- 霊現象じゃないけど。
2005年の頃の話。
大学が京都の田舎、山の方にあって、そこ行くまでにふたつ道があるのね。
国道沿いの平坦な道と、山沿いの坂道と。
自転車だと国道の方が楽だからいつもそっち使ってた。
大学から一人で帰ってる時、途中で通る橋の欄干に何かあるの見つけたの。
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ビニールに包まれた絵みたいなのが、スズランテープでくくり付けられててね、
文字が書いてあるのも見えたし、なんか気になったのよ。
周りに人もいなかったし、自転車止めてさ、見に行ったの。
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何が描いてあったか正直はっきりとは覚えてないし、文字の方となると完璧に覚えてない。
読む前に目を逸らしたんだと思う。
ホントに見たのは一瞬。
絵は狂ったガリガリ君みたいなキャラと、
ウジ虫が顔を出したジャガイモの絵だったと思う。
ガリガリ君はそのジャガイモにかぶりついてたかも知れん。
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それ見た瞬間頭の中でジャガイモがぱっくり割れて、
中からウジ虫の塊がドロって出てきてさ。
すごく鮮明で、そのイメージに目で見てる景色が全部吹っ飛ばされたみたいな。
一気に体温無くなってくと同時に汗がどっと出てくるのが分かって、
「あ、やばいな」と思ってそこからすぐ立ち去った。
しばらく本当に怖くてその道が使えなかった。
- 最後
二週間くらいして強い雨が降ったときにバスでその道通ったんだけど、
その絵が溶けてボロボロになってるのを窓から見れてすごく安心した。
ただぐちゃぐちゃになったビニールとかは残ってて、
結局その道は大学出るまで一人では使えなかった。
ネットでよく「見たらヤバい画像」とかあるけど、
その絵からはそういうのとは比にならない狂気というか悪意を感じた。
文字は何が書かれていたのか、今ちょっと気になってる。
- >>390 >>393
はい、亀岡です。
問題の絵があった場所は、
大学から街に向かって縦貫道を超えて少ししたところだったかと。
誰か他に見た人いませんかね。