- 987 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/29(火) 23:51:25 ID:6H5bzBq20
- 高校3年の夏休み。すでに進路が決まっていた。
ちょうど父が長期出張中ということもあり、
なんだかんだでほぼ毎日、夜中に遊びに出かけていた。
遊ぶといっても友達が集まってだらだらするだけだが、
母はもちろん心配していた。家では小言三昧。
ある日、晩飯時に年上の友達から電話がきた(携帯が普及してない時代)。
友達は「バイト終わったら数名でカラオケ行くからおまえも来いよ」と。
電話を切ると母が「あんた、今日もまた夜出かけるの?
こっちは心配して寝れないことだってあるんだから!」と。
母は時折ヒステリックになる人なので、俺は、
「あー、ヒステリー嫌だ嫌だ」みたいな感じで無視。自室へこもった。
24時。母の部屋の電気が消えているのを確認して、こっそり玄関へ向かった。
うちは古い家で、当時の玄関は木に硝子がはめ込まれているだけなんだけど、
暗い中でサンダルを探していたら、玄関の向こうに誰かがいるのが見えた。
「え?こんな時間に誰?」と思ってよく見ると、背の低い老人男性だった。
「まさか近所のボケたじいさんでも夜中に徘徊してるのか?」と思ったが、
俺が外へ出て対応すると、母が起きてくるだろうと考えたので、
とりあえず玄関に腰を降ろしてちょっと様子を見てみることにした。 - 988 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/29(火) 23:53:28 ID:6H5bzBq20
- 座りながらサンダルへ手を伸ばした時、ちょっとだけ目を離した。
次の瞬間、老人男性はいなくなっていた。ものの2.3秒で。
「ん?こええなー。徘徊老人だろあれ」と思いながらサンダルを履いた。
そこから立ち上がろうとしたら、目の前にその老人が立っていた。
なんともいえない表情で俺のことをじっと見ている。
怖い感じではなく、どちらかというと油すましみたいな。
そこで俺は「ひゃっ!」みたいな感じでスッ転んでしまった。
もしかしたら声すら出ていなかったかもしれない。
転んでからまた老人を見たら、もうそこにはいなかった。
俺は玄関から、もちろん脱兎のごとく逃げ出した。
結局朝まで部屋から出ることはなかった。いつの間にか寝ていた。
朝、母が俺の部屋を換気しようといきなり入ってきて目が覚めた。
「あれ!あんたいたの?夜遊びは中止にでもなったの?」と。
それで「やべえ、電話してねえや俺」と気がつき、
1人暮らしの友達宅へ電話をした。何回かかけたが出る事はなかった。
その日は1人で玄関を通る気にはなれず、しかも家に1人ってのも
嫌だったので、ひさしぶりに母と買い物へ出かけることにした。
母は「いつも荷物持ちしてくれたらラクだわ~」とか言ってたが
俺の頭の中は「あのじいさんは何?」でいっぱいだった。
買い物から戻った頃、電話が一本かかってきた。友達の、そのまた友達から。
一度だけ面識があったので、何の用だろうかと。
すると、昨夜約束していた友達は朝方、繁華街でチンピラみたいなのに
絡まれて喧嘩になってしまい、結局病院送りにされてしまったとか。
それを聞いて、「あのじいさんのおかげで助かったのか俺?」と。
友達は1週間弱で退院したんだが、なんとなくそれきり疎遠になった。
俺は夜中に出かけるのを自重するようにした。いろいろと怖い。 - 989 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/29(火) 23:54:21 ID:6H5bzBq20
- それからちょっとしてお盆時期になった。
暇をもてあましているので母の実家へ行くことにした。
小5から高3の夏休み直前まで部活で忙しかったので、
母の実家へ行くことは7年ぶりくらいだった。
すごい田舎の母の実家へ到着して、懐かしくて家の中を回った。
田舎だから座敷が広い。3つ連なりなんだけど、そのうちの1つに仏壇がある。
そこの部屋のふすまの上には、親族の写真が額縁で飾ってあった。
「あー懐かしいなこれ。見た記憶あるわ」と思いながら眺めていたら、
その中に、あの老人男性がいた。鳥肌がたった。
母を急いで呼んできて、「ちょっと!この人は誰?」と聞くと、
「私のおじいちゃんだよ。あんたのひいおじいちゃん。
私おじいちゃん大好きだったのよ~」と。
一瞬で嫌な汗がぶわーっと出たんだけど、それでわかった。
ああ、ひいじいちゃんは俺を守ってくれたんだ、と。
その夜、玄関での出来事を母に話したら、母は、
