- 486 :本当にあった怖い名無し :2006/02/27(月) 12:09:17 ID:Ix3AYU+a0
- ここで一昨日旅行先の温泉での出来事を語ってみる
一昨日家族で京都の温泉に宿泊しにいったときの事です
双子の妹と母親と温泉に入っていたんですが
温泉からあがって脱衣所のロッカーに行こうとしたら脱衣所に入った所で気を失ったんです
目が覚めるとなんか一面白か灰色かよくわからない景色で白い花が一面咲き誇っていて
感覚的に20m先に銀色に輝く川(妙に生気を帯びてるような感じ)があったんですよ
で自分はここどこだろう?と周りを見回しているとはっきりその人のことは覚えていないんですけど
とにかく美人の女の人が手招いているんです(幽霊がよくやるよなおどろおどろしい手招きじゃなくてハキハキした手招き)
自分がそこに近づこうとすると急に世界が回ってきたような感じがしていつのまにか銀色の川が正面に来て赤い橋がかかっていたんです
女の人は対岸から相変わらず手招きしていたんで自分は「なにか用でもあるのかな?」と思って
そっちにいこうとしたんです - 487 :本当にあった怖い名無し :2006/02/27(月) 12:09:56 ID:Ix3AYU+a0
- すると急に「〇〇(自分の名前)そっちいったらあかんよ!!」って妹の声がしたんで
後ろを振り返ってみると無表情(こっちが幽霊みたい)で妹、母親が温泉の浴衣を着て立っていたんです
なんで行ったらだめなのだろうかと思ったけど理由を聞くつもりで妹のところに行こうとしたとき転んでしまったんですが
その時から急に苦しくなって視界が景色に染まっていったんです
そして景色が晴れたと思ったら脱衣所で倒れていて母親と妹が目の前にいました
妹が「母さんずっと〇〇の名前をよんでいたよ」と聞いた時急に腹部が苦しくなって
なんか体の中を丸い玉みたいなのが出てくる感じがしたので「こんなところで戻すのか!!?」と思った矢先
口から吐き出したのですがそれが本当に「透明」だけどたしかにそこに「在る」ようなものが出てきたんです
吐き出した後は急に下半身が言う事を聞かなくなってまるで宇宙人のようにw両手を母親、妹に抱えてもらって部屋まで戻りました
後に妹に聞いた話だと自分が脱衣所に戻るとき段差に足をすごい勢いでぶつけたのに
なにも感じていないようだから変だとおもったそうです
でその後倒れてから数分の間息をしていなくて唇が真っ青に変色していたという事を聞きました
まあ本当にあのとき見たのがあの世かどうかはわからないけど
臨死体験でFA?透明の出てきた玉は蟲か?w(自分は魂だと最初思ったけどじゃあ死ぬじゃんと思って撤回依然不明)
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。
温泉旅行
あの腕
- 474 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/27(月) 05:21:30 ID:MKIpAeNzO
- 小学3、4年ごろの嵐の夜の話。その夜何故かカーテン閉めないで寝ようとしたら、ベランダのある窓の外に三本しか指のない腕(肘から先)がゆっくりと上下に動いてるのを見てしまった。
- 475 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/27(月) 05:26:39 ID:MKIpAeNzO
- >>474の続き。
怖くなった俺は当時持っていたエアガンのオートマグ44をベッドの脇から急いで取りだし、
「宇宙人だったら撃ち殺してやろう」
とか思ったが怖くてなかなか布団から出れず、そのまま眠ってしまった。 - 476 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/27(月) 05:32:31 ID:MKIpAeNzO
- 続き。
何時間かして目覚めるとまだ深夜で、窓を見るとまだあの腕はゆっくりと動いていた。強風なので、何かが引っ掛かっていると思っていたが、あきらかに動きがゆっくりすぎる。
微妙に閉じたカーテンで腕から先は見えない状態で、さらに怖くなってそのまま朝まで寝てしまった。 - 477 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/27(月) 05:36:31 ID:MKIpAeNzO
- 最後。
朝目覚めて、ベランダに目を向けたが、あの腕はなく、ベランダには物がひとつもなかった。
しかし一晩中エアガン握り締めてたのはたしかなので絶対に夢ではない。
あの腕はなんだったのか… 長文失礼しました。
この女になろうと思った
- 471 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/27(月) 04:54:27 ID:A9nz8Ql90
- >>470
お母さん無事でよかったですね。意識だけ先に帰宅してしまった感じなのかな…。
で、自分の投稿。友達の経験した話なんですが。長文です。すいません。
1/3
高校の卒業式に、友人Aは同級生で親友だった男Bに告白された。(Aも男)
Aはショックで混乱しつつもBを傷つけないよう丁寧にお断りしたそうだが、
Bから「1度だけデートして欲しい」と懇願され、情もあって承諾したらしい。
で、実際デート(というか二人きりで映画を見て食事をしただけ)したんだが、
別れ際「俺が女だったら、Aは俺とつき合ってくれたか?」と聞かれたそうな。
Bは県外に進学する予定だったし、恐らくもう一生会わないだろうという思いと、
二人で楽しく過ごした学校生活を思い出したこともあって、急に寂しくなり、
「お前が女だったら、つき合うどころか結婚してたかも」と答えたらしい。
Bはそれを聞いて泣きながら「ありがとう、ごめんな、さようなら」と言って去り、
Aも涙が止まらず、泣きながらBの背中が小さくなって消えるまで見送ったそうな。
それから数年後、Aはバイト先で知り合ったCという女の子に告白され、つき合った。
Cはことあるごとに「ああ、女に生まれてよかった」と言うクセがある子だった。 - 472 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/27(月) 04:56:04 ID:A9nz8Ql90
- 2/3
ある日Cがやたら上記の台詞を繰り返すので、いつもは聞き流すAも「なんで?」と聞いた。
するとCは「だって私が男だったら、Aは私とつき合わなかったでしょ」と答えた。
その時Aの頭に浮かんだのがBの顔。それまでは滅多に思い出すこともなかったのに、
Cのこの言葉が、Bが別れ際に言った言葉とまったく同じ話し方だったらしい。
しかもこの会話があった場所は、Bと別れた場所と同じ(地元の駅前)だった。
その時は偶然だなぁ、と思っただけらしいんだけど、それからCの行動を注意して見ると、
驚くほどBとそっくりなことに気付いた。笑い方、食事の仕方、本の読み方とかの仕草や、
好きな食べ物、好きな音楽や映画などの嗜好物も、実はまったく一緒だったらしい。
Aは「Bは性転換と整形をしてCになり、俺に近付いたのか?」なんてことも思ったが、
Cの親(当然Bの親とは別人)にも会っていたし、Cの女子高時代の友人にも会っていたし、
第一身長が全然違う(Bは170cm越え、Cは150cmちょっととかなり小柄)ので、
ただの偶然だ、似てると思うからそう見えるだけだ、と自分に言い聞かせたらしい。
しかしある日、C宅でAとCが二人でテレビのロードショーを見ていた時。Cが、
「これ懐かしいね。最初のデートで見たよね」と言ってきた。Aはぎょっとした。
その映画はBとのデートで見たもので、Cとは見に行っていないからだ。 - 473 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/27(月) 04:58:24 ID:A9nz8Ql90
- 3/3
「この映画やったのって俺等知り合う前だよ。前彼と勘違いしてない?」と言うと、
嘘、一緒に見たよ、と言ってきかない。それどころかその日のAの行動を細かく話す。
(ホットドックのケチャップを零したこととか、釣り銭間違えられて得したこととか)
しかもそれは全て事実。さすがに怖くなって、Aは適当な理由をつけて帰宅した。
それからAはCのことが怖くなり、好意もなくなってしまったので、別れを告げた。
別れ話は修羅場で、Cは泣くわ暴れるわ死のうとするわ、手がつけられなかったらしい。
結局Aはバイトを辞めて、一時は家族や友人一同にも音信不通となって県外へ逃亡。
連絡が取れるようになってからことの顛末を聞き、男らしくないなぁ、と私が言うと、
