すごかった友人

358 :本当にあった怖い名無し[sage]:2011/02/02(水) 03:34:42 ID:AvgTcEyQ0
去年の話

俺右手の握力が55kgなんだけどさ
友人にニコ動関係のオフ会に誘われたのよ
その日はどうせ家でぐったりしてるつもりだったから何というグッドタイミングだと思って喜んで参加したんだ
で、場所は家が金持ちの先輩の別荘なんだけど、結構遠い場所だったのよ。俺の家が神奈川と例えると、その別荘が愛知辺りになるかな
その距離を友達はチャリで行くって言ってたから「無理だろ」って尋ねたら「いや普通だろ」って返されたのよ
その友人は俺よりも体力が無い奴だった筈だったんだけど、その友人ですら行ける距離なら俺も行けるかなと思ったんだ

当日、友人とチャリで現地に向かう途中の事
友人のチャリ漕ぐ速度が、全くついていけなくなるくらい恐ろしく速いんだよ
いや俺が遅いんじゃなく、友人が速いんだよ
車やバイクをいとも簡単に抜かしてるぐらい速いんだよ
ドン引きしたとかそんなレヴェルじゃないぐらい速いんだよ
出発したのが8時30分くらいだったのに、到着したのが12時ピッタリだった

でもそれ以降はいつもの友人の姿で、
先輩にパシらされたり、インフェルニティでソリティアしてたりと、
さっきの友人が別人なんだろうなって思えてきたわけよ

帰りもいつもの友人に戻ってて、チャリ漕ぐ速度も俺以下になっていた
家に帰ったのが夜11時ぐらいで、帰ってきたら着替えすらせずベットに突っ込んで、5秒もせず寝れたわ

それ以降、友人と遊びに行く時は必ず徒歩、バス、電車のどれかにしている

関連エピソード: