- 428 本当にあった怖い名無し [sage] 2011/11/27(日) 04:37:20.61 ID:TVhQoXn0O Be:
- 3年程前、友達3人で東京から大阪まで車で向かっていました。
数時間の運転で疲れたのか、サービスエリアで休憩をする事になりました。
時間は午前3時くらいだったと思うのですが、特に眠いということもなく、
また、私は運転もしていないため、大して疲れてもいませんでした。
どこのなんて言うサービスエリアか忘れちゃいましたが、簡単な休憩スペース(?)でコーヒーを飲んで休憩していました。
時間も時間なので、他に車は止まっていなかったです。
しばらく、友達とたわいもない会話をしていたのですが、
外からこちらに向かって来るおじさんが見えました。
「あーこの人も休憩かな?」くらいの軽い気持ちで、おじさんが休憩スペースに入るのを見ていました。
おじさんは自動ドアの前まで来ました。
当然のように自動ドアが開きます。
けど、開いたドアからおじさんが入って来ることはありませんでした。
というか、おじさん自体がいないのです。
友達は2人とも自動ドアに背を向けており、おじさんの姿は見ていません。
見ていませんが、自動ドアが開いた為、自動ドアの方に振り向きました。
「何で無人なのにドアが開いたんだろ?」と不思議がっていましたが、
私には目の前で起こった事が言えず、黙っていました。
私の不穏な空気を察したのか、ただたんにビビったのか、友達は「出よう」と言ってその場を立ち去りました。
あのおじさんは何だったのか…
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。