「だって『結婚するって言ったじゃん!だからこの女になろうと思ったんじゃん!』
ってCが言ったんだよ。手首切った後に。絶対やべぇって思うじゃん」とAは答えた。
最初話を聞いた時は、仕草や嗜好物の一致は偶然、映画云々の話はAとCの勘違い
(Aは映画デートの一件をCに話していて、Cがそれを自分が経験したことだと勘違い)
だと私は思ってたんだけど、「この女になろうと思った」というCの言葉は怖いな、と。
(ちなみにAはBに告白されたことをCにも、バイト仲間にも話していません)
Aは今再び音信不通状態なんだけど、このスレ見て思い出したので、投下してみました。 - 492 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/27(月) 13:49:48 ID:A9nz8Ql90
- 皆レス㌧。471です。
>>481
それは私もAに聞きました。(Bは今どうしてるの?と)
でもAはBのその後(県外の大学に進学した後)を全然知らないらしいです。
「死んだという話は聞かないから、元気でやってるとは思うけど」と言ってました。
>>488
確かにBもCと同じ地元にいたわけですし、その可能性はありますね。
今度Aと連絡が取れたら、BとCが知り合いだった可能性はないか聞いてみます。
迎え
- 470 :本当にあった怖い名無し :2006/02/27(月) 04:18:51 ID:2KwmbcJB0
- さっき起こった事なんだけどさ
親父が飲み会いってておかんそれの迎えいったのね
で、結構時間たってから親父から電話があって
おかん途中で居眠り運転の車とぶつかったらしいんだわ
で、不思議な体験ってのは親父から電話くる前に
おかんが俺の部屋のドア開けて「帰ったよ」って言ってきたのよ
ぼんやりとかじゃなくてハッキリと、めっちゃ満面の笑みで
多分おかんが事故ったのと同時刻だと思うんだけどさ
あー不思議な事があるもんだなーって親父にその事言ったら怒られたwwwwwww
その後姉に電話替わって今にいたります
ちなみにおかんは死んでませんwwwwwww心配すんなwwwwwwww
遺影
- 467 :本当にあった怖い名無し :2006/02/27(月) 03:31:55 ID:k0Vl7cm4O
- ガキの頃母の実家に行った。仏壇には軽く笑顔の
爺さんの写真があった。近くで遊んでたら花瓶を
倒してしまった。写真を見ると笑顔の顔が怒った
顔になってた。かなり怖かった。半年後に実家に
行ったら笑顔になってた。ガキが花瓶倒してしまった
くらいで怒るなんて大人気ないと最近思ったが
会社の人に話したら、それはオマエが悪いよって
言われた。
将来の結婚相手
- 459 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/26(日) 16:11:17 ID:jNC3R0aU0
- 小学校3,4年の頃、親戚一家の旅行に一緒に行った。
温泉地で小さなゲームセンターがあり「将来の結婚相手がわかる」マシーンがあった。
自分の生年月日や性別とかを打ち込むと結婚する相手の顔がモンタージュ写真?
のように白黒で表示された。
出てきたのは七三分けのヘアスタイル、いかにもサラリーマンって感じの顔写真。
安っぽい証明写真みたいな画面がB5判くらいでディスプレイされた。
フ~ンなんて見ていたら新婚さんカップルがやってきて、奥さんが「これは何?」と
聞いてきたので結婚相手の顔が出てくる機械だと説明した。
奥さんは「面白そうだわ」と言って横に旦那さんがいるにもかかわらず
お金を入れて挑戦した。
奥さんが「イヤ~ン!」言ったので、出てきた顔写真を横から背伸びして除いた。
そのモンタージュ写真は横にいた旦那さんにソックリだった。
髪型とかは微妙に違うけど似てる!と思って、ちょっと怖くなって立ち去った。
ちなみに私はまだ独身。あの写真の人には出会ってない。
振り返る
- 445 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/25(土) 22:50:46 ID:pbUp/B080
- 普段と立場が逆の、毛色の変わった話を一つ。
高校1年の夏休みが終わった頃だったか、ある友人が俺にこう言った。
「お前さ、目はどこについているんだ?」
「はぁ、何言ってるんだ?眼鏡の奥にあるだろうが?」
この友人とは中学3年からの付き合いだった。
出席番号の関係で、年初は俺の前の席になってしまう不幸な奴だった。
俺は当たり前の事として、いつも後から攻撃を加えていたので…。(苦笑)
で、奴が言うには、やはり悔しいので、俺に仕返しをしようとしていた、と。
小心者の奴は、後ろから俺を驚かせて溜飲を下げようと思った。
が、何度試みても成功しない、後一歩の所で俺が振り返るのだそうだ。
そんな事が1年以上も続き、悔しさで口走ってしまった言葉だった、そうだ。
そして、周りにいた奴らも友人の話に同意した。
結果、俺は後から驚かせる事が出来ない奇人”"”"とされてしまったよ。(苦笑)
それから暫くは友人達の間で”"”"俺を後から驚かせる事を試す”"”"のが流行った。
誰も成功せずに廃れて行った、寿命の短い遊びだったが。
それだけ意識させられていれば、誰だって気配に気が付くだろうに…。
しかし、本当に”"”"俺を後から驚かせる”"”"事って出来なかったのか?
例えば件の友人が、どれだけの回数を試みて失敗しているのか?
それ以外の人の話も含め、俺には知る由もないからなぁ…。
ただ、確かに”"”"知人から声を掛けられた”"”"記憶って、当時はあまり無かった。
(街中とかで知人に会っても、概ね俺の方が先に気が付く)
高校の途中までは変な勘が冴えていた、とでも言うしか無いのだろうけれど。
今はただのオッサンに過ぎない俺だが、一部の友人達のエニグマなのかもな。 - 446 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/25(土) 23:18:44 ID:jdF6BdyZO
- >>445
オカルトネタは一切信じないんだが、
いわゆる「視線を感じる」って何なんだろうね
仕事中にジッと女の子の背中を見てて、しゃべりかけようとしたら、
「今見てたでしょw背中のここら辺に思いっきり視線を感じた」
なんていうんだけど。 - 448 :本当にあった怖い名無し :2006/02/25(土) 23:29:10 ID:KL1TkPtf0
- ああ、俺もそれ。
友人とか誰かが何かしようとしても、直前に気づく。
突然死角から友人にふざけて攻撃されても、
勝手に身体が反応してくれる。
気配を感知する力が鋭いのだと思う。
でもさあ、たまに、「あ、誰かいるな」って思って振り向いても、
誰もいないんだよ。
強烈な気配はするのに、何でだろうな。
待ち合わせ
- 427 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/24(金) 22:36:40 ID:1KYH7/rY0
- つい最近の話
友達と駅に近いけどあまり人がこない公園で待ち合わせをしてた
だけど10時にって話だったのに10分になっても15分になってもこない
遅刻するのかなと思って待ってたらそいつから電話がかかってきた
これなくなった急な理由でもできたのかなと思って電話に出て
どうしたんだよって聞いたらそっちこそどうしたんだと言う
何言ってんだ俺はもう公園にいるぞと言うと俺だって公園にいると言う
その公園は小さいし遊具もシーソーくらいしかないから人がいたらすぐわかるはず
だからまわりを見回したら人がいるかどうかすぐわかる
それなのに回りを見回しても誰もいないから
そいつがどっか別の場所と勘違いしてるんだと思った
それで場所の確認のために普段は使ったこと無いんだけど
ムービー電話をやってみようってことになってやってみた
そしたらそいつのとこに映ってるのがどうも俺がいる公園なんだよね
なんか怖くなったから駅で会おうって話になってそのまま駅のほうへ向かった
駅へ行く途中でそいつの後ろ姿が見えたから話しかけたらなんか物凄いビビってた
俺としてはもう一回公園に行ってみたかったんだけど
そいつが今日はもう帰りたいって言いだしたから公園を通らずに帰った
それから俺にもそいつにも特に変わったことは今のところ無い
女性の嗚咽
- 408 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/21(火) 22:02:33 ID:kiSjrbGcO
- 流れ切っちゃいますが、
私が昔体験した、心霊現象とまではいかないけどちょっと気味悪い話書きます。
