- たいした話じゃありませんが
島田秀平が話す怪談で13段の階段は不吉みたいなのがあるけれど
それを聞いて思い出したのが、自分が中学生の頃のこと。
通っていた学校の校舎が古い建物だった。
古い学校には何かと不思議な話がいくつかあるもので
やっぱりこの学校にもそんな話がいくつかあった。
そんなの嘘だろうと思っていたけど
実際、大きい方のトイレで
いつ見てもある一定の角度でドアが開いているところがあった。
誰が何度閉めても、しばらくするとまた同じ角度で開いている。
まあ、それは不思議だったけど。
(つづく)
- >>892のつづき
それで、階段の件ですが
放課後の掃除の時間、自分たちの学校は
クラスの班で分かれ掃除する箇所が決まっていて
週ごとに交代していた。
自分はその掃除で「廊下、階段」を掃除するとき
いつもわくわくしつつ怖いと思っていた。
なぜならその階段、
いつも掃除しながら数えていたんだけど
上から数えると14段、
下から数えると13段
になることが、いつもではないけど何度かあったから。
また上から数えても下から数えても段数が同じ日もあるけれど
それが上下共13段の日もあれば14段の日もあった。
どうせこんなこと話しても誰も信じてくれないと
思ったから、誰にも話さないまま、学校は在学中に新校舎に移り
取り壊され自分も忘れかけていた。
島田秀平の話を聞くと思い出してしまいます。