- 670 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/31(日) 16:11:15 ID:Tky/PfCjO
- 小さいころ、うちの婆さんの家のタンスに入ると変な町に行けた。
つるさってる服の奥にどんどん進んでくと、(奥に進めたことがまずおかしいわけだが)
デパートの洋服売り場みたいな場所に出た。また商品の服の中に入ると婆さんのタンスに帰れた。
そこは普通っぽいデパートなんだけど、商品に値札がひとつもついてない。
勝手に持っていってもいいことになってて、俺はいつも食品売り場で菓子を食ってた。
やたら綺麗な色の、見たこともない菓子ばかりで、どれもすごく美味い。
お土産として持ち帰ろうとしても、いつもいつのまにかポケットから消えてしまう。
そのデパートの外観は109っぽい感じだったと思う。
(初めて109を見たときに「あのデパートに似てる」って感じた)
隣には映画館があって、ここでも無料で映画を見られる。
いつもアニメ映画をやってた。昔話調の話が多かった。
聞いたこともない面白い昔話ばっかりだったのに、内容はひとつも覚えてない。
その町にはいろんな店があったんだけど、店員らしい人がひとりもいなかった。
いるのは通行人か買い物客だけ。みんな、なんとなくフワフワした雰囲気。
大人のひとほど上の空な感じだった。その町で仲良くなった子供もいた。
その町の地名は「なんとか県◎◎」
県名は忘れた。日本語っぽい音だったが、現実に存在する47都道府県のどれとも違う。
◎◎は確か「マ」から始まる4文字の言葉。マしか覚えてない。
婆さんの家が改築されてから、もうあそこには行けなくなった。
同じところに行ったことあるやつ、いないか?
あそこで仲良くなった子たち、みんな違う県から来たって言ってたんだ。
入り口もタンスだけじゃなくて、いろいろあったらしいが。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。
婆さんの家のタンス
知らないおじいさんとおばあさん
- 659 :ニコニコ仮面 :2008/08/31(日) 07:49:08 ID:JGCHl6580
- 全然怖くもない話しだけど聞いてください。
小学3年の春に近所の子3人と自転車でレースしてて、俺が急カーブを曲がり
切れずにこけて胸を強く打ってしまい、息が出来なくて声が出ないんだけど
「助けて」と友達の方を見たら、友達3人と知らないおじいさんとおばあさんが
立ってて、友達は「やべー死んじゃう」「オレしらない」「逃げよー」とか言って
俺から離れていくし、知らない大人2人は、「まだこっちに来たらアカンよ!」
て言ってて、全員介抱してくれなかった
そうしている3~40秒くらいで息が吸えるようになって「待って~な! 死んでないよ」と
みんなの所に歩いて行ったら、大人2人が口論してて おじいさんが「おまえがよく見てへんから悪いんだ」
おばあさんが「おじいさんそんなこと言っても~」てな感じで話してるのを
観察してたんだけど、友達が「どこ見とるんや!」と俺に声をかけて来た時
おばあさんがおじいさんの体に手をかけて「おじいさん私たち見られてますよ!」て言いなった
おれが友達に「この大人の人どこの人かな~と思って見てたんだ」と言うと
友達2人は「そんな人どこにもおれへん」て言うからもう一度見たら
本当に誰もいないんだな~ だけどもう1人の友達は「なんか知らない人がいたよ!」って言ってくれた
それで2:2で見た:見てないでケンカになりそうなので、仲間内ではこの話はふれないことにした。
まだこの話しには続きがあるのですがまた機会があればします。
長文スミマセンでした。 - 663 :ニコニコ仮面 :2008/08/31(日) 10:00:23 ID:JGCHl6580
- すみません 659の続きです
胸が痛いし家に帰ったら、母が丁度玄関からあわてて出てきたところで
俺の顔を見るなり「あ~良かった もう心配させて!」と言って俺を家に引き入れ
仏壇の前で拝んでいる祖母の所に座らさせて、拝まさせられた。
俺は胸が痛いのになんでこんな事させられるのか、判らないので親に聞いたら
俺が事故した時に家では、うたた寝していた祖母の夢枕に曽祖父母が立って
俺が危険な状態にあるから助けに行くよう告げたらしい、それで祖母が母に
すぐ俺を捜しに行くよう指示して、祖母は仏壇に向かって一心不乱に祈ってたらしい。
それで母はどこに探しに行けばいいか わからないけど家を出る所だったらしい。
俺も母に消えた人の見た感じや服装などを話したら、母は「ああ~祖父祖母は昔はそんな服をよく好んで着てた」
と言ってました。それで俺は昼間にあんなはっきり幽霊って見えるのだろか?
虫の知らせってあるのかな~って思ってます。
叔母の夢
- 608 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/28(木) 23:20:31 ID:rllvCNJn0
- あんまり不思議体験したことないから、霊感が強いとかいう人の話も又聞きだから大して信憑性を感じなかったんだけど
叔母が、一応霊感が強いという噂だったので、直に話を聞いてちょっと怖くなった。
叔母の息子夫婦、俺から見れば従兄なんだけど、
結婚して6、7年ずっと子供ができなくて悩んでいた。
で、ある日、叔母が夢を見た。
三途の川みたいなところにいて、向こうから7年ほど前に亡くなった祖母(叔母から見れば母)が
ジャブジャブと歩いてきた。
見ると、両脇に二人の赤子を抱いていた。
叔母が「ちょっとばあちゃん(母だけど)、何やってんの」と声をかけたら
祖母がその二人の赤子を川に落としてしまった。
あわてて叔母がその二人の赤子を拾い上げた。
…というような夢を見たらしい。
翌日、気になって従兄(叔母から見れば息子)に電話をかけたら、
奥さんがちょうど妊娠の検査をうけていたらしい。
そのときは、まだ結果がわからなかったのだが、翌日に双子を妊娠しているのがわかった。
うれしい話だけど、不思議体験とは縁遠いので、身近な人からそういう話を聞くとぞっとする。
香水の匂いと女の子
- 565 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/27(水) 17:55:08 ID:hDkhLAN/0
- 父が昔社長してたが、俺が高2のときに潰れて一気にド貧乏に転落。
「学費分は寄せてあるから心配するな」とは言われてたんだけど、
たいした額じゃないってことがわかって、専門に進んだ。
早く社会に出て家計を助けてやろうという考えがあったもんで。
上京してからの住まいは、半分物置と化しているようなところ。
大家が空き部屋に産業廃棄物みたいなものを溜め込んでいたので
俺以外に住んでいる人はいなかった。
ただ安いからというだけで、そこに住むことにした。まるで小屋。
不動産屋も同情して、礼金はいらないと言ってくれた。
バイトも一生懸命やってた。バイト先でいわゆるチャラ男がいた。
チャラ男とあと2人に、バイト帰りに誘われて飲みに行ったとき、
チャラ男が「俺、実は恵子ちゃんとつきあってんだ」と言い出した。
恵子ちゃんってのは同じバイトの子で、その時に俺が惚れていた子。
真面目で純情な感じでルックスはまあまあ。菅野美穂っぽかった。
金貯めて引っ越したら、告白しようと考えていた子だった。
チャラ男の話によると、先月に社員の送別会があって、
その帰りに方向が一緒だったチャラ男と恵子ちゃんが
同じタクシーに乗った際に、「うちでコーヒーでも飲みませんか」
ということで恵子ちゃん宅へ招かれて、そのままセックル。
みんなで驚いていたらチャラ男が調子に乗ってペラペラ話し出して
ヤルとどんな感じになるとか、フェラがうまいとかゲスな話満載。
俺は目の前が一瞬真っ暗、頭の中は真っ白。血圧下がるし。
平静を装っていたけどもゲス話で想像しちゃって吐き気を催して退席。 - 566 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/27(水) 17:56:24 ID:hDkhLAN/0
- 真っ白人間の状態で自宅の最寄り駅着いてから、
「ああ、あんな小屋に帰りたくねえなあ」なんて思って
気晴らしにふらふら散歩してた。でも気なんか晴れない。
普段来ないようなところまで歩いてきてしまって、
とりあえず自販機で缶ビール数本買って、こども公園で座った。