「あんたを守ったんじゃなくて、私を大事に思ってるのよ。
あんたが私の言うこと聞かないから怒りに出てきたのよ~」と。
まあどちらでもいいんだけど、以後はなるべく母の実家へ
ちょくちょく行って、写真に挨拶するようにしています。
終わり
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。
玄関に現れた老人
新居の異変
- 40 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/28(月) 04:10:16 ID:YsZDL68RO
- 仕事関係の荷物がやたらと増えて置き場が無くなったので、
独り身には広すぎる位の部屋に引っ越した。
数日もしないうちに室内に自分以外の気配がするのに気づいた。
気配なんてものじゃないな、移動する足音、ドアなどの建具の開閉音、
気のせいでなく物の位置が変わってるetc…。
気にはなるが大して怖くも無かったのでしばらくはそのまま生活してた。
半年もすれば慣れてしまい普通の事になっていたが、
丁度実家の方に帰る機会が出来たので、
そっち方面の友達に会う約束取り付けようとソイツに電話した。
ソイツは代々陰陽師をやっている家計の現当主でたまに世話になっていた。
何の気も無しに家の事を電話で相談してみたら、
式神飛ばして観てやるから一回電話切るよ、と。
ちなみにコイツは今の俺の家に来た事はない。
しばし後かかり直して来た。
『解った。お前、本や書類の束と衣類を一部屋に押し込んでるだろ』
まさにその通り。
今回の引っ越しは、仕事柄増えすぎた本と書類がおさまりきれなくなっての事だったのだが、
リビング隣接の12畳の洋室の半分に本や書類、残り半分に衣類を収納して、
大きいクローゼットとして使用してた。それが行けないらしい。 - 41 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/28(月) 04:19:19 ID:YsZDL68RO
- 自分の力では何も出来ない自然霊などにわざわざ頭と体を与えてやるような
すこぶるナンセンスな収納らしい。
でも何か特別悪さをするとかは無いらしいし、今更模様替えもキツいので、
気配が強くて気になって来た時に使える、簡単なお清めや払い方とか教えて貰った。
今の所それで何のトラブルも無く快適。
代々つづく位の陰陽師だもの、やっぱ伊達じゃ無いんだなと関心した次第。 - 48 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/28(月) 23:34:12 ID:YsZDL68RO
- >>42
友達が受け継いだ式は女性2人らしくて、
移動してる時でも常に自分の前と後にいて、普通に会話するらしいよ。
友達は陰陽師としてはぺーぺーなのか、式に怒られたりもするらしいw
>>46
自分も0感で、気のせいと言われたらそれまでの経験しかないや。
友達は陰陽師ではあるけどそれでお金もらっちゃいけないらしくて、
ある程度自由のきく仕事で普通に働いてる。
凡人で俗人の自分は勿体無いとか考えてしまうw - 79 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/30(水) 17:55:58 ID:9Vo7tBQQ0
- >>40
似たような感じなんだが
お払い方法とかお清めの仕方教えてほしい
仲良しの先輩
- 945 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/23(水) 23:05:12 ID:oPeOUds70
- 中学生の頃補習で残された帰り、
大分暗くなった校舎を昇降口に向かっていると
向かいから1コ上で仲良しの先輩が歩いてきた。
私「なんだ、○○ちゃん残ってたの?どこ行くの?」
先「うん。教室行って来る。」
私「そっかー。バイバーイ、またね。」
翌日、全校生徒が体育館に呼ばれて集会。
「みんなの友達○○くんが亡くなりました。」
私(゜Д゜)←こんな感じ。
先輩はずっと闘病していて、学校にも最近たまにしか来れなくなっていた。
私も仲が良いとはいえ、同級生との交友のほうがもちろん多かったし
クラブも違ったし、本人も言わなかったので全然知らなかった。
あとで先輩の妹で私の1コ下の後輩に、前日本人どうしてた?って聞いたら
「もう危篤状態で意識はなかった」
最後に学校に来たかったんだなあ、と思うと泣けた。
おまえを今日見た
