- 長文になりますが。
4歳くらいのことなんだけど…もう20年以上前のことで、今となっては実体験なのか夢だったのか分からないんですが。
おじいちゃんのお見舞いで病院に行ってて、もうおじいちゃんは意識が無い状態なのに「手を握れ」だの「呼び掛けろ」だの大人に言われた。
「じいちゃん、◯◯(名前)よ~」とか言うのになんだか居た堪れなくなって、病室を出た。
そこからポンっと記憶が抜けるんだけど、気がついたら階段室みたいな空間にいて、これは忘れもしないんだけど、階段室の中は薄暗くて術着みたいな緑色。非常口の灯りみたいな。
螺旋になった階段をずっと降りていく。
- 続き。
元々迷子になっても泣きもしない子供だったし、ニオイから病院だと思ったから恐怖や焦りはなかったけど、元居た病室がどこなのかまったく分からない…
階ごとにドアがあるんだけど、何階か下ってからドアを開けると、何だか調理室みたいなところだった。
湯気が上がって白衣の人が何人かいて…
その人たちが皆マスクしてたから怖くてすぐに閉めた。そこからまた記憶が抜けて、気が付くと自宅に戻っていた…
今でもたまに思い出しては、あれは何だったのかと思います。階段室の薄明かりの不気味さははっきりと覚えている。
長文失礼しました。誰にも話したことはないが文章にしてみるとやっぱり不思議だ…