二の腕の感触

5 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/30(月) 09:18:26 ID:M+kyLoZ90
この土曜日からの話。
暇つぶしに心霊話をネットで読み漁っていて、さぁ寝ようとしたときに
左腕に妙な感覚。
なんかつるつるというか、すべすべしたものが二の腕にまとわりついてる、そんな感覚がする。
気のせいか、布団の感覚かも、と思って寝ようと目を閉じた。
だけど目を閉じたら、無表情な赤ん坊が見える。感じるって言った方がいいのかもしれないけど
表情も何もなくずっとこっちを見上げてるだけ、ってのがはっきりわかる。
目を開けると、もちろんそんな赤ん坊もまとわりついてるようなものもないんだけど
何かくっついてるという感覚だけはある。

ちなみに今も二の腕にその感触がある。
錯覚といえば錯覚なのかもしれないけど、いつまでも続くってのが気持ち悪い。
だれか納得のいく説明してくれないかな?

バトンタッチ

983 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/30(月) 03:46:43 ID:mYdhPrLl0
梅がてらに。
自分と兄は年子。殆ど双子みたいに育ったので仲が良い時はべったべたで、
悪い時の殺伐さは血を見るほど。
一例を挙げると足の甲に錐が刺さる、顔面キックで巨大な痣&短期記憶障害。
そんな殺伐期でも部屋は同じで二段ベッド。ある夜、こんな夢を見た。

家の中で『何か』から逃げてる。何からかは判らない。とにかく狭い家の中で
逃げまくって、足を止めたらダメだ、逃げなきゃダメだ、と脅迫的にもがく。
しかし自分、元が運動オンチ&夢の中では足が三割増で遅くなるの法則で
どうにも距離を詰められる。
半分パニックになりながら子供部屋に。二段ベッドの上にいる兄ちゃんを叩き起こし、
助けを求めたところで目が覚めた。

夢の終わりと、目が覚めた場所が同じだったので、一瞬混乱。
と同時に上のベッドで兄ちゃんのうなされる声。
喘息持ちの兄なのでそういった唸りや咳には慣れていたが、
この時はなぜか『起こさなきゃ兄が死ぬ』と思い、夢のように叩き起こす。
目を覚ました兄には、叩かれた。その後、礼を言われた。

詳しくは話さなかったが、どうやら自分かに兄に夢をバトンタッチした
形になっていたらしい。兄も鈍足で、追い付かれたその瞬間に起こされたとか。
殴った理由は、繰り返しなのかと恐れたためであったらしい。
今でも何から逃げていたのかは判らないが、
その頃の殺伐期は、その日で止まった。

なんか、仲良くしろってご先祖様が怒ってたのかもね。

奇妙な夢

980 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/30(月) 01:42:02 ID:XW8ZvW/0O
>>977 ありがとう
では早速。
私には2歳年上の姉がいます。
家庭環境が少し複雑なのと、年が近いせいか 物凄く仲が良くて、親が嫉妬するくらいです。

話が飛び飛びになりますが…小学生の頃、良く怖いというか奇妙な夢を見ていました。
おばあちゃん家の仏壇。下のお線香等をしまう所に何故か私は入っていきます。
真っ暗で何も見えない筈なのに、平安時代っぽい牛車(巻物などに書いてありそうなもの)や鬼達が周りにいました。
その中で私自身はまるで映画を見ているかのような、そんな感覚で歩いているとも漂っているとも解らない…
はっと気付くと押し入れの中。(ちなみに押し入れと仏壇は隣どうし)布団の上で汗だらけになっている。
押し入れの天井には黒い四角い穴があって、あそこからでたんだなぁと思いました。
中から引き戸を開けて出てきた所で目が覚めます。

ここまではただの夢の話ですが、姉に「小学生のころ、こんな夢を見てたよ」と話をしたところ
なんと姉も同じ夢を見ていました。
仏壇、暗い、巻物から出てきた様な鬼達…押し入れの天井が出口というのも一致。

長くなりますが夢の話をもう一つ。
またまた小学生の頃見た夢ですが、山があって、りんご畑があって、農道があって…まるで一枚の写真を見ている様な夢です。
現実にこんな景色があったかと親に聞きますと、昔ひいおばあちゃん家から見た景色がその様な感じであったと。
私が生まれた頃にはその県の街の中心に既に移っていたそうで…

なんだか不思議です

高温の油

979 :本当にあった怖い名無し :2006/01/30(月) 01:39:14 ID:ZB3Qbc6NO
高温の油の中に、ちゃんと下準備しなかったイカのゲソを入れた。
数秒で小爆発のように油が噴火。のぞきこんでいた私の顔面右半分を直撃した。
だけど何故か油がとてもぬるく、赤くさえならなかった。
半分になってしまった鍋の油は変わらずジュウジュウはじけていたし、
飛沫がかかった足の甲は水脹れになったのに。
この事を思い出すたびに「ありがたいなあ」という気になる。

もう一人の俺

978 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/30(月) 01:28:00 ID:+aCFWbZl0
以前、職場の近くには、もう一人の俺”"”"がいた。
2年ほど前のある日、20年来の付き合いの、当時は統轄部にいたO上司から電話。
「今朝はどうしたんだ?俺に挨拶も無しなのか?」
「今朝って、僕は早番で朝から仕事で。お会いしましたっけ?」
「えっ、朝、銀行で君を見たんだけれど…」
“”"”俺”"”"は猫背だし、鞄の持ち方も独特だ。見間違う事はないだろう。
しかも20年の付き合いがある人が…?

電話を切って、茶を飲みながら、笑い話としてN上司に話した。
「いや、Oさん、今朝、銀行で僕を見たそうで。ボケたんですかね?」
「え、そう言えば、君のそっくりさん、いるよ」
「へっ!?」
Nさんも時々、職場界隈で”"”"俺”"”"を見ているのだそうだ。
猫背の具合も前傾姿勢での歩き方もそっくりとの事。
俺は、OさんとNさんは親しいし、口裏でも合わせているのだと思っていた。

それから、時々目撃報告を聞きながら1年ほど経ったある日。
Nさんの車に乗せて貰って買い物に行った帰り道だった。
「いたよ、あっち」とNさん。
Nさんの言った方を見ると、そこには”"”"俺”"”"がいた。
猫背の具合も前傾姿勢での歩き方も、鞄の持ち方まで”"”"俺”"”"そのもの…。
「”"”"俺”"”"って、実は2人いたんですねぇ」
困惑した俺は、そう言うのが精一杯で、頭の中は???だった。

さて、そんなに多くは無かった”"”"俺”"”"の目撃報告。
しかし、それは”"”"俺”"”"が”"”"俺”"”"を見た日を最後に止まってしまった。
そんな後日談も併せて、今改めて不思議な事だと思っている。

あんたっ、どこにいるの!?

958 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/29(日) 22:57:39 ID:TIQRfjtlO
まとめサイト見てきて、興奮気味に思い出しつつカキコさせていただきます。
みなさんの体験に比べたら地味ですが…
高校生の頃、コンビニでバイトしていました。
それまで恥ずかしながら私は家出だの夜遊びだのと親に迷惑かけまくりでした
…がバイトを始めてからの自分は働くのも楽しくて楽しくてしょうがないといった感じで、深夜まで残るのもざらでした。
親も(帰りは遅くても)にこにこしながらちゃんと家に帰ってくる私を見て、安心してくれてきた頃に事は起りました。

960 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/29(日) 23:04:57 ID:TIQRfjtlO
続き
いつもの様に学校帰りにまっすぐ出勤して、いつもの様にタイムカードをきったあとに店長さんや他の店員さんたちと談笑していました。
ふ、と気になって携帯電話をロッカーから出すと、そこには親からの着信履歴が10件ほど。
親が心配症なのはわかっていましたが、こんなに電話かけるほどでは…と思い、急いで折り返しの電話。
スピーカーから聞こえる発信音…直ぐに電話をとる音
そして妙に焦り気味な親の声
「あんたっ、どこにいるの!?」
―鼓膜が破れるかと思ったくらいの大音量で。

周りにいた皆もびっくりしてこちらを一斉に向きました

962 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/29(日) 23:17:00 ID:TIQRfjtlO
続き
静かになってしまったバックルーム。小声で返す私。
「いや、どこにいるも何も…今日は水曜日だよ?バイトだよ?」
もちろん親も私のシフトは知っているはず。
今日は飲みすぎたのかな?と考えていると
「良かったぁ…あんた死んだのかと思った…」
と本気で泣いている。スピーカーの奥から、妹が
「お姉ちゃん、大丈夫だった?」
と言っているのが聞こえた。
状況をとりあえず聞いてみることに。

携帯からバラバラの投稿すみません、もうちょい続きます

963 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/29(日) 23:28:15 ID:TIQRfjtlO
続き
実家は古めなアパートの二階にあって、ドアの前には小さいこがかくれんぼに使いそうなちょっと大きめのロッカーがあります。ここに家の鍵など置いたりしています。
玄関を開けると、目の前に道路があります。階段と道路は垂直にある…説明下手ですみませんが
これらを踏まえて以下、親と私の会話です。
親「おばあちゃん家でご飯を食べて家に帰った。アパートの前までくると、〇〇(私)が階段を登っていた」
私「…見間違いじゃないの?」
親「だって△△(妹)も見たんだよ?」
私「…」
親「そうしたら〇〇がロッカー開けて、鍵を出して玄関開けて中に入ったの。何度も名前呼んでもこっち向かないし」
親「半ば追いかけて玄関に着いたらさ、鍵がかかってるの。え?と思って中に入ると、〇〇がいつも履いてる靴が綺麗に揃えてあって…部屋中探したけどいないし…」
確かにその日、違う靴で学校に行きましたが…揃えた記憶がありません。
むしろ私は揃えたりする人間じゃあなくて。

もう少しで終わります

967 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/29(日) 23:39:42 ID:TIQRfjtlO
続き
それで会話は終わりました。
不安になって周りに説明するときっと冗談だよ、なんて言葉が返ってきました。
そうだよ、きっと冗談だよ
なんて思ったところに先輩からの電話。
私「どうしたの?」
先輩「さっきお前の母さんから電話あったぞ!どこにいるんだ」
親は普段から他人に迷惑をかけるのが嫌だといっていました。
そんな性格の母がまさか…その後色々な人から電話がかかってきて…ガクプルしながら家に帰宅しました。
それ以降、何かあったわけでもないですが、時々私をありえないところで見たという報告が後をたたず不思議な思いをしました。