- 929 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/23(水) 02:16:11 ID:rrabCXRQ0
- 昔、仕事でトラブルがあって即日退職することがあったんだけど。
それで人間不信になっちゃって自宅でひきこもってた。
昼夜かまわずに酒ばっか飲んでて、もうどうしようもないダメ人間状態。
そんなときって、楽しい記憶ばかり頭に出てくるもんで、
いっつも地元のことばっか考えていた。完全な現実逃避。
もちろん親にも諸々は内緒で酒浸りな毎日。
「そうだ、退職金出たらひさびさ帰省しよう」と思いながら
退職金振込日までの1ヶ月ほどをだらだらと過ごしていたんだけど、
その間に地元の友達や知人から「今、どこにいるの?」みたいな
所在確認の連絡をもらったことが4回(4人)ほどある。
どうやら、「おまえを今日見たんだけど」ということらしい。
退職金が出て無事に帰省できた。
こっちは暇で金に余裕もあるんで、その4人と別々で会って話を聞いた。
そのいずれもが、ぼーっとして歩く俺を目撃したというもの。
場所と日時は、同県内でもすべて違い、ひとつの地域ではない。
なんかいきなり俺が近くに現れて、声をかけるも無視するらしい。
なんだか死にそうな雰囲気で、一瞬目を離すといなくなっていたとか。
服装は高校生風な感じだったそうで、いずれも白いシャツ。
1人が言うには「長袖だったから絶対おまえだと思った」と。
俺は腕に小さい頃に事故でできた傷があり、それが気になっていたんで
高校生の頃は夏でも長袖シャツを着ていたんだが…、社会人になってからはない。
そんな俺の幻覚?を見た4人の中の1人(高校時代の恩師)が
「あれは間違いなくおまえだな。魂が飛んできたんだ」と。
でも、いつの俺なんだろう。高校生の頃の俺かい、と自問自答した。
まあその帰省でリフレッシュできたんで、結果オーライでよかったけど。
般若の仮面
- 908 :本当にあった怖い名無し :2008/07/21(月) 23:47:27 ID:934jitUtO
- 途中で書き込んでしまったorz スマソ
彼氏の話なんだが。
彼のばあちゃん家のトイレに続く廊下に、般若の仮面が飾ってあったという。
なもんで、ばあちゃん家に泊まった時、夜トイレに行くのが恐かったんだそう。
以下伝聞語尾省きます。
ある年の夏休み、彼氏が中学生の時のこと。
ばあちゃん家に泊まりに行った夜、座敷で眠っていると物音が聞こえた。
なんだ?ばあちゃんは隣にいるし、他には誰もいないから…ひょっとして泥棒か?!と目を開け、物音がした障子の方を見た。
障子の向こう側には何もいないようで、障子を開けようと布団から体を起こした。
その時、物音が更に近づいてきたので、じっとしていると、障子よりもでかい人型の影が障子にうつった。
どうやらその影は、障子をはさんだ廊下をうろうろしているようだった。
彼氏は布団に潜った。
人には思えなかったからだ。
物音は座敷前の廊下を通過し、トイレの方に向かって行って途切れた。
翌朝、トイレに行こうと廊下をとおると、般若の仮面が、おかめの仮面になっていた。
ばあちゃんに言うと、「ずっとおかめだったよ」と言われ、けれどもあの影を見た日を境に仮面が変わったと彼氏は記憶している。
ちなみに彼氏の兄弟に般若の仮面だったかどうか聞いてみたら、兄弟は般若の仮面があったことを記憶している。
実家の過去
- 873 :実家の過去1[sage] :2008/07/19(土) 17:04:54 ID:08qabr+G0
- 小5の時実家の三階にはじめて自分の部屋をもらった。
それまで勉強部屋は弟と一緒。寝る部屋は家族みんなで一緒だったのでwktkしてた。
ちなみに実家の一階はレストランで、二階と三階が住居。
さらに兄貴がすでに三階の別の部屋を使ってた。
うちはその辺ではまあまあ古い一族というか家族で、
狭い町には父方の従姉妹やら親戚がうじゃうじゃ住んでた。
実家の建物は改装されてるけど50年からの旧い家で、昔から飲食をやってたらしく
寝部屋にも居間にも、宴会場にあるようなガスのコンセントみたいなのが壁についてた。
それまでオバケに悩まされることもなく、親子兄弟普通に暮らしてた。
とある真夜中、私はトイレに行きたくなって目が覚めた。
寝ぼけたまま二階に降りて、家族の寝部屋の横にあるトイレに入り、用を足した。
相当寝ぼけたのか、私はそのまま家族の寝部屋のふすまを開けてしまった。
ふすまをスッと開けると、そこではドンチャン騒ぎの宴会が行われていた。
突然の音や笑い声にびっくりしてあわててふすまを閉めてしまった。
その時はワケがわからず、立ったまま夢を見たのかな?と、ドキドキしながら
