すりガラスに映ったもの

773 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/10/22(木) 22:13:18 ID:9ufuj8qK0
初カキコ。おてやわらかに。

俺が3~4才の頃見たものなんだけど誰か分かる人がいたら教えてほしい。
当時、実家はそば屋をやっていて、居間と店をすりガラスで仕切る構造になってた。
そのすりガラスに映ったものの話。以下その特徴。

・現れるのは閉店後の夜8時から9時くらい。
・人型で腕らしきものがある。
・色は真っ白。普通に映る影よりも濃い感じ。
・入ってくるのは店の入り口ではなく、家の玄関側から。
・1体入ってくると次々に店に入ってくる。
・全部で4体(4人?)で行動する。
・一定の間隔を空けて家の店をグルグル反時計回りに動き回る。
・動きに合わせて「カン」とか「パン」という音をたてる。
・音は木とか貝を鳴らせたような乾いた音。
・音を立てるのは1体だけの模様。
・時間が経つと消えている。

まとめサイト見てたらこんな記憶を思い出したので、家族に連絡取ってみます。
826 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/10/24(土) 12:48:29 ID:/c8KZL080
遅レスですが、>>773です。皆様、レスありがとうございます。
>>774->>781
麻雀っすかwそれなら誘ってくれたらうれしかったのに・・・。
ただ「動き回る」というのは円を描くように歩き回る感じだったので違うかも。

それと親と連絡取れました。
とりあえず、その白い影は「オフドウサマ」という名前らしい。
親に話をしたら、「それ、オフドウサマじゃない?」とあっさり名前が判明。
でも「近所のおじさん」は正解みたいですw
ちょっとまとめてきます。
828 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/10/24(土) 13:58:32 ID:/c8KZL080
>>773です。
以下親から聞いた話。箇条書きのが書きやすいので・・・。

・白い影の名前はオフドウサマ。
・オフドウサマ、というのは昔、うちの地元で流行っていた宗教とその信者のこと。
・いまは熱心な信者が減った(亡くなった)ので、すたれているらしい。
・信者の家で全員でお経を読んだり、お炊き上げをする。
・そういったときは、必ず全員白装束を着ていた。
・「カン」という音は小さな拍子木(神社とかで使うらしい)ではないか。
・っていうか、俺の亡くなった祖父がそのオフドウサマの信者。
・祖母も親も宗教は嫌いだったので、家の家系で信者は祖父だけ。
・祖父は俺が生まれる20年以上前に亡くなっている。

それなら私が見たのは祖父だったのか、と思っていたら、どうも違うらしい。

ここからは親が思い出した話。
祖父が亡くなった時のこと。親と祖母は葬式の準備をしていた。
葬式の朝、親は準備に追われていたが、ふと気がつくと祖母がいない。
探していると、玄関の前にいた。なぜか必死に玄関を押さえている。
押さえながら必死に「来ないでくれ、入らないでくれ」とつぶやいている。
後で親がそのことを聞いてみたら、
「家の屋根の上から、白装束の連中が次々に飛び降りてきて、玄関から入ろうとしていた」とのこと。

家との関係はわかったんだけど、結局何しに来たのかはわからん。
麻雀誘いに来たわけでもあるまいしw
最近、白装束さんたちが祖母の入院先にも来たそうで、ちょっと不安。
長文&駄文失礼いたしました。

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