大したことないのに長文すみません。
お付き合いくださりありがとうございました

痛みの理由

955 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/29(日) 22:30:15 ID:dGLb4JGM0
(1/2)
スレチかもしれないがちょっと昔の話。

私の友人が飲食店の店長をする事になった。
その店に行きたい、行きたいと思いつつ都合がつかず
結局その店に行けたのはオープンから一ヶ月が過ぎようかとしている時だった。

忙しそうに働いていたが、何とか友人が時間を作って席まで来てくれた。
けど顔を間近でみて驚いた。
土気色といか…不気味なくらい顔色が悪く生気が無かった。
話を聞くとオープン前から二ヶ月近く一日も休日が無いとの事。
しかも朝の7時起きで、仕事が終わって家に着くのは午前3時。
仕事内容は一日立ちっぱなし、事務的雑用も友人が一人でしていた。
店長である友人は雇われ店長だけど、補佐役の人がまだ未熟で任せられないから
そんなハードワークになってしまっていると。
友人は泣きそうな顔で、肩が痛い、腰が痛い、首が痛い、頭が痛い、足が痛いと
何回もつぶやいてた。
休みを貰いなよと言っても、忙しい今は自分の代わりがいないから無理だと首を振った。
翌日は本当に大事な予約が入ってるから今すぐ過労で倒れても休めないや
と力無く笑った友人を見て本当に心が痛んだ。

家に帰り、何か力になってやりたいのに何にも出来ない自分を恨めしく思いながら
その夜はいつまでも寝付けなかった。

956 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/29(日) 22:31:06 ID:dGLb4JGM0
(2/2)
翌日目を覚ますと身体中が今まで体験したことの無いような痛みにおそわれていた。
とにかく頭のてっぺんから足の先まで痛くて痛くて涙がでた。
身体に力もはいらないし、何をするも気力がわかない。
結局その日は、風邪でもひいたんだと一日大人しくベッドの中で過ごした。

夜になって友人から電話がかかってきた。
何故か今日は昨日までの疲労が一切なく嘘のように元気になったと。
肩も、腰も、首も、頭も、足も、全く痛くないし顔色も久しぶりに良かったと。
おかげで大事な予約も無事に今終わったんだ~と声も弾んでいた。

その時、私が一日中苦しんでいた痛みの理由が分かったような気がした。
翌日目を覚ますと前日の痛みが嘘のように無くなっていた。

その後友人は少ししてやっとまともな労働環境になった。
今では独立して自分の店をもってそこそこ評判の繁盛店になっている。
私はあの日の事を友人に話した事もないし、今後話すつもりもない。

500ウォン

926 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/28(土) 03:44:52 ID:tkTOMSsD0
オカルトな幼女スレに書いたんだけど、こっちにも転載しておきます。
5年位前オカルトな幼女に話しかけられたなぁ…。
俺がコンビニ行くのに歩いてたら、後ろからジャンパー引っ張られて振り向くと
8-10歳位の幼女が立ってて「お兄ちゃん、悪い想いが溜まってる。右のポケット。
それは捨てなきゃ駄目。」と言われた。右のポケットには財布しか入ってないんだが、
財布を捨てろと言うのか?と中を見て気付いた。そう言えば数日前に自販機でタバコ買ったら
500ウォンの偽造500円玉が出てきて、話の種にとっといたんだった。これか!と思い、
偽造500円玉を取り出して「これの事?」と振り返るともう幼女は居なかった。
500ウォンは速攻捨てたが、とても不思議な体験だった。

記憶

900 :本当にあった怖い名無し :2006/01/26(木) 17:06:24 ID:gVOfwV7r0
子供の頃に、海でおぼれた記憶がある。
いくつかな・・・・結構浅瀬だったから相当小さい頃なんだろうけど。
バチャバチャ必死でもがいていたら、誰だか知らない男の人に助けられた。
顔は覚えてない。なんだかそこだけうろ覚えなんだよね。

んで、母にその話をしてみたら
「お前は7歳くらいまでプールとか海には入れなかったじゃない」
と言われた。
なんでもアレルギーか体質かなんかの理由で入ることを医者から禁じられたらしい。
今は全然平気なのに。

最初は夢かな~とか思ってたんだけど、夢にしてはなんか生々しかったし、
助けてくれた人の感覚も妙に覚えてた。顔は覚えてないのに。
海とかプールとかに入るたびにソレを思い出すんだよね。何なんだろ。

続きます。
902 :900 :2006/01/26(木) 17:20:02 ID:gVOfwV7r0
5,6年前のこと。海行って、やっぱりソレを思い出したからちょっと調べてみることにしたんだ。
そしたら自分が生まれる前の写真が入ってるアルバムの中に、あの助けてくれた男の人が写ってた。 離婚した自分の父親だった。
写真みたら記憶の中の男の人の顔がスッとでてきて。なんかモヤが去ったような感じ。
でも、自分が生まれてから数ヶ月で父と母は離婚したし、その頃の写真にプールやら海やらの写真は一切なかった。
母が嘘をついているとは思えなかったけど、どうしても夢とは思えない。
海やプールに入らなくても、自然とそのことを思い出すようになった。
ちゃんと父親に助けられる記憶としてね。
これは願望なのかな・・・・父親が欲しいって言う・・・・
怖くはないけど少し不可思議。

弟分の目

863 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/24(火) 18:19:44 ID:UBibvW510
>>860
子供の頃って錯乱すると、訳のわからん行動をしてしまうもんだよな。
子供の頃で思い出した俺に起こった不可思議なお話。
5月の節句で俺の為に飾ってくれていた兜と小刀。
幼稚園生だった俺には、魅力的な遊び道具にしか見えなかった。
その長さ30cm程の模造刀を、自慢げに自宅前の公園にこっそり
持ち出して、友達と遊んでいた時の事だった。

勿論、模造刀だから刃に触っても切れはしないんだが、先は鋭くて
何かの拍子で俺は可愛がっていた弟分の目を刀で突いてしまった。
噴出す血にパニックになりながらも、慌てて自宅まで俺は母ちゃん
を呼びに走った。

長くなったので分けます。

864 :863の続き[sage] :2006/01/24(火) 18:37:18 ID:UBibvW510
慌てて駆けつける俺の母ちゃんと、その子のお母さん。
公園も騒然となって救急車で運ばれていく弟分。
子供ながらに取り返しの付かない事をしてしまったのが解った。
泣きながら自宅へ連れ帰されると、暗い仏間の隅で独り泣きじゃくっていた。
どれ位そこで泣いていたのか解らないが、うつ伏せになり泣いていた俺の
周りが明るくなっている事に気が付いた。まるで朝日が差し込むように。
その事故が起きたのは昼の2時頃だったはずだが、あたりの雰囲気は
すっかり朝のそれだった。チュンチュンとなく雀の鳴き声、差し込む光。
突然、母ちゃんの声が聞こえた。
「あんたそんなとこで何してんの!早く歯を磨きなさい!」
訳も解らないまま顔を上げると、朝の忙しい我が家の風景だった。

文章をまとめる事が出来ないんだろうか俺otz

865 :864の続き[sage] :2006/01/24(火) 19:15:18 ID:UBibvW510
訳が解らず母ちゃんに「ごめんなさい、ごめんなさい」とただ誤って、
俺は「○○ちゃんどうなったの?」聞いてみたが、
「○○ちゃんどうかしたの?」と逆に聞き返してくる始末だった。
俺は「だから、昨日刀を目に突き刺しちゃったじゃないか~」と言うと、
「何!あんたそんな事したの!怪我は?昨日の何時したの?」
と、聞き返すばかり。ますます解らなくなり今の兜を見に行くと刀が無い。
理解できぬまま幼稚園に行くと、弟分は目に眼帯をして来ていた。
あ~やっぱり俺はやってしまったんだと落ち込み、恐る恐る誤りに
お母さんと一緒の弟分の所へ行くと、普通に「○○ちゃん(俺)おはよ~」
「○○(弟分)今朝からばい菌が入っちゃて、目が腫れちゃってるのよ~」
「いじらないように見張っててね」と予想外の事を言ってきた。
腫れた目は昨日俺がしたしまった事とは関係なく、今朝起きたらなっていた
と言うし。頭が混乱したまま自宅へ帰ると母ちゃんが、
「あんた、刀どこにやったの?危ないから遊び道具にしちゃ駄目だっていったでしょ!」
前の公園に訳も解らず探しに行くと、ベンチの上に刀が置いてあった。

夢じゃなく確かに俺は弟分の目を突いてしまった筈なのに、何事も起きてない
日常に戻されていた。暗い部屋で独り泣いていた筈なのに。
弟分の目の腫れといい、刀の紛失といい、本当に未だに理解できない出来事でした。

ほんと長文すみません。読み飛ばしてください。

872 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/24(火) 21:14:18 ID:UBibvW510
レスありがとうございます。>>863ですが、
追記しますと、日付は幼すぎて戻ったのか解りません。
兎に角、申し訳なくて、怖くて、いつも一緒にいた弟分だったので、
悲しくて悲しくて。
人間関係が変わったりしていた事は、無かったような気がします。
その後も、節句のたびにその短刀を見ると思い出していました。
俺の記憶違いや、傷の程度を見間違ったとか、親の隠蔽w
どれも違うと信じています。
生々しく突き刺してしまった感触や、流れる鮮血、泣き声、大人達の慌てっぷり、
体験した記憶として残っております。

875 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/25(水) 00:06:53 ID:UBibvW510
>>874
確かではないですが確認した記憶があり、なんの形跡もありませんでした。
血が付いていた!なんていうと面白いですが、現実は変わりなくただ
ベンチに置いてありました。その日はずっ~と頭がボォーとしてて、
言いようの無い不安感が自分を支配していたように覚えています。
差し込んできた朝日がとても神々しく暖かだった。