もう一度ふすまを開けてみた。
もちろんそこで宴会など開かれておらず、窓際から父、母、弟の順に
ぐっすり眠っている家族の姿があるだけだった。 - 874 :実家の過去2[sage] :2008/07/19(土) 17:05:39 ID:08qabr+G0
- その日はなんだかワケが分からないまま部屋に戻り眠った。
翌日母にそれを話すと、昔たしかにあの部屋も宴会場に使われていたと教えられた。
ガスのコンセントみたいなやつは、その時ようやくなんのためのものか理解した。
それ以降、その部屋をいくら覗いても宴会の風景を見ることはなかった。
そのあと妙なものを見たのは、一階から二階に上がる階段でのこと。
それは夕方兄弟たちが帰ってきておらず、両親も店で働いている時で
おやつをもらって二階に上がろうとしていると、なぜか階段がおかしい。
うちの階段は踊り場があって、そこから左に曲がる形で二階につながっている。
それがなぜか踊り場からもう一方にまっすぐ続く階段があるのだ。
あれえ?と思いながら、私は手の中のアイスが溶けそうになっているのが気になって
ふっと手元を見てもう一度顔を上げた。そこにはまたも、なにもなかった。
不思議と怖い感じはなくて、それもまた二度と見ることはなかった。
祖母になんとなく、うちの造りは昔ちがったの?と訊くと間取りを描いてくれた。
そこには踊り場から二方向に伸びる階段があり、その先は賄い場になっていた。
それはもう当時30年も昔のことで、うちは元々三階まで全部が料理屋だったことを教えられた。 - 875 :実家の過去3[sage] :2008/07/19(土) 17:06:28 ID:08qabr+G0
- 私は中学生になり、兄貴が専門に進んで家を出た。
進学や夢や、仲の良かった友達と好きな人がかぶったコトで悩める思春期真っ只中だった。
ある夜、夢を見た。
それはすごく悲しいイメージだけを残していて、今でも内容は思い出せない。
ただ私は女に生まれたことをひどく後悔していて、朝目を覚ますと泣いていた。
多分同じ夢を翌日も見た。その時はうなされて夜中に起きてしまった。
冬なのに汗びっしょりですごく疲れていて、絶望したみたいな悲しさでいっぱいになっていた。
その時、部屋の外に誰かいることに気づいた。廊下に通じた障子に人影が写る。
ゾッとして、でも声が出ない。金縛りにあって身体が動かない。
障子がスウッと開いて、そこには髪を後ろにひっつめて結び、
ジンベエの上みたいなものだけを着て脚をむき出した女の人が立っていた。
ジンベエの柄は牡丹みたいな、ダリアみたいな派手な花柄で、
月明かりを背負った表情は見えないのに泣いてるような落ちた肩が悲しげだった。
私は恐ろしさと金縛りと悲しさで硬直したまま、あうあうと泣き呻いていた。
その人は私の目の前まで歩み進んできて
「ここを出たい」
とだけ囁いて、私の隣を素通りして窓の向こうに消えていった。
私はその言葉を聞いて、またなにが悲しいのか声を放って泣いていた。
気がつくと朝で起こしにきた母が、私の顔を見てびっくりしていた。
泣きはらしたのか目元が腫れていて、熱を計ると38度あった。 - 876 :実家の過去4[sage] :2008/07/19(土) 17:07:27 ID:08qabr+G0
- その女の人の生々しい脚を思い出すと、どうしても母に話せなかった。
二度と自分の前には現れなかったし、べつの現象を体験もしなかったけど
祖母の代から使っている寝部屋の鏡台が、それ以降怖くて仕方なくなった。
上京して働くようになり、25歳をすぎたころ年に一度の帰郷で祖母に初めてうちの店について詳しく聞いてみた。
父方の祖母の実家は大正の頃、大分から従業員共々この町にやってきて料理屋を開いた。
当時はさびれた田舎ではなくて、港の船の出入りも多く方々から人が集まってくる賑やかな街だったそうだ。
その飲み屋街に開かれた料理屋というのは、料理を出し、
酌婦に酌をさせ、そのあとの枕営業までをさせる店だったそうだ。
延縄漁景気に沸き返る町で店は大層ウケて忙しく、店の増築と設備の強化を重ねて繁盛した。
大分から連れて来られた酌婦たちは、二度と故郷の地を踏むことなくこの町で亡くなったらしい。
彼女らをこき使ったと祖母は決して言わなかったけど、
いかがわしい仕事に就かざるをえなかった彼女たちの心中を察すると胸が痛かった。
時代が移り、祖母は漁師である祖父と結婚し、祖母の実家は大分へ帰った。
祖父は漁師業のかたわら、魚屋兼宴会場を開いて町の名士になった。
祖母がいうには、祖父は祖母の実家の仕事の内実を死ぬまで知らなかったそうだ。
