- 165 :本当にあった怖い名無し[sage]:2010/05/18(火) 11:27:43 ID:B7LO7avO0
- すみません 初めてPCから書き込みます。読みづらかったらごめんなさい。
あれは多分3才くらいのころです。その頃夜中一人で目を覚ますのが大好きでした。理由は昼はただの戸棚や洋服掛が夜中になると、窓の外のうっすら明るい街灯で動物や色々な物に見えるのがとても面白かった記憶があります。
たまにそういうのを見ていると不思議な体験をしたことがあります。
でもある日その楽しみは突然終わりました。ある夜目が覚めたとき、姉の机の上の魔法瓶かなにかを見ていると少しづつ動いているような気がしました。
気のせいかと思ったのですが少し前と比べて確かに移動しています。私はまた楽しい不思議体験だと思って嬉しくなりました。
その時です。
姉の机の下に小さい黄色の2つの目がこっちを見ているのに気づきました。びっくりしてこれこそ気のせいかと思ったのですが、確実にこっちをずっとみています。
私が右をむくとそれも右をむきます。左も同じです。
ここで初めて恐怖を覚えて布団にもぐりました。こうしていれば怖くないと思ったのですが、布団の上に重みを感じました。
驚いて顔を出してみるとそこには男の人のようなものがいました。顔は暗くてわからなかったのですが恰好が変わっていてコサック兵みたいな帽子とコートを着ていました。(この時はコサック兵なんて知らなかったので後年はいからさんが通るの漫画みてびっくりしました。)
そのコサック兵は両手に丸太のような物を持っていて、それを交互に私の脇腹を布団の上から叩きだしました。
声を出して助けを求めたくても金縛り状態で動くこともできません。恐怖が沸点に達したその時、ふわっと体が浮くような気がしました。その瞬間声がでました。
「おかあさん!!」
自分と横に寝ている家族が下にいました。
子供ながらこりゃ死んだかと思った次の瞬間、体に戻っていて朝になってました。
後から起きてきた家族にいっても皆夢だといって信じてくれませんでした。
その後私は夜目がさめるのがすごく怖くなってトイレいけなくなりオネショするようになりました。
不思議な体験もなくなりました。
本当に不可解な体験でした。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。