- その昔、上京した当時はISDNがネット最速だった時代
迷わずIDSL回線にしたが、間もなくADSLが台頭してきた
元々アナログ回線→ISDN→アナログ回線なら電話番号はそのままだったみたいだが
ハナっからISDN回線を引いた俺はADSL(アナログ)にすると電話番号が変わるとNTTから言われる
まぁ実家と親しい知人程度しか電話番号教えてないし、別にいいやとADSLのためアナログ回線にし
電話番号が変わった。それ以降の話
ある日、仕事が遅番で帰宅すると留守電が1件入っていた。スーツを脱ぎ捨ててビールを空けながら
再生してみると、
「・・・あ、ササキですぅ、京都の叔母?ちゃんですぅ、お久しぶりですぅ・・・。あのぉ、ちょっと
聞いたんですけどぉ、オバ?さんが入院したって聞いてぇ・・・。病状っていうか、ちょっとお聞き
したくてぇ・・・連絡先はぁ・・・07?-xxx-xxx・・・よろしくねぇ」
みたいな内容だった。たしかに市外局番は西の方っぽいが、ウチの親戚は祖父の兄弟だかの横須賀が
最遠だったはず・・・
- 親の死に目に会えなかったとか恨まれてもしゃーないし、意を決して電話してみた
「はい、ササキです」
留守電とは違う旦那?の男性が出た
「・・・日中、カレコレこんな留守電が入ってたんですが、多分間違い電話かと・・・」
「えぇ?!イノウエさんじゃないんですか?!」
・・・オイコラw俺の声はそんなにイノウエさんに似てるのか?
こんなオッサン?に通じるのか?と思いつつも電話番号が変わった経緯を説明し、なんとか納得してくれた模様
翌日会社でエピソードを話したら「イイコトしたなお前」みたいに褒められたw
それから数週間後、また留守電が入っていた
「イノウエ○×さん宅でしょうか?東京学芸大学の○×ですが、・・・」
・・・まぁ端的に言うと良くある主に体育会系の、OB目当ての寄付目当ての留守電・・・
「イノウエさん宅でしょうか?私○×中学校教頭の○×です。昨日○×先生のご母堂様が亡くなりまして・・・
通夜はどこそこでry」
ここまではイノウエさんとやらは教育関係の職だったのかなぁと軽く考えていたが、そのうち
ナントカファイナンスとかどーみても闇金みたいな社名の電話が頻発しまくったwww
一体イノウエさんとやらはどんな職に就いていたのか、恐らく食堂に違いない