- 818 :本当にあった怖い名無し:2009/01/21(水) 05:50:00 ID:Gll3eTaJO
- 中学2か3年の秋
関東だが駅までバスで25分かかる所に住んでた。
終点に近いバス停だったがその日は乗ったら私一人だったが、次のバス停でヤ〇ザのおじさんが乗って来た。
私はバスの中ほどに座っていた。おじさんはその反対側に座って、捲った袖から七分袖の体紋様が見えた。
当時の私はそれ関係がものすごく苦手恐怖。バスの中は運転手、私、おじさんの3人しか乗ってなかった。
私はあまりの恐怖で血の気が体から引いて嫌な汗を掻き始め心臓が壊れそうで席を移動しようとして悩んでたがおじさんが気になって出来ずにいた
「もうダメだダメだ…」
そう思った瞬間に左背後から金色の眩しい光がバス中に広がって見え「大丈夫だよ」と声がした。振り返ったが誰もいない後部座席が見えるだけ。更に追い込まれた精度状態、また「大丈夫だよ…◎◎◎」今度は人がいた。続
- 819 :続き:2009/01/21(水) 06:02:43 ID:Gll3eTaJO
- その人は女性か男性か分からない、風貌は日本の歴史書に出てくるような女官みたいだった。時代は定かではないがかなり昔だと思った、何しろ三人官女よりも昔の髪型だったから。
あまりにはっきりした声を聞いて急に気が抜けて私は眠った。正確には気を失った。
気がついたのは奇遇にも終点の駅だった。
何人か気を失った後に乗って来たらしかったがおじさんはいなかった。私は油汗を掻くほどの恐怖さえも完全に忘れて心は平穏無事。何もなかったかのようにいつものように新宿のライブを観に出かけた。
守護霊っているんだなぁ、見ちゃった!
それ以来、私の顔がその女官にそっくりになった。霊感ある友人は「それは御先祖様で守護霊」と言われた。
なるほどな。終
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。