- 結構長い上に乱文ですが、投下します。
6年程前の話
自分は0感なのですが、友人(以降A)はかなり霊感があり、「今ここに霊がいる」と言って携帯のカメラで写真を撮り、撮った画像を見せてもらうと、風景など写ってはおらず、光の乱反射みたいな画像が写っていました。そんな写真を撮っちゃうような奴です。
そのAと板橋の知り合いの家に遊びに行きました。(6人程集まった)
A曰わくその家は霊道が通っているとのこと。
自分は0感なので、大した感想もなく、「ふーん」程度で聞き流していました。
その日話が盛り上がりすぎて、終電を逃した我々はその家に泊まる事にしました。
- それぞれが雑魚寝状態となり、自分が寝ていたのは部屋の入口付近で隣の布団にAが寝ていました。
その夜なかなか寝つけず、目を瞑りながらぼーっとしていました。
時間は見てないので分かりませんが、2時か3時位だと思います。
ふと、自分の反対側、部屋の奥に人の気配(立っている気配)がしました。
誰かトイレにでも立ったのか?と思ったのですが、おかしいんです。
その立った人は動かず、その場に佇んだままなのです。
気になってその気配の先を確認したかったのですが、「今動いたらダメ」という、本能が何故か働きました。
- けど、見たい衝動もあり、その葛藤と必死に戦っていたその時、気配がこちらに歩いて来ました。
ゆっくりゆっくりと歩いて来て、Aと自分の布団間を通りました。
布団や床を踏んだ圧などもはっきりと感じ、言い知れない恐怖感が襲って来ました。
足元から歩いた気配は頭のすぐ横でピタリと止まりました。
完全に「自分狙い」みたいです。
パニクった自分は何を思ったのか、「A起きてる?」とAに声をかけていました。
夜も大分遅かったのですが、Aは起きていました。
- 俺「なんか、俺の横にいる?」
A「うん、覗き込んでるね」
気が遠くなる自分…
俺「どうしたらいい?」
A「ほうっておけばいいよ、ただし絶対に目を開けないでね」
俺「ほうっておけって、何とか出来ないの?」
A「無理、結構ヤバめだから」
俺「ヤバいのにほうっておいていいの?」
A「何も出来ないしね、けど目は開けないでね」
俺「…分かった」
それからしばらくして、Aのいびきが聞こえてきました。気配がまだビンビンするのに…
自分はまったく寝つけず、気配を感じながら必死に目を瞑っていました。
しばらくすると、夜が明けたのか、鳥の鳴き声や新聞配達のバイクの音が聞こえてきました。
気がつくと気配は消えており、変な緊張感もなくなっていました。
そこでようやく目を開け、何も無いことを確認して、Aやみんなに何も言わずダッシュで帰りました。
- >>442
その後は何もなかったのかな?
続きがあれば聞かせてくれ
- >>447
結論から言うと何もないです。
後日Aにあれは何だったのか聞いたところ、
霊道に乗ってたまたま来たんじゃないかとの事。
んで、何故俺だったのかは、Aによると人って4種類あって、
1.霊感はあるけど、霊が寄り付かない人
2.霊感があり、霊が寄り付く人
3.霊感はないけど、霊が寄り付く人
4.霊感も無く、霊も寄り付かない人
自分は3のパターンで、霊感の強いAの影響を受けて、一瞬霊感体質になったみたいです。
ちなみにAは1のパターンらしい。