- 71 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/27(日) 15:00:04.58 ID:mQADdAbm0
- 自分は心霊現象とかあまり信じない(信じたくない)タイプなのですが、
いまだに自分の中で解決できない、不思議で仕方がない出来事を書いてみます。
1、高校生の時の話。小雨の降る中、傘を差しながら自転車に乗って家に向かっていた。
ちょっと危ない話だけど、雨が当たらないように傘を前方に傾けながら走っていた。
その時、黄色い傘を持ち赤いランドセルをしょった小さな女の子とすれ違った。
こっちは自転車だったからすれ違ったのは一瞬だったけど、なんだか気になってすぐに振り返ってみた。
そんな女の子はどこにもいなかった。
2、かなり薄暗くなった住宅街を、塾に向かって自転車で走っていた。
ふと前方から20~30代ぐらいの男性が、ゆっくりと歩いてくるのが見えた。
すれ違う瞬間、こっちに顔を向けてニヤ、と笑った。
黒い短髪に、眼鏡をかけて青白い顔をしていた。
何より怖かったのは、フタのあいた大きいダンボールを抱えていて、その中には位牌が一個置いてあった。
(これはただの精神病を持った人だったのかな?と今では思う)
3、私と女友達とナンパで知り合った男性2人、合計4人で心霊スポットに行くことになった。
市外の山中に入った所にあるすでに廃校になった木造の小学校だった。
山道に入ると、ラジオの電波が入らなくなり雑音が増えてくる。
段々みんな怖くなり、全員のPHSの電源をOFFにして一か所に置いておいた。
元々、PHSの電波は届かない山中なので意味はないのだが、気休めのようなものだったと思う。
しかし私はPHSの他に、ポケベルも持っていたのをその時すっかろ忘れていた。
そしてポケベルの電波は非常に強く、その山中でも受信可能な状態にあった。
目的の小学校の中庭に入りエンジンを止めた瞬間。私の鞄の中でポケベルが鳴った。
全員飛び上がるように驚くなか、ポケベルのメッセージを確認すると・・・
「イマイクンヲタスケテ」
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。