- 18:本当にあった怖い名無し:2009/01/31(土) 15:47:52 ID:eGHp7zJcO
私はある病気抱えてて、いつもは電車で病院に通ってるんだけど、
ふと、バイクで行ったら電車代いらないから安いんじゃね?
といらない貧乏性が出てしまった。
実際病院までは山一つ越えなきゃならないんだけど、
原付だしガソリン代含めても1/3の値段で行けるのが判明してそれからはバイクで通っていた。
そんなある日、いつものようにバイクで出かけ、診察終わらせて帰り道。
私はセルフのガソリンスタンドでこけてしまい、ジーンズの膝が破れて血だらけになってしまった。
引き返すよりは自宅帰って手当てした方が良いと判断して再び山道へ。
すると道を間違えたのか、小さな駐車場みたいなスペースに付いてしまった(車が何台か止まっている)。
しかも道の前方にはロープが掛かっていてどうも進めそうにない(ロープの奥はどう見ても獣道)。
一瞬混乱したものの、とりあえずUターンしようと脇を見ると小さな滝があるのを発見。
- 19:本当にあった怖い名無し:2009/01/31(土) 15:48:54 ID:eGHp7zJcO
これ幸いと膝を洗っていると、後ろからドアが開く音。
そして話しかけてくるおじさん。
「道、迷ったんでしょー?この奥は進めないよー」
「あ、はい、そうなんです。」
「自殺多いんだよね、この辺、幽霊出るって言うし」
「へ、へぇー」
妙に馴れ馴れしいわ不気味だわで逃げるようにバイク走らせて、
なんとか山降りて帰宅したけど、どうやっていつもの道に戻れたのかよくわからない。
その後も何度か病院通ってるんだけど、どう考えてもその辺りで迷うような別れ道無いんだよね。
ていうかあんな所でおじさんは一体何をやってたんだと。
それが一番知りたい。