- 716 本当にあった怖い名無し [sage] 2012/07/08(日) 21:39:13.01 ID:ep3VSA730 Be:
上で電話の話が出ててちょっと思い出した自分の話をしようかな、不思議という程不思議な話でも無いかもしれないけど
自分が携帯を親に買ってもらったのは5年前、高校入学のときだった
買ってもらってから数日後、一件の間違い電話が来た
電話口に出た人は、おそらくそれなりに年配の人であろう声で「もしもし、小西(小村とかだったかもしれない)さんですか」と言う
自分は全然違う苗字だったので「いえ、違います」と返した
その時はそれで終わった
だがそれからも何度も何度も同じように年配の人と思われる人が小西さんにあてて電話をかけてきた
その年は5,6回ほど、次の年は4,5回ほど、その次は3,4回ほどのペースでかかってきた
それも全員違う人の様で、何故分かったかと言うと最初の年の3回目ぐらいからはかかってきたのを着信拒否するようになったからだ
去年は確か1回きりだったと思うし今年はまだかかってきていないが
不思議なのは俺にかかってくる間違い電話は全てこの小西さんに向けたものであるということ
多分以前小西さんが使ってた電話番号を俺が使ってるからなんだろうが
それにしたってこんなに長期間に渡って電話番号の訂正もされずにいるものだろうかということだ、と思った
まあ案外世間的にはよくあることなのかもしれないけど
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。