10棟の2階

860 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/24(火) 14:15:10 ID:jVLNwVCX0
このスレみててふと思い出した。
私が小学校上がる前の話。
私は同じ外観の小さな棟(?)がいくつも立ち並ぶ集合団地に住んでいました。
ある日遊び疲れて家に帰ろうと「ただいまー」と言いながら戸を開けると
そこは自分の部屋ではなく違う人の部屋で暗い中おじいさんが一人
テレビをみていて振り向いた。うわっ間違えた・・・と思って何も言わず
慌てて戸を閉めて、よく考えたら自分の部屋はもう一つ前の10棟の2階じゃん・・・
そこは9棟の2階でした。それで急いで10棟に移動し「ただいまー」と戸を開くと・・
さっきと同じ知らないおじいさんの部屋でやはり暗い中にテレビがついていて
振り向いてこちらをみてる。あれっ・・焦った私はまたも何も言わず戸を閉める。
あれっあれっ?階段を下りて場所を確認するとさっき確かに
10棟へ移動した筈なのに自分が立っているのは9棟の前だった。
パニック状態になりわけがわからなくて不安になったので
「おかーさーん!!」て叫ぶと10棟の自分の部屋の窓から母が顔を覗かせ
「あんた何してんの」「おかあさん!!」と今にもなきそうに訴えて
母が玄関から出てきてようやく自分の部屋に帰る事ができました。
その後9棟2階に住んでいるのはおじいさんではなく、
夫を亡くしたおばあさんだという事がわかりました。
今でもあの経験がなんだったのかよくわかりません。白昼夢だったのかな・・・

小さな手

853 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/23(月) 22:28:07 ID:+jVq8MC00
俺の母ちゃんが体験した出来事を話しましょう。
いつもの様に夕飯の買出しに母ちゃんがスーパーへ向かう途中、
区役所の出張所のビルの下へ差し掛かった時、不意に足首を
子供の様な小さな手で掴まれ、ビクッとして立ち止まった。

すると、母ちゃんからスレスレの所に、大きな段ボール箱が落ちて
きたという。書類が詰まった段ボール箱はかなりの重さで、そのまま
立ち止まらずに進んでいたら頭を直撃していたという。
ビルの5階から誤って落としたそうで、当たっていたらただ事では
済まなかったろう。俺は話を聞いて憤慨したが、母ちゃんは無事だった
事に感謝して、生まれ得なかった俺の兄姉の水子供養の位牌に
手を合わせていました。

無人駅

840 :ほんのりと怖い話スレからのコピペ[sage] :2006/01/23(月) 09:18:13 ID:/4PD9e+40
昔、北陸の某所に出張に行った時の事。ビジネスホテルを予約して、そのホテルを
基盤にしてお得意様を回る事にした。最後の所でちょっと飲んで、その後ホテルに
戻る事にした。ホテルまで鈍行列車で20分。疲れていたせいか、うとうとして
気が付いたら、降りるはずの駅だった。あっと思って立ち上がったときはもう遅く、
列車は出発してしまっていた。
4~5分して、次の駅に列車が停車したので急いで降りた。降りて列車が発車して
ふと気づくと、がらんとしたホームに私が一人。ホームの端に掘っ立て小屋の
ような木造の建物があり、それが駅舎だった。蛍光灯がぼんやりと灯っている無人駅。

降りるはずの一つ手前の駅は、特急も停車し、ローカル線も交わる駅で、その県内では
県庁所在地に続いて二番目の大きな市。その駅から一つ目の駅でしかも、本線なのに
どこかのさびれたローカル線のような雰囲気。駅前は真っ暗。コンビニひとつない。
映画で見たような古臭い家がひっそりと建っている。次の列車は一時間後。
列車が来るまでの一時間、恐ろしいくらい何の音もしなかった。

ホテルについて次の日の時刻表をチェックして気づいたのだけど、普通列車を待っていた
一時間の間、本線なので特急が通過するはずだし、反対方向の普通列車も通過する
はずなのに全く列車が通過しなかった。
静かな中に突然、私が乗りたい普通列車がやって来た感じだった。

その半年後、再びそこに行く時があり、昼に時間が取れたので何となく行ってみた。
駅は小さいけれど、木造ではなく鉄筋。一人駅員さんがいた。駅前には小さいけど
ロータリーがあり、コンビニもあった。半年あれば、がらりと駅も駅前も変わるかも
しれない。でも、駅もコンビにも特に新しい感じはしなかった。

今でもあの時、時間がずれてどこかに紛れ込んでしたのではないかと思う事がある。
時々、あの列車が来なかったら、と思って怖くなる。

兵隊さん

808 :1/3[sage] :2006/01/22(日) 01:18:36 ID:0xPCHD5z0
こわい思いをしていないからこのスレに。少し長いです。
子どもの頃、いつも知らない人が私を見ていた。
その人はヘルメットをかぶっていてえりあしに布がひらひらしてて、
緑色の作業服のような格好で、足にはほうたいが巻かれていた。
小学生になってわかったが、まさに兵隊の格好だった。

その兵隊さんは私が1人で遊んでいる時だけでなく、校庭で遊んでいる時や
母と買い物でスーパーに行った時、いつでも現れた。
少し離れたところで立って、私を見つめている。
自分以外には見えていないし、いつもいつの間にか消えている。
私も少しはこわがってもよさそうなものだったが、何せ物心ついた時から
そばにいるし、何よりその人から恐怖心を感じるようなことは全くなかった。
きりっとしてて優しげで、古き良き日本人の顔って感じだった。

809 :2/3[sage] :2006/01/22(日) 01:19:32 ID:0xPCHD5z0
やがて中学生になった。ある日いつもと違うことが起きた。
テストを控えた寒い日、夜遅くに私は台所でミロを作っていた。
ふと人の気配がしたので横を見ると、兵隊さんがいた。
けれどその日は手を伸ばせば触れるくらいそばにいた。
ぼけた私が思ったことは「意外と背低いんだな」くらいだった。
―それは何でしょうか?
体の中に声が響いたような感じだった。兵隊さんを見るとまじまじとミロの入った鍋を見ている。
ミロって言ってもわかんないよね・・・と思った私は「半分こしよう」と言って
ミロを半分にわけて、カップを兵隊さんに渡した。
―失礼します。
そう声が響いて、両手にカップを持ってふうふうしながら兵隊さんはゆっくり飲んでいた。
その時の兵隊さんの顔は、柔らかくてすごくうれしそうだった。
飲み終わって、また声が響いた。
―こんなにうまいものがあるんですね。
少なくて悪いかな、と思った私は「おかわりする?」と聞いたが、
兵隊さんはカップを私に手渡して、敬礼してふっと消えてしまった。

810 :3/3[sage] :2006/01/22(日) 01:20:56 ID:0xPCHD5z0
別の日に1人で家にいる時、クッキーを作っていた。
焼きあがり、冷まそうとお皿に並べていたら、人の気配がしたので窓を見ると、
庭先に兵隊さんがいた。
私はおいでよ、と手招きをしたが、兵隊さんはにこっとして首を横に振った。
あれ?と思っていたら兵隊さんは敬礼して、ふわっと消えた。
ヘルメットから出てる布がふわりとしたことを覚えてる。
それきり、兵隊さんは私の前には現れなくなった。
今でも兵隊さんのことを思い出す。
美味しいものを食べた時や料理が美味しく出来た時、
兵隊さん、どこかで美味しいもの味わえているかなあと。

コンタクト

798 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/21(土) 15:07:05 ID:+4+mhbKF0
コンタクトで思い出したけど、何年か前のこと。
その日は寝坊して、朝急いで家を出た。
で、帰宅してから、コンタクト外そうとケース開けて、しばし呆然。
もう中にコンタクトが入ってる。
「あれ?じゃあ、なんでよく見えてるんだ?」と思ったときには視界がボヤけてた。
そういえば、朝コンタクトした記憶がない(まぁ、習慣になってるわけだから当たり前っちゃ当たり前だが)。
意識ははっきりしてたし、思い返してみても謎。

電子音

796 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/21(土) 13:44:32 ID:WvUHZwvPO
昨日お風呂から出て部屋に戻ると、「ピー」とゆう電子音だか耳鳴りの超デカイ版みたいなのが鳴り響いてた。
テレビつけっぱだったから、しりとり王座でこんな効果音使ってたっけ?と思いテレビに近づくが、テレビが音源ではない。
部屋の奥に進むとさらに大きくなり、キョロキョロ頭を動かすすると、ドップラー効果みたいになる。
窓を開けてみたが外からづはない。
結局音源が掴めないまま、怖くなって友達に電話した途端音が止んだ。 何だったんだろう。
その友達も最近不思議な体験をしたしい。

797 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/21(土) 13:57:26 ID:WvUHZwvPO
ある日、友達の彼氏が友達に
「コンタクト使ってたっけ?」
と電話で聞いてきた。
友達は使ってない。
「さっき家に帰ってきたら、お風呂の残り湯に無数のソフトコンタクトレンズが浮いてんだけど…」
それを聞き、彼氏宅へ急行した友達は、誰連れ込んだんだよ!と取り敢えずドラマみたいな喧嘩を吹っかけてみたが、彼氏は怖がっててそれどころではない様子。
とにかく風呂場へ行くと、無数のコンタクトレンズがプカプカ浮いていた。
換気扇から紛れこんだとは考えにくい。
彼氏は朝家出るときちゃんと鍵をかけた。
空き巣だとしても、コンタクトぶちまけるの意味が分からない。
それは先週の話らしいが、それ以降も友達がお風呂入ると三枚くらい浮いているそうです。
その話を聞いてますます怖くなって電話を切ったのだが、切った途端またデカイ電子音が鳴り始めました。

見せ物小屋

785 :525[sage] :2006/01/20(金) 23:14:05 ID:n9KFol1d0
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが 17歳の頃までだから私は話でしか知らないの
だけど結構面白い話を聞けた。田舎なのもあるけどじいちゃんが小学生の頃は幽霊は勿論、
神様とか妖怪やら祟りなど非科学的な物が当たり前に信じられていた時代でそう言った物
を質屋に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。
どういった基準で値段をつけていたのかは分らないが、じいちゃん曰く「おやじには霊感
があったからそう言う神がかった物は見分ける事ができたんだ」と言っていた。
「見せ物小屋」
「よう喜一、でっかくなりやがって」店にデカイおじさんがいた外知朗おじさんだ、お
じさんはおやじの悪趣味な友人の1人だ。
「俺の名前はトチロウ、外を歩き沢山の事を知りそして教える者、外知朗だ!」おじさん
の口癖で、こじつけだ。(昔は牛年の次男に外と言う字をつける風習があった、理由は牛
はどっしりして中々小屋から出ようとしない様子から早く養子に行けと言う意味らしい)
おじさんはたくさんの学校を行ったり来たりしている学者?らしい、行った先で変わった
物を見つけたり変な宗教に首を突っ込んだりする変人だったが田舎育ちの喜一にはこの人
の話は夢の様な外の世界だった。
その日「見せ物小屋」の話をしてくれた喜一の町にも縁日になればよくやって来た、小さ
なサーカス&マジックだ。