そんなときって何かのせいにしないとやってられないもんで、
「あーオヤジが会社倒産しなきゃまともな生活してたのに」とか
そんなことばっか考えてヤケ酒してた(たかがビールですが)。
「普通の学生は楽しそうなのに、なんで俺は小屋みたいなとこ住んで
バイトたくさんして貯金してんだろ、楽しくねえよ」とか
いろいろ一人で愚痴ってたらなんだか悲しくなってきて、
いつのまにか嗚咽を押し殺すので精一杯だった。
そのときに子どもの声で「泣いてるの」と聞こえ、声の方向を見た。
ベンチの斜め後ろの木のあたり(だったと思う)に
5歳くらいの女の子が立ってた。「どうしたの?」って言うの。
そんで俺びっくりして泣きやんで、「一人でいるの?」って聞いた。
女の子、しばらくして、「泣かないで、だいじょぶだよ」って。
それだけ言って、暗闇にすーっと消えていった。正直、怖くなった。
ただ「すぐ近所の子か」と思って追いかけることはしなかった。
そのへんの地域知らないし。江戸川区の下町だし。
その直後、むわーんと香水みたいないい匂いがした。
俺の周囲に誰もいないようなので、なんだこれ?と思ったんだけど。
それどころじゃなくて必死にクンクンした。癒された。
匂いって自分のツボがあるんだけど、ドンぴしゃで、気分がよかった。
匂いがなくなってから正気に戻った。何してんだろ俺、って。
やらなきゃいけない学校の課題とかを思い出して、すぐ帰宅した。 - 567 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/27(水) 17:58:01 ID:hDkhLAN/0
- それからバイト先では、恵子ちゃんがやめてしまった。
チャラ男が「つきあってるのしゃべっちゃった」と言ったら即。
そのへんの事情は聞いてないけど、恵子ちゃんも察したかと。
俺は無事に学校を出て、就職をして結婚もした。娘も生まれた。
ついこの間。盆休みの帰省前に幼稚園の娘と嫁さんと横浜へ行った。
嫁さんと横浜に来たのが結婚前以来のことだったので、
普段は淡々としてる夫婦の時間が戻ったような気がした。
なんとなく嬉しくなってしまい、1泊することにした。
先にチェックインだけして、またいろいろとうろつくことにした。
夕方、公園で小休憩してアイス食べてたとき。
風が強くて目にほこりが入ったからゴシゴシやってた。
そしたら娘が「お父さん泣いてるの」って心配して声かけてきた。
「目にほこり入っちゃったんだよ」って俺が言うと、
「泣かないで、だいじょぶだよ」と言ってテケテケとかけていった。
俺、「なんだっけこれ、この感覚。不思議な感じ」と思って
それからしばらく考えてたんだけど、ホテルに戻る直前で
「ああああキタこれ。あのときの子どもじゃねえか」と。
顔覚えてないけど、ほぼ同じシチュエーションだった。
その不思議を説明するのもめんどくさいから、嫁さんが
ホテルの食事に行くので着替えてる間に1人でほくそえんでた。
娘のことがいつもよりも可愛く思えて、激しくかまってた。
2人でキャッキャして遊んでたら、準備が終わった嫁さんが
「2人で楽しそうじゃないのー」と出てきた。 - 568 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/27(水) 17:59:46 ID:hDkhLAN/0
- そしたら、香水の匂いがむわーんと。
「おまえ香水つけてんの?普段つけてないだろ?何の香水?」と聞いたら、
「さっき私、雑貨屋で買ってたの見てなかったの?
お父さん、○ちゃんのことばっか見てるんだよねー」と娘に言った。
さっきのこともあって、すぐに「あのときの匂い?」と思った。
それで俺は完全にテンションが上がってしまったんだけど、
やっぱり説明するのもめんどくさいし、嫁さんオカルト嫌いだし。
お化け屋敷すら入れない人なので、食事の席では話さなかった。
ただいつもより嫁さんと娘が新鮮に見えたのだけは確かだった。
その翌日、うちの実家に帰省したときに、酔っぱらった勢いで
そのことを話したんだけど。何のことやら理解してなかった。
うっかり誘導尋問にはまり、「菅野美穂に似てた」というのだけは
やたらとケチをつけられた。俺のかつてのアイドルなんだが。
15年越しの出来事なんだけど、単に思い過ごしかもしれないけど、
自分に都合よく思っててもいいよな、これ。
ずらずらっと書いたので誤字脱字あったらごめん。
会いに来てくれた
- 548 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/27(水) 12:05:21 ID:1mzm7f2l0
- 家内の祖母が亡くなった時の事だ
当時俺はその祖母に結構気に入られてて、
俺も会いに行くと楽しかったから
亡くなる前までよくお見舞いなんかに行ってた
かなり容態が悪くなって来たという頃
俺も用事が多くすぐにお見舞いに行けなかった
そうこうしてるある日の午後
家で椅子に腰掛けてると急にマンションがグラグラ
揺れたような感じがした
俺は「地震か」と思った
すると直後にベランダの方から順番にドアが
バタン バタン バタン バタン って開いて
最後に俺の部屋のドアが開いて止まった
元々半開きのドアだから気にも留めなかった
そのあとはTVつけて見ていた
家内が帰って来たんで「今さっき地震有ったよ」って言ったが
「近所に寄ってたけど、そんなの無かった」と言われた
TVニュース見ても何の報道もないし
「????ヨクワカンネ」だった
ところが晩になって家内の実家から電話掛があって
家内の祖母が午後に亡くなったって連絡してきた
その時初めて鳥肌立った
あれ家内の祖母さんだったんだろうか。。。
俺に会いに来てくれたんだと今でも思っている
起きたらA県の公園
- 519 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/26(火) 17:57:56 ID:TdHY3AJ10
- 4年前、わけあって風俗の仕事をしてた。
最初は転職期間中の限定バイト予定だったんだけど
いろいろコワモテの方々に気に入られてしまい、やめられず。
入って3ヶ月で、20-5時の夜番の長になってた。
場所は言えないんだけど、都心からやや離れた普通のビルで、
モグリでこっそりと営業してたんです。後でばれたみたいだけど。
その日もいつも通り朝方に営業が終わって、嬢に給与を渡してた。
それは1人1人、各部屋に内線をしてフロントに呼んで渡すんだけど、
そのときにMちゃんというNo.1嬢が「昼過ぎまで寝てていいですか」
と聞いてきたので、シフト表を見て(部屋使用予定がわかる)OKした。
その日の給与を渡す嬢の最後がMちゃんだったので
そのまま2人で缶ビール飲みながらしばらく話してたらいつのまにかもう7時。
Mちゃんは「じゃあ私寝ますね」と部屋に戻った。
俺は(明けて)その日は休みだったので、
近場で映画でも見て帰ろうかなと思って、着替えてフロントでテレビ見てた。
そしたら店に電話が来た。まだ9時半だったので、いったい誰だろうと。
営業は正午からなので、昼番がまだ来てないから俺が出た。
出たらMちゃんで、「私、今、A県にいるみたいなんですけど」と。
俺は一瞬でわけわからなくなってしまったんだけど、
どうやら部屋にいたはずのMちゃんがA県にいるらしい。
Mちゃんの寝てるはずの部屋を見たら、カバンだけがあった。 - 520 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/26(火) 17:59:14 ID:TdHY3AJ10
- Mちゃん、起きたらどっかの公園にいて、もちろんパニック。
服装が短パンとノーブラTシャツで、寝たときのままの状態。もちろん裸足。
手渡しの給与を財布に移さず、ポケットに入れたまま寝たので、
現金5万弱だけはもっていた。携帯はなし。ということだった。
とりあえず急いでコンビニでまともそうなTシャツとサンダルを購入。
格好が格好だったので聞けず、レシートで場所を確認すると、A県。
それから交番に行こうと思ったそうなんだけど、
なにせモグリでやってたもんだから、行くに行けない。
(不法滞在者がのこのこ警察に顔出すようなもんです)
それで気づいたのが、店で毎月広告を出している風俗雑誌。
店の電話番号が載っていることを思い出して、またコンビニへ。
それから店に電話してきて、俺が出たという流れでした。
