- 19 本当にあった怖い名無し [] 2012/09/07(金) 00:11:50.55 ID:GznINr2/0 Be:
- 十年以上前、私の曾祖母が他界した。まだ私は幼稚園児だったので曾祖母の記憶は朧だったが、優しくいつもにこやかだったように思う。
お葬式で親戚、知人みんなで曾祖母の遺体の入った棺に一人ずつ釘を打つ(花を入れるだったかもしれない、ここらへんは曖昧)ことになった。
一人ずつ曾祖母の顔を見て、それを済ませていき私と母の番になった。
母に抱っこされて棺の中の曾祖母を見た。目を閉じた曾祖母は白くとても綺麗な顔で眠っているように見えた。当時まだ幼かった私は死の概念が理解出来なかったので寝てる?と思っていた。
何秒か曾祖母の顔を見ていると徐ろに曾祖母の目がぱちりと開き、笑った。気づけば見覚えのない中年の女性が頭の当たりにいて、曾祖母は彼女たちと話している。
和やかに談笑している曾祖母を見て、私は「なんだ、ひいおばあちゃん起きてるじゃない」と思った。皆がどうして泣いているか理解できなかった。
このことを母に話しても信じてもらえない。当たり前だろうけど。
本当に何年も前のことだけどこの出来事はよく覚えています。夢だと言われたら自信はちょっとなくなるけれど…でも夢じゃありません。 - 稚拙な文章、失礼しました。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。