中学生の私の枕元に立った彼女は、きっと大分に帰りたかったんだと思う。
私は東京に戻る前に祖父の墓と、大分から来た女性たちが眠っているという慰霊碑を参り、線香をそえてきた。
中学生のあの日に流れたのと同じ涙が流れて、悲しくてやりきれなくて、とまらなかった。
それ以来、毎年帰郷する際には必ず慰霊碑に参るようにしている。
外の廊下の変な奴
- 817 :本当にあった怖い名無し :2008/07/16(水) 11:36:49 ID:8HdW3rlR0
- 前に一時期だけmixiのプロフィールに書いた話なんじゃが
わしが子供の頃、確か小学1年かそれより前だった。当時マンションに住んでた。
休みの日は毎週朝の4時くらいに起きてはスーファミやってたわし。
忘れられない体験をした・・・その日は休みでいつも通り朝早く起きた。
でも「はっ」っと起きたんだ。なぜか解らん。何か感じたんだろうか。
ナゼかドアスコープまで小走りでいって外の廊下を覗いたんだ。
すると、廊下を変な奴が歩いて来る!肌は緑色で顔はブヨブヨしてて、シワだらけ。
僧侶が着るような青い服を着てて服の真ん中に星のマークがある。
顔にはデカイ一つ目の目ん玉が有った。しかも親子連れ。
ヤツラは二人。手をつないでのっしのっしこっちに歩いてくる。
「なんじゃこりゃ!」っと思ったわしはナゼか布団に駆け込み寝た振りをした。
しばらく薄目で様子を伺っていると、さっきのバケモンがドアをすり抜けて入ってきた。
のっしのっし音もなく歩いてくるとヤツラは まず、ぐーすか寝てる母親の前に立ち
母のお腹の上で手を振った。そしたら、虹色に光る粉?がぱらぱら出てきて母に振りかけた。
その後わしにも虹色の粉をかけたら、何事も無かったかのように普通に歩いて帰っていった。
薄目で一部始終見てたわしは、ヤツラがドアを通り抜けた直後ダッシュで玄関にむかい
ドアスコープを覗いたがそこにはヤツラの姿はなく、あるのは休日の早朝に相応しい風景だけだった。
変な体験です。後日談・・・ではないけど、その出来事があってから
家が家事にあったり、夜逃げしたり、屋根から落ちて頭蓋骨骨折したり、車にはねられたり色々あった。
やつらのせいで事故にあったのか、虹色の粉のおかげで命は助かったのか、はたまた単なる事故か
解釈の仕方は色々あるが答なんぞ解りませぬ。
ちなみにその出来事の後、母も命の危険にさらされた事が何度かあります。母は健在。毎日韓国のDVD見てる。
おわり
居間の人形
- 814 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/16(水) 08:22:09 ID:Xv4vd4YP0
- 子どももころの話なんだけど、
小学校3年生くらいだったか・・・ウチは両親共働きで
俺は学校から帰ったらいつもひとりで居間でテレビ見てた。
居間は母親の趣味でこけしやら大、小のお人形やらあかべこ?やら
いろいろ飾られていた。
で、ある日ふと気がついたんだけど女の子の人形動くんだよね・・・
おおぴらに動くわけじゃないんだけど、首とか手とか向きとか
微妙に変わるんだよ。
まるで人形同士がお話してるみたいにね・・・
最初は勘違いかな?って思ってじーっと人形見つめてたんだけど
ほんとにちょっとづつなんだけど動いてた!!
隣り合う人形が話すみたいに向き合ったりしてた。
怖くてこたつにもぐって震えてたり、TVのボリューム大きくしたりしてた。
誰かに言いたかったけど頭おかしいと思われるから誰にも言えなかった・・・。
今ではそういう経験しないけど子どもの頃って誰でもそういう経験あるのかな?
思い出すとなぜだか涙が止まらなくなります。
離れのお姉ちゃん
- 796 :本当にあった怖い名無し :2008/07/15(火) 03:30:47 ID:BF1JZb0F0
- 生まれは東京なんだけど。両親が離婚して、
5歳の頃に、某県中心部にあるの母の実家に移り住んだ。
歓楽街の中ににあるとても広い旧家で、母屋と、庭を挟んで離れがあった。
俺はその地域に馴染めずに、幼稚園でも友達ができなかったらしい。
だいたいが家にいて、離れにおもちゃをもっていってたとか。
(祖父祖母との言葉の違いもあり、家にいても母屋にはいたくなかったようです)
そんな俺を祖母が気になって、後をこっそりつけて見てみると、
なにやら独り言、というか、まるで誰かに向かって話してる。
それを気にした祖母が飯時に「いつも何して遊んでるの?」と聞くと、
俺はかたくなに「教えない」とだけ言っていたとか。
祖母は、そんな俺の独り遊びの模様を、母に伝えていたそうだ。