その前に我が家の間取りを説明しますね。
まず、ガチャンと音のする外玄関。そして庭の脇を通って母屋の内玄関。
玄関を入り右手が私と母の部屋、左手がリビングです。あとは省略。
ちなみにうちは二階建で二階部分はアパート(四部屋)になってます。
このアパートには外階段を利用して行くので、庭や
ましてや内玄関をアパートの住民が利用することはありません。
さて本題に入りますが、それは7~8年前、私が中学生の時の話です。
私はその夜 布団に入ったものの、眠れずにただ横たわったまま起きていました。
少しだけ開いたドアの隙間からは、リビングの明かりが漏れてきて
父の見ているテレビが、画面はよく見えないものの、
チラチラと光っているのをぼんやりと眺めていたのを覚えています。
するといつのまにか、何かの音がしているのに気が付きました。
一旦切りますね。 - 409 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/21(火) 22:04:21 ID:kiSjrbGcO
- その音は始めは小さく、しかし次第にハッキリ聞き取れるようになってくきて
それが音ではなく、女性の嗚咽である事が分かりました。
「ウッ…ウッ…ううっ…ウ~…ウッ…」
音のする方向や距離感から、どうやらその声は内玄関からしているみたいだと分かります。
始めは、恐いというより奇妙でした。本当にリアルで、そこに女性がいるとしか思えない聞こえ方。
でもさすがにそれはありえない、外玄関が開く音もしなかったし、
庭を誰かが歩く音もしなかった…。
父の見てるテレビかと思いましたが、ず~っと泣いてる(しかも同じ調子で)シーン垂れ流し、
なんてないだろうし、エロいテレビのあえぎ声って感じでもない…
同室で寝ている母は、下手に起こすとマジ切れする質なので起こす訳にもいかない…
父の所に行きたくても、それには玄関を通らなくてはならないので、
「もし玄関に貞子みたいな女がいたら…」と思うと、布団から出られませんでした。
その後「泥棒説」「父の浮気相手説」などが頭の中をぐるぐる回ってるうちに、
その声は聞こえ始めた時と同じようにだんだん小さくなり、
消えていきました。
その時はそれっきり。今に至るまで何も起こってません。 - 410 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/21(火) 22:06:17 ID:kiSjrbGcO
- んで、つい先日。
何となーく父にその事を話してみたら、なんとベタなことに父も同じような経験をしたそうです。
いつかは忘れたけど何年か前、
夜 リビングでテレビを見ていると、庭から女の泣き声が聞こえてくる。
何だ?!と思って外に出ると(←私からしたらすごい英断)声は止む。
そんな事を何回か繰り返すうちに声は完全に止んだそうです。
当時二階の一室にはメンヘラ気味の女性がいたので、その人かな?とその時父は思ったそうです。
うちの庭の一角には神社から貰った土を敷いた小さなお稲荷さんがあるのですが、
今思うと調度そのお稲荷さんの前辺りから聞こえたかな?って感じらしいです。
何にせよ父娘ともども霊感ゼロなもんで、それが何だか分からないし、
オチもない訳なんですが(すみません)
それでも我が家にはいわくとまでは行かなくても、妙なことはポツポツあるらしく
元・霊感少女だった母には少なからず影響があるみたいです。
肝心な事は何も話してくれませんが。
それでは長々と失礼いたしました。
長い長い夢
- 385 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/20(月) 21:48:49 ID:JUkWKVYDO
- 高校の頃の友達の話
そいつは高校を卒業し
大学へ進学し
友達が出来て
彼女が出来て
彼女と別れて
新しい彼女が出来て
三年程経ったある日
目をさますと高校二年生
つまり高校二年生のときに夢の中で
まるまる三年間を過ごしたそうな。 - 388 :385[sage] :2006/02/20(月) 23:50:24 ID:JUkWKVYDO
- >>386
夢の中の受験諸々に疲れ果てて、
もう一度大学受験するのは嫌だと言って
専門学校に行きました。
>>387
そんな感じですね。
昨日と同じ
380 :本当にあった怖い名無し :2006/02/20(月) 13:46:44 ID:m/7gpOHZO
- 俺も煮たような体験ありますよ!
小学校のとき、クラスでパーティーみたいなのをした。
俺は準備をしてて教室まで長い台をはこんでいた。二人で持っていて、俺は後ろ向いて歩いいて階段降りるとき、足がすべって階段から落ちた。
頭を強打した気がするけど、きづいたら家で、ぅわ!パーティーだったのに、気絶して家に送られてきたのか、、、。とショックだった。
しかし、晩飯を食うとき、昨日と同じテレビ番組がやってることにきづいた。
日付を確認するとパーティーの日は明日になってて、俺は昨日にもどってた!
夢じゃないはず。テレビ番組の内容は確かに同じだったし、見覚えがあったから。
不思議だけど、そんなもんかなぁと納得してた体験、、、。
同じ夢
- 377 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/20(月) 09:56:07 ID:lSlcuSVl0
- 8 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/07/20 19:27 ID:dG7SxDkK
いくつかあるんだけど一番記憶深く残ってるものを3つ
姉と喧嘩をし、母がうちのすぐ上にある神社に姉と僕を連れてった。
神様におしおきをしてもらうのだと母は言う。
神社のご神体が見えるところから白い大きな虎がでてきた。
母は姉と僕を連れて一目散に逃げた。あまりの恐怖に姉と僕は仲直りをした。
母は「このことは誰にも話すんじゃないよ」と言うと僕と姉をその日中家の中に閉じ込めた。
その数年後、今からだと10数年前、ご神体(木でできた龍)の首が盗難目的で切断されているのが発見された。
小学1年生から2年生に進級し、1学期を半分ほどすごした。
するとある日、突然大地震が起こり、学校がつぶれ、僕はその下敷きになり死んだ。
透明な姉が現れると「大丈夫、またやり直せるから」と僕に言う。
気づくと僕は布団の中にいた、まだ2年生がはじまる前の春休みだった。
その頃の僕は「死んだらこういう風に少し時間が戻るんだなぁ」と思っていた。
体感時間2ヶ月ほどの長い長い夢だった。
でも・・・もしかしたら・・・
小学2年の冬、毎日毎日同じ夢を見た。
でてくるのは3人の美女、主役は僕。美女3人はいつも僕を守ってくれる。
信じられないかもしれないけど5ヶ月ほど連続して
ちょうど前の夢の終わりからまた夢がはじまるのが続いた。
今日も夢の中で守ってくれるのかと思ったら突然美女3人にサヨナラを告げられる。
「これからは一人でも頑張って生きなさい。」みたいなことをそれぞれから・・・
そして二度とその美女が僕の夢の中に現れることはなかった。
そういえばその頃、ちょうど僕は学校でちょっとしたイジメにあっていたんだよなぁ。
自由研究
- 374 :洒落怖からのコピペ1/2[sage] :2006/02/20(月) 09:23:39 ID:pnG/tBw50
- 不思議な記憶と言うか、今でも鮮明に覚えてる記憶。
小学校五年生の夏休み、家の裏手にある大きなグランドで夏休みの自由研究である「身近にいる昆虫リスト」を作ってた。
するとグランドの隅、地面がコンクリになってる場所で、下水道に通じるだろう錆びた鉄の扉を見つけた。
興味本位で取っ手をつかんで開けてみると、下に続く梯子が見える。
それを見た俺は冒険ごっこがしたくなり、すぐさま家に帰って懐中電灯をとってくると、ワクワクしながらその梯子を下りた。
下に着いてみると床は金網になっており、更に下には暗渠があるらしく、小さく水音がしてた。
イヤな臭いがしなかったので下水ではないと思う。
通路は後ろと前の2方向に伸びており、とりあえず正面に歩くことにした。
懐中電灯で足下を照らし、ワクワクしながらしばらく歩くと(たぶん20mぐらい)目の前に鉄格子が現れて行き止まりになっていて、すぐ脇には上に伸びる梯子が設置してあった。
「もっと、凄い物が見れると思っていたのに…」とガッカリしながら梯子を上がった。
「歩いた距離からして道路を挟んだ反対側の空き地あたりでも出るんだろう」と、予想をしながら、ふたを開けて地上に出ると
降りた場所と同じに出て、おまけに夕暮れ時だった。
入ったのは昼過ぎのはずなのに。
