- 俺が、ある放射線関係の施設で警備員してたときのよくわかんない事。
その施設は古くからある国の施設で建物とか古いんだけど、そこの施設内の
結構危険って言うか、重要な機械とかがある棟の警備を担当してて、
土日で閉館日だったんだけど、残業で来てた、そこの若い女性の職員が、
なんか変な女の人がいませんでした?って急に警備室に尋ねてきた。
- どんな人ですか?ってきいたら、以前その棟に勤めていた職員の女性で
頭が変になってる人がいて奇声を上げながら廊下をうろついている事があって
問題になっていると言う。そいつを見かけなかったかと聞いてきた。
一応警備室に以前の職員の顔写真のリストも残っててそれも確認して、
別に物静かそうな普通の女性で、何かあったら直ぐ知らせてくださいって言って
棟を巡回して探したんだけど誰もいなかった。結局何も無かったんだけど、
なぜかその次の日、その若い女性の職員が自分に合うなり怒ったような表情で睨み付けて、
そしてそれ以降は俺を避ける様になった。
かといって何か文句を言われてたわけでもないので、何ですかとも聞いてない。
- 同僚とはなんとなく、計画停電時の巡回とかもあってもう既に怖いので、
怖い話は仕事に支障が出るのでしなかったけど、そこの一部の職員からは、
昔大事故があって、その生存者が飛び降り自殺して玄関の真ん前で死んでた
とか聞かされた。奇声の女のことは、幹部っぽい人がそのときいたんで
気を付けてくださっていったんだけど、何それ?本当?みたいな反応だった。
絶好な環境にいながら霊感が無いような話で申し訳ない。