でもそのとき母は、まだ特に気にしていなかったとか。
数日後、祖母がまた、離れでの俺の独り遊びを目撃。
いきなり現れて、「ちょっと、何を独りでしゃべってんの!」と突撃。
すると俺はいきなりキレて「おばあちゃんのせいだ!」と言ったとかで。
その一瞬で、祖母の俺を見る目は完全な「おかしい子」になった。
それでさすがに母も、このままではまずいと思い、俺に聞いたそうだ。
すると俺は、「あっち(離れ)の部屋には○○さんっていうお姉さんがいて、
ぼくがおもちゃで遊んでるといつもお話してくるんだよ。
それで今日はね、おばあちゃんが来たからどっかに行っちゃったんだよ。」と。 - 797 :本当にあった怖い名無し :2008/07/15(火) 03:32:24 ID:BF1JZb0F0
- その夜に母と祖母、祖父が話をした。
もともと母の実家は芸者置屋というもので、経営者が店をたたむ時に、
懇意にしてもらっていた祖父が安く買い取り、一部改築したものだった。
離れは、若い芸者さんが住んでいたそうで(寮?)、
どうやら俺の言っていた○○さんは、その若い芸者さんではないかと。
祖父が不動産から「離れで亡くなった芸者さんがいる」と聞いた記憶があるという。
(ただ基本的に祖父は霊とか一切信じない人なんで気にしなかったと) まあそれで、一度離れを見てもらうかということになったらしい。
それで祖母が、うちが檀家になってるとこのお坊さんを連れてきたそうな。
いちおう俺もいたほうがいいだろってことだったらしいんだけど、
坊さんがお経唱えてるときに、いつのまにか俺がぐずぐず泣き出して
「○○さんが、さようならって言ってる」とか始まったらしい。
俺はこの一連こと、全く記憶にないんだけど。
その後は、「○○さんはいなくなっちゃったよ」とだけ言ってたらしい。
だからこの話自体も、家の中では誰もしなくなったそうで。完全に風化。
数年前にたまたま、祖母と母が思い出して語ってくれて驚いた。
子供ってのはそういう体験ができるのだろうか。
後日談もあるので、機会があればまた近日中に。 - 804 :本当にあった怖い名無し :2008/07/15(火) 16:46:24 ID:BF1JZb0F0
- >>796-797、読んでくれた方、どうもです。
後日談なのですが、簡単に。
>>796-797の話は帰省したときに母と祖母から聞いたんですが。
その半年後くらいに、親戚関係の用事でまた帰省する機会がありまして。
予定がだいぶ早く終わり、うちから徒歩20分ほどにある小料理屋で、
一緒に用事に参加した従兄弟と2人で飲み始めました。
そこで、「そうそう、前回帰省したときに聞いた話なんだけどさ」
みたいな感じで、その芸者さんの話をしたんです。
まあそれで従兄弟と2人でちょっと盛り上がってきたんですが。
すると、店主がちょこちょこと話に首をつっこんでくる。
態度がぶっきらぼうな感じだったので、最初はなんとなく
「こっちが若い客だから、なめられてるかな?」
みたいな感じがしたんだけど、なんかそうでもなさげで。
そうしたら店主が、「そっち関係に詳しい人呼ぼうか?」なんて言い出しまして。
「何を言ってるんだこのオヤジは」と、わけがわからなかったんですけど、
いきなり電話をかけ、「母さん、ちょっと店出てきてほしいんだけど」と。
結局30分ほどすると、だいぶ年のおばあさんがやってきまして。
どうやら店主の母は芸事の先生をしていた人で、
芸者関係の組合(?)にも属していたとか。そこそこの人らしい。
まあそれで、俺は知っている範囲で淡々と話をしたんです。 - 805 :本当にあった怖い名無し :2008/07/15(火) 16:47:42 ID:BF1JZb0F0
- そこでわかった話なんですが。
母の実家は、その以前は、とある実業家が経営していたそうで。
そのおばあさんはちょくちょく、芸事を教えに行っていたとか。
離れで亡くなったのは、まだ半人前の芸者さんで、自殺。
当時、いろいろと苦労があった故のものだと言われたそうです。
ちょうどそれと同時期に経営者に病気が発覚。
当初は誰かが継ぐという話も出ていたらしいんだけど、
経営者には、子供・まともな親戚がいなく、店をたたむことにしたとか。
また、その歓楽街には他にも芸者の店がいくつかあり、
商売敵に「あそこの芸者は自殺した」という話を広められてしまい、
風当たりが良くなかったということもあるそうです。
そこで、経営者に懇意にしてもらっていたうちの祖父が
話をもちかけられて、信じられないほど格安で買い取った。
祖父は、離れで自殺した芸者さんがいることを承知だったけど
家族にはごまかしていたってことです。「聞いたことあるかも」みたいな。