なんだか怖くなってきて、とりあえず家に帰ろうとグランドを後にしたんだけれど、何か変。何というか風景が微妙におかしい。
大まかなところは見知った近所なんだけれど、いつも駄菓子を買ってた雑貨屋が見たこともない民家になってたり、公民館が病院になってたりした。
道路標識も見たこと無い変なマークになってた。 - 375 :洒落怖からのコピペ2/2[sage] :2006/02/20(月) 09:24:28 ID:pnG/tBw50
- 急いで家に向かってみると、やっぱり微妙に変だった。
庭には巨大なサボテンが花を咲かせてるし、スポーツカーを縦に縮めたみたいな妙なデザインの赤い車が駐車場に止まってた。
玄関の脇にはインターホン代わり下向いた小さなレバーが飛び出してるし。
四つ足の髭の生えたキリンみたいな置物が扉の両サイドに立ってた。
でも、やっぱり自分の家なんだ。
細かいところは違うけど、どう見ても自分の家だった。
表札もちゃんと自分の名字だったし…
なんか間違い探しをしている気分になった。
玄関から入っていくのが怖くなって、家の裏手に回って台所の窓から中をのぞくと
居間で、紫の甚兵衛を着た父親と何故か学校の音楽教師が仲良く話していた。
それ見た俺は当時プレイしてたドラクエ3の事を思い出した。
あのゲームって、裏世界ってあったじゃない、アレを思い出して「裏世界に来てしまった!」と思った。
慌てて元のグランドに戻ってさっきの地下通路に降りて、元来た道を引き返した。
ほんとに冷や汗描きながら必死で走ったよ、遅れると二度と戻れない気がして。
で、入ってきたと思われる扉から出て無事に戻ってきた。
この出来事があってから怖くて怖くて、グランドに近づけなくなった。
グランドの方を見るのもイヤだった。
あれに関わると、何かの拍子にまた裏世界に行ってしまって今度は戻れなくなるんじゃないかと気が気じゃなかった。
グランドを避けて生活している内に引っ越してしまって、結局アレが何だったのか分からずじまいだった。
でも、半年前に仕事で近くを通る機会があったので、まだあるのかと寄ってみた。
半分駐車場になってしまってたけれど、グランドはまだあった。
でも、当時の恐怖感とかフラッシュバックしてやっぱり近づけなかった。
て、俺の体験。
読みづらい長文でごめんね。
もしかしたら夢か何かを勘違いしてるのかもしれないけど、何故かかなり細部まで覚えてる。
洗面所
- 361 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/18(土) 21:21:24 ID:ZBy04tlQ0
- 小学生3年のころの話。
誰も遊び相手がいない時、一人で自分は浴室の前の着替えるトコロで遊ぶ癖があった。
で、その日遊び相手がいないし、母親と自分しかいなかったんだ。
ヒマだったしその部屋(部屋という広さはないが、自分家では洗面所と呼んでいた)で遊んでた。
したら、廊下とその部屋の仕切りのドアにノックされた。
トントンっと。でも最初無視したんだよ、遊びに夢中だったし。
したら、ちょっと間をおいてまたノックしてくんだよ。
今度はもっと強いカンジだった。
でも違和感感じてたから、「何?お母さん。」って聞いたんだ。返事はなし。
ちいさいながらもちょっとイヤな感じがしたから、しばらくそこにいた。
あんま覚えてないけど、結構そこにいたんだと思う。
しばらくたったんで、ドアを空けて、母親をでかい声で呼んだ。
「何~?」って庭の方から声が聞こえてきたからそっちに行って「さっき洗面所にノックした?」と聞いた。
「知らんよ?」って言われた。あきらかに草むしりしてる格好だったし。ずっとしてたらしい。
自分は変に思いながらも、母には何にも言わなかった。
なんで言わなかったのかはよくわからない。
で、なんであの時自分が違和感を感じたかというと、しきりのドアは、ガラス戸だったんだよ。
ガラス戸っていうか、なんか表現しにくいんだけど、にごりがかったガラス戸みたいな。
向かいに人がいたら、ちゃんと人影があるのがわかるやつ。
ノックの時、あきらかになにもうつってなかったんだよな。 わかりにくい文章スマン。
人生をやり直した
- 359 :351[sage] :2006/02/18(土) 10:39:37 ID:jdOSaKPH0
- >>354
>>356
これのことかな?↓
強烈に記憶に残っているものを一つ。
私は過去に戻って、人生をやり直した(?)と思われる経験があります。
ある日、まだ幼い頃の写真を部屋でずっと見ていました。
その写真に写っている光景は、私がテーブルにかじりついて
母が食べている弁当の方を向いている というものです。
「あー・・あの時に戻りたいなぁ」なんて思いながら
その写真を凝視していました。
次の瞬間、気がついたら、その写真と同じ状況になっていました。
机かじりながら、「!!??夢じゃないよね?感触あるし」
と思っていたのをよく覚えています。
写真の自分の頃の自分に同化(?)した感覚でした。
ただ、やり直す前の記憶は殆ど消えてしまったようです。 - 360 :351[sage] :2006/02/18(土) 10:40:11 ID:jdOSaKPH0
- 25 :本当にあった怖い名無し :2005/04/29(金) 22:22:33 ID:GpBBIY0I0
>>19
やり直した時点て何歳の頃?
20とかだったら凄い。。
26 :19:2005/04/29(金) 23:08:09 ID:LP1qbhVY0
それが、前の記憶は殆どないんですよ。
写真見ていて、過去に戻った事しか覚えてないんです。
戻る前は10代後半だとは思いますけど。戻った先は3歳ごろです。
今は20になりました。
ちなみにこれまで同じ写真を見て、戻ろうと試みたけど
できませんねぇ。
やり直し
- 351 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/17(金) 15:43:06 ID:0UI7+CN90
- 子供の頃の変な記憶の過去ログからコピペ
結構インパクトがあったので…
190 :本当にあった怖い名無し :04/08/06 10:52 ID:ZqaX10hk
亀レスになるが、俺も一度死んだことがある。
これだけだとただの電波なので詳細を説明すると、小一の頃夏休みが終わり二学期がはじった。
運動会やら遠足もあったし毎日普通に生活してた。
ところが12月のある日のこと。その日天気がとても悪く(俺の住んでいたのは当時香川だったんだけど雨がほんと少ない)て雷もすごかった。
信じられないことになんと雷が俺の家に落ちた。その時一緒に家にいた姉(当時17)と俺は火事で死んでしまった(と思われる。)
そしてそれから俺と姉は真っ暗な空間にいて、俺は何がなんだかわからななかった。しかし姉が、
「死んでしもたけんやり直しするやろ?」
と意味不明なことを言う。
俺はとりあえず「うん」と返事をした。
するとそこは自分のベッドのうえ。しかもなぜかそのときは夏休みであるという認識までできている。
それからまた俺は二学期の生活を過ごした。はじめはぼけーっとしていて誰にもこの話をできないし、(してはいけないと思っていた)
そのままの生活をつづけた。
それから俺が中一になったころそのことを思い出し勇気をだして姉にその話をした。すると姉は、
「もうその話はえーやろ」と半笑い。
つられて俺も「そやな」と笑って普通に返した。
これはどー考えても夢ではない。上で誰かが地震で死んだとかかいていたがそのレスとほぼ一緒。さっきそのレス読んでなぜだか涙がでた。
同じ経験をした人がいるという恐い反面うれしい思いと神秘さで。。
顔が真っ黒なおばさん
- 350 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/17(金) 07:39:38 ID:ziU32wLdO
- 高校生の頃の話。
下校中、駅のホームで友達と話ながら電車を待っていた。夕方でまだ明るかった。
向かってきた電車は急行で、私の降りる駅には停まらないので、友達だけ乗りバイバイした。
私は閉まるドアをぼーっと見つつ、窓越しに乗客を見ていた。
その中に、顔が真っ黒な太めのおばさんが座っていた。
そのオバサンは顔のパーツが無いの。というか、影も無いというか、暗闇で見えない??というか。。
外は明るいし、他の人は普通に見えるのに。
一瞬そういった障害の方かなと思い、普通にスルーした私も不思議なんだけど、、明らかに人間として不自然なのに。
びっくりして恐くなって、電車に乗ってる友達に電話して話したら
「え?そんな人いなかったよ?」と言われた。
よくわかんないけど、なんだったのか今となっては謎体験。。
