自分の部屋の本

542 本当にあった怖い名無し [sage] 2011/10/18(火) 00:06:37.52 ID:vKIC7O580 Be:
一つ思い出したので書きこませてくれ

高3のとき、自分の部屋の本が気がついたら無くなってる、ということがあった
親や妹に聞いても、全く心当たりがないしそもそも部屋に入っていないという
日を追うごとに、とある本は戻って来、また別の本が無くなったりということが続いた
最終的に十何冊ほど無くなったんじゃないだろうか。当時メモを書いたのだが中途半端にしか残ってない
どこかに持っていったんじゃないかとありそうな所を探したが、一向に見つからなかった

とある日、ふと俺は
「ひょっとしてベッドの下にあるんじゃあ…」
と思いながら、家族共用の寝室に入りベッドの下を覗くと、奥の方に本らしきものが見えた
まさか、と思いながら布団をのけ、敷板も外すと、そこに無くなった本が全部あった
自分の本だけでなく、妹の本や、親の本も少し混じっていた
当然、親と妹に聞いてもそんなことはしていないと言う。そりゃそうだ、誰がわざわざベッドの下に本を放り込むというんだ

残されたメモの日付を見ると7/5
母親が亡くなっておよそ一年が経とうとしていた頃
父親も「お母さんが化けて出てきたんちゃうかw」と冗談めかして言っていたが、多分関係ないと思う
それから本が無くなることはないが、今だに謎です

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