- 93 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/06/18(木) 01:41:33 ID:grcwvyGYO
- 不思議な体験というか、虫関連で二つ。
中学生の時、母親が再婚して、新しい父親の家で暮らし始めた時の事。
調度夏休みで、山奥だったし、ボロ家だし、
家の中によく虫が入ってくる。
夜寝ている時に顔の上で何かが動いているのに気付いて
触ったら虫っぽかったから「うわっ!!」と思って
手の甲ではらったら畳にポトッと落ちた。
電気をつけてみたら、キリギリスみたいな緑の虫だった。
力一杯はらったから後ろ脚が一本取れて落ちていて、
可哀相な事をしたと思いつつ、虫嫌いだからほうきを持ってきてどうにか外に出した。
次の日の夜、また顔の上で何かが動いているのに気付いて
飛び起きて、今度は顔を勢いよく振って落とした。
電気をつけて、見てみたら後ろ脚が一本無い
昨夜と同じキリギリスっぽい虫だった。
まさか昨日の虫?!と思ってなんか怖かったけど、
またほうきを持ってきて外に出そうとしたら、
天井から変な糸みたいなのが垂れていて、
蜘蛛の巣か?と思ってよく見たら、
もの凄く巨大な蚊みたいな形の虫が天井に逆さに引っ付いていて
ポワンポワンと跳ねながら(天井にくっついたり離れたり)近付いてきた…。
計ったわけじゃないけど、脚だけでも伸ばせば50cmくらいありそうな
本当に巨大な虫。
大声で兄の名前を呼んだら、みんな起きてきて
巨大な虫(蚊のような)にびっくりしていた。
キリギリスはいつの間にか部屋から消えていたけど
巨大な虫は兄がほうきをうちわみたいにバタバタしてあおぎながら外に出した。
キリギリスが助っ人を呼んで復讐に来たのかなとか考えて怖くなった。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。