部屋の模様替え

630 :1[sage] :2008/07/11(金) 18:47:23 ID:6EB8cn3O0
>>628
名無しに戻って、前世と言うより不可解な事として書きますね。
それが、前世か?なんて実の所良く解らないので。
二十歳の頃に付き合っていた元カレは23歳で埼玉県に住んでいました。
私は、東京の大学に進学して同郷の彼と付き合う様になりました。
元カレは良く予知夢を見る人で、彼のお父さんは研究所職員で学会に出る為に
アメリカやイギリスとあちこち行っていましたが、元カレが飛行機事故の夢を
見ると、国内海外問わず飛行機には乗りません。どうしても、という時は
飛行機の便を遅らせる様にしていました。
(以前、アメリカの国内を移動中に彼が夢でエアバスが落ちる夢を見て
飛行機の便をやり過ごしたら、本当にエアバスが落ちた事があってからです。)

そんな元彼なので、少し感受性が強い人だったのかもしません。
真夏の日の事、元カレが部屋の模様替えをしたいから手伝っていうので
一日、掃除や家具の移動などを手伝っていました。
一段落ついて、夕食も終わり食器を洗っていました。
彼の家は、アパートの一階で1LDK、トイレバス別の部屋でした。
リビングへはキッチンからガラスの引き戸で出入りが出来ます。
食器を拭いていると、ガラス戸の向こうからテレビの音が聞こえてきました。
多数の女性の笑い声や話し声とアラビアかインドの音楽、食器のぶつかる音。異国の言葉
私は何か映画を見ているのかと思い、食器を拭いてガラス戸を開けました。

631 :2[sage] :2008/07/11(金) 18:48:44 ID:6EB8cn3O0
元カレは、複数の半裸の女性に囲まれて片足だけ立てて座っていました。
10帖程の部屋は大きなサロンの様になっていて、奥で音楽を敷く楽団や食事を
する女達が見えます。白い壁の窓の外は、星が見え深夜でした。
ユラユラする女性達、現代の服を着ている元カレ、マハラジャみたいなターバンを
まいて、白い詰め入りの様な服を着ている元カレ、肌が黒く踊り子の衣装を着た私。
周りの女達は、元カレの気を引こうとあれこれ話しかけては、クスクス笑います。
私は、肌の黒い踊り子の意識になり、「早く王様(?)の側に行かなきゃ」と野心
満々です。
現実の私も、同じ気持ちで彼の横に座り、彼に抱きつき頬にキスをした瞬間、
元カレがニヤリといつもとは違う笑いをしました。さも当たり前の様に。
日常の中、私も抱きついたり頬にキスなんかしません。
私の現実の行動と映像の中での行動が一致した時、彼も同じ風景を見ていました。
元カレは自分の周りの女達、抱きつく私(肌が黒くて別人)を見て驚き我に帰りました。
「今、変だった。たくさんの女がいた、アラビア風の……」と言うと、キッと私をにらみます。
私は、まだ映像を見ています。私は、踊りと寝技で寵愛を受けたようですが、
飽きられた王様に捨てられてしまい、失意の中死んだ様です。
ぼっーとしている私の両肩を掴み、頭がガクガクする程揺さぶりました。
「今、俺に何をしたんだ。お前がいた!!」とパニクってます。
私は現実では揺さぶられて怖いし、映像の中の私は悲しくて悔やんでいるしのダブルパンチ。
ほんの5分程の事でしたが、とっても不可解で不思議な出来事でした。
まじめに書いてるとアレな人みたいだ……..orz

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