786 :525[sage] :2006/01/20(金) 23:14:58 ID:n9KFol1d0
たまたま行った村がちょうど縁日だった、懐かしく思ったトチロウは神社に入り人ゴミの
中マジックショーを見ていた ところがそのマジックショーにはタネが無かった、どう考
えても物理的にあり得ない事が目の前で起っていたのだ、空は飛ぶは、小さな箱から5人
6人と現れたり。周りの田舎者ならとにかく俺の目は誤魔化せねぇぜ!と粋がったトチロ
ウは自分のスケジュールをずらしてまで、そこの団員達を見張ったそうだ。
15人程の団員達は縁日が終わると小さな小屋へと入って行った、周りにはもう人は居なく
なっていた 着替えでもしているのか?と思い待っていると出て来たのは団長らしき男1人
だった。??不思議に思い小屋を覗くが誰もいない…その間に団長を見失ってしまった。
「くそぅたしか次の公演はとなりの県と言っていたな!!」トチロウは汽車の時間を調べ
次の日汽車の中で男を見つける事に成功した、男の向かいの席に座り眠ったふりをすると
暫くして男も眠りだした…。
しめた!と思い男の小さな荷物を調べた、中から小箱が出て来て中を開けると葉巻きのよ
うな筒が何本も入っていた、一本抜き取ろうかと思った時に駅に止まる合図の汽笛が鳴っ
た「まずい!!」男が起きると思い慌てて荷物を戻しまた寝たふりをした。
男が起きると同時にトチロウも今起きたかの様な芝居をした。男が立ち汽車を降りようと
するトチロウも立とうとしたが何故か腰が上がらない!声も出なかった俗に言う金縛りに
あった。男は立ち去る瞬間「次、後を追えば殺すぞ」と言い去った。
トチロウの金縛りは次の駅まで続き、結局何も解らなかったそうだ。
横で話を聞いていたおやじがぽつりと「きつねだなぁ」と言った「一本盗ってくりゃその
管狐、高く買ってやったのによぅ」と笑ったが「おりゃぁ金が欲しいんじゃねーんだよ!
真実がしりてぇんだ!!」と怒るおじさんにおやじは「だから狐だって」と、ラチの開か
ない会話が続いた。

同じ夢

765 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/19(木) 14:47:01 ID:P4DMuHKz0
>>754
偶然は時として必然なんだよ。確かにエエ話だ。 では、また出張中なのをいい事に暇を持て余してる俺の体験を。

俺が産まれる前日に倒れ、同じ病院に入れ替わる様に入院して以後寝たきりと
なった父方の祖父。(>>740の祖父は母方)

そんな祖父が亡くなったのは、俺が随分昔の俺が幼稚園の年少だった頃でした。
その日の朝の出来事は、うっすらと覚えているに過ぎない。何故か解らないが
忙しく動き回る母ちゃんや、幼稚園に向かいのおばちゃんに手を引かれて行った事。
幼稚園から帰ると沢山の親戚や、近所の人達でごった返した家。

しかしその夜に見た夢の事だけは、今でも鮮明に脳裏に焼きついて離れない。
その夢はこんな風だった。餅を喉に詰まらせた祖父が苦しがっていて、それを
助けようと逆さ吊りにしている親父。その逆さ吊りの祖父の口に、掃除機を入れ
吸い出そうとする母ちゃん。それを心配そうに怯えながら見る姉ちゃん。
その光景を訳も解らずただ見ていた俺。
そして祖父の喉に詰まった餅が、「ゲボッー!」と吸い出され助かり安堵に浸る4人。

長くなったので分けますね。



767 :765の続き[sage] :2006/01/19(木) 15:07:53 ID:P4DMuHKz0
なんか皆さん穏やかじゃないねぇ~。マッタリいこうじゃないの。
その夢を通夜を終えて告別式を迎える朝、泊まっている親戚などで朝からごった返す
台所で、なんとか家族揃って朝食をとる席で、何気なく子供の無邪気さで俺は話した。
すると見る見る内に家族全員の顔色が変わり、お姉ちゃんが、「私もその夢昨日見たー!」
「全く同じ夢だよ!」と興奮気味で話すと、親父まで「お父さんもその夢をみた・・・」。
さらに母ちゃんまでも同じ夢を、それぞれ自分の視点から見ていた。

その場にいた親戚も冗談をいう場面じゃないので、みな一様に驚いていた。
母ちゃんが、「お祖父ちゃんが家族みんなに苦しかった事伝えたかったんかねぇ~」
と話し始め、俺は初めてお祖父ちゃんが亡くなったのは、痰を喉に詰まらせて窒息
してしまった事が原因だと聞かされた。
夢の中では痰ではなく餅だった事も一致しており、同じ様に助けてあげれれば
良かったのにと、母ちゃんが言ったのを覚えている。
朝起きて母ちゃんが祖父を起こしに言った時には、もう亡くなっていたそうでして。

家族の絆を感じた、不思議な夢のお話でした。

祖父ちゃんの特別な力

740 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/19(木) 01:48:42 ID:P4DMuHKz0
まだ眠れそうにないので、短い話をもうひとつ。 姉ちゃんが流産したように血筋なのか、母ちゃんも俺と姉ちゃん
の間に2人流産してしまったそうで。
落ち込む母ちゃんに祖父ちゃんが、「気を落とさんでいいぞ、必ず
次は元気な男の子が産まれるからな、名前ももう決めてあるんだ、
その子は3人分の人生を背負って産まれてくるから、ちゃんと
わかる印もあるはずだよ」と意味深な言葉で母ちゃんを励ました
そうで。
それで産まれてきた俺にはなんと、つむじが三角形に3個もあります。
どの美容院に行っても、後ろに3つもつむじがある人なんて見た事が
なかったと言われる。
祖父ちゃんは村の誰々が何時亡くなるかとか、いろんな事が見えていた
人だったそうで(10年程前に亡くなりました)、そっと話しておくべき人
には「そろそろどこどこの爺さんが逝くから、好きなもん食べさせて
おやり」と、告げていたそうです。昔からそんな特別な力があった
祖父ちゃんを訝しがる人など一人もおらず、ありがたく聞いて何かあれば
相談に乗ってあげる、誰からも信頼される人だったそうです。
そんな祖父ちゃんは色盲で信号が逆の色に見える程だったとか。
そして俺も色弱でして、ただ免許はちゃんと取れるぐらいのもんですが・・・
3人分の人生・・・とても送れていない俺がいる。
また長くなってしまった・・・

もっと一緒に居たかったから

736 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/19(木) 01:01:18 ID:UojMJRJf0
今から10年程前の事ですが、当時俺が付き合っていた彼女を
自宅まで車で送り、帰宅して俺の自宅前に車を一旦置いて、
煙草をきらしていたので直ぐ側の自販機へ買いに行き揚々と
して戻ると、袋小路となった自宅前に停めてある車と距離として
10m近づくと、助手席に人影が見えるのです。
そこに乗っていたのは紛れも無く、経った今送ってきた彼女の
後姿でした。足癖の悪い彼女がいつもそうするように、ダッシュ
ボードの上に足を上げて、後ろ手を組んだ姿勢であることも
はっきりと見えました。瞬間は何の違和感も感じず送った事も
忘れ車へもう一歩近づこうとした時に、周りの喧騒が消え空気
が変わり、視界が赤いモヤがかったようになり、思考が混乱して
コンマ何秒かで背筋が寒くなるのを感じました。

また長くなってしまいました。分けますね。


738 :736の続き[sage] :2006/01/19(木) 01:19:28 ID:UojMJRJf0

俺は身体が硬直してそこを動けなくなり、視界の先の彼女
らしき後姿を凝視していました。
先程会っていた時と違うワンピース姿でしたが、俺がプレゼント
したばかりのお気に入りのワンピースだと直ぐ解りました。
足を揺すり俺を待つ姿はまさに彼女そのもので、俺は兎に角
この場を離れなくてはと、必死の思いで震える足で向きを変え
て人通りのある道まで、後ろを振り返らず歩きました。
すると街の喧騒が元に戻り聞こえてきたので、我に返り慌てて
彼女の身の危険を感じ電話すると、直ぐに彼女は電話に出て
「もう着いたの~」と普段通りの声で話しかけてきました。
今起きた事を彼女には話さず、何事も無くほっとして早々に
電話を切り、もう一度意を決して車へ戻るとそこに彼女の姿は
もうありませんでした。
後日彼女にこの出来事を怖がらないよう注意して話すと、
その時はきっとバイトなんか休んで、もっと一緒に居たかったなぁ~
なんて考えてたかもと言っておりました。

記憶が甦った感じで

731 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/18(水) 18:24:45 ID:ShYV3gxc0
ついさっきの事なんですが、
スーパーに買い物に行っていろいろ食材を探していました。
今夜は鍋だな~なんて思いながら野菜コーナーに歩いて行くと
軽い目眩というかなんか一瞬くらっときたんです。
そしたら急に記憶が甦った感じで頭の中に映像が出てきました。
まさにそのスーパーの野菜売り場なのですが
割と綺麗な女性が中年男性と歩いていて、
時々気にするようにこちらをちらちら見てる。
買い物かごの中身はすき焼きだろうか高そうな牛肉やら野菜やら。
自分はそれを切ないような悲しいような複雑な気持ちで見ている。
やっぱり自分じゃ足りなかった、もう無理なんだと。
どうやら別れた恋人が他の男性と歩いているところに出くわしてしまったんだなって感じ。

その後我に返ってなんだったんだと思い返してみたのですが、
当方24歳の女なのでそんな思い出あるはずがない。
他人の記憶が自分に来るって事もあるんですかね?
わかりにくい上に長文すみません。

