- 525 :本当にあった怖い名無し:2010/08/29(日) 04:47:15 ID:IU1ToveR0
- 数年前、夜10時までの残業を終えて、真っ暗な道を自転車で走っていたら、
曲がり角に奇妙な生き物がいた。
3,40センチくらいの大きさで、丸いしっぽと短い手足、色は真っ白でモフモフ。
だけど頭がない。頭は無いけど地面をフンフンと嗅ぎ回っているのが分かる。
「うわ、私疲れてるのかな…幻影が見えるよ」と自転車を止めて、近づいて
みたら、そいつが気づいてこっちを見上げたのが分かった、頭無いけど。
こりゃダメだわ、と目をつぶってちょっと休めてみて、再度見たらまだいた。
その日は帰って速攻で寝たが、翌日起きてよく考えて見ると、真っ暗なのに
あんなにはっきり毛の質感とか見えたのはおかしいし、そもそも頭が無いから
生きてるハズもなく、あれは幽霊だったのだろうと思ってます。
頭が無いから犬なのか猫なのかよく分からなくて、周囲の犬や猫を飼っている
人に「こういう変なのを見たんだけど、犬だと思う?猫だと思う?」と聞いたら
どっちにも「それ犬だよ」と言われたので犬の霊ではないかと。
怖いとかは全くなかったです。どうせなら触ってみればよかった。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。