- 特別怖くもない本当に、ただ不可解な話。
私が小1の頃、アパートの二階に住む友達の家に遊びに行った。自分の家から、子どもの自転車で10分くらいの距離。
帰り際、なぜかアパートの階段のど真ん中にまん丸い石(でも機械で加工した真球ではない、人の手で研磨したような)
ポツンと置いてあった。大きさは、20センチくらい。
- この時点でおかしいんだけど、当時石集めが趣味だった私は、珍しさを感じて持ち帰った。
自宅玄関まで来た時、母が「もうそんな石ころを家に上げないで」と忠告。
仕方なく、玄関前の邪魔にならない場所に置いておいた。
それから数日後、その丸い石が玄関前から消えていた。
当時は思って気にもとめなかったが、その数日後に意外な場所で丸い石を発見した!
- 家から徒歩3分くらいの場所にある、小さいお稲荷さんの祠のど真ん中にあった。
人の家の玄関の、目立たない場所ある20センチの石を拾い、
ちょっと歩いた所のお稲荷さんに、わざわざ置く人がいるだろうか?しばらくしたら、その祠からもなくなっていた。
今でも、あの丸い石は自分で動いたんじゃないかと疑っている。
偶然だけど、あの石を家に持ち込まなくて良かったと、なんとなく思ってる。