Mちゃんは、店で寝てて誰かに拉致されたと思ったらしいんだけど
店に電話したら俺が出て「さっきまで一緒にいたじゃん!」と言われて、
かなり「あばばばば」な状態になって、電話の向こうで泣き出した。
※ちなみに、店はビルの5階にあり、入り口は1つ。フロント横。
誰かが通ったなら俺は必ず見てるはずだし、鉄板扉のでかい音がする。
しかも鍵はちゃんと中からかけたままの状態だった。
Mちゃんは携帯をもってないため、こちらからは連絡が取れない。
だからネット見ながら電話を待って、2度ほどやりとりをして、
時間と場所を決めて待っててもらうことにした。
それで俺はネットで飛行機の時間を調べて、店を出た。 - 521 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/26(火) 18:00:39 ID:TdHY3AJ10
- 最初は「No.1のMちゃんに何かあったら俺の身がやばい」
とか考えて、かなりテンパってたんだけど。
飛行機乗ってたらふと、「壮大なイタズラかこれ?」と思った。
ほんとは店内のどこかに隠れているんじゃねーのか?と。
でももう乗っちゃったし、もし本当ならと覚悟した。
夕方前に約束の場所にタクシーで着いた。Mちゃん、ちゃんといました。
女はたくましいもので、俺が迎えに行くと言ったら、
持ち金でちゃんと服買ってきて着替えて、サングラス姿で待ってた。
ただ、本当に不安から解放された様子はすぐにわかった。
人のいるところでは言えない内容なため、戻ってかららゆっくり話すことにした。
Mちゃんは高校生のときにもそういうことがあったそうで、
「でもそのときは酔っぱらってたから自分で動いたかもしれません」とか。
俺もほんと、狐につままれたみたいでした。東京戻って、ぐったり。
Mちゃんはさすがに怖かったようで、その日からバックレちゃって、
俺も「おまえの管理が悪いから」と言われるのがイヤで、上には内緒にした。
俺もMちゃんがやめてからすぐに無理言ってやめました。
それから調べてみたんだけど。その時間帯に短時間で
都心→A県まで移動するというのはどう考えても無理みたい。
風俗店は不思議なことがよく起こるとは聞いてたけど、
さすがに意味不明すぎてなんとも。自家用ジェットでも使った
イタズラだと思ってるけど。でも一体誰がそこまで、とさらに疑問です。
公園の木
- 409 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/23(土) 22:22:11 ID:ZkJAr3fV0
- 小1くらいの頃、家のすぐ裏にある公園で友達とよく遊んだ。
公園だからたくさん木が生えてるんだけど、私たちはよくその木と話をしていた。
…信じてくれなくてもいいけど、ほんとに喋った記憶はあります。
喋った内容は「1+1は?」とか聞くと、「3」とか間違った答えが返ってくるん。
その公園はあんまり人気が無くて、木と話すときは人が公園の中にいないか毎回調べてからやってた。
ある日私が一人で公園にいたらある木から「根本に石置いて…」って聞こえて置いてあげたら
「ありがとう」って聞こえてきた。
声はどんな感じかあんまり記憶にないけど、ちょっと怖いというか、人間離れしてる感じ。
私たちが小2になる頃にはもう声は聞けなくなった。
やっぱこういうのって小さい時にしか体験できないのかな
緑色のバッグ
- 397 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/23(土) 02:04:38 ID:Z044/n2EO
- 今日会社で起きた、ちょっと釈然としない出来事。
取引先から新商品のバッグのサンプル(全て同型色違いで6個程度)が送られてきた。
箱は同僚Bの机の隣に置かれた。
まずは同僚のAがカッターで箱の封を開き、一番上にあった目立つ緑色のバッグを取り出した。それを見て『こんな色、どんな服と合わせるんだよ』と思ったのを覚えいる。
Aは全てのサンプルが伝票通りに到着している事を確認し、また箱にしまった。
数分後、写真撮影のために自分が箱を開けた。
あの目立つ緑色のサンプルが見当たらなかったので、Aに聞きに行った。
しかしAは「今回は地味な色のラインナップで、そんな緑なんて最初から存在しない。一番最初に箱から取り出した色は覚えていないが、確かに地味な色だった」と。
Bも「箱を開けた時に見てたが、緑色なんて無かった。そんな目立つ色、あったら気付く」と証言。
AとBが共謀して自分を騙しているのかと思い伝票を再び確認してみると、緑色なんて最初から納品されていない。取引先からのメールも確認してみたが、納品サンプル一覧の中に緑色はない。あの緑と間違いそうな明るい色もない。
自分の思い違いかと思った時、同僚Cが一言。
「あの明るい緑色のやつですよね?Aさんがサンプル確認しながら(自分)さんと話してた時に側に置いてありましたよ」と。
その後、「二人が見たんならあったのかもしれない!」と全員総出で探したが、結局あの緑色のバッグが見つかる事はなかった。
自分とCが見たあのバッグは、いったい何だったんだろう。 - 400 :397[sage] :2008/08/23(土) 11:19:15 ID:Z044/n2EO
- 6色って書いたけど5色だった。申し訳ない。
後だしで悪いが、補足。
サンプルはひとまとめに大きなダンボール箱(ごく普通の黄土色)に入っていた。
Aはバッグを緑→黄→レンガ→白→黒と一色ずつ取り出して、近くの机の上に重ねて置いていた。
取り出した順番をはっきり覚えているのは、
「これ、黄色ってより黄土色じゃないですか?」
「(緑はスルーかよ!と思いつつ)本当だ。地味ー」
「え、これレンガ?オレンジで登録していいかなぁ」
「全然オッケーでしょ」
「あと白と黒…あー、黒じゃなくて微妙に茶色い!ダークブラウン?」
「うわ、本当だ。こういう微妙な色は撮影めんどいなぁ…」
と、こんな会話を繰り広げていていたから。
Cは、Aが私にレンガ色のバッグを見せている所に通り掛かり、横の机に積んであった鮮やかな緑色のバッグを見たらしい。
しかし、伝票や取引先の納品リストには「白・黒・黄・レンガ」しか書いてない。
で、さっきちょっと取引先のカタログを確認してみたら、自分とCが見たあの緑色のバッグが載っていた。仕入担当に聞いたら、『派手すぎるので取り扱わない事にして、サンプルは取り寄せなかった』との事。
仲間外れにされた緑色のバッグの怨念…なわけないか。
意味不明な電話
- 390 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/22(金) 12:47:06 ID:tPGI7ggr0
- ある日、帰宅のバスに乗ってて窓から外を見ていると祖父を見かけたので、
無理に降ろしてもらった。家からはだいぶ離れた場所だった。
祖父は俺を見るなり「無事かあ、よかった……」と言って倒れ込んだ。
とりあえず近くのバス停(国道沿いで他に何もない)で座って話を聞いたら、
「小屋で作業(DIYの類)してたら電話かかってきたから出た。
おまえが涙声で、おじいちゃん、おじいちゃんと言って電話切れたんだよ。
だから誰かにさらわれたかと思って探しに来た」と言われた。
どうやら、2時間近くもうろうろと歩き続けたらしい。びっこ引いて。
俺は「それ悪戯電話か間違いだよ。脚悪いのにありがとう」と言った。
30分後に来るバスを2人で待っていると、1台の車が目の前で止まった。
降りてきたのは祖父宅の、近所の中年男性だった。焦りながら、
「山本さん(祖父)ここにいたのか。探したんだよ。
山本さんとこの小屋焼けたよ、火事。家はだいじょうぶだけど」と。
びっくりしてすぐに車に乗せてもらい、帰宅。家の周りには警察やら。
意味不明な電話の後、近所のDQN高校生数名が祖父宅の隣の空地で
バイクやら車をいじっていて、それで爆発が起きて小屋に引火したそうで。
突発的なことだったので、その電話がなかったら、
いつもびっこ引いてる祖父は危なかった。 - 391 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/22(金) 12:48:36 ID:tPGI7ggr0
- ごめん、冒頭の文章が抜けていた…
冒頭にはこれが来ます。無いとわけわからんね。
↓
大学の頃、通学時間の都合で祖父の家から通っていた。
脚の悪い祖父と二人暮らしだったが、問題なく暮らしていた。
顔がない!!!
