曲がり角まで、あと4~5メートルだったかな?まで来たとき、事件はおこりました。
          ココに消防の警報機
           ↓      教室
         ------------
  廊下    I
         I
         I

上の図でお分かりでしょうか?
角曲がってすぐの壁に警報機があるのです。
それが突然ジリリリリ!!!!!!!
二人でビクッとなりましたが、反射的にその曲がり角へダッシュしていました。
警報が鳴ったのなら誰かが押したはずですよね?
そのとき私達はそこに警報スイッチを押した誰かがいるのかいないのか、そんな事
までは考えていなかったと思います。
なにかヤバイ!なんだかわかんないけど、とりあえず走っとけ!(藁)みたいな。
角まで数秒、確かにボタンは押されていました。


565 :チャーリーブラウン :02/08/04 03:33
しかし人の気配はなし。奴が早くプリントもって逃げようぜ!というのであわてて
教室へ行き、プリントを探し当てると一目散に逃げ出しました。

やがて始業式の朝礼で、夏休み中に学校に忍び込んで警報機にいたづら
をした者がいる、生徒かどうかは不明だが皆さんはそんないたづらはしないように。
消防署や警察の皆さんにとても迷惑です、とのお話。
そのお話で妙に気がかりだったのが、警報機のボタンに掃除用のモップの柄を突き刺す
ようにして立てかけてあった、というくだりが。
悪友と後でその話をしたところ、思いだしたのです。
たしかに曲がり角を曲がった瞬間、そういう状態になってました。
しかしそんないたづらは我々が犯人ではありません。
ということは「誰か」がなぜかそうした。
「誰が?」
あの状況では我々が走ってきた廊下以外にはほぼ密室に近い状態なのです。
そして我々は人の姿をみていません。
逃げるとしたら、絶対に我々の目につくはずなのです。
「誰が?」
廊下には奴が、教室には私がいたのですから隠れようがないのです。
「誰が?」
その後、奴とは自然とそれぞれ避けるようになり、奴がどこでどうしてるやら。
成人式の時会えなかったし。
未だに不思議で今までで、一番怖い体験です。
それでは長文で読みにくい文章失礼しました。

トイレのドア

499 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/08/02 23:51
消防の頃、授業中にウン子したくなって「センセー!トイレいっていいですか?」
って言ってトイレにむかいました。

 トイレの入り口の前には手洗い場があって、
授業中にもかかわらずなぜか知り合いが居たんです。頭に包帯をして・・・。
 「なにしてんの?」って聞いたら
 「ん?カタツムリ剥いてんねん。」と言うのでその子の手元を見ると本当に
カタツムリを剥いてたんですペリペリと・・・。

まぁこっちもウン子したくてたまらんから取り敢えずトイレに入って用をたしました。

トイレを出て見ると知り合いは既に居なくなってて僕は歩いて教室にもどろうとしました。
5?bほどあるいたでしょうか、後ろでものすごい勢いでトイレの入り口のドアが締まり、
バーン!と言う音とともにドアにはめられたガラスが割れる音が聞こえました。

ものすごくビックリして振返りも出来ずしかし「俺がやったんじゃない」と言う自信?
もあり、そのまま歩いて教室に戻りました。

今思い出しても謎です。
皆さんはカタツムリ少年とトイレのドア、どっちが謎ですか?