- 291 :本当にあった怖い名無し[sage]:2010/03/07(日) 07:31:57 ID:1ZgBBnd+0
- 誘導されて来ました。
高2の1学期の期末試験期間。
試験期間中は早く下校できるので、昼過ぎには帰宅して睡眠をとり、
18時頃に起きて夕飯を食べたら、そこから朝まで一夜漬け
というのが当時の俺のいつものパターン。
順当に試験を終え、明日はやっと最終日という日。
最終日の試験科目は物理と古文で、いつも通り一夜漬けで乗り切るつもりだったが
そのときの古文の試験範囲がやたらと広く、それに手一杯で、
ほとんど物理に手をつけることなく朝を迎え試験に臨むことになってしまった。
試験中、案の定物理はまるで解けない。
参ったなー夏休み中補習かよorzと思いながら諦めて答案用紙に突っ伏して寝てしまった。 - 292 :本当にあった怖い名無し[sage]:2010/03/07(日) 07:33:15 ID:1ZgBBnd+0
- ふと目が覚めたら教室ではなく自分の部屋で、窓の外に目をやると夕方だった。
???あれ?試験は??
そんな風に混乱していたら、下から母親がごはんだよーと呼ぶ声がした。
状況が全く読み込めないまま階段を降りて
台所のデジタル時計(日付も表示されるタイプ)を見たら、昨日の夕方の6時だった。
俺の服装も、夕食が生姜焼きだったことも昨日と同じだった。
そこで自分が昨日に戻ってきたことを確信した。
部屋に戻り物理の試験で何が出たかを思い出しながら勉強し、次の日の試験を受けたら
やはり全く同じ問題だった。いつも平均点以下の俺が90点を超え周囲から不思議がられたw
その後も試験中に眠り、2度ほど時空を超えたことがある。いつも共通しているのが、
眠って目が覚めると、その入眠の前の最も近い過去に経験した目覚めの瞬間である
ということ。
まあこんな能力を都合良く使えるわけもなく、昨日浪人がほぼ確定したわけですがorz
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。