マレットゴルフ場
- 311 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/16(木) 00:43:24 ID:vHzncjqa0
- 小学生のときの寒中休みにひとりで母方のじいちゃんばあちゃんちにいったときのこと。
じいちゃんばあちゃんちは田舎にあるんですることもなく、近くのマレットゴルフ場にばあちゃんと行ったんです。
まあマレットゴルフ場っていっても近所の人ならいつでもできるようなゲートボール場みたいな感じです。
で、そこには人がいたんですが俺とばあちゃんが近づくとまるで化け物を見たかのように逃げてしまいました。
そのときはぜんぜん気にしなかったのですが・・・
昨日大学の冬休みだったんで地元に帰ってきたんですよ。そして今日正月に帰ってこれなかったもんで母ちゃんが
「ばあちゃん(母の)のお墓参りでも行ってきなさい」っていうもんだから「暇だからいいか」って思って行ったんです。
その帰りに「久しぶりにマレットゴルフでもやるか」と思い、まあ一人でやって行ったわけです。
そして第4ホールでのこと、向こうから死んだはずのばあちゃんと幼き頃の俺と思われる子どもが来たんです。
これはヤバイと思ってすぐに車に乗り込み急発進して逃げました。
心霊?現象見たいなのは初めてだからマジでパニくりました。
墓石
- 306 :本当にあった怖い名無し :2006/02/15(水) 00:28:52 ID:vx0yIwtU0
- まぁ怖くはないが小学生の時学校のグランドで友達と遊んでいたら
グランドの端のほうで目が開けられないくらい何かが一瞬光った。
何かと思ってそこへ行ってみると少し突起していたので掘ってみたら
墓石だったwそこの学校は墓地っだった所を埋めて作ったらしい。
その墓を掘り出してから1週間くらい夢の中でその墓から
ものすごい怖い形相の婆さんに追い掛け回される夢を見続けていた。
怖くなってその事を遊んでいた友達に話したら友達も同じような夢を見ていたらしい。
自転車で30分の道のりで
- 303 :本当にあった怖い名無し :2006/02/15(水) 00:21:43 ID:V+Xec/c40
- 流れ切ってスマソ。
田舎の高校に通ってた高1の夏休みのときの話します。
部活が夜8時に終わり、その後11時くらいまで部室で怖い話をしてた。
さすがに遅くなったから帰るか、ということになって家が近いAといつも通り帰ることに。
しかし、怪談に怖くなって帰れなくなったJを家まで送っていくことになった。
Jの家は自分の家の反対方向のド田舎なのに。
今思うとなんで自分たちが送って行くことになったのか謎。
3人で自転車を走らせていると、空は晴れ渡っているのに道が異様に暗いことに気付いた。
並んで走っている隣の奴の顔も確認できるかわからないくらい。
あと時折なにもないところでいきなり顔に霧吹きで水をかけられた様に
顔がいきなり濡れるってことが何度もあった。
天気雨とかじゃなく局所的に一瞬だけ。
最初は3人で「こえぇぇ!」とか半分ふざけながらいたからなんとか平気だったんだけど、
だんだん空気全体がおかしいことに気付き始めて、とにかく急ぐことだけを考えてたと思う。 - 304 :本当にあった怖い名無し :2006/02/15(水) 00:22:32 ID:V+Xec/c40
- Jの家に着くともう12時半になっていた。自転車で30分の道のりなのに…とJは不思議がっていた。
とにかく怖いのと遅いのでAと一緒に家路を急ぐことに。
来た道を戻ってるうちにいつの間にかまったく知らない場所に。
「いつ道を間違えたんだろう」なんて思い、
電柱にある住所を見てみるとJの家があるI町の隣の隣のK市に来ていた。時計は12時45分。
A「K市にいるってことはいつの間にか俺らの家を通り過ぎちゃったみたいだな」
俺「だな。とにかく急ぐか。西にひたすら行けば新幹線の線路にでるはず。そしたらもう少しで家だ」
しかし、なぜか道にあった看板や地図を参考にしながら西を目指しても新幹線の線路なんてない。
昭和っぽい町並みやシャッターの閉まった商店の前をひたすら走り続けた。
2時間くらい走ってやっと遠くに線路が確認できた。
線路の近くにある小さい頃通いなれた市民プールも発見できて、Aと一緒に安心していた。
プールの裏は田んぼばかりで用水路が張り巡らされていた。
用水路を渡るときいつも使う橋があったからその橋を通ろうとしたら、橋がなくなっている。
ていうか橋に続く道がなくなっていた。プールから一本道なのに…。
仕方なく住宅地を縫うように走り、見知らぬ橋で用水路を渡ることに。 - 305 :本当にあった怖い名無し :2006/02/15(水) 00:23:18 ID:V+Xec/c40
- そして橋を渡ろうとした途端、急に息苦しくなり、音も明かりもなくなり、空気がさらに重くなって異様な雰囲気になった。
Aを見ると涙目で目をキョロキョロさせながら口をパクパクしている。たぶん俺もそうなっていた。
「ここはヤバイ…!」と感じ急いで橋を引き返した。
橋から離れてやっと呼吸が落ち着いた時は二人とも冷や汗でびっしょり。
その後はどうやって水路を渡り帰ったかは覚えてない。家に着いたら4時になっていた。
後日Aと昼間にプールに行ったついでに橋を念入り探して見たけど、結局見つからなかった。
いつも使う橋も元に戻っていた。あと昭和な町並みや商店はK市やその周りの街にはないことが分かった。
一体自分とAはどこを彷徨っていたのか、橋を渡っていたらどうなっていたか、と考えると今も怖い。
Aもその時の話はよく覚えている。
ちなみに自分は方向感覚だけは優れていて、道に迷ったのはこの時以外経験してない。
部活の仲間にAと話したら「お前が道に迷うなんて珍しい」と笑われた。
長文失礼しました。
夢の中の会話
- 298 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/14(火) 22:07:32 ID:7MWKq5HS0
- 不可解というか……精神病理に詳しい人なら説明がつくかも、という程度の話だが。
とある休日にうたた寝をしていた。夕方4時~6時くらいまでの間だったはず。
その眠りの最中に夢を見たんだけど、断片的にしか内容を覚えてない。
覚えてるのは
1.地元(現在の俺は地元を離れて一人暮らし)の風景
2.古い家の縁側で友達と話をしている俺の姿
(ただ、それを友達と認識してはいるものの彼がどういう友達なのかはさっぱり思い出せない)
3.彼は俺に向かって「やめたほうがいいよ」と繰り返し言ってる。
(なんだか俺のことを心配してくれてるっぽい)
寝起きに思い出せたのはこれくらいで、ぼーっ、としたまま突然
「今見た内容を忘れないように日記に付けよう」と考えた俺。
……この時点で何かヘンなんだけどね。俺、普段日記なんか付けないし。
書きはじめようとした瞬間に、夢の中の会話を思い出してはた、と手が止まった。
「やめたほうがいいよ」
結局、そのとき書くのはやめたんだけど。後で調べてみると「夢日記をつけ続けると精神を病む」
という噂があることを知ってゾッとしたり。夢の中で先回りして止めてくれたあの友人は誰なのかな、と。
祖父の親友
- 277 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/14(火) 16:01:21 ID:Hn+y6J3R0
- 祖父の親友Aさんは時々遊びに来る。
お茶を飲みながら2,3時間程お喋りして帰るのだが
いつもの様に遊びに来た日の帰り際
「おい○○(祖父の名前)、弔辞はお前がよんでくれな」と言って帰って行ったと言う。
葬式や病気についての話はしていないし、誰かが亡くなったという話題が出た訳でもなく、
祖父も祖母も?と思ったらしい。
それから4日後、Aさんは家の補修中に梯子から落ちて亡くなり、
実際に祖父は葬式で弔辞を読む事になった。
中古戸建物件
- 261 :本当にあった怖い名無し :2006/02/13(月) 14:36:31 ID:o4v5AVR5O
- つい2日前の事。
中古戸建を購入するので物件を見に行った。
玄関入ってまずリビングに向かった。
私の母や妹が先に入っていたのだが、なぜか見知らぬ男性もいた。
ただ作業服を着ていたし、何かの作業をしているようだったので、
あぁ!リフォーム業者か!と勝手に納得していた。
一通り家中を拝見し、自宅へ帰り、
いろいろと話し合ってこの物件に決めようと話していた。
そこでふと昼間いた男性の話題をだしたら
誰もその人を見ていないとのこと。
立ち会った不動産やに確認したが、やはり誰もいなかったとのこと。
この物件、購入しないほうがいいのかな??
