- 979 :本当にあった怖い名無し:2009/07/17(金) 01:03:55 ID:C9XJzCXJO
- あまり不思議でもないしオチもないですが、よかったら読んで下さい。
小学校入学したばかりの頃、鍵っ子でいつも一人で遊んでたんだけど、
ある日突然知らない女の子たちに話しかけられた。
三人くらいいて、まだ小学校行ってないみたいで自分より一つ下くらいの年齢だったと思う。ごく普通の子供。
「〇〇ちゃん(全然知らない人の名前で覚えてない)何してるの~?」
みたいに話しかけられて、最初は誰かと勘違いしてるのかと思った。
でもどうせぼっちで友達いないから、うまいこと話合わせて知り合いのふりして遊んだ。
その日から時々どこからともなく彼女たちが現れては遊んでいた。
その子たちと遊ぶときは同じ年齢のふりをしてたが、相変わらず「〇〇」という間違えられた名前のままで呼ばれていた。
そして自分もそれを訂正せず、その「〇〇」という人物になりきっていたので、円滑な友人関係を築いていた。
そんなある日。小学校のオリエンテーションでクラスの皆で並んで通学路を散策していたら、いつも例の女の子たちが現れる場所にさしかかった。
すると彼女たちが居て、こちらを見ていた。年下と遊んでいるのがクラスの奴にバレるとまずいと思った私は気づかないふりをして通りすぎた。
後日彼女たちに会った時
「〇〇ちゃん、小学校行ってたんだね」
と言われ、それから彼女らに会うことは無くなった。
翌年の四月、あの子たちが入学してくるんだろうなと思ったけど、居なかった。
みんな私立の小学校に行ったのか、引越したのか、あるいは私の幻覚だったのか
今となっては少し不思議な話です。
長文失礼しました。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。