- 93 本当にあった怖い名無し [sage] 2012/07/26(木) 23:09:08.11 ID:WIxLvJKq0 Be:
- ついさっき起こった出来事なんだが、不可解だったのでここに書き込ませてもらいます。
さっき、俺は床に座ってハムスターを手のひらに乗せたりして戯れてた。
3分ほど撫でたりニンジンあげたりしてたんだが、ふと足元にモゾモゾした感触。
何事かと思って足元を見たら、金粉塗った棒みたいなのが床を這ってた。
光に反射してキラキラしてて、金色に光るきれいなそれがムカデだと気付くまでには時間がかかった。
気付いた瞬間俺は飛び上がって、慌ててハムを小屋に戻し、
隣の部屋にいたオカンに向かって「金色のムカデが出た!!!」と叫んだ。
するとオカンが血相変えて、「赤也(ハムの名前)が刺されたら大変だから急いで小屋を部屋にもってけ!」と。
オカンは家族のだれよりも赤也を溺愛してるので、金色のムカデが出た事なんかどうでもよかったらしい。
とりあえず俺は小屋を避難させた後、リビングに戻ってムカデを探した。
金色のムカデはまだ床を這ってた。
よく見ると物凄くキラキラしてて、本当に金粉塗ったみたいに綺麗な金色。
殺すのは勿体ないのでしばらく観察してると、そいつはソファの裏に入っていった。
ソファに潜られるとその後座るのが若干気持ち悪いので、ソファをずらす。
すると、ソファの下から1万円札と5円玉が出てきた。
ムカデはその後一瞬でどこかへ消えたらしく、どこを探しても出てこなかった。
とりあえずその1万5円は財布にしまったけど、お金の在り処を教えてくれるムカデだったんだろうか?
この話をオカンにしたら笑われたけど、確かに金色でした。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。