自分を動かしているのは自分じゃない
- 252 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/13(月) 09:38:44 ID:BSRH48IU0
- 小学校中学年の夏。
父親が会社の同僚とキャンプに行くというので、私もついて行った。
そのキャンプには父の同僚の娘姉妹やら父の部下の若い女性やらも参加していたため
遊び相手には困らず、楽しい時間が過ごせた。
キャンプ場所は海だったので(テントも海岸に立てた。今思えばちょっと危ない気もするけど…。)
最初は海に入って遊んでいたのだが、それに飽きたのか夕方頃からは海岸でボール遊びをやり始めた。
ボール遊びを始めてすぐは普通だったんだけど、時間が経つにつれ、どうもおかしいことに気付いた。
自分を動かしているのは自分じゃない。そんな感覚が襲ってきた。
今ボールを追いかけながら笑っている自分は確かに居る。しかし私の意志によるものではない。
自分が動いているのをすぐ近くで見ているような、そんな感覚だった。
試しに動きを止めようとしてみても、何故か出来ない。おかしい。そこで記憶が途切れた。
気がついたら一人で海岸につっ立っていた。周りには誰も居なかった。
腕時計で時間を確認すると、5時過ぎ。テントを覗くと皆寝ている。
それでもう朝だということがわかった。
どうやら私の記憶が途切れている間にバーベキューをしたり花火をしたり怪談話をしたりと色々あったらしいが
やっぱりその間の記憶ははっきりしない。私に特に変わった様子は見られなかったらしいけど…。
以上が私が体験したちょっと不思議だったことです。
後にも先にもこれと同じような体験はありませんでした。
記憶障害の一種なんですかね…まぁ特にこれといった害がなくてよかったです
母と私
- 238 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/11(土) 14:36:26 ID:ErWT3kf/0
- 数年前の母の謎な体験。
(1/2)
私が学校から帰ってくると、
いきなり母がすごい勢いで台所から走ってきた。、
「あんたっ!どこ行ってたの!?心配したんだから!!」
と、いきなり怒ってますよって感じで聞いてきた。
もちろん私は学校から今帰ってきたばかりなので
「学校だけど・・・?」
と、恐る恐る訳がわからないままに答えたんだけど、
「そんなのは嘘だ」と言って絶対否定きた。
何があったのかと聞いてみると・・・
その日の午後3時位に、母はよく陽の当たる
私の部屋(2階)のベッドでマターリ日向ぼっこをしていたらしい。
すると、暫くして制服を着た私が部屋に入ってきた。
「なんだ、お母さんこんな所にいたの。」
と言いながら、私はそのまま勉強机に突っ伏して寝てしまったらしい。
母もいい感じにマターリしてたので、
そのままウトウトと寝てしまったらしい。
十数分して、いきなり私が起きて
黙ってトイレに向かったらしい。
突然だったので母もビックリして起きたらしいが
「なんだ、トイレか。」
と思って部屋で私を待ったらしい。
十分・・・十五分・・・
空を見ながらマターリ待ってた母も遅いなぁと思いながら
私の腹の様子を心配しながらトイレに様子を見に行った。 - 239 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/11(土) 14:38:08 ID:ErWT3kf/0
- (2/2)
「●●●(私の名前)。お腹の調子悪いの?」
そう言ってからトイレに鍵がかかっていない事に気付き、
扉を開けても誰もいない。
「あれ?下の階に行ったか?」
と思い、私の名前を呼びながら下に行ったら返事もない。
家の中を探しても、外を探してもいない。
自転車も置いてある。
消防の時のクセか、どこへ行くにも●●へ行ってきます、と
必ず行ってから出かける私だったので、
「何も言わずにでかけるなんてっ!」
とちょっとムッときながら私の帰りを待ってたらしい。
先にも書いたが、私は学校に行ってた。
3時なんていったら授業の真っ最中だっつの。
と、いう旨を母に怒り気味で答えたらやっと理解してくれたらしく、
「じゃあアレは誰なんだっ!?」と半泣きで私に問い詰めてきた。
知らんっつの・・・
妹ではないか、と考えたんだけど、当時妹は消防だし。
私の方が遥かにピザなんで
寝ぼけててもたぶん見間違うことはないと・・・;
それ以来母は、私の部屋には私が部屋にいる時しか来なくなった。
もちろん私が部屋を出て行こうとすると慌ててついてくる。
後日、母が居間で寝てたら私らしき人に顔をいじられたらしい。
鼻の穴にティッシュ入れられたり。
寝ぼけながら嫌がると、そいつがケタケタ楽しそうに笑ったそうな・・・。
長文&駄文スマソ。
古い神社
- 224 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/10(金) 19:45:23 ID:RES6ut/C0
- 母方の実家が四国で、夏と冬に必ず半月ほど帰省してた。
そこで幾つか不思議な体験をしたよ。
10歳くらいの時、今は亡き祖父と二人で家の裏に山に行った帰りのこと。
いつもは日が暮れる前に山を降りるんだけど、
その日は何かで時間を取られて、降りる頃にはだいぶ暗くなってた。
祖父に手をひかれて歩いていると、山の中腹に古い神社があって、
そこに続く長い石階段に赤い着物を着た女の人がいた。
周りは薄暗いのに、その人だけ白く浮き出てる感じだった。
なんやあの人?と思った瞬間、女の人が両足をそろえたままジャンプして
ポーンポーンと弾むように階段を上がっていった。
その動きが明らかに人間離れしてたので、怖くなって祖父に聞こうとしたら、
「見んな」と言われたので、目を瞑って祖父にしがみつきながら帰った。
家に着いて「何やったん?」と聞いたら「狐よ。時々出よる」と言ってた。
それとは別に、幼稚園に入る前祖父の家で暮らしたことがあったんだけど
夜中によく「小さい鬼がいる」と泣いてたらしい。
祖父曰く、母も小さい頃に同じ事を言ってよく泣いたらしい。
和風の部屋
- 216 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/10(金) 14:14:34 ID:vFKh4w5R0
- 小学1年生くらいのころ、しゃれにならない高熱が出て寝ていた。
そのとき見た不思議な夢。
喉が詰まって圧迫されて息ができず、
頭の奥がギリギリ痛くて、体中がズキズキする、
そんな感じで寝ていると、突然回りが静かになる。
目を開けると(というかあけてないのに見えている)
そこは和風の部屋でやけに広い。
時代劇で殿様が家臣の前で座ってるような部屋。
外から「ピーピードンドン」と笛や太鼓の音がする。
今度は大勢の人が歩いているような音が近づいてくる
「ざわざわ、がやがや」って感じで。
「お祭りをやってる。楽器を演奏してる人の後を見物客がついていってる」
と想像していた。
ガヤガヤはしばらくするといなくなり、自分も目を覚ます。
眠ると又その夢を見るんだけど、人ごみの音が聞こえるのは
感覚的に何時間もその部屋で寝てると聞こえることもあれば、
その部屋に「行った」とたんすぐ聞こえることもある。
しばらくして「あの人たちどこ行くんだろう?」と気になり、
なんとなく「それはヤバい」と思う部分もあるんだけど
「でも行ってみたい」という、夢独特の変な感覚(説明できん)で、
ある日、ピーピードンドンのときに布団から抜け出して障子を開けて外を見た。
そこから覚えていない。
ただ次に目を覚ましたら病院の白い天井で、
看護婦さんが「目が覚めたの?わかる?聞こえる?」と話しかけてきたて、
両親が私の顔を見て泣き崩れ、祖母が「良かった」と泣いていた。
死に掛けていたらしい。
これは自分は覚えてないんだけど、
「あの人たちについていったら、病院に来ちゃった」と言ったとか。
あれは…なんだったんだろう。
指名させる
- 201 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/10(金) 00:19:33 ID:rzOHeMV/0
- 不思議体験というか、一種の超能力というか・・・スレ違いだったらスミマセン。
私は小さい頃、自由に人から選んでもらう事が出来ました。選ばれる機会が無ければ駄目なのですが、誰に指名されるのも自分の意志次第です。