(改築は母屋だけで、ハナっから離れを使う気がなかったのは
そういうことだったんだとわかりました)
芸者さんの名前は、母と祖母が言ってたのと(俺が言っていたんだけど)、
そのおばあさんが言ってたのでほぼ合致してるので、
俺が見たというのはその人に間違いないと思われます。
ここ2年ほどで祖父と祖母が亡くなり、母も再婚したので、
その家には現在叔父(母の兄、DQNで水商売系)が住んでいるんですが。
家を大事にしないせいか、不幸続きでどうしようもない状態です。
最近、俺も県外に居を構えることになったんで、
その家にはもう近づくこともないかと思います。
駄文な長文をご拝読いただき、ありがとうございましたー。 - 812 :本当にあった怖い名無し :2008/07/16(水) 01:00:35 ID:jDrhG+Wl0
- >>796-797 >>804-805 です。
>>809
その小料理屋は、歓楽街の外れにあるんですが。
いつもは飲むといってもすぐ近くしか行かないんだけど、
その日に限っては、従兄弟が「ひさびさ来たから散歩したい」
と言い出して、そのついでに入ってみたんですよ。
だから、従兄弟が一緒でなければわからなかったですね。
それもまた、後で考えたらほんと不思議です。
>>810
そうですね、そんなところです。
ただ、源氏名(?っていうのか芸名?)でした。
そのおばあさんも90歳超えてるんだけど、
元気で記憶も明快な印象だったので、合ってると確信してます。
>>811
成仏についてはどうでしょうね。
おそらくしてるんだとは思うんだけど…。
その叔父は、掃除とかしない人で。女がいるんだけど、
それも一切しなくて、庭にゴミためるようなアホなんです。
だからどんどん悪いことが起きてます。罰だと思う。
体が浮かび上がった
- 761 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/14(月) 13:30:04 ID:vtxJEXuPO
- >>752
私も小さい頃に何回か似たような現象に遭ったことがある
そよ風が吹いたと思ったら膝くらいの高さに浮かんで、子供の駆け足くらいの早さで移動できた
でも、変なとこに浮かんでるのに不安定な感じはしないんだよね
流れるプールの中で浮き輪抱えてるみたいな感じだった気がする
祖父母と山菜採りに行ったときに、うっかりはぐれてしまって山中をさまよったことがある
どんどん日が落ちてきて、祖父母の声すら聞こえなくて泣いてたら、例の風で体が浮かび上がった
そしていつもより高い位置(1~2メートルくらい)をふわふわしながら家の近くの池まで運ばれた
あとで分かったんだけど、私が途方に暮れてた場所は登山者の休憩地点だった(分かりやすい目印があるので)
山の入り口からは大人の足でも2時間前後はかかるはず
でもあのときは、空に夕焼けが残ってるうちに池についたんだよ
私は昔からスピード恐怖症だから、凄い速さで飛んでたなら恐怖の記憶として残ってるはずだけど…
八方が山に囲まれたような地域だし、山にいた妖精か何かが子供と遊んでくれたのかなあ
熊がいる山だったから、助けてもらえてほんとによかった
風に乗ってる感じ
- 752 :本当にあった怖い名無し :2008/07/14(月) 07:04:46 ID:vsKJKK2XO
- 昔 俺が幼い頃結構な田舎に住んでた。
で通学路が軽く30分くらいかかるんだが
ある地点で風が吹いたと思ったら浮いてんの!
40センチくらい。風に乗ってる感じ
足下の葉っぱとか軽く渦巻いてたりした
でも人が(子どもといえど)浮く威力には到底およばないそよ風
でそれは時期に静かに高度(つっても幅40センチだけど(笑)が降りて来る
で調子のいいときはそのまま10メートルくらい移動出来た。
子どもの頃はなんとなく妖精か鎌鼬かなと思ってた
で 山が開発されてくるととたんに頻度が減って、俺が大きくなるころには
ほとんどなかった
友達が周りにいるいない関係なしに浮いてた
俺か友達どっちか1人
そんな経験した人いない??
何かが走っていく
- 728 :1/2 :2008/07/13(日) 22:09:03 ID:RDTcIhYi0
- 1/2
以前、公団住宅に住んでいたときの話。
あまりの出来事に「身の回りスレ」に実況中継しました。
その日は家内が3泊4日の断食道場から帰ってきた日でした。
さて夜も更けたし寝るとしようと寝室に移動して電気を消して寝ていたところ、
突然、ドンドンドンドンドンドンカンカン!何かが廊下を奥のリビングから
玄関に向けて走っていく音が!