血なまぐさい臭い

728 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/18(水) 16:59:50 ID:r2DQOJxR0
>>720を読んで思い出したんだが、肉親の死と血に纏わる
不思議な体験を俺もしている。
この話しは某心霊サイトにも投書したことあるから、オカ板住人
なら目にした事があるかも知れんけど。
俺の姉貴が二人目の子を身篭って、順調に5ヶ月を過ぎていたある朝、
当時高校生だった俺が起きて、2階の自室から階段を下りていると、
1階から血なまぐさい臭いがしてる事に気付いた。
俺は朝から魚でも捌いてるのかと思い台所を覗くと、普通に朝食と弁当
の支度をしている母ちゃんがいるだけで、魚も血なまぐさい原因となる
ような事も何もしていなかった。母ちゃんに「なんだこの血の臭いは?」
と聞いたが、「何にも血の臭いなんてしてないよ」という。
おかしいなぁ~と首を傾げながら、てめえの鼻血か!と思い鏡ももちろん
覗いてみたが何の形跡も無い。

長くなったから分けるな 

729 :728の続き[sage] :2006/01/18(水) 17:18:38 ID:r2DQOJxR0
臭いの元を辿ると、便所の方から血なまぐさい臭いが強いので、
なんだよ!どんだけ匂うんだよ生理ってのは!とトイレに気持ち
悪くなりつつ入ったが、別段トイレの外より中が匂う訳でもなく、
匂いの元がはっきりしないままだった。
姉貴はまだ起きてきておらず匂いを感じるか聞けずじまいのまま
学校に出掛けた。帰宅しようと玄関まで来たとき、なんだか家が
重苦しい雰囲気に包まれているような感じがした。中へ入ると直ぐに
母ちゃんが飛び出してきて「実はねさっきお姉ちゃんがトイレで流産
しちゃったの。今は病院から戻ってきて二階で寝てるから、静かに
そっとしておいてあげてね」と落ち込んだ表情で俺に話してきた。
俺も姉貴の不幸に落ち込んで自室へそっと入ってはっ!と思い出した。
朝方の血なまぐさい匂いはこの事の暗示してたのかと。
母ちゃんも朝方の俺の話を思い出し、「やっぱり姉弟だからかねぇ~」
としみじみ話した。
長々とすまんね。こんな話まだ他にもあるからまた今度でも。

虫の知らせ

720 :本当にあった怖い名無し :2006/01/18(水) 12:43:29 ID:XdOJXPVk0
不思議な体験というか、なんか虫の知らせのような体験。
去年の大晦日に実家の墓を一人で掃除しに行った。
掃除も終わり、さて帰るかと車に向かっていると突然右手の親指に痛みが走った。
俺は驚き、痛みの元を凝視した。
親指の指先から2cmくらいがパックリと割れ、血が垂れていた。
結構深い傷で、車の中にあったティッシュペーパーで傷口を押さえ、家路についた。
家に着き、「墓地で掃除中の怪我なんて、なんか嫌だなー」とか考えながら、
消毒し、絆創膏をきつく貼って止血した。
墓で、しかも親指を怪我するような物も触っていないのに何故?と考えながら、
その日はまぁいいかと、紅白を少し見て眠りについた。
次の日、朝風呂に入り、絆創膏を変えようと剥がすと、
傷口が開いてしまいまた流血。再度消毒し絆創膏を貼る。
そしてその日、まさに元旦にじいちゃんが急死。
食べ物をうまく飲み込めず、喉に詰まってしまい亡くなってしまった。
病院からじいちゃんを家まで連れて帰り、布団を敷き横にしてあげた。
強烈なショックを受け、泣きっぱなしだった。
その日はじいちゃんの家で今後の葬儀等の打ち合わせをして、
悲しみを抑え帰宅。何時間泣いたか分からない。
翌日、絆創膏を変えようと思い、剥がす。
すると、なんと傷が塞がり皮もくっつきほぼ完治に近い状態まで回復していた。
うっすら皮の端っこは残っており、怪我の痕跡はあるが、きれいになっていた。
たった一日でここまで治るなんて・・・と不思議に思った。
今考えると、あの怪我は虫の知らせだったのかなーとか思う。
大晦日にじいちゃんとこ行っていれば会えたのに・・・。
怪我をした時に、何か嫌な予感はした。
それが何だったのかはその時は分からなかったけど、
その予感が的中してしまった事が残念でならない。

長文になってしまいスマソ。文才ゼロなんで勘弁してください。
あくまで自分がなんとなく不思議に思った出来事だったんで・・・。

よっこらしょっと

710 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/17(火) 21:40:18 ID:+9jiz9Xn0
1/2
この話をするには、まず、家の間取りの説明しなくちゃいけない。
家のリビングは2階まで吹き抜けになっていて、
その吹き抜けに突き出すように、2階の私の部屋がある。
部屋の窓を開けて見下ろすと、1階のリビングが見える状態(うまく説明できない……)。
久しぶりの友人とメッセで盛り上がって、気づけば真夜中だった。
バカ話にゲラゲラ笑っていると、ふと、開けっ放しの窓の向こうから、
(冬は窓を開けておくと、空気の対流で、1階のあったかい空気が部屋に流れ込んでくる)
「ふわーあ」とため息のような声がした、気がした。

1階では母が寝ているが、もちろんリビングで寝てるわけないし、
その前にそれは男のため息のように聞こえた。
あれ? と思ったが、やっぱり少し薄気味悪かったんで、
再びメッセに集中することで忘れようとした。

711 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/17(火) 21:41:22 ID:+9jiz9Xn0
2/2
しかし数分後。
「はあー、よっこらしょっと」
今度はえらくはっきりと、こんな言葉が聞こえてきた。
中年の親父のかったるそうな声。
やっべー、怖い。
幽霊でも怖いけど、生きてる人間だったらもっと怖い。
それで、恐る恐る立ち上がり、声の正体を確認すべく、リビングを覗き込んでみた。

私の目に映ったのは、我が家のボーダーコリー(もうすぐ2歳、オス)が
気持ちよさそうにソファで眠っている姿だった。
しかも、「たった今寝返り打ちましたよ」みたいな姿勢で。

飼い主バカな私は、今でも愛犬がついうっかり人間語で話しちまったんだと信じている。
……でも、1歳にしてはずいぶん親父くさい声で話すな、愛犬よ。

祖母

709 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/17(火) 20:50:36 ID:WivwjCSm0
小学生の頃。お正月だった。親戚の人たちが来てて
大人たちは酒がはいりみんな賑やかに茶の間で談笑してた。
俺は、トイレでようをたし茶の間に戻ろうと思ったが、奥の部屋の襖から
電気の明かりがもれていたので襖を開けたら祖母が畳にすわりながら
顔を下に向けてなにか書物のようなものを読んでた。それを確認してから
茶の間に戻ったらなんと祖母がいるではないか・・・・。
俺「ばあちゃん、今、部屋にいたよね。」
祖母「さっきからずっとここにいたよ」
部屋から茶の間まで歩いて10秒もかからない距離にあるのに・・・・。なんで?
その後またすぐ祖母の部屋にいったら電気すらついてなく真っ暗だった。

なぜ?の体験でした。

白い煙

693 :白い煙[sage] :2006/01/16(月) 21:47:28 ID:iEDDVp3j0
もう1つ。
私自身がつい最近経験したプチネタを。
いつものように(w)、夜中までインターネットをしていた私。
急に、なんとなく机の脇に置いてあるティッシュペーパーの箱が気になって、
ほとんど無意識にその方向を見た。

箱の上に、バレーボールをつぶしたような形の白い煙が浮いていた。

おもしろかったのが、その煙、私が見た瞬間に、
「あ! バレた!!」って感じで、
一瞬で細い帯状になって、びゅんっとどっかに飛んでっちゃったこと。

煙のくせに、「私に見つかってものすごく焦ってる感じ」がひしひしと伝わってきて、
えらい人間くさいなあ、と、笑えた。

『ひあああ~』

691 :私の声[sage] :2006/01/16(月) 21:38:11 ID:iEDDVp3j0
(1/2)
1ヶ月くらい前、幽霊なんて信じてない両親が経験した話。
ある晩、いつものように母がお風呂にお湯を入れに行った。
ところが程なくして「Hちゃん(私の名前)! Hちゃん!!」と、今まで聞いたことがないような大声で呼ばれた。
(私は自室にいた)
なんだよ一体、と、めんどくさがりながら返事すると、「やっぱり部屋にいるの!?」とわけのわからんことを言う。

「お風呂にお湯入れようと、洗面所のドア(洗面所が脱衣所になって風呂場につながってるつくり)
開けた瞬間、『ひあああ~』ってふざけてるような声がしたんだよ。
それがHちゃんの声だったから、てっきりHちゃんが悪戯してるのかと思って。
でも風呂場にいないのわかってたし……」

母は、生まれて始めて聞いた「得体の知れない声」が怖くて、お湯を入れることもできず、慌てて逃げてきたそう。
父とふたりでばかばかしいと笑い飛ばしてみせたが、その晩は怖がる母にせがまれて、何年ぶりかに一緒に入浴した。

692 :私の声[sage] :2006/01/16(月) 21:38:47 ID:iEDDVp3j0
(2/2)
数週間後の日曜日。
夕方、父が犬を洗うためにお湯をためようと、洗面所のドアを開けた、らしい。
私が聞いたのは「おい、確かになんかいるぞ、あそこ」と言いながら、風呂場から逃げてきた父の言葉だった。
「洗面所のドア開けたら『ひああああ~』って声した。Hの声にそっくりだった」
ほらね、と怖がりつつも得意がる母。自分の声にそっくりだと言われて、なんだか不愉快な私。
なにより、普段から幽霊なんて興味すらない両親がそろって同じこと言うのが不思議だった。
特に父なんて、そういうの鼻で笑うような性格だし。
その晩もまた、怖がる母に頼まれて、母娘入浴するはめになった。
それっきりその声はしていないので、私自身は聞いていないままだ。
つーか、なんで私の声なんだよ。

長文&文章下手でスマソ。

木彫りの小物

686 :本当にあった怖い名無し :2006/01/16(月) 12:23:21 ID:0EEzoAHO0
自分もこのスレを見ていたら思い出した事があったのでひとつ
小学4、5年生の頃だが、ある日晩ご飯を食べて2階の自分の部屋に戻ったら
勉強机の上に変な木彫りの小物が置いてあった。(大きさは4cmくらい)
何というかあんまり趣味の良くない、民族的なものを感じさせる粗彫りで
「でかい顔に小さい手足が付いてる」みたいな見た目。

