- 前の書き込みにレス付かないうちに投稿して良いものか迷ったのですが投稿させてもらいます。
慣れていないので読みづらかったらスマセン。
体験した自分でもネタっぽく感じて「不思議体験したんだ!」とか友人にも自慢できない体験です。
当時(確か4、5歳くらいだったと思う)住んでいた家には隣接して公園があった。
家の中からでも子供が遊んでいるのが見えるから親も安心ってことで1人でも
よくブランコ乗りに遊びに行っていた。
公園の様子は殆どがグラウンドっぽい広場で、隅っこにブランコ、砂場、
ジャングルジムなどの遊具があり、敷地をコンクリートブロックと鉄パイプでぐるりと囲んでいる。
その日も幼稚園から帰ってきた後に暇で4時とかまだ明るい時間に公園へ遊びに行った。
公園の敷地に入った後、気付くと耳元で小声で呟いているヤツが居る。
その言葉というか、言葉にもならない音の様な感じなんだけどそれが
少し間抜けで、友人にも話せない原因なんだが
『イーティー、オー、オー、』
ってエンドレスで言ってくる。
しかも声は○Tの吹き替え版の声っぽい。声のトーンは低く単調。
私と声の位置関係は、真横に立たれて耳に呟かれてるというより、
真後ろまたは斜め後ろに立たれて耳に呟かれているという感じ。
最初誰かが遊んでいる声が聞こえるのだろうと思ったんだけど、
ぐるっと見回しても背後には誰も居ないし、移動しても同じ場所、同じ音量で絶え間なく聞こえる。
で不思議なのが、外の音(車の往来の音、砂場で遊んでいた幼女とお祖父さんの声、風の吹く音)が
膜を貼ったように声の外側で聞こえる。
- 「え?ホントに誰??」と思って背後にある人が隠れられそうな物陰なんかにも視線を移してみても
誰も居ないし、その間も耳元で声。
当時の私は、○ャッキー、○レム○ン、ついでにE○も怖いという子供で(幼馴染が持っていた動いて喋る
○Tフィギュアも怖くて堪らなかった)いつもなら泣きじゃくる状況だけどその時は不思議すぎて全く怖くなかった。
状況が掴めずまあいいかと思ったところに、公園の前を友達を乗せた車が通りかかり、向こうも私に気付いた
ので手を振って見送ったら耳元の声は消えていた。
声が消えた後はなぜか遊ぶ気が失せてそのまま何もせずに家へ帰った。
どんなに経っていても公園に行ってから友達を見送るまでは20分くらいの出来事だったと思う。
この話は私が忘れているだけで、母親に話したかもしれないが、たぶん誰にも話さないまま
公園に隣接するその家からは引っ越した。
その後高校生くらいでオカルト好きになり、霊体験したこと無いなーと考えていたら
ふとこの出来事を思い出したんだが『イーティー、オー、オー、』とE○の声ってのを
説明するのが無性に恥ずかしくて話せず、話しても声の事をぼかした。
10年後くらいに訳あってその公園に行く機会があったんだけれど、すっかり当時とは様子が
変わり小奇麗な公園になっていた。
地面はレンガ敷きになり植木や花壇が整備されて幽霊や謎の存在は絶対に居なさそうな感じに。
アレが幽霊なのか宇宙人とかそういうモノなのか今でも謎。
洒怖で幼稚園児が宇宙人と友達って投稿があって、最近は「宇宙人という選択肢もあるのか」と考えるようになった。
こういう謎のモノに呟かれるって体験したことのある人っていますか?