- 383 :3-1 :2008/08/22(金) 02:39:27 ID:cfItFWC90
- あれは、今から17年ぐらい前の話
ある夜、友達3人と遊んでいて深夜2時頃
A県のT市にある山の頂上へ夜景見に行こうという話になり
3人で(男ばかり)車を走らせた
3時頃に山頂への道の入り口に着き山道を登り始めた
上っていくときその日はいつもと違っていた
いつもは走り屋達がこんな時間でも走っているのだが
今日は車1台もすれ違わない、後ろから迫ってくる車もなし
友達2人も「こんな日珍しいなぁ」と
そうこうしてるうち山頂の駐車場に着いた - 384 :3-2 :2008/08/22(金) 02:40:48 ID:cfItFWC90
- 駐車場もいつもと感じ違っていた
いつはカップルらしき車、走り屋の車で数十台いるのに
その日は2,3台だけ
なんかおかしいな・・・・・
と思っていると何か声が聞こえる
ふとお店があるほうを見ると4~5人の人が見えた
その人達をよく見るとなにか円になって踊っていた
しかもなにかぶつぶつ言いながら耳を澄ませると
その言葉は日本語でもなくしかも全然聞いたことない言葉
呪文みたいなことを発してた
そして口々に「もうちょっと近くによってみようか」
ということになり車を近づけた、近づいていくとそれは
格好から男女ということもわかったが近づいても言ってる
言葉はわからない・・・・
そして・・・・・ - 385 :3-3 :2008/08/22(金) 02:41:34 ID:cfItFWC90
- 車が近づけるぎりぎりの所まできたときその人達は
一斉にこちらを見たそしたら・・・・・・・・
そいつら顔がない!!!
顔というか目鼻口がないのっぺらぼうだった
お面を被っているように見えなかった
(被り物してても鼻のふくらみがあるはずなのにそれがなかった)
そこの場所は自販機が並び+水銀灯そして
車のヘッドライトがそいつらを照らしてるのに
顔の部分がやけにてかてか輝くだけだった
「ぎゃあああああああああああああああああああ」
「なんだあれ!!!」
とにかくすぐにでもその場を離れたきゃと思い
猛スピードで山を駆け下りた
今でもそれが何かわからず
不可解な出来事はこれがあとにも先にもこのことが1番
恐ろしかった 長文失礼しました
ご先祖様の力
- 378 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/21(木) 16:36:13 ID:V+Hcrj/W0
- 数年前、高校の頃からの友達が急な体調不良になった。
だるさ、頭痛(頭重)、などが慢性的にあるので
病院2カ所で精密検査を受けたが、全く異常なし。
しかし仕事も休みがちでとてもまずい状況だった。
お祓いを勧めても、そもそも無気力なために行動力がない。
だから「だるいだるい」と言うだけの日々だった。
友達の唯一の趣味が旅行だったので、気晴らしのつもりで
俺の車で小旅行へ連れて行ってやることにした。
某県の観光地へ行き、そのへんで1泊した。
友達、鬱ではないんだがやはり暗い。飲んでても暗い。まいった。
2日目、どっかドライブでも行くかということになった。
宿泊した場所から、俺の家系(武家)ルーツの地まで車で1時間ほど
だったことを思い出し(中学の頃、1度親に連れてきてもらった)、
せっかくだからとりあえずそこ行ってからグルっと回ろうか、と。
そのルーツの地は、大昔はご先祖様の城があり、今は一面畑。
付近に神社があるのでそこでお祓いできるかな?とも考えた。
着いたら、以前に来たときと同じく、誰もいない。
山の中の道をぐるーっと回っていると、友達が急に
「なんかすげえ落ち着かない。また頭痛い」と始まったため、
車を停めて土手で座った。友達、顔が真っ青で息が荒い。 - 379 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/21(木) 16:38:08 ID:V+Hcrj/W0
- これはやばいなと思っていると、急に咳をし出した。
どんどん咳がひどくなり、ゲボゲボ!オウエッツ!!なんてやってる。
嘔吐するときのように、身体もビクンビクンやってる。
俺は必死で背中をさすって、「だいじょうぶか」としかできない。
しばらく激しく咳き込んで、ゼーゼーやっていた。
ようやく落ち着いたら、涙目で「あああ、すっきりした」と笑った。
(正直なところ、グロいものを見たような感覚だった)
ほんとにだいじょうぶかと尋ねると、ケロっとしてる。
再び車に乗り、「おまえ喘息だっけ?」と聞くと、「いや違うよ」と。
友達、急に元気になり「なんかすげえ身体が軽いんだけど!」
とか言って、うざいくらいテンションが高くなった。
そんで、「神社はいいよ。なんかすっきりしてるし今」ということで、
そのままドライブして夜には地元へ帰った。
帰る途中、「これっておまえのご先祖様の力じゃね?」とか
あまりにもしつこいので、俺は適当に相づちをうっておいた。
それから友達はすっかり体調も精神面も戻った。
場所を調べたら、咳き込んだ場所は一帯に城があったところだそうで
「俺に憑いていた何かを出してくれたに違いない」と言い出し、
まるで武勇伝のごとくその話をするようになった。
まあ俺の20代ほど前までのご先祖様はそこに住んでいたから
何らかがあってもおかしくはないかと思うが、さすがに言い過ぎかと。
でもその一件で元気になってよかったと思う。
あのおっさん
- 359 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/20(水) 16:18:38 ID:/J+/o+AV0
- 小学5年のころ、隣のクラスに関西から転校生S君がきた。
あるとき昼休みに、体育館の片隅でS君がクラスの野球部数名に
小突かれたりしてイジメられているのを発見した。
俺は当時、身体が学年でいちばんでかく、空手もやっていたので
「おまえら何やってんだ、やめろばかやろー」みたく割って入った。
野球部の連中は「遊んでるだけだよ~邪魔すんなよ~」と言ったが
なんだか無性にムカついて、蹴りを食らわせてやった。
すると野球部の連中はS君を置いて逃げていった。
そんでS君とちょっとだけ会話をして、そのときは終わった。
数週間後、帰宅時にうちの近所でS君とばったり会った。
「こないだはありがとう。俺、転校してきてからとにかく
イジメられんねんけど、こないだ助けてくれたおかげで、
あれからはただ無視されるだけになってん。
俺としてはそっちのほうがええから、ほんま助かった。
うちのマンションすぐそこやから、寄ってってや」
みたいなことを言われて、マンションへ上げてもらった。
上がるとお母さんが、「あんた友達できたの、よかったわ~」
なんて喜んで、俺にいろいろ話しかけてきた。
結局それがきっかけでお互いの家を行き来するようになり、
よく遊ぶようになった。6年になっても変わらなかった。