それが「今、ここを歩いてました」的なポーズでちょこんと置かれてた。
すぐに家族に誰が置いたのか聞いたけど、父母も祖父母も「知らない」と。
とても「可愛い!」なんてはしゃげる品物じゃないし、内緒にして喜ばせる
類のものじゃなし、結局誰がくれたのかまったく謎だったんだが、なぜか
俺はそれに紐をつけてランドセルにぶら下げ、翌日からキーホルダーに
してしまった。(友達から何それ?と大ブーイングだったのを覚えてる)

で、数日後。
その木彫りさんは、その前夜、確かにランドセルにくくり付けられていたのに
翌朝なくなっていた。
紐はきれいに解かれて、残されていた。

当時の俺はそれを見て、
「ああ、木彫りさんは自分で紐解いて出て行ったんだな」と思った。
そう言えばその前の朝や、授業中なんかも、木彫りさんを見るたびに
木彫りさんの手が不自然に紐に絡まってるのを見てたので。

家族もやっぱり知らないと言うし、子供の思い込みなのかもしれないが
もし移動中にくくりつけちゃったのなら、悪いことしたなと今でも思うよ。

sage

いびき

675 :本当にあった怖い名無し :2006/01/15(日) 16:50:05 ID:XsB6qMD40
このスレを見てて思い出したんだが。
小学生の頃不思議な体験をしたのを思い出した。
其の頃一人部屋で、洋室なのに納戸がある部屋で、
しかも其の納戸は壁からちょっと離れた所から引き戸が始まるっていう変な作りだった。

ある日の日曜日、其の納戸の横に置いてあった机で読書をしてたら、
壁と納戸の間の柱みたいに見える部分の一箇所から「おっさんのいびき」が聞こえてきた。
小学生の漏れが机に乗ってやっと耳が届く位のトコからだ。

まさにおっさんのぐおーーーぐごごごごっていういびき。

うわあああ!!と思って妹を呼ぶと、いびきは止まる。
妹が居なくなって暫くすると又いびきは始まる。
もううるせえなぁなんて思いながら暫く読書をしてたら「ふわーぁ」というあくびの音がして音は止まった。
ちなみに、お隣さんだろう、とかお前の親父だろうって言われそうなので書くと、
お隣さんは一ヶ月前に引っ越してたし、親父は朝から釣りに行ってた。
で、漏れは何故か確信してた。
「この壁の隙間に何かが住んでる!!」と。
で、其のいびきは大体三時頃になると始まって、暫くすると聞こえなくなってしまった。
幻聴だろ?で済まされてしまったら其れまでなんだが。
あの頃の漏れは本当に確信してた。
「壁の中に何かが住んでる!!」と。
何でかは説明できないけど、絶対そうだったと思う。
恐かったけど、すげーワクワクした。
多分聞こえなくなったのは、漏れが壁を壊してでも正体を見てやろうとした所為だと思う。
他にも昨日ここを見ながら妹と話したらネタが出てきたので、
機会があれば書き込みたいと思う。

赤子火鉢

654 :525[sage] :2006/01/14(土) 12:17:06 ID:FXPiSy2o0
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが 17歳の頃までだから私は話でしか知らないの
だけど結構面白い話を聞けた。 「赤子火鉢」
 喜一じいちゃんが学校から帰ると店にうす汚い火鉢が置いてあった(客が売りに置いて
行ったのかな?)マジマジ見ていると「そいつは価値のある物なんださわんじゃねーぞ」
おやじが奥から出て来た、「えっ!?コレがぁ?」と眉を潜めるとおやじは「イワク付き
なんだよ」と得意げに言うと喜一は慌てて火鉢から離れた。
 イワク付きの物はウチは確かに多いが、いったい誰がそんな物を買うのかと聞くと「世
の中変わった物を欲しがる悪趣味金持ちがいっぺぇいるんだよ、そう言った顧客は大事に
しねぇとな…」と笑っていた。
イワクと言うのはこんな話しだった。
 早くに事故で夫や家族を亡くした老婆は息子を異常に溺愛していた、そんな家へ嫁が入
り嫁姑戦争が始まった、息子も頭を抱えていたが1年もすると姑が病で倒れまた1年後に
は嫁の看病空しく亡くなってしまった。
 悲しみに暮れた息子は母を溺愛していたがため奇行走り、妻に3食毎日母のお骨を盛っ
たのだ、息子はお骨を食べた人が妊娠するとお骨の主が宿ると言う言い伝えを信じていた。
 何も知らない妻は子に恵まれ喜び元気な女の子を産んだ、息子と嫁は大事に育てたが奇
病に掛り、日に日に赤子は痩せて萎れて行った。嫁の看病空しく赤子は1年でまるで小さ
な老婆の様な姿になり、ある日突然「この女があたしを殺したんだよ」と声を上げた。
 嫁は大声で叫び人殺しと罵る我が子を火鉢へ突っ込んだ、ところが赤子は嫁の袖をしっ
かりと掴んで離さず嫁にまで火が回って来たのだ、嫁は助けてと叫んだが嫁を信じれ無か
った夫は家から走り去ってしまった。
656 :525[sage] :2006/01/14(土) 12:19:19 ID:FXPiSy2o0
 気がつけばすべてが燃えてしまった後、残ったのはこの火鉢だけだった…。
毋が大事にしていた火鉢なので形見にと思ったのですが、毎夜毎夜火鉢からあの赤子がひ
ょっこり顔を出すんです私の名を呼びながら…と男は言った。
 寺では無くウチへ持って来たのは火事の後で少しでも金が入るのだろう、足下を見てお
やじは安値で買った。
 
「でもそんな呪われた火鉢なんか売って、客が呪われちゃったらどーすんだよ」と喜一
が聞くと「俺だってプロだ何か憑いてりゃ払って売るさ、客が死んじまったら食ってけね
ぇからな!それにこの火鉢は呪われてなんかいねーよ見た所タダの火鉢だ、化けて出て来
る何て男の後悔と罪悪感がで紡いだ幻だろうよ。呪われてるとすりゃぁ…」 それから数日後、新聞に奇声を上げ火事の中へ男が飛込み死亡と言う記事が乗った…おや
じはパラパラと店の帳簿(売買いした客の名前、住所を記した物)を見るとニヤっと笑い
「店番頼む」と言うと、新聞と火鉢を片手に上等な下駄に履き替え出かけて行った。
きっと今日はごちそうだ、喜一が始めて複雑な気持ちと言う物を味わった話し。

もう一人の自分

618 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/12(木) 23:58:12 ID:BTRkW9a40
ちょっと不思議な出来事。
それは去年の夏のこと。外回りの仕事が終わり事務所にもどってくると、
同僚がニヤニヤしながら写真を渡してきた。見ると水着の女の子が写ってる。
俺「なにこれ?」
同僚「とぼけんなって。その子がお前の名詞と一緒に持ってきたぞ。」
俺「いや、ほんとに知らないんだけど」
同僚「わかったから。こんど紹介しろよな。」

その子の話を聞いた同僚の話だと、海でナンパされて一日楽しくすごしたのに、
住んでる場所やなんかは教えてくれず、名詞だけ渡されてすぐいなくなって
しまったらしい。だから名詞に載ってる仕事場に会いにきた、と言ってた。
その同僚もだれか名詞を悪用してるのかと思い、事務所にある社員旅行のとき
の写真を見せたそうだが、間違いなく俺だったそうだ。
その後は写真の子がたずねてくることはなかったので、本当に俺かどうか確認
することができなかった。
それともう一つ似たような出来事がしばらくしておきた。

つづく

620 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/13(金) 00:15:58 ID:9u4E87Y80
つづき
それから二ヶ月ぐらいたった頃。また外回りの仕事に先輩と一緒に行った。
で、事務所に戻るとみんなの態度が冷たい。
先輩と二人「?」としてると、上司に呼ばれた。
なんかミスでもしたか?と思って行って見た。やっぱり怒ってる。

上司「お前さぼってたろ」
俺「さぼってません。営業先に確認してください」
上司「お前を見たやつがいるんだよ!」
俺「は?そんなはずないんですけど。先輩もなんか言ってくださいよ。」
先輩「たしかにこいつとは一緒でしたよ。なにかの間違いでは?」

それで上司の話だと、ほか外回りのヤツが渋谷駅で女子高生イチャついてる
と報告をうけたらしい。それも複数人から。
そいつらから話を聞くと、顔はもちろんその日着ていたスーツの色やネクタイ
の柄まで一緒だったそうだ。
これだけなんだけどね。べつにオチや後日談はない。

親父の友達

589 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/11(水) 18:07:57 ID:0ioE7S8fO
自分が体験した訳じゃないけど…
俺が高校の時、可愛がってもらってた親父の友達が亡くなった。
心臓発作とか脳溢血とか、いわゆる急死だったらしい。
で、ちょうどその次の年の盆頃だったと思う。
夜中に親父の携帯が鳴り出した。
発信者は亡くなったはずの親父の友達。
親父が携帯に出ると
「おう。俺だ。○○だ」
声もはなしかたも亡くなった友達そのものだったみたい。
親父は少し脅えながらも電話に向かってこう言ったらしい
「お前はもう死んでるんだから、おとなしく死んどけ!」
話を聞いた時、怖いと言うより呆れました。
親父に

ヒグラシ

571 :525[sage] :2006/01/11(水) 08:41:47 ID:AqisYW3Y0
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが 17歳の頃までだから私は話でしか知らない
のだけど結構面白い話を聞けた。
「夕暮れの壷」
おやじは鑑定士の仕事もしていて依頼の品が大きな物の場合はお客の家まで出かけるた
め、喜一じいちゃんはその間店番をさせられた。
店番と言っても目利きが出来るわけでは無いので売りに来たお客は明日にしてもらい、買
いに来た客の相手だけ しかし田舎の質屋に客なんてほとんど来ない…ところが珍しく客が
大きな荷物でやって来た、(まいったこりゃ売りか、鑑定の客だ)と思い帰ってもらおう
とすると、ふろしきをドンっと置き出て来たのはりっぱな朱い壷だったボコボコしていて
荒々しく、模様かと思えば木々の絵が黒い上薬で描かれていた。

おやじは居ないと言うと太った客は語りだした。
客は趣味で骨董を集めている方で、この壷は無名の作家の作品で価値のある物では無い
のだけれど人によっては全財産を投げ打ってもいいと言い出す人がいればゴミ同前と言う
人もいて、どう言った物なのか詳しく知りたい、もし良く無い物ならどうすれば良いか聞
きに来たそうだ。
フーンとまったく壷に興味の無い喜一は話を聞きながら壷の模様を目で追っていた…
すると壷から何かが聞こえて来た…。

