山の不思議な話

60 本当にあった怖い名無し [sage] 2012/09/08(土) 22:00:51.51 ID:p7EwJVXg0 Be:
さっき幽霊とかの話してて、うちのばあちゃんから聞いた話。
まあ、まとめとかにもよくある話だけどね

ばあちゃんがまだ若くて山の方に住んでた頃。
山稼ぎに男の人たちが山に入ってるらしいってのは村の噂で聞いてたそうだ。
夜中、家に恐らくその山稼ぎに来ている男の一人が訪ねてきて、
「ここに女の人が来なかったか、この家に入っていくのを見た」って酔っぱらって言うんで、
「いや、来てませんよ」ってばあちゃんが言うと、不思議そうな顔して家の中を覗くんだって。
うちのじいさんが出てきたらその男の人は帰って行ったんだけど、
その時ばあちゃんは家の端の方に赤茶の犬のようなのが走っていくのを見たんだって。
でも犬は飼ってなかったから、狐だったかもしれないって言ってた。

ばあちゃんよりももっと山奥に住んでた親戚のじいさんは、
魚とかを買ってかごか何かに入れて背負って歩いていると、
いつも同じ場所あたりで重たくなるんで、途中で休み休み歩いて帰ってくるんだけど、
あとで荷物を見ると魚がなくなってるらしい。

あとは昔、村のお寺の和尚がいつも酔っぱらって帰ってきてたらしいんだけど、
ある時、家事を起こして寺が焼けた。
そのときお寺から火の玉が少し離れた中学校の方へ飛んでいくのを見た人がいたんだって。
それから近いうちにその中学校も火事になったらしい。

ちなみにうちのじいちゃんも火の玉見たことあるそうだ。

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