- 298 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/14(火) 22:07:32 ID:7MWKq5HS0
- 不可解というか……精神病理に詳しい人なら説明がつくかも、という程度の話だが。
とある休日にうたた寝をしていた。夕方4時~6時くらいまでの間だったはず。
その眠りの最中に夢を見たんだけど、断片的にしか内容を覚えてない。
覚えてるのは
1.地元(現在の俺は地元を離れて一人暮らし)の風景
2.古い家の縁側で友達と話をしている俺の姿
(ただ、それを友達と認識してはいるものの彼がどういう友達なのかはさっぱり思い出せない)
3.彼は俺に向かって「やめたほうがいいよ」と繰り返し言ってる。
(なんだか俺のことを心配してくれてるっぽい)
寝起きに思い出せたのはこれくらいで、ぼーっ、としたまま突然
「今見た内容を忘れないように日記に付けよう」と考えた俺。
……この時点で何かヘンなんだけどね。俺、普段日記なんか付けないし。
書きはじめようとした瞬間に、夢の中の会話を思い出してはた、と手が止まった。
「やめたほうがいいよ」
結局、そのとき書くのはやめたんだけど。後で調べてみると「夢日記をつけ続けると精神を病む」
という噂があることを知ってゾッとしたり。夢の中で先回りして止めてくれたあの友人は誰なのかな、と。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。