枕元に叔父

223 本当にあった怖い名無し [sage] 2013/09/01(日) 02:03:47.18 ID:Q9IsX4o50 Be:
>>220
似たような俺の死んだ婆さんの話。
婆さんが14~16歳くらいの頃(俺が忘れた)、夜寝ていたら枕元に叔父が立ってたんだって。
で、その叔父さんが当時少女だった婆さんの名前を繰り返し呼ぶんだとよ。
「A子ぉ、A子ぉ」と。
その叔父さんの姿ってのは、腹が異様に膨れた状態で自分の知ってる叔父さんの恰好では
なかったらしい。
実は以前から何の病気か病名までは分からんけど入院してるってことは知ってたんだけど、
どんな病状かは知らんかった。
もちろん夜中にそんな状態で枕元に現れて自分の名前を苦しそうに繰り返す様は恐怖そのもので
怖くて身も凍るほど。
金縛りみたいなのはないんだけどあまりにも怖くて布団をかぶってひたすら消えてくれないか祈った
そうだ。
そしてそんな風に布団の中で震えている内に寝てしまったんだと。

で、朝一で電話がかかってきた。
叔父が早朝、病院で他界したと。
婆さんの両親は知っていたんだけど叔父の病状はかなり悪く、婆さんが後から聞いた分には胃ガン
だったらしく亡くなる頃には腹が膨れてかなり苦しんでいたらしい。(ただ俺は胃ガンで腹が膨れるかは
知らないんで本当にそうだったとは断言出来ないが)
生前とても婆さんは叔父に可愛がってもらっていてそれで出てきたんじゃないかと言っていた。
ただそれにしては凄い怖い形相だったと苦笑いしてたけど。
まあこれも夢を見た、で片づけられる話かもしれんけど強ちそうだとも言い切れないかもよ。

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