釣りを教わったり、チャリで遠出したり、楽しかった。 - 360 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/20(水) 16:21:13 ID:/J+/o+AV0
- 6年の夏休み少し前に、S君から「また転校するんやけど」と言われた。
お父さんが金融の仕事してるんで転勤が多いらしい。
がっくりしたけど、夏休みに最後、また釣りに行くことに決めた。
釣りの日の数日前、S君が晩飯時に突然、我が家に来た。
「実は、釣りの日に離れることになってしまって、
だから挨拶に来たんよ。釣り行けなくてごめんな」と。
わざわざ、プレゼントまでもってきてくれた。
会うのはそれが最後になってしまった。
釣りはちゃんと準備してたから、当日は俺1人で遠出して行った。
でも1人でやっててもなんだかつまらなくて、
「今ごろ、新幹線乗ってるのか」なんて考えてた。
腹減ってきて持参のおにぎり食べてるときに
ふと気づくと、横におじさんがしゃがんでいる。
目が合うと、「ほんまありがとな」と言われた。ボソっと。
俺はもちろん、誰だこの人?と思って躊躇した。
次の瞬間に強い日差しがバーっと正面から来たので、
俺は手で顔を覆った。ふと目を戻すとおじさんはいなかった。
見渡してもおじさんはいなかった。誰もいなかった。
走ってそのへんを見たんだけど、俺しかいなかった。
家に帰ってそのことを話すと、父に
「1人で釣りなんか行くからだ。へんなヤツ多いんだよ最近」
とか言われて、1人釣り禁止になってしまった。
それまではS君としか釣りには行ってなかったので、
以降、釣りは一切やらなくなってしまった。
ただ、とても不思議な時間帯に感じたので(わずか数秒だけど)
そのおっさんの顔はちゃんと覚えていた。 - 361 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/20(水) 16:22:44 ID:/J+/o+AV0
- それから20年後。去年のこと。
某サイトで、会員制の同窓会サイトがあることを初めて知った。
登録して見てたら、S君が「1年ほどしかいなかったけど
僕のことを覚えている方いらっしゃいますか」
みたいな感じで堂々と掲載していた。驚いた。
それで俺からコンタクトを取ってみると、すんなり返信がきた。
お互いにとても喜び、たまにメールでやりとりするようになった。
S君、自分で会社を立ち上げ、頑張っているそうでなにより。
ある日、うちの地元のお祭りがあり、写真を撮った。
それをS君にメール添付で送ってあげた。
(俺は母と同行したもんで、祭りをバックで2人を撮った写真)
数日後、S君から返信が来た。写真添付あり。
妻子と、だいぶ禿げ上がったS君。相変わらず眼鏡。
文章には、「柴ちゃん(俺)はまだ若いね。うらやましい。
俺は遺伝が早くも来ました、若禿げです。驚きでしょ?
苦労も多いので、これからどんどん進行するでしょう」と。
俺は「いやー、キテるねー」なんて思って笑いながら見てたんだけど、
「あ!あのおっさんに似てる」と思った。あのおっさんも眼鏡だった。
それで何とも言えない気持ちなり、S君に当時のことをメールした。 - 362 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/20(水) 16:24:38 ID:/J+/o+AV0
- どういう返事が来るかと待っていたんだけど。ちゃんと来た。
「最後、釣りに行けなかったのは覚えてます。
あれからうちの父が出世して転勤がなくなったので、
あれが最後の転校だったから、ちゃんと覚えてる。
離れるときに新幹線の中で泣きっぱなしでした。
柴ちゃんが見たおっさんは、なんだろうね。
会社を立ち上げるときに著名な人に相談したんです。
霊視もできる人だそうで、起業支援者に誘われて行ってみたら、
『あなたのことを、あなたにそっくりなひいおじいさんが
日々守ってくれています。生まれたときからです。
だから墓参りなどはちゃんとしてあげてください』
みたいなことを言われたんだけど。そのひいじいさんかな?
柴ちゃんは俺のこと守ってくれたから感謝したのかもね。
ちなみに小さいころに風呂場でそれらしき人を
俺が見たことがあるらしく(俺は覚えてない)
うちで話題になったって聞いた」と。
そんなこんなで、俺が川で会ったのは
たぶんそのひいおじいさんかとは思うんだけど。
霊体は水がある付近でよく出るというのを聞くけど、
そういうことなんでしょうか。
キンピラ
- 338 :本当にあった怖い名無し :2008/08/19(火) 00:06:20 ID:SNKJgZcJ0
- 4ヶ月前、ちょっとした出来事で思い出した不思議な思い出を書きます。
ずっと小さい頃の幻覚だと思っていたので、人にしゃべった事はほとんどありませんでした。
ちょっと変な話ですが、私は至って普通ですし霊感とかない方だと思ってます。
小さい頃(4歳くらいから10歳くらいまで)、熱が出たり夜中に起きたりしたときに金色の魚が空中をゆっくり漂っているのをよく見かけました。
凄くグロテスクな魚(調べたらホウライエソって深海魚にそっくり)なんですが、長い帯状で金色に輝いていて凄く綺麗だったのを覚えています。
その魚は私の周りをゆっくり囲むように泳いでいくんですが、その魚が現れると周りの空気が変わるって言うか、重くなるような感覚があるんですね。
耳もちょっと詰まった感じになるというか。小さいときに見たからなのか、不思議と恐怖心は全然なくて。
私は何故かその魚の事をキンピラって呼んでましたww。呼んだ所で魚は反応しないんですけどww。
最後にキンピラを見たときの事。ボーっとしてその魚を眺めていたらいきなり口に入ってきて凄く焦りました。
しばらくしたら出てくるかもってじーっとしてたら、胃の中で暴れまくって。
しばらく暴れてる内に私の胃の中で気泡みたいなものに変わって、勢い良く体内を廻った後、体中の毛穴から散っていく感覚がしました。
でも、その後かなり気持ちが悪くなってしまい、吐いてしまいました(汚い話でごめんなさい)。
それからキンピラを見なくなりました。 - 339 :本当にあった怖い名無し :2008/08/19(火) 00:07:14 ID:SNKJgZcJ0
- 338の続きです。
大きくなってキンピラの事は幻だと思ってたし、長い間忘れていました。
4ヶ月前に友達の薦めでヒーリングに行った時の事。
私の周りの空気がずんっと重くなる感覚があり、そのとき初めてキンピラの事を思い出しました。
目は閉じていたので何も見えなかったんですが、気配はしました。ヒーリング後、ヒーラーの方から、
「あなたの周りを金色の帯状の気がゆっくりと浮遊しているのが見える。」って言われて初めて幻じゃないんだって思ってしまいました
(もちろん、ヒーラーの方にはキンピラの事を事前に話してません)。
ヒーラーの方もその金色の気が何なのか判らなかったみたいです(悪いものでは無いようですが)。
それから、キンピラは一度も見ていないし気配も感じないんですが、正体が判る方って居ますか?
