- 835 :本当にあった怖い名無し :2005/04/19(火) 22:32:50 ID:2OqI+cwSO
- ある夜の話、TSUTAYAに返却しなくてはならないのが、今日までだ と気付いた時 既に12時を過ぎていた
金があまりなかった私は延滞金を払いたくなかったので自転車で急いで返しにいった。その帰り道、家のすぐ目の前の横断歩道の前で信号待ちをしていた。
ここを渡ればもう家に着くといった場所で 横断歩道を挟んだ反対側に 見たことがある姿が見えたのでよく見てみると
赤キャップに上がトリコロールのジャージ、下がGパン まさに しょっちゅう遊んでいる近所の友達の姿だった。しかし暗くて顔が見えないため確信がもてなかったので私は声はかけないでじっと道の反対側から見つめていたら、
その人が『やばいよ!やばいって…』と、歩きながらも こちらを見て大声をだした。友達の声だったが意味がわからなかったので返事はしなかった
そして信号が青に変わってからすぐ自転車で追いかけたが国道沿いの一本道なのに、姿が消えていた…
その消えた辺りの場所で『おい!』と誰かに声をかけられたので辺りを見回したのだが誰もいない、とても怖くなったので遠回りして帰った。
すぐにその友達に電話で確認してみると家を出ていないと言われゾッとした。私が見たのは 友達のドッペルゲンガーというやつなのか それに一体 やばいって何がやばいのか かなり謎である……。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。