- 488 本当にあった怖い名無し [] 2011/11/28(月) 08:09:21.99 ID:9ww5Bf/oO Be:
- 高校の頃、柔道部に入っていた時の話
打ち込みという技をかけるまでの動きの練習があって、それは筋トレの合間にやったりするんだ
手が空いてる人がいる時は人と、一人の時は畳から150cm位上の、窓と窓の間にある柱に自転車のチューブを引っ掛けて行う
その日も俺は筋トレの合間に一人で打ち込みをしていた
ある程度回数をこなし休憩、そして何となくチューブを引っ掛けている柱を2つほど隣に変えた
特に何かを感じたというわけでもなく本当に気紛れ
そして場所を変えてすぐ打ち込みを再開した途端、自分がついさっきまで練習をしていた所の窓が盛大に割れた
自分の高校の武道場はグラウンドと隣接しており、サッカー部のボールで割れたようだった
幸い割れた瞬間に自分以外その窓周辺に人はおらず、自分含めて怪我人もいなかった
ボールはそのまま武道場に飛び込んで窓も大小細かくバラバラになっていた
もし自分が同じ場所にいたら失明していたかもしれない
そう思うと何故自分は唐突に場所を変えたのか、かなり不思議な体験でした
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。