話が長くなってすみません。
河川敷の森
- 312 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/17(日) 07:17:14 ID:JCgj+8Se0
- 大した話ではないんだけど、ふと思い出した。
小学6年生くらいの時、友達3、4人引き連れて
週2くらいのペースで近くの河川敷の鬱蒼とした森(かなりの規模)に
エロ本を探しに行っていた。
その日もいつもの如く放課後、現地へ向かったが友人の一人が
「今日は向こうを調査しよう」と言ったので
普段探索している方の対岸の森へ入っていった。
そして、探索を始めてかなりの時間が経過したが
目ぼしい物は発見できず、収穫と言えばビリビリのパンストを
一つ発見したのに留まり、一同激しく落胆していた。
奥に進むか迷っていたその時だった。
友人A「何か聞こない?」B「笛?」
確かに何やらリコーダーのような音色が聞こえた。
俺「歌ってね?」更に微かにではあるが笛のメロディに合わせて
女の人の歌声が聞こえる。凄く綺麗な声。
するとCが突如凄い速さで走り出した。C「女神だ!裸の女神だ!」
声の方へ!俺らは一気に色めきたった。こんな所に普通の人が居るわけがない。
不思議なことに声の主が間違いなく裸のお姉さんだと信じきっていた。
みんな全力で走った。そこにいけばお姉さんがいいことをしてくれる気がした。
明らかに声が近づいてくる。遠くに微かに明るい場所が見える。
俺「あれ?」突然歌声が聞こえなくなった。
そして、森の中だと言うのに約20メートルにわたって木が無く
何故か砂利が敷き詰められている円形の空間にたどり着いた。
一同呆然。C「あれを見ろ!」その空間の中心に雑誌とおぼしきものがある。
少年ジャンプだった。またもや声を失い、その後ジャンプをビリビリに破り
その場を立ち去った。帰路に向かう途中、友人Cは確かに女神のような姿が
いきなり頭に浮かんだのだと言う。いや、実は俺もはっきり見えたんだ。
何か貝の中に座ってる女の絵(名前忘れた)の女が突然頭に浮かんだんだ。
そしてその女は手招きしていた。あれは何だったんだろう。
その後例の空間を2度訪れたが、一度目は未使用の花火セット(皆で折った)
二度目は赤い紙テープが置いてあった。 - 313 :本当にあった怖い名無し :2008/08/17(日) 12:37:49 ID:cDpS3nCE0
- >>312
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Sandro_Botticelli_046.jpg
これじゃなくて?
で、何でジャンプを破ったり花火を折ったりするんだよ。 乱暴だな。 - 329 :312[sage] :2008/08/18(月) 00:39:45 ID:v/e9bNWh0
- >>313
>>317
そう!まさにその絵です。歌を聴いた瞬間その絵が浮かんだんです。
てかがっかりしたんですよ。女の人は居なかったわ
エロ本かと思ったら数週間前のジャンプだったわで。無言で破りました。
花火だって遠くから見たらエロ本に見えましたし。
余談ですがいつも探索していた方の森でも色々ありました。
ある日、いきなり外人が木陰からあらわれて、泣きながら手招きしてきたんです。
びびりつつもその方向へ行ってみると、明らかに人為的に積まれた石があり
てっぺんに棒が刺さっているのです。(多分何かの墓)
外人は何か言ってたんですが、恐らく英語なので聞き取れませんでした。
みんなどうしたらいいのか分からないので、とりあえず墓に向かって
祈りまくりました。外人は暫く泣いていましたが、俺らはグッバイと
大声で叫び立ち去りました。多分自分がまだ子供だったからだと思いますが
本当に謎多き森だったんです。 - 334 :312[sage] :2008/08/18(月) 22:42:11 ID:FnNvejjU0
- >>332
北海道の帯広市という所での話です。
十勝川と繋がっている札内川という名の、かなりでかい川付近であった話です。
透明人間
- 305 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/15(金) 23:00:52 ID:gwytKeJM0
- 2ヶ月くらい前から度々起っている現象の話。
初めてソイツと遭遇?したのは腰が痛くて会社を休んだ日の事だった。
会社に休みの連絡を入れて布団で寝ながらTVを見てた。
布団の頭側にTV、足元側に部屋のドアがあるんですが何故かドアに違和感を感じた。
TVとドアを交互にちらちらと見ているとドアの模様がダブってるような感じになっている事に気づいた。
しばらくするといきなり体に異常な重みを感じ何かが体に乗ったのがわかった。
自分は過去に何回か金縛り的な事に遭遇したことはあったが、それらとは全く違う。
何が違うかというと抵抗出来るし声も出せる!
見えない何かにマウントポジションを取られて抵抗している状態になっていた。
あいにく家には自分以外、犬しかおらず近所に声も届かない。
TV番組の「ごきげんよう」がやってたから13時~13時30分の間だったろう。
ヤツはヒザで俺の脇腹を締め付けて両肩を手で押さえつけているのだろうか?
全く動きが取れず痛い腰をかばいながら足をバタバタしていた。
そしてこれは書きたくもないトラウマ的出来事なんだけど最後にキスをされた。
キスというより舌を口にねじ込まれたという表現のほうが正しい。
ザラっとした舌の感覚が脳に直接伝わってくるような気持ち悪さだった。
ウホッ!こいつは男だ!と直感的にその透明な何かを意識したら体が軽くなった。
2回目以降はキスはされないが相変わらず昼間にゴロゴロしてると現れやがる。
透明人間なのかな?
パシッ
- 298 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/15(金) 05:20:10 ID:VuI1zuvj0
- 高校生の時、自分の部屋で一人で壁に寄りかかって
本読んでたら、後ろから突然、後頭部をはたかれた。
パシッって音がしてはずみで軽く前につんのめった。
でも後ろ振り返っても壁だけしかない。
びっくりしたから色々調べたんだが何もない。
子供の頃に叱られてはたかれた時と同じ感じだった。
あまりにもリアルにはたかれたので怖いというより
何か悪いことでもしたかと小一時間悩んだ。
ティーンズ巫女
- 278 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/14(木) 01:41:22 ID:/a7+TO7i0
- 昔住んでた村でティーンズ巫女みたいなのが居た
ティーンズの何人かはそいつの日常の世話をしなきゃなんなくて、俺もその一人だった
その巫女は良く分かんなかったが、死者の魂が見えたり、来世が見えたりするらしかった
俺は1年間ぐらいその世話の仕事に携わってから親の都合で引っ越した
で、当時リストラされてそのショックで傷心旅行みたいなのをした
20年振りに村に戻って昔の友達に会いに行った
で1週間位旅館に滞在して色々村の中を見て回ってた
村の恒例の行事かなんかでその巫女を見かけた
何かひっかかるなと思っていたら巫女は当時の姿のままだった
友達に巫女様2代目になったんだ?ってきいたらあれは歳を取らないからって言ってた
あと恐れ多いいからそういうことを言うなみたいなことを言われた
ハァ?って思ったが詳しくは詮索しなかった
当時はこの先どうやって飯食ってくかとか、家族の問題とか色々あって大変だった
だからそのことは忘れて今に至るんだが、思い返せばオカルトだなと気づく
馬の足
- 252 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/13(水) 00:42:21 ID:SrRk1FpO0
- きょう、残業後22時くらいにバイクで家に帰る途中
スナックの前で客を送り出しているらしい20代後半くらいの
2人のわりかしいい女、その街灯に浮かび上がる
ノースリーブの肩から伸びている白い腕が、
先に蹄のついてる「馬の足」だった。
見間違いだろ?と思って振り返ってみても間違いなく
色は人の肌の色だが完全に「馬の足」
悪魔が人間に化けてたのかも知れないと思ったけれど
追求しても怖いのでそのまま走り去った。
N君と金田
- 247 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/12(火) 18:26:28 ID:SdgdM6Ey0
