- 370 :1/2[sage]:2009/09/05(土) 01:33:08 ID:pWCSDfLB0
- 誰もいなさそうなんでコソーリ・・・
さっき、23時過ぎ頃、帰宅途中のこと。
大きな幹線道路ではないが、それなりの道幅のある道を直進していた。
俺のボロ軽の前方に白いレガシーが走ってた以外に後続車も対向車も無かった。
交差点が近付いてきて、同じ進行方向に自転車が2台、横断歩道を渡るのが見えた。
自転車の2人は渡りきったところで手を振り、1人は左へ、1人はそのまま直進。
交差点からしばらく行ったところでレガシーが自転車に追いついた。
と、そのとき、自転車がいきなり道路の左側から右側へ飛び出した。
レガシーはそのまま減速することなく進んでいく。
轢き逃げ!?
俺はびっくりして急停車し、車から降りて行った。
何もなかった・・・。
自転車は右側に渡りきり、普通に進んでいた。
さっきの自転車だ。
というか、他に誰も通っていない。
街灯のある割と明るい道だし、目の前で起こったことだから、
距離感を見失ったわけではないはず。
間違いなくレガシーの真ん前に飛び出して一瞬ライトに照らされたのを
確かに見た。 - 371 :2/2[sage]:2009/09/05(土) 01:34:14 ID:pWCSDfLB0
- ぼんやりしてるうちにレガシーは国道にぶつかるドンつきのT字路を右折して
見えなくなった。
自転車もどんどんドンつきに近付いていく。
俺は思わず車に飛び乗って追いかけた。
もうすぐ追いつくというところで、自転車が国道にたどり着き右に曲がっていった。
青信号が黄色に変わったが見失いたくなくてギリギリで突っ込んだ。
国道に出てすぐに右側の自転車を確認した・・・右側に居るはずだった。
今曲がったところだったんだから。
自転車は遥か前方の方をタラタラと走っていて、ひとつ先の信号を右に曲がって
行ってしまい、もちろん追随したがもう見えなくなってしまっていた。
その先は工場や倉庫が立ち並ぶ区域で、その時間はあまり車も人も通らないが、
左手には若干住宅がある。
迷わずその住宅地に入ってみたが、やはり誰も居ない。
その自転車は有り得ないスピードだったわけじゃない。
むしろのんびりと漕いでいる感じだった。
それなのに、あの横断、その後の引き離され方・・・。
レガシーには見えてなかったのか?
その前の交差点で別れた友達(?)も同じなのか?
俺は不可解としか言いようが無いんだが・・・
気持ち悪いんで、誰か説明のつく人がいればどういう原理なのか教えてほしい。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。