つづく

572 :525[sage] :2006/01/11(水) 08:42:21 ID:AqisYW3Y0
客はペラペラ語りだし止まらない「…それでね、私は後者側でこの壷の価値が解らないん
だけど、前者の間でかってに呼ばれている名前があってね…」喜一は「ヒグラシ!?」と
言うと客はビックリしていた。「そうなんだ、ヒグラシと呼ばれているんだ!何で解った
んだい?」客に聞かれたが喜一にはハッキリと聞こえた、壷をジーっと見つめるとヒグラ
シの鳴声が聞こえ、まさに夏の夕暮れそのものだった。
「お客さんコレ駄目だよ!!良く無い物だ、人の魂を吸い取る壷だお払いしなくちゃいけ
ない、危険だからうちで引き取るよ」喜一は思わず嘘をついてしまった。
喜一もこの壷に魅せられてしまった、何としても手に入れたくなったのだった。慌てた客
は壷を置いて行ってくれた。
喜一は壷を眺めながらとても良い事をしたと思い(あんな価値が解らない奴が持っている
よりウチにあった方がよっぽどいい、それにタダでこんないい物を手に入れられたんだか
らおやじも喜ぶだろう)とほくそ笑んでいた。
ところが帰って来たおやじに喜んで壷の事を説明すると大目玉を食らった。
「バカやろうウチは鑑定屋だぞ、信用が第一なんだそんな事して商品手に入れてたんじゃ
誰が買うってんだ!!物の価値を決めるのが商売、客の価値何て誰がつけろって言った!!」
と怒鳴られ結局壷は持ち主に帰されてしまった。

じいちゃんはもう一度ヒグラシに出会えたなら、全財産投げ打ってもいいと言っていたが
戦争になって行方は解らなくなってしまったそうだ。

空に行ったんだ

546 :本当にあった怖い名無し :2006/01/10(火) 14:00:05 ID:6M29f9TdO
僕の友人に不思議な奴がいます。自宅は壁一面に無数の死体の写真が貼られており、テーブル、タンス、窓枠、つまり物が置けるスペース全てに隙間無くロウソクが立たされておりました。
毎日空を見上げながら歩き、病院に忍びこんでは霊安室に行き死体をみたり、時には動かしたりもしていたようです。
しかし話してみると案外普通の奴なんで仲良く付き合ってたんですが、そいつの小学校のクラスメイトと別の所で知り合った時に昔の変な話を聞いたんです。
「アイツ走り出さない?」
そう言われた僕は意味が分かりませんでした。聞き返すと、
「あー、今はそんな事無いのかな。アイツ小学校の頃突然叫びながら走り出すクセがあってさ、そのまま居なくなっちまうんだよ。家にも帰ってなくて、一回大騒ぎの大捜索になってさw、3日経って帰って来たんだけどね。」
そこまで痛い奴だったのか、そう僕は思ったんですが話には続きがありました。
「それで先生がどこ行ってた!!って怒ったら、アイツ『空』って答えたんだよ。w」
(長文スマソ続きます。)

548 :本当にあった怖い名無し :2006/01/10(火) 14:36:55 ID:6M29f9TdO
(つづき)
アイツの級友はまだ話を続けます。
「でさ、学校に一泊する行事があったんだけど、アイツに遅刻したんだよ、
丸一日も!一泊終わった次の日の朝にリュック背負って学校来たんだよ!w
皆で爆笑したんだけどさ、実は裏では大騒ぎだったらしくて。アイツちゃんと前日の朝家出てたらしいんだよ、で学校来ないから父兄も教師も失踪かも、てかなり探してたらしいんだわ。」
その話を後日アイツにしたところ、アイツは真剣な顔で僕に言ったんです。
「頭がおかしいとは思わないでね、でも空に行ったんだ。夢かもしれないけど。
学校宿泊だってちゃんと朝家を出た、道をいつも通り歩いて行った。でも着いたら次の日だったんだ。
小さい時から親からもおかしいって言われ続けてきた。」
そう言って窓を開けると証拠を見せると言って口笛を吹いた。
「こうすると返事が来るんだ。」
するとどこからともなく電子音のようなものが聴こえてきて口笛と合わさり、
その数は増えつづけ大合奏のメロディとなったのです。
その日を最後にアイツは消息を絶ちました、アパートも引き払って、実家は空家になっておりました。
そしてあの大合奏を近所の誰も聴こえなかったというのです。
(了。長文失礼)

大事な神さん

525 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/10(火) 00:55:55 ID:RUvjkLBT0
じいちゃんの昔話をします。
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが 17歳の頃までだから私は話でしか
知らないのだけど結構面白い話を聞けた。
田舎なのもあるけどじいちゃんが小学生の頃は幽霊は勿論、神様とか妖怪やら
祟りなど非科学的な物が当たり前に信じられていた時代でそう言った物を質屋
に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。
どういった基準で値段をつけていたのかは分らないが、じいちゃん曰く「おやじ
には霊感があったからそう言う神がかった物は見分ける事ができたんだ」と言
っていた。
一番印象に残った話を書きます。
喜一じいちゃんが小学生の頃の話。壷や皿、人形に石…蔵は薄暗く物がとにかく
多い、子供心をくすぐられおやじに怒られるのを承知で喜一はよく遊んでいた。
中でも喜一が興味をもったのは竹で作られた笛、作りは荒くて誰かの手作りの
ようだった。
笛何て吹けないのにどんな音が出るのやら?と喜一が吹いてみると「ぴょろろ~」
と音が出た!ただ音が出るだけじゃ無くちゃんと音楽になっていた!音を変える
穴がある笛では無く、只の竹筒の笛なのに空気を吹込むだけで音楽が鳴り出し聞
いた事も無い音が蔵中に響いた。

526 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/10(火) 00:56:59 ID:RUvjkLBT0
つづき
不思議だなぁと思い笛を覗き込むと竹笛の中には綿が詰められていた…
「綿が詰まっているのに音が出るなんて…??」不思議に思った喜一は綿を抜い
て覗いて見たが、只の竹笛である事に変わりは無かった。もう一度吹いて見ると
ニョロっと白い物が出て来た!?よく見るとうどん程の蛇が出て来たのだ。
蛇は笛から飛び出るとサササっと逃げて行ってしまった。
何が起ったのかよく解らず、ボーっとしていると蔵の扉が開いた。
扉の向こうには鬼の形相をしたおやじが立っていた…案の定こっぴどく叱られ、
蔵での出来事を話すと「笛の音がしたからまさかと思ったら…あぁ~これじゃ
商品になりゃしねぇ」と愚痴るとおやじが喜一に笛をポイっと投げ渡した。
「もう一度吹いてみろ」と言われ恐る恐る吹くと音が出ない…何度強く吹いても
優しく吹いても空気が吹出る音しかしなかった「いいか、お前が逃がしちまった
物は大事な神さんだったんだよ!これに懲りたら二度と蔵の物に手ぇ出すな!!」
と怒られたのでした。
しかしこの話を聞いた後もじいちゃんから蔵の商品の話をいくつも聞いたので、
じいちゃんはきっと懲りて無かったんだなぁ…
もう亡くなっちゃったけどちん毛を金髪にしたり、味噌汁用の乾燥ワカメをおや
つに食べてワカメが胃の中で膨らみ黒いゲロを吐いたり…愉快な人だった。

幼馴染の女子

517 :本当にあった怖い名無し :2006/01/09(月) 22:19:34 ID:86f3iCxa0
俺は、厨2から厨3まで、ちょっととある事で鬱病になってたんだよな
でその時、毎晩毎晩同じ悪夢にうなされてて、その時の話
その内容は、何にも無い真っ暗な空間を先の方に見える太陽みたいなのに向かって必死で走ってるんだけど
いっつも、すこし手前で足元が無くなって落っこちてそこで目が覚めるって感じだった
そんな夢を見だしてから1年くらい経って、誰かに相談しなきゃいけないと思って
俺には幼稚園からの幼馴染の女子がいるんだけど、そいつに相談したんだよ
色々聞いてもらって、帰り際に
「夢の事だけど、私が○○(俺)の手を掴んであげるよw」とか何とか言われて
その時は、気を紛らわす為の冗談で言ったんだろうとおもって、深く考えなかった
んで、その日の夜もまたいつもの夢を見たんだけど
そしたら、落ちた瞬間、誰かにすげぇ勢いで引き上げられて
まさかと思ってその人の顔見たら、その幼馴染で
腕に俺の爪でケガしてたけど、笑って「約束したよね?w」なんて言われて、唖然としてたら、そこで目が覚めた
それだけなら、たまたま夢でそういう展開になっただけで済ませるんだけど
次の日、俺の手に血が結構沢山付いてたし(身体に傷は見当たらないのに・・・)
その娘と学校で会って話してたら、夢で見たのと同じ所に全く同じ形の引っかき傷があったんだよ・・・(どう見ても人の爪痕が4本)
しかも、その日からその悪夢見なくなったし、その後2ヶ月くらいで鬱病もほとんど回復して薬飲まなくても良くなったんだよな
1週間後くらいに夢での事を話しても「そうwよかったねぇ~w」としか言わない(・ω・`)(傷についてはスルー)
高2になった今も、その時の事をたまに聞くんだけど、今だに笑って誤魔化されるばっかりorz
元々変わった奴なんだけど、まさか変な能力があるのかなぁ・・・
本当に謎すぎる・・・すげぇ感謝してるんだけどね
男友達に話しても、「それなんてエロゲ?」って言われて茶化されるし・・・すっきりしない

会社の同僚

509 :本当にあった怖い名無し :2006/01/09(月) 20:35:31 ID:gqvinURw0
会社の同僚の話を一つ、、、1/2
去年の夏頃の話だが、自分の家の近くに住んでいる会社の同僚Aと出勤時バスの中で合った。
普段Aはバイクで出勤するのだが、その日は雨が降っていたので、バスと電車を乗り継いで
出勤したらしい。そして会社についたら嘘のように晴れていたのを覚えている。
会社についたらAが担当していた取引先がつぶれたという話で持ちきりになっており、
Aも急がしそうに電話したり、次々訪れるクライアントの接客で忙殺されていた。
結局、上司が気を利かせて取ってくれた寿司とニセユンケルで昼飯を取ったのは
五時近くだったと思う。その頃にはAもへとへとになっており、端から見ても気の毒だと思った。
最終的に会社を後にしたのは十一時になった。自分とAと先輩数人で裏口の警備員室前で
散開となった。

510 :本当にあった怖い名無し :2006/01/09(月) 20:37:31 ID:gqvinURw0
自分と先輩は地下鉄の方へ、Aは駐輪場の方へよたよたと向かっていった。地下鉄前の横断歩道で
信号待ちをしていると、Aのセンスの無いフォルツァが前を横切り国道へ向かっていった。
自分はそのまま先輩と地下鉄に乗り、先輩が持っていた傘を見て、また傘を会社に忘れてきたことを
思い出した。そして気付いた。Aはいつバイクを取りに家に戻ったのか?
確かにAはクライアントの工場に事情を説明しにいって2時間ぐらい会社から離れた事が
あったが、工場は全く逆方向だし、営業車に社長も同乗していたので、どこかに逃げることも
できなかったはずである。
後日Aにその事を訪ねたが、Aはどうやって家に帰ったのか覚えていないという。
うまく書けた?