- 俺が高校3年の春に、うちの実家のはす向かいのビルで
同じ高校の同じ学年のN君が飛び降りてしまった。
学校では各クラスの朝礼で「亡くなりました」としか説明しなかった。
N君そのものとは面識がほとんどなかったためによく知らないし、
不謹慎だと思ったので、現場については誰にも言わなかった。
どうやら、亡くなった場所を知る生徒は俺だけだったらしい。
自殺の原因にはいくつか噂はあったんだけど、結局わからずに、
あっという間に風化してしまった。
高校の卒業式の日。帰宅後、外が何やらうるさい。
出て行くと、事故だった。いろいろと発動して人だかりができ、
ぎゃあぎゃあとわめていているのもいた。
人の群れの中に見たことのある顔があった。同じ高校のヤツ。
俺は地元面をして、すぐに声をかけてみた。
すると、これからこのへんで「卒業パーティ」みたいな
飲み会を何名かでやる予定で、集まってきた矢先の事故だった。
その中の1人で、金田(仮名)という生徒が事故った。
「このへん初めて来たんだよ。車多いから気をつけようって
言ってたんだけど、金田がふらふらしてっから…」と聞いた。
うちの実家は市の中心部の繁華街(歓楽街)で、高校は市街地。
ほとんどの生徒はうちの近所には用がなく、来たことがない。
どうやら、うちのはす向かいのビルの前でうろついており、
誰かが「行くぞー」と声をかけても金田には聞こえなくて、事故ったとか。 - 248 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/12(火) 18:26:59 ID:SdgdM6Ey0
- その日の夜。うちにも友達が3名来ることになっていた。
すぐに東京へ出ることになっているヤツのお別れ会だった。
友達が集まったんで、俺はさっきの事故の話をした。
「金田って知ってる?理系の○組なんだけど」と言うと、
友達の1人が「知ってるよ。マジで金田なの?ざまあ!www
俺、美術部で一緒だったけど金田がうざすぎてさあ。
顧問に頼んでやめさせてもらったよ」と。
いつもあまりしゃべらないヤツが話し始めた。
「あいつ、2年の途中で怪我して野球できなくなってから
いきなり女目当てに美術部入ってきてさ、絵なんか興味ないんだよ。
部室に運動部の友達連れてきてしゃべってばっかでなぁ。
んで、春に誰か自殺した生徒いたべ?あれ、いじめが原因なんだよ。
いじめてたのは数名で、その主犯格が金田だって有名だよ。
それ担任も知ってるはずなんだけど、何も証拠がないから
結局、勉強が苦で、みたいなことで終わったんだよな。
進学校でマンモス校だと怖いよなそういうところ。
とにかく金田が事故ったなら、ざまあみろって感じだよ」
そいつは、そんな感じでぶわーっと悪口を吐き出した。
それを聞いて俺は、ぞぞぞぞっとした。そんで、
「みんな知らないと思うんだけどさ、
Nって人、すぐはす向かいのビルで死んだんだよ…。
俺、あえて言わなかったんだけど。Nって知らないしさ俺。
んで金田ってのが事故ったのはそのビルの前だよ」と言った。
そしてみんなでびびりまくって、奇声をあげまくった。
怖くなって、みんな明るくなるまでうちにいた。 - 249 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/12(火) 18:27:34 ID:SdgdM6Ey0
- それからしばらくしてわかったこと。
金田が主犯格ってのは間違いない。
2年3年と、N君と同じクラスで、なにかと暴力をはたらいていたとか。
N君が亡くなった直後、数日間学校を休んだという事実も聞いた。
担任は遠くの高校へあからさまな格下げ赴任をしたので、
学校側やその上の機関も事情は知っていたんだろう。
金田はよくN君(確かにいじめられる要素は強かったらしい)に
「おまえはほんと暗いわ。じっとしてるし、虫みてえだよ。
生きてるか死んでるかわからねえよ」みたいなことを言っていたとか。
その金田は、N君が亡くなった場所は知らなかったんだが、
そこを初めて通ったときにそこで事故って、健常者ではなくなった。
金田こそ、動けない状態の虫みたいになってしまったらしい。
その後、町内会の役員をしている父に事の顛末を話し、
父からそのビルのオーナーに話しがいき、お祓いをした。
おわり
昔のおばあちゃんち
- 225 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/12(火) 09:38:21 ID:tAInrMOZ0
- 去年くらいから同じような夢を何度か見る。
夕焼けが綺麗な田舎の風景で商店街の前や大きな川に架かる橋を渡り、坂道を上るところで終わる。
自分の中ではどこかで見た景色なんだろうなぁ、と思うだけであまり気にしていなかった。 先日、久々に実家に帰省した時になんとなくその話を母にしてみた。
すると母が、「それ昔のおばあちゃんちの近所じゃない?」と言った。
その時に初めて知ったが、俺は生後6ヶ月間だけその地で過ごした事があるらしい。
その後現在の家に引っ越してきている(俺は生まれも育ちもここだと思っていたw)
母は「赤ちゃんの時によく散歩していたけどその記憶があるって不思議ねぇー」とは言うものの
俺は納得はしなかった。というか、バカバカしくも思えた。
しかし、やはり気になって母にその住所を聞き、グーグルマップで検索してみる事にした。
物心がついてからは一度も行った事のない他県の場所なので結局母と一緒に見る事にし、妹も興味本位で首を突っ込んできた。
俺「この辺に商店街ない?」
母「ここからこの辺りが商店街だったね。」
俺「おお、すげぇ。この商店街の入り口の店、床屋?」
母「えぇー、確かここは喫茶店だったよ。高校生の時にいつも行ってたから」
俺「まじかwwwやっぱ違うんかなぁwここから多分こっちに歩いてこの橋を渡って・・・」
母「そうそうそう。ここの住宅地を曲がってこの坂道を上ったらばあちゃんの家」
俺「あれ?ここの坂道?ここは住宅地?じゃあ、やっぱり夢とは違うみたいねw夢の中じゃここが古い学校みたいな感じだったしw」
母「・・・え?ここは確かに小学校があったけど、お母さんが子供の頃に無くなったよ?(別の場所を指差し)こっちに移ったから」
俺「え・・・?」
母「あんた怖い」
妹「キメェwww」
その後、母が叔父(母の兄)と話したところ、その商店街入り口の喫茶店の場所は以前床屋だった事が解った。
今まで生きてきた中で母やその周りから聞いた話が記憶に無いだけの刷り込みで作られているのか、全くの勘違いなのか。
ただその夢は俺の子供の頃の記憶ではないみたい。
とにかくその地に一度行ってみたくなった。また連休がとれたら行ってみようと思う。
長文スマソ
真っ黒な痣
- 205 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/11(月) 18:29:55 ID:QcvrG4990
- 小学生の頃の話し。夏休みのある日、近所の友達と
自転車で20分ぐらいの場所にある川に遊びに行ったんだよね。
午後2時ぐらいまで遊んで、友達が塾があるからとその場で解散。
一人で家に帰ったんだけど、家に着くとなぜか空が真っ赤な夕焼け。時計を見ると午後5時過ぎ。
どんなにゆっくり走っても30分掛からない場所なのに3時間も経っててビックリ。
それで、どうやって帰ってきたんだっけと思い出そうとしたら、思い出せないのよ。
家の前で自転車を降りたところからの記憶しかないんだもん。
不思議に思いつつ、風呂に入ってパンツ一丁で居間に行くと母親が血相を変えて
『どうしたの! そのおなか!!』と叫びながら俺を指差したのよ。
何言ってんだろと視線を落とすと、わき腹に縦横15cmぐらいの真っ黒な痣が出来てた。
痛みは一切なかったから、どこかにぶつけたとかではないと思う。
次の日、医者に診てもらったけど原因は不明。
20年経った今でも、色は薄くなったけど痣は残ってる。
全身真っ黒
- 172 :本当にあった怖い名無し :2008/08/06(水) 16:34:57 ID:WnbylROk0
- 去年の夕暮れ時、家に帰ろうと車を運転してた。やたら
夕日が赤くてすごく眩しかったんだけど、その頃運転すると3日に1回ぐらい
変な物見てたからまた見るような気がしつつ、パッと横向いたら
少し離れた所に田んぼがあってそこに二頭身ぐらいの全身真っ黒な親指に
