- 549 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 09:36:57 ID:NmitrcwP0
- 連投すみません、これで最後です。
小学5,6年生の頃、不意に思い出し、祖母に聞きました。
私:「ねぇ、おばあちゃん。ここに、向こう側に行ける、ちっちゃいくぐり戸なかったけ?いつなくしたの?」
祖母:「そんなのお前のお父さんが子供の頃になくしたよ」
私:「うそだぁ、だって、ここで遊んだの覚えてるもん」
しかし祖母は、私が言ってる事は、大方誰かにくぐり戸があった事を聞いたものじゃないかと言いました。
だいいち何十年も前になくした扉で遊べるわけがないと、全く取り合ってもらえませんでした。
しかし、私は確かにそのくぐり戸をくぐって、反対側の部屋に行き遊んだのです。
それに誰からも、くぐり戸のことなんか聞いてません。
その証拠に、父はそこにくぐり戸があった事さえ覚えてなく、祖父も私がその話をして
「そういえばあったなぁ。なんで潰したんだっけ?」という感じです。
父は長男なので、父が覚えていないのに、父の弟や妹が覚えてるわけもなく…。
当時、取り合ってもらえなかった事もあり、それ以上追求はしませんでしたが、いま考えても、私は絶対にそのくぐり戸で遊んでいます。
一体あれは何だったのでしょうか…。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。