今は出来るかどうかすら分かりません。なんせ、このスレを見かけて「そういえばこんな事もできたなぁ。」と、思い出した位ですから・・・。
例えば学校の教室で授業中、自分が上手く答えられる問題を先生が誰かを当てて答えさせようとしている。こういうときに念のようなものを送るというか、そうするとちゃんと先生が当ててくれます。
それと、小学生の頃、家の近くのスーパーへテレビ局が来て、イベントをやって収録していたんです。サイコロを投げて野菜の目がでたらボーナス・タイムの間、キャビネットの中に満載されている新鮮な野菜を好きなだけただでつかみ取り。
その時、マイクを持ったアナウンサーさんがそこらへんに集まっていた人を次々と当てていたのですが、その時私がアナウンサーさんへ念を送る→アナウンサーさんに私を指名させる。
こうしてチャンスをゲットした後、ちょっとずるして野菜の目がでるようにサイコロを投げて、ごっそり野菜をもらって帰りました。
戦利品を見て母がベタ誉めてくれるは、喜んでくれるはで、とても嬉しかったです。小さい頃の体験した不思議体験で、同時に良い思い出の一つです。
猫の声
- 169 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/08(水) 11:27:01 ID:6aYJQFr90
- 小学校の頃。家でゲームをしていると、従兄弟他、友達が3人程凄い慌ててやってきた。
何事かと思って話を聞こうとするんだけど、とにかく来てくれの一点張り。
RPG※のラスボス戦真っ最中だったので迷ったが(※SFCガンダム円卓の騎士。発売日がわかればいつごろの話かわかるなぁ。)
渋々切り上げてついていくことにした。
そのアパートにはビニールテープで首を絞められ吊るされている黒猫の死体があった。
幼く馬鹿だったので、動物虐待とかしている人間が居るとか考えられなかったし、
なぜこうなったかを考えないで、ただかわいそうだと思った。
皆そうだったのかな。・・・とにかく地面に下ろしてから埋葬してやろうという事になった。
地面に落ちた瞬間に口から血を吐く猫。今考えると首吊りだけでこうはならない・・・よな?酷いやつがいるもんだ。
とりあえず皆で一緒に土の上に持っていって、近くから見つけてきたスコップで埋葬用の穴を掘り始めた。
そこで「人の土地で何してるー!!」と怖そうなおっさんの怒鳴り声。全くです。ごめんなさい。
・・・一人ほど逃げていったが残った友人達と共に経緯を説明して、結局保健所に連絡するからお前らは帰れ、って事になった。
分けます - 170 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/08(水) 11:31:28 ID:6aYJQFr90
- 数日後。従兄弟ともう一度あのアパートに行ってみようということになった。
自転車に跨り、あっという間に現場に到着。
すたすたと二人で猫が吊るされていた場所に向かうと
「ニャー・・・」
と猫の鳴き声が聞こえた。
一瞬ヒヤッとして、あたりをキョロキョロと見回すがなんの姿も無い。
従兄弟と顔を見合わせ、次の瞬間お互い無言で逃走した。
それから猫の声が付きまとうようになった。
自転車の後方から、どこへ行ってもにゃーにゃーにゃー・・・
別に怖くは無かったんだけど、とても不思議だった。
声は数日で聞こえなくなった。何か伝えたかったんだろうか。
終
しっかし顔を見合わせてから無言で逃げるとか本当にあるんだなとw
思い出すとちょっと面白い(;´∀`) - 171 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/08(水) 11:33:13 ID:6aYJQFr90
- 追記
そのアパートはその後殺人事件が起こるわけだけど、多分何の関係も無い。
※
SDガンダム外伝2 円卓の騎士
1992年12月18日にユタカから発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲームソフト
ピアノ
- 123 :その1 :2006/02/06(月) 02:17:50 ID:QOCWwhW/0
- ひとつだけ不可解な出来事がある。
文章書くの好きだから自然に長文になっちゃった、、すまん。
中学生当時、文化祭の最後に全校合唱があって(今もあるとは思うが)、
俺が指揮者をやることになった。そのときの話。
文化祭の季節はうちの中学では秋、とはいっても10月下旬。
おまけに本州でも北の地方だったから、北風も強くほぼ冬の入り口のような気温だった。
だけど、クラスのや各文化部が自分たちの展示のための作品作りをしたり、
ダンス・バンド・演劇など、出し物の練習をしたりする生徒で
どことなく空気も活気づき、校内には連日遅くまで教職員と生徒が残っていた。
2日ある文化祭のうち、1日目が終わった後、伴奏者の子と先生と音楽室に残って
どういう演奏にするか話しあいや練習をやっていたりしたらいつの間にか夜の10時くらいになってしまった。
先生は8時くらいに職員室で仕事をするというので先に3階の音楽室から出て行った。
さすがに文化祭と言えども『こんな時間に校内にいてはだめだ、明日の朝もう一度最後の打ち合わせをしよう』
ということになって、解散することにした。 - 124 :その2 :2006/02/06(月) 02:19:22 ID:QOCWwhW/0
- 先生に怒られないようにピアノの蓋を閉めて鍵をかけて。カーテンも元のようにしっかりまとめて。
楽譜を管理している棚も閉めて、色々な楽器の置いてある準備室の扉の鍵をかけた。
鍵束は俺が持っていた。
部屋には俺とその子しかいなかったので、さっさと電気を消してひっそりと静まり返り、もう誰も居ない校舎へと出た。
「非常口」の緑のランプが点々と点る廊下は、十分それだけで怖かったが、
結構離れた階段へは足元に気をつけながらゆっくり歩いていった。
当時片思いだったその子と一緒に歩きたかったというのもあったがw
数歩ほど歩を進めたときだったか、耳をつんざくような
「ジャーン!!!」というピアノの不協和音が廊下に鳴り響いた。
何人かで全部の音を一気に鳴らした感じの、すさまじくでかい音がした。
2人で反射的に振り返って呆然とした後、慌てて荷物も放り出し音楽室のドアを開けた。
怖かったが、先生に怒られるほうがもっと怖かったからだ。(ほんとに怖い先生だった…実は今でも怖いw)
ドアを開けて唖然とした。
「消したはず」の電気がつき、「鍵をかけたはず」の窓は全て開き、「たたんだはず」のカーテンも窓から入る風にばたばたとあおられ、
なによりも「鍵までかけたはず」のピアノの鍵盤の蓋が開いていた。
布のピアノカバーも椅子に畳まれた状態で置かれていて、明らかに風のがカバーを吹き飛ばした様子ではない。
2人でぼんやりその光景を見ていたのだが、顔を見合わせて「先生に怒られる!!」って叫びつつ慌てて元に戻して
また静まり返った廊下に出た。 - 125 :その3 :2006/02/06(月) 02:21:04 ID:QOCWwhW/0
- 鍵を返しに職員室まで恐怖心からか自然と手をつないだまま行って、音楽の先生に鍵を渡した。
小走りになりながら職員室を出て、校門でその子と別れた。
次の日、こんなことがあったと担任の先生に冗談交じりで言った。そしたら
「音楽室裏のひょろ長いナナカマド木、あるでしょ。
あれね、昔首吊り自殺があったんだってよ。先生も赴任する前の話だから知らないし、
もうその頃板先生たちは退任しちゃったから誰も詳しいことわかんないんだけどね」
って帰ってきた。。。なんか関係あるのかな。
10年経った今でもあの恐怖は忘れられません。
ちなみにそのピアニストの子とはそれ以来何の発展も無いまま卒業を迎えましたw
吊り橋効果もなにもあったもんじゃねえw
幼い頃
- 121 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/06(月) 01:53:07 ID:6g138oUQO
- ありがちな話ですが。
幼い頃母と散歩をしていた時、墓地の横を通った。
そして私が誰もいない墓地を指差して
「ママ、あの人お墓の上に立ってる」
と言ったらしい。
また違う日には踏切付近で
「足しか無い人が来る」
何も無い場所でも
「あの人だぁれ?手振ってるよ」
「あっちはダメ!黒い人がいる!」
等…。
私は全く覚えていない…気味が悪い…。
なきにんぎょう