手足つけた感じのやつがいた。籠を持ち上げようとしてて、一瞬黒人かと思った
て二度見したけど、身長も140無いぐらいだろうし、関節とか全く無く
どっかのキャラクターみたいな感じで、不自然な闇の様な黒さで怖かった。 - 184 :本当にあった怖い名無し :2008/08/07(木) 12:20:38 ID:UvAJc4IbO
- >>174
オオサンショウウオではないですよー親指に人差し指みたいな手足でニ足歩行してたし不自然な黒さだったし…ただ、そいつが居た田んぼってのが田舎の夕方だからだけど山の影がかかってて不気味な集落みたいな所だったから変なの居てもおかしくない様な感じでした。
予約席
- 139 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/05(火) 15:32:39 ID:0haOjZE10
- 学生時代、叔父が経営する小さな小料理屋(居酒屋)で手伝いをした。
常連客で、70代のMさんという真っ白な頭の爺様がいた。
ほぼ毎日、開店の16時くらいから24時くらいまでいる超顧客。
現役時代は物書き系の仕事をしてためか、ちょっとクセがあり、
他の常連客は一線を引いていた(挨拶程度のみ)。
3年くらい前に奥さん(子供はいない)が亡くなってから、
ほぼ毎日通ってくれているんだそうで、叔父も大切にしていた。
そんなMさんはいつも特等席のカウンター奥で1人でチビチビ飲んでいた。
なんとなくちょっとかわいそうで、俺はわりと話しかけていた。
仲良くなると意外とおもしろく、古く興味深い話なんかも聞けるので、
俺はいつのまにか自然と「Mさん担当」みたいな役割になっていた。
Mさんがある日を境に、急に来なくなった。叔父は気にしながらも、
「Mさん、携帯もってないし、自宅番号も知らんから連絡とれない。
そういえば、前にも急に来なくなったことあったなあ。
なんだか隣に座った客が気に入らないとかが理由だったかな。
ちょっと変わった感じの人だから、ほとぼり覚めたらまた来るだろ。
病気とかっていう話は聞いてないからだいじょうぶだと思う」と。
叔父からしても、他の客がいない時間帯の話し相手なので
態度にはあまり出さないがかなり気にかけていたようだった。 - 140 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/05(火) 15:33:14 ID:0haOjZE10
- ある日の開店直後、叔父に買い物を頼まれたので近所のスーパーへ。
戻ってきたときにチャリを置いてる最中、「お客さんいるかな」
という感じでなにげに店内をチラっと見てみた。
カウンター奥にMさんの姿がいたので、ああ久々だなと。
しかし店内へ入ったら、叔父しかいなかった。
あれ?と思い、「叔父さん、Mさん来てないの?」と。
すると叔父は「は?まだ誰も来てないよ。なんで?」と真顔で。
今、外から見えたということを話すと、叔父に、
「誰か通り過ぎた爺さんでも硝子に映って見えたんだろ~」と言われた。
俺は、「いやたしかにMさんだった」とは思ったが、放置。
それから約2週間後の午後。叔父から「すぐ店に来い」と突然の電話。
急いで行くと、開店準備中の店内には叔父と60歳くらいの女性がいた。
誰だこの人?と思ったら、その女性は、Mさんの妹さんだそうな。
時々、1人で暮らすMさんを心配して家に行くそうで、
1ヶ月ほど前に家を尋ねたときにMさんが倒れていたとか。
それでMさんはそのまま入院して息を引き取ったと。
その後、妹さんが遺品整理をしていたら日記が出てきて、
それを読んでいたら、店で飲んでることばっか書いてたらしい。
それで妹さんが店を探して電話をかけて、挨拶に来たということだった。
日記は少しだけ読ませていただいたが、叔父や俺や、
数少ない仲の良い客と何を話して楽しかったとか。
俺のことはけっこう書いてあったので、読んでいて涙が出た。 - 141 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/05(火) 15:34:01 ID:0haOjZE10
- その日さすがに店は休んで、チビチビと2人で飲んでいた。
少し前に俺が見たMさんを、「死ぬ前に来てたのかな」などと話していた。
酔った叔父は、「Mさんの特等席は半永久的に使うのやめるか!
3年間毎日通った皆勤賞だ!」と言い出したので賛成した。
そして叔父は「予約席ーRESERVED」のプレートを買ってきて置き始めた。
事情を知っている常連客の人は、その席にリンゴを持ってきたりしていた。
以後、叔父の店には不思議なことがたまにある。
叔父が大好きな演歌歌手や大好きな元プロ野球選手が突然訪れた。
急に雑誌で「飲み屋だが飯が激ウマ」と紹介されたこともあり、
それが原因で客足が増え、昼間の営業を再開することとなった。
(以前、昼営業をやった時期があったが、客入りが悪くてやめた)
最近、俺が客として久々顔を出したときのこと。
若い、子供連れの新しい常連客らしいご夫婦がいた。
まだ4歳くらいの娘さんがカウンターの奥を指さして突然、
「そこに頭の白いおじさんがいるよ!」と言い出した。
母親があわてて「すいませんこの子時々へんなこと言うんです」
と苦笑いで謝っていたら、叔父が「どんな人なの?」と聞いた。
小さい子は「頭が白くてね、こっち見て笑ってるよ」と言った。
叔父と俺は目を合わせた。俺は鳥肌がたったが、怖くはなかった。
叔父は「頭真っ白っていったらMさんしかいないよな! 今そこか、へへへ」と。
すると一瞬、店内の薄暗くしてある電気がブワーっと
光が強く、明るくなり、すぐにまた薄暗くなった。
叔父は嬉しいんだか怖いのを隠しているのかわからんけど
ひたすら「んへへ、へへっ」とだけ笑っていた。
それから叔父は店の片隅に、店内で撮ったMさんの写真をさりげなく置き、
開店前には手を合わせて「今日もよろしく」と言っています。
トイレの花子さん
- 119 :本当にあった怖い名無し :2008/08/02(土) 21:08:50 ID:Y9TwgBXY0
- 小学生の頃、トイレの花子さんが流行っていて
放課後に友達と私の2人で校舎内でも一番人気の無いトイレに向かいました。
取り敢えず始めに全部のトイレに一回入り、
誰も入っていない事を確認すると
お決まりの3番目の扉を叩き「花子さん、遊びましょう」と叫びました。
その時は2人でここまでやったんだという武勇伝にしたかっただけなのですが
突然誰も入っていないドアから
コンコンコンコンコンと扉を叩き返してくる音がして
私達はびっくりしてその場から逃げました。
今でも廊下を走っていく中
遠くのほうでずっと叩く音がするのを思い出せます。
本当に不思議な体験でした。
窓を叩く男性
- 117 :本当にあった怖い名無し :2008/08/02(土) 17:44:02 ID:HKXDzS6x0
- 友人(男性)が体験した不思議な話
友人が一人車で一時間ほど離れたところに仕事で出かけた。
3~4時頃に仕事を終え、会社へ戻る帰り道のこと。
そこは4車線の国道で車の通りも多く、両側にはファミレスやコンビニ、スーパー、大型電器店等が並ぶ通りであり、歩道には人通りもある場所だった。
信号で停まっていると、窓を叩く50代くらい男性がいたという。
助手席のウインドウを少し開けてると「車に乗せて欲しい」と言ったそうだ。
信号で停車していた時は前にも数台停車していたし、後ろにも何台もの車が停車していたというので、たまたま友人の車にだけ来たのか他の車にも声をかけていたのかはわからない。
ただ気持ち悪いので「仕事の帰りで、会社に戻るところだから」と男性に断り、その後信号も青になったので、車を走らせたそうだ。
その後、国道をまっすぐ走り一時間少しくらいで、会社のある町まで戻ってきた。
時間が夕方5時近くだったので、車の通りが多く少し渋滞していた。
そして信号で停まったときのこと。
窓を叩く音がして、助手席側を見ると一時間前に見た男性が窓を叩いていたそう。
彼は驚き、その時はウインドウを開けられなかったそうです。
その後は助手席を見ないで正面を向いたまま、青になるのを待って車を走らせ会社の戻ったそうだ。
友人は霊感はないって言っていたし、その時にとても真剣な顔で言っていたので本当なんだと思う。
まあ、違う男性だったとしても同じ日に二回もそんなことあったら気持ち悪いが。
その時は、
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