- 337 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/11/21(土) 20:12:23 ID:Wl1eQ+JJO
- 携帯からの長文。読みにくかったらスマソ
小さい頃、寝るときの真っ暗闇が好きだった
当時の私の感覚なんだけど、暗闇っていっても本当に黒一色じゃないんだよね
ラメみたいに黄色やオレンジの小さな粒がたくさん浮かんでる。
目を閉じて頭の中で色々なものを強く思い浮かべ、パッと開くと、色の粒が集まって城やお菓子やら想像したものの形を作ってくれる
それが面白くて寝付く前によく遊んでいた。
ある日いつものように遊んでいたら、空中に浮かんでいたおもちゃの兵隊さんがふわふわと降りてきた。
そんなことは初めてだったのでじーっと見つめていると私の手に着地。羽みたいに少しむず痒いような、でも意識しないと気付かないような感触。
兵隊さんはてくてくと肩に向かって歩き出したが、二の腕付近でつるっと滑って落ちてしまった。
それはもう見事な滑りっぷり。
あ!!と思ったときにはもう居なくなっていた…
小さいおじさんがテレビで話題になっていたけど、同じ類のものだったのかなあ
あれ以来光の粒も色々な飛行物?も見れなくなってしまってかなり残念です。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。