あの家族連れ

885 :本当にあった怖い名無し:2009/07/14(火) 11:24:54 ID:GHM469qbi
四年前、ヒッチハイクで日本を旅するのが友達と流行っていたときの話です。
今考えても不可解な内容なのでもしここで解決するようなら有難いです。

その時の旅は、東京から私の地元島根を経由し、鹿児島県の最南端佐多岬まで行って帰ってくるという内容でした。

島根についた時にはもう夕方近くだったので、実家で一晩を過ごし、次の日に友達と二人で出雲大社へと参拝に行こうということになりました。
縁結びの御守りを買うためです。ちなみにこの旅は当時彼女に振られてしまった友達の傷心旅行も兼ねていました。


一通り参拝も済んだところで、そろそろ行こうかという話になり本道を鳥居の方へと歩いて行たときです。
892 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/07/14(火) 15:46:41 ID:GHM469qbi
885続きです

前から家族連れが私達の方へ向かって歩いてきました。
両脇に父親と母親、間に小学生くらいの姉妹をはさんだ四人家族です。
姉妹は楽しそうにしていて、母親の様子はまったく覚えていませんが父親の方は肌が浅黒く、恰幅の良い若干の小太りだったので多分お酒が好きなんだろうな~と思ったのを覚えています。
先に結末を言いますがこの家族連れとは後にもう一度私達は出会います。しかし不可解なのはそこではないんです。

後で聞いたのですがこの時一緒にいた友達は、その父親が持っていたビデオカメラ(結構な高級品だったらしい)を憶えていたので、もう一度で会ったときに、その家族だというのが分かったらしいです。
894 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/07/14(火) 16:18:51 ID:GHM469qbi
>>892続きです

車を乗り継いで三日後くらいに私達は鹿児島県佐多岬に到着しました。

行った人ならわかると思うのですが、佐多岬の一帯は私有地になっているらしく入場ゲートのようなものがあって入るのにちょっとだけお金を取られた気がします。(違ってたらすみません)
その上入場時間に規制もあり、夕方五時にはゲートも閉まるということでした。そこに着いたのは三時くらいです。

一般的にはそのゲートから車で入って岬近くの駐車場まで二十分くらいかけて行きます。ただ私達はヒッチハイクでそこまできたので、そのゲートから駐車場までは専用のバスを使用しました。

山道を通って駐車場に着き、そこからさらに細い道を10分ほど歩いたらとうとう目の前に本土最南端の文字が見えてきました。
私達の他にほとんど人もいないので、はしゃぎにはしゃぎ、カメラ撮影、ビデオ撮影、本来の目的である本土最南端で愛を叫ぶ、という愚行もすみやかに済ませた時には時間はすでに四時半くらいだった気がします。
最終のバスに間に合うよう帰り支度をして来た道を戻っていた時でした。

前から例の家族連れが歩いて来ます。
898 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/07/14(火) 16:41:59 ID:GHM469qbi
>>894続きです

すれ違った後、友達と顔を見合わせました。
姉にオナニーが見つかった時よりビックリしたのはあれが初めてです。
何せ、四日前にすれ違った人と偶然にも同じ様なシチュエーションで全く違う土地でもう一度出会うのです。
ヒッチハイクなんかしてるとすれ違うだけの人間なんて計り知れません。

私達は恐怖を通り越して感動すら覚えていました。
あの家族連れもこっちに気付いたのか?
お互い何故あの家族を覚えていたのか?
確率にするとどのくらいになるのか?
またどこかて出会うんじゃないのか?

確実に最南端に到着したときよりもはしゃいでいました。いい土産話ができたと。

さて、最終のバスに乗ってゲートへと戻ってきた私達はまた車をつかまえなきゃいけません。
辺りに車が走っている気配も無いので、私達はゲートの前に張り込むことにしました。岬から帰ってくる観光客をつかまえる作戦です。何せ五時になれば入り口は閉まる訳ですから皆ここを通って帰っていくはずだからです。

899 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/07/14(火) 17:02:24 ID:GHM469qbi
>>898続き ラストです

車が三台くらい出てきましたが、一台も捕まえられず五時になりゲートも閉まりました。
どうすることもできないので車が来るまで(ギャグじゃないですよ)待つしかありません。
七時前くらいになり、だいぶ日も傾いてきた時に偶然にも今から岬に行こうとした宮崎から来たカップルがゲート前まで来たのです。速攻交渉に入りどうにか乗せてもらえることになりました。

車の中で友達が、さっきの家族連れの話をカップルにし始めたところで、急に私の方を振り向きました。

彼曰くあの家族連れは、間違い無くあそこから出て来ていないらしいのです。

ヒッチハイクしてると、車の運転手の顔とナンバーを見るのが癖になるんですが、彼は目が良く、遠くからでもナンバー言い当てたりしてました。
普段メチャメチャクールなその彼が血相変えて私にそう言ってくるんで私もちょっと怖くなりました。あの家族はどこに行ったんでしょうかね?

以上です。

佐多岬のあの一帯って人が住めるんでしょうか?知ってる方がいましたら教えてください。
見た限り山ばかりで家は無かったような気もしなくはないのですが忘れました。
幽霊ではないと思うのですが不可解な体験だったので書き込ませてもらいました。

長くなってすみません。
900 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/07/14(火) 17:09:02 ID:9JZ9u5JQ0
>>898
>姉にオナニーが見つかった時

ここkwsk!!!

901 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/07/14(火) 17:11:26 ID:9qnBEvVC0
私有地ならそこの地主一家かもな
903 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/07/14(火) 17:50:23 ID:GHM469qbi
>>900
いきなりドア開けて入って来られました。かろうじてナニは隠ましたがキーボードの上にティッシュが二枚、モニターの中では佐藤ひろ美が喘いでました。
「あっ、ごめんっ!!」と言われました。

>>901
wiki見たら岩崎産業というところの管轄だったようです。二年前に入場は無料化へ変わったみたいですが。

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