- 296 本当にあった怖い名無し [] 2012/02/03(金) 23:41:47.26 ID:3Fh5RGCs0 Be:
- オカ初カキコ
理系のくせに未だに謎だから書いてみる。そんなに不可解ってわけじゃない。
中学の頃リビングでテレビ見てた。夜中。1:00くらい。
ザッ
と突然テレビに砂嵐がかかった。部屋の電灯が点滅した。
砂嵐はザザッ ザッ ザザザッと断続的に続き、それに合わせて点滅も起こった。
この間、5秒くらい。
寒気と、中学3年で肝も座ってきたと思ってたのに、本能的なレベルで恐怖を感じた。初めて感じる恐怖だった。
現象が起きている5秒間、俺は風呂に入ってた母を必死で呼んでいた。相当怖かったんだろう。
まあ向こうはシャワーの音で俺の声なんか聞こえていなかったみたいだが。
俺は真剣にこれが何だったのか考えた。
確かにその一年ほど前の夜、家(マンション)に雷が直撃した。家の半分が一瞬電力を失った。
同時にテレビがしばらく砂嵐になった。しかし数時間で復活した。
落雷はマンション屋上のアンテナに直撃していた。アンテナからのびるケーブルはほぼ全てが焼き切れていた。
夜に業者に来てもらって。数時間で直してくれたとのことだった。テレビが直ったのはそういうこと。
次の日も念入りに点検してくれた。新しいアンテナに替え、避雷針も伸ばしたため今後は安泰だと言っていた。
つまり今回はアンテナが原因ではない。砂嵐は断続的だったし、何しろ数秒、真夜中だから鳥は飛べずアンテナにも止まれないし、コウモリも飛べる環境でなく、その地域では全く見られない。
電流超過かとも思ったが、真夜中ゆえついていたのはテレビとリビングの電気のみ。とてもじゃないがブレーカーは落ちない。
このように必死で考察をしたが、結局理由はわからず。もう3年以上経つが、未だに俺の中では怪奇現象として記憶に残っている。
あれは何だったのだろうか。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。