- 101 :525[sage] :2006/02/05(日) 15:49:25 ID:TRocJXVz0
- 家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが 17歳の頃までだから私は話でしか知らないの
だけど結構面白い話を聞けた。田舎なのもあるけどじいちゃんが小学生の頃は幽霊は勿論、
神様とか妖怪やら祟りなど非科学的な物が当たり前に信じられていた時代でそう言った物
を質屋に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。
どういった基準で値段をつけていたのかは分らないが、じいちゃん曰く「おやじには霊感
があったからそう言う神がかった物は見分ける事ができたんだ」と言っていた。
「なきにんぎょう」
店からおやじと客の話声が聞こえて来た。チラッと覗くと一組の夫婦が見えた友禅の着
物、パリッとしたスーツにキッチリ整った鬚、こいつは金持ちだ!と感じた喜一はチョコ
でも貰えるのでは!?とすかさず茶を用意し、おやじの後ろからそろりと「粗茶ですが」
と茶を差し出した。
普段、用もないのに店をうろつくなと言われているためこうでもしないと自分の存在を
アピール出来なかったのだ。喜一の腹の中が読めているおやじは眉を寄せて邪険にしたが
跡継ぎの勉強だと言えば客受けも良かったためおやじはそれ以上何も言えず居座ることに
成功した。
客が売りに来た商品は立派な日本人形だった。着せ変え人形にされていたのか立派な着物
が何着もあり、素人目でも高価な事がわかった。
しかしおやじは「好かんな」と一言。喜一はピクリと反応した、おやじの(好かん)と言
う言葉は(良く無い)と言う意味などが含まれ、駄目だしや説教のさいに使われたからだ。
おやじは人形から何か感じ取ったのか、執拗に人形の出所などを聞いていると観念した
客は重い口を開いた。
ある日蔵を整理しているとが人形が出て来た、いつの物か分らない人形を蔵のゴミと共に
捨てたそうだ。次の日の朝起きると仏間に人形が置かれ、何とその人形は涙を流していた。
驚いた夫婦は寺に持って行こうとしたが人形がまたぽろぽろと泣き出し嫌がる、燃やす事
も捨てる事も出来ないが恐くて家にも置いておけず、途方に暮れここへ来たのだった。
おやじは少し考えたが結局その泣き人形をタダ同前で買い取った。 - 102 :525[sage] :2006/02/05(日) 15:50:03 ID:TRocJXVz0
- 喜一には商売事はやはり興味はなく、何の収穫も無かった上におやじに店じまいを手伝わ
されむくれていると、「明日お払いに住職んとこ行って来るから店番頼むぞ」とおやじに
言われ喜一はさらにげんなりした。「そんなに良くない物なんか買うなよ」と反論すると
「そんなに悪くも強くも無いんだがな…よく解らんもんを売るのは性じゃねぇ、念には念
って事だな」おやじはそう言うと部屋へと戻り喜一は明日のイワナ釣りを断念し人形を恨
めしく思いながらその日は眠りについた。
その日の夜喜一は夢を見た、あの人形が自分に泣いて縋るのだ。何を言っているのかは分
らないが泣きながら何か頼んでいる感じだった。
朝、喜一は夢の事をおやじに話すとおやじも同じ夢を見たそうだおやじは夢で人形と会話
したらしい。「普通はこけしを使うからな金持ちはやる事が違うな、気付かなかった…」
そう言うとおやじは店に入り人形の着物を剥ぎだした。「見ろ、背中に文字が書かれてる
だろう?」喜一は消えかけている文字を目をこらして読んだ、長々と前置きの後、亡き子
を偲んで…トヨ。と書かれていた。
喜一の住む辺りでは水子の霊を供養するときこけしが使われた、生まれて来る筈だった
子の名前を書いたこけしを1年仏壇に置き(その間子を作ってはいけない)その後お払い
をして燃やすのだ、そのこけしを御悔やみこけし、供養こけし、亡きこけしなどと呼ばれ
ていた。そう、あの人形は泣き人形ではなく、亡き人形だったのだ。
おやじの話では人形には母親の念が憑いていた。子供を流産した上にもう産めない体にな
ってしまった女は亡き人形を燃やさず、ずっとわが子の様に可愛がっていたのだ。その残
留思念が人形に残り、燃やされる事を嫌がったのだった。
「寺にもって行かれると燃やされると思ったんだろう…昨日の晩、燃やしたり捨てたりし
ない事を約束に寺でお払いを受けると言ったから もうこの人形が泣く事は無いだろう」
おやじはそう言うと人形を持って寺へと出かけて行った。
その後人形はすぐに買い手がついた。おやじは趣味の悪い金持ちに人形を燃やしたり捨て
たりしない事を約束させて高値で売り、亡き人形は喜一の前から姿を消したのでした。
会話
- 88 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/04(土) 16:09:23 ID:pclSennD0
- 週末のひと時、皆様如何お過ごしですか?
ここ読んでたら思い出したので、一つ‥。 学生時代、寮に住んでました。
部屋は上級生が1人、残り3人(A子・B子・私)は同級生という
4人一部屋で、900幅位の通路を挟んだ2段ベッドで寝起きしてました。
私とA子は左右上段、B子と先輩は下段。
同級生3人、とても仲良く楽しい日々を過ごしていたのですが
ある朝、起きるとB子が
「もぉー、ゆうべはヒドイよー」と言うのです。
私とA子は?と思い、何の事かと詳しく聞いてみると
夜中、B子は私とA子の話し声で目が覚めたそうで
会話に混ざろうと声を掛けた途端、私たちはピタッと話を止め、
返事も無いので、B子は嫌な感じだなーと思いがら寝直したとのこと。
私とA子はその夜は会話どころか、1度も起きませんでしたので
「同時に寝言ってどうよ?」とゲラゲラ笑ったのですが
B子は「いや、交互に喋って会話になってた」と言ってました。
10年位昔の事ですが、私とA子が
どんな内容の話をしていたのか
聞いてないのが悔やまれます。
長文、失礼しました。
最前列にどっかり座っていた
- 67 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/04(土) 00:52:32 ID:kqA9kuyuO
- 誰もいない…
書き込むならイマノウチ…
何年か前の事。
当時仲良くしていたひよっこ女優さんに
「今度のお芝居、観に来てね(はぁと)」
と誘われた。
そのお芝居、ちいさな劇場で少人数でやるもので、
仕事というより趣味に近いものだった。
観客が三十人も入れば満席という小劇場でのお芝居だった。
分けます - 68 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/04(土) 01:00:52 ID:kqA9kuyuO
- そのお芝居は
正直あまり趣味では無かったんだけど、
友達以上恋人未満な関係でもあったので、
最終日に観に行く事を約束した。
交わした約束に彼女も満足そうだった。 ところが。 - 69 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/04(土) 01:09:14 ID:kqA9kuyuO
- 当日、やむにやまれぬ事情があって、観に行けなかった。
当時、彼女は携帯を持っておらず、
その日、舞台を終えて打ち上げに参加した彼女に
連絡する事はできなかった。
ちなみに彼女は実家に住んでいたので、
家の方に掛けるのも躊躇ってしまった。
(親父さんが怖い人なのだ)
長くてごめん、まだ続く - 71 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/04(土) 01:22:59 ID:kqA9kuyuO
- 翌日、彼女に会う機会があった。
謝ろうとすると、こちらの顔を見た彼女、
開口一番「昨日はありがとう!でも、折角観に来てくれたなら
楽屋に顔出してくれたら良かったのに」
と満面の笑み。
聞けば、開演前に舞台袖から見た所、
最前列にどっかり座っていたという。俺が。
俺自身かなり目立つ特徴があるし、
彼女が見間違える可能性はかなり低い。
それに開場前にも
他のメンバーが俺を見かけたというし…
しばらく嘘つき扱いされますた
(´・ω・`)
他に実害は無かったが不思議な体験でした。
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