電話口の男の子

659 :自治スレでローカルルール他を議論中[sage]:2010/10/23(土) 15:38:24 ID:4HGA2Z2S0
単なる偶然とか、勘違い、聞き違いかもしれないんだが。

10才くらいの誕生日、遠方にいた祖母がお祝いの電話をくれた。
最初に出たのは、10才にしては幼い感じの子供の声。祖母は弟かと思い「○○ちゃんかい?」と確認すると「うん」という返事。
「誰かわかる?」
「おばあちゃんでしょ」
「そうだよ。××ちゃん(俺の名前)いるかい?」
「うん、ちょっと待ってね」

続いて電話口に出た俺にお祝いを言い、近況などを聞いて電話終了。

問題は、俺も弟も、そんな電話は受けていないってこと。
あとでこちらから、送ってもらったプレゼントのお礼の電話をした時に発覚した。
当時の祖母には認知症の兆候もなく、せいぜい日常的な物忘れや勘違いがあった程度。
夢でもみたか、電話番号間違えて、たまたま同じ日が誕生日(「誕生日おめでとう」「ありがとう」って会話が成立したらしいので)で、○○という弟(または同居人)がいる××という人の家に繋がったのか。
あるいはこっちの記憶が何らかの理由で飛んだのか。
ひょっとすると並行世界にでも繋がったのか。

子供の頃は何となく怖いような不思議なような、落ち着かない気持ちになった。

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