- 973:本当にあった怖い名無し:2009/03/02(月) 19:45:23 ID:oHYg/LLa0
- 十代の終わりごろから知人に、よくこう言われるようになりました。
「○○でこないだ見かけたよ」
で、日時を確認すると、その場所には絶対に自分は行っておりません。
だから知人に対してその事を否定すると
「えぇ~?お前じゃないのか・・・・だとしたら似すぎだぞ!」
知人が言うには街中の雑踏だったのですが、結構至近距離だったから見間違うはずが無いと言うことでした。
「なんで声掛けなかったんだ?」
と、自分が尋ねたら。
「ん~何でだろう?何で声掛けなかったんだろう??」
みたいな要を得ない返事が返ってきました。
その場は、「良く似た人がいるんもんだなぁ」と言う結論で終わりました。
それから、同じような質問を知人たちからされるようになりました。
「○○でこないだ見かけたよ」と・・・
日時を確認すると、やはり自分ではありませんでした。
その全てにおいて共通していることがあります。
・自分(?)を目撃した人達が「良く似た人がいるな~?」では無く、普通に自分だと認識している。
・何故か知人達は自分(?)声を掛けずに、その場を立ち去っている。
これは所謂ドッペルゲンガーと言われる代物なのか?当時は不思議で仕方ありませんでした。
その後、大学に進学で上京し、やがて就職をし転勤などで四回ほど住む場所を変えました。
しかし、どの土地に移っても数ヶ月すると知人から・・・・・
「○○でこないだ見かけたよ」
奴は自分を追いかけて来ているのか・・・・??
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。