蒸し暑い夜だったので寝室のドアを開けていたので大音響が聞こえました。
「誰かがいる!」私も妻も驚いて家の中を怖いながらも隈なく捜索しましたが
特に異常はありませんでした。
きっと、外の音が反響してまるで家の中で発生した音のように聞こえたんだよと
いうことにして鍵掛けの再確認だけして寝直すことにしました。
電気を消しておやすみなさい。
しかししばらくすると、またもやドンドンドンドンドンドンカンカン!と大音響。
ただ事じゃない!と再度飛び起きて家宅捜査。
しかし何も異常はなし。当時住んでいた公団はピッキングやら痴漢やらが出て結構物騒だったのでとにかく人間が怖かった。でも家の中に誰かがいるわけではなさそうだったので
その点は安心でした。 - 729 :1/2 :2008/07/13(日) 22:11:48 ID:RDTcIhYi0
- 2/2
何かが家の中をドンドンしてるのは間違いなかったので、この辺から2ちゃんに実況し
始めたように記憶しています。
ドンドンは廊下を走る音。カンカンは玄関の金具にぶつかる音といった感じでした。
つまり廊下の奥から何かが玄関へ突進してドアにぶつかって上に上がっていく感じの音
でした。廊下側のドアを開けていたので良くわかりました。もうラップ音なんてレベル
じゃありませんでした。
特に邪悪な感じはしなかったし、明日も仕事なのでとにかく寝なくては。ただし電気を
消すとやつの走る音がうるさいので廊下側のドアだけは閉めることにしました。電気を
消すと相変わらずドンドンドンドンドンドンカンカン!と走っていましたが閉めた分音
が小さかったので眠ることはできそうでした。(実況も中断)
一旦眠りにつきましたが何かの物音で目が覚めました。目を開けると薄暗い部屋の中で
何かが走り回っていました。床ではなく天井に近い壁をそいつはタッタッタッタッタッタッ
とぐるぐる回っていました。そうです、閉まっているドアをすり抜けてこの部屋に入って
きたのです。ここで実況再開です。
いろいろな方からアドバイスをいただきましたが、多分動物の霊を家内が連れてきて
しまったんじゃないかと思います。で、変なところに来てしまったのに気づいたのか、
外に出られる場所を探して家中うろうろしていたのではないかと。
おかしなことが起きたのは後にも先にもその夜だけでした。
僕はおかしな声や音を聞いた経験はあるのですがここまですごいのは初めてでした。
家内も経験しているので夢ではありません。本当に不思議なことってあるものです。
部屋の模様替え
- 630 :1[sage] :2008/07/11(金) 18:47:23 ID:6EB8cn3O0
- >>628
名無しに戻って、前世と言うより不可解な事として書きますね。
それが、前世か?なんて実の所良く解らないので。
二十歳の頃に付き合っていた元カレは23歳で埼玉県に住んでいました。
私は、東京の大学に進学して同郷の彼と付き合う様になりました。
元カレは良く予知夢を見る人で、彼のお父さんは研究所職員で学会に出る為に
アメリカやイギリスとあちこち行っていましたが、元カレが飛行機事故の夢を
見ると、国内海外問わず飛行機には乗りません。どうしても、という時は
飛行機の便を遅らせる様にしていました。
(以前、アメリカの国内を移動中に彼が夢でエアバスが落ちる夢を見て
飛行機の便をやり過ごしたら、本当にエアバスが落ちた事があってからです。)
そんな元彼なので、少し感受性が強い人だったのかもしません。
真夏の日の事、元カレが部屋の模様替えをしたいから手伝っていうので
一日、掃除や家具の移動などを手伝っていました。
一段落ついて、夕食も終わり食器を洗っていました。
彼の家は、アパートの一階で1LDK、トイレバス別の部屋でした。
リビングへはキッチンからガラスの引き戸で出入りが出来ます。
食器を拭いていると、ガラス戸の向こうからテレビの音が聞こえてきました。
多数の女性の笑い声や話し声とアラビアかインドの音楽、食器のぶつかる音。異国の言葉
私は何か映画を見ているのかと思い、食器を拭いてガラス戸を開けました。 - 631 :2[sage] :2008/07/11(金) 18:48:44 ID:6EB8cn3O0
- 元カレは、複数の半裸の女性に囲まれて片足だけ立てて座っていました。
10帖程の部屋は大きなサロンの様になっていて、奥で音楽を敷く楽団や食事を
する女達が見えます。白い壁の窓の外は、星が見え深夜でした。
ユラユラする女性達、現代の服を着ている元カレ、マハラジャみたいなターバンを
まいて、白い詰め入りの様な服を着ている元カレ、肌が黒く踊り子の衣装を着た私。
周りの女達は、元カレの気を引こうとあれこれ話しかけては、クスクス笑います。
私は、肌の黒い踊り子の意識になり、「早く王様(?)の側に行かなきゃ」と野心
満々です。
現実の私も、同じ気持ちで彼の横に座り、彼に抱きつき頬にキスをした瞬間、
元カレがニヤリといつもとは違う笑いをしました。さも当たり前の様に。
日常の中、私も抱きついたり頬にキスなんかしません。
私の現実の行動と映像の中での行動が一致した時、彼も同じ風景を見ていました。
元カレは自分の周りの女達、抱きつく私(肌が黒くて別人)を見て驚き我に帰りました。
「今、変だった。たくさんの女がいた、アラビア風の……」と言うと、キッと私をにらみます。
私は、まだ映像