黒い固まりに食われた

504 :本当にあった怖い名無し :2006/01/09(月) 16:51:41 ID:YBXBCpi1O
小学校の時
クラスメイトが
トイレで
黒い固まりに食われた
これで良い?

508 :本当にあった怖い名無し :2006/01/09(月) 19:53:03 ID:YBXBCpi1O
>>506
食われたと言っても死んだ訳じゃなくて生気吸われたっつーか。
当時男子トイレに「もじゃもじゃさん」が出た。
放課後男子トイレに入って個室全ての水を流しながら二人で屈んで向かいあい呪文を唱える。
自分も友達が食われた時しかみてないが、天井まで黒い毛糸みたいなデカい固まりが奥にドスンって落ちてきて
友達の頭から胸までその毛糸の中に入った。
すぐ消えたけど友達は腰抜かして、「赤いボコボコが沢山見えた」と言い、翌日から熱出して5日休んだ。

呪文はすんごい長くて紙に書いてあった。
今思えば何か英文っぽかった気がする。

「やっと見つけた」

495 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/09(月) 13:01:56 ID:jh2Nvw/v0
814 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2006/01/09(月) 05:24:57 ID:S04z4ifk0
もう10年以上前なんですけどね、俺が中学校の頃。
その頃しょっちゅう同じ夢を見てまして。左右田んぼの田舎なすっげー長い道を
ひとりで歩いてるんですよ。すると、向こうから和服の女の人が小さな男の子の手
をひいて歩いてくる。んで、その人とすれ違って少し歩くと目が覚める。
まあ不気味っつーよりも意味不明な夢で、当然女の人にも男の子にも見覚えな
んかないんですけどね。
んで、その夢の話を友達にしたのね。こんな夢見るんだ-と。そしたら、そいつが
「俺も同じ夢を見る」ってーの。意味不明度急上昇っすよ。なんで? なんで同じ夢?
そいつとは中学に入ってからの知り合いだし、魂の兄弟とでもいうわけ?
まあそんで、そいつが「次に同じ夢を見たら俺、女の人に話しかけてみる」っていうのね。
面白そうだから俺も「やってみやってみ」なんて気楽に言ってたんだけどさ。
そしたらその夜、丁度その夢をみたのよ。あー、あいつ女の人に声かけるんだなー、
なんて思いながら、俺、いつもどおり女の人とすれ違ったのね。
そしたらいつも無言で通り過ぎるのに、そのときに限って、女の人が「やっと見つけた」って呟いたの。
その瞬間に、背中がぞわっとしたね。「あ、やばい、なんか知らんけどやっちまった!」って思った。
んで目が覚めて、もー友達のことが心配で、でもそいつの家の電話番号も知らんし、すげードキドキ
しながら学校いったら、まあ、よくある話で……失踪しちゃってました。
聞いた話、なんか夜中にばたばた家を出て行ったらしい。
もちろん家出ってことでうやむやになったんだけど、それから5年して、ひょこりそいつが家に帰って
きたんですよ。なんか、女の人と男の子と田舎の一軒家で面白おかしく遊んで暮らしてたらしいです。
んで、ふと気がついたら、家の近くの公園にいたって。
まあ神隠しってやつなんでしょうが。とりあえずそいつは今も元気で、きちんと働いてます。空白の5
年間は謎のままですが。
ちなみに、俺はそいつが疾走してからあの夢は見なくなりました。女の人と男の子が誰なのかも分か
らずじまいです。なんかもやもや~って感じですまん。

同級生

488 :本当にあった怖い名無し [sage] :2006/01/09(月) 01:58:37 ID:GQ7Nbk260
ずっと前に、小学生の同窓会で皆で集まって
その同級生だった人と昔の話で盛り上がってる時、
一人の同級生がある同級生の子の話を切り出したんだ。
(その子は同窓会に来ませんでしたが)
でもその話が上がった時、誰もその子の事を覚えて無かったんだよ。
仕舞いにはそんな子自体いなかったってな話になってるんだけど、
その話を切り出した本人は絶対いた、お前とも遊んだ事もある!…って引かないのよ。
かくいう自分も覚えてなくて、そんな子いなかったってその時は否定したんだ。
んでその話題が平行線のまま進展も無くて盛り上がりも冷めたんで
とりあえずそこでその話題はお開きになって同窓会も終わったんだけど、
後々その子の事が何か気になったんで
少し昔の写真とかアルバム探してみたんだ。
でも見つけた写真とか見てもそんな子いなくてさ、やっぱり気のせいだと思ったんだけど、
その時なんかしらんけど自分がその知らなかった子と遊んでた事を少し思い出したんだ。
でも自分その子の事やっぱあまり思い出せなくてさ、
その覚えてた人に連絡とって一緒に調べたんだけど、
結局の子の素性が分からなかったんだ。
んであんまり怖くなったんで、その事を自分はそのまま放置する事にした。
ちなみに覚えてた同級生の子はまだ探してたりするんだけど連絡はまだこないんだよね。

ここ見つけた時、少しこの事が気になったんで書いてみた。

刺された

463 :本当にあった怖い名無し :2006/01/08(日) 03:25:57 ID:gjDpz8IhO
幼稚園の頃の記憶だが、今考えてもおかしいのでカキコ。
母親が働きに出ていた家庭だったので幼稚園年長組になってからは、
家も近かったのでよく一人で帰っていた。
多分夏辺りだったけど幼稚園と家の間にあるドラえもんに出てくる様な空き地で、
虫捕まえて遊んでいたら近所であまり近付くなと言われていた「変なおじさん」が来た。
逃げたいと思ったが、子供心に幼稚園で人に会ったら挨拶しましょうという事を習ったばっかりだったので、挨拶しようとした。
するとおじさんはいきなり怒鳴りだし、何かを聞いてきたが何を言っているのかわからず泣きそうになったら
おじさんがいきなり腰に着けていたウエストポーチから包丁を出して来て俺を刺した(感覚的に3回)。
グエーって感じの声(つーか音)が自然と出て息継ぎの出来ない咳が出て、
視界がブクブクした泡みたいなのになって倒れたのを覚えてる(血も見えた)。
気付いたら家だったんだが、母親曰くパートから帰ってきても俺が居なくて慌てて探したら
空き地の廃材板の裏側(かなり積み上がっていて前から見えない)に寝てたらしい。無傷で。

もちろん廃材板の所に行った覚えは無いし、おじさんの事話したけど相手にされなかった。
でもその後おじさんに会った時におじさんが漫画みたいに硬直して逃げ出していた。

何で俺生きてんだろ(´・ω・`)?

470 :本当にあった怖い名無し :2006/01/08(日) 05:46:05 ID:gjDpz8IhO
皮膚表面に目立った傷は無いが、前あばら骨折して病院に行った時に
以前に開腹手術したり腹切った事ないかしつこく聞かれた事はあった(´・ω・`)
腹を怪我したのはその変な記憶しかない訳だが、筋肉に傷でもあったんだろうか?

仲直り

371 :shotacom[adress] :2006/01/05(木) 23:53:15 ID:5Kdfu4QQ0
小6の時一番仲の良かった子が転校することを自分に隠してた事でケンカしてしまって、結局仲直り出来ずに友達が転校してしまって。
その夜、仲直りしなかったことを後悔しながら寝ました。
次の日起きたら、昨日のままで、思わずその友達の家に行ったら、間に合わなくて。
それが3日続いて、4日目に思わず泣いてたら、父親が起きてきて、信用してもらえないの承知で話したら、すぐに車で送ってくれて、ちょうど間に合って、友達に謝って仲直りすることができました!
その日安心して寝て、起きたら、ちゃんと明日になってました!

影みたいな感じで

319 :本当にあった怖い名無し :2006/01/02(月) 12:32:42 ID:x7BcotFCO
自宅に私のドッペルゲンガーがいるらしい…父親が何回か見てるらしいし(゚_゚)なんか影みたいな感じで色はハッキリとはわからないんだって!けど何でか知らないけど私だって分かるんだって!

322 :本当にあった怖い名無し :2006/01/02(月) 13:16:43 ID:x7BcotFCO
>>320
ちなみに今も実家住みなんです(^^ゞ私が自分の部屋にいるのにトイレ入ってくのを見たとか、逆に家にいないとき私が自分の部屋に入ってくのを見たとか(・・;)ってゆうのを父親から聞きました!

包装

318 :本当にあった怖い名無し :2006/01/02(月) 11:14:37 ID:x1q+afaS0
去年の大晦日、つまり一昨日の話なんだが
おれは1年ぶりに部屋の大掃除をした。
去年1年は仕事が猛烈に忙しくて掃除する暇もなかった。
その忙しさの中、10月ごろにおれは名刺入れをなくしてしまった。
うわやべえなあ。。。その辺に落としていたらどうしよう。と思いながらも、
忙しさに負けてその事は放置していた。新しい名刺入れも買った。
ところがその名刺入れが掃除中に見つかった。
部屋の隅のほうに落ちていた。
おおよかったーと思ったんだが、何か変だ。
なぜか買いたての新品のように、ビニールに包装されている。
革製品なので新品ならすぐにわかるが、そうではなかった。傷もついている。
破いて中身をみたら俺の名刺が2枚入っていた。
だれだよ包装したの。。。でも一応ありがとう。