- 279 :本当にあった怖い名無し[sage]:2010/03/06(土) 23:44:50 ID:AyXvqnqq0
- 1週間くらい前の夜、夜勤に出かける時の話なんだけど
普段自転車で通ってる道があるんだけどその日は何となく落ち込んでたから
たまにしか通らない暗い道を使ったんだよ。
その道は街灯が一切なく、両脇が林みたいに草が生い茂ってて。
昼間はトラックがたまに休憩で停めてることがあるけど夜は人気が全くないの。
そんで自転車で走ってたら前からチカチカっと光る棒のような物が暗がりから見えて
どうもこっちに向かって歩いてきてるなーって思って近くまで行ったら、
俺(174cm)の倍は余裕である人間が歩いてきてたのよ。
光る棒に見えたのはどうも足で。その鉄パイプみたいな足が俺の身長よりちょっと高い位だったかな。
足から上は普通の人間の高さだったんだけどロングコートを着たおじいさん?みたいなのが
ヨロヨロと歩いてきて、「うわー怖いなー」と思って通りすぎた瞬間くらいに今までコツコツと聞こえてた足跡がピタッと止まったの。
そこから先は本能的にヤバイと思って後ろを振り返ることなく自転車で爆走した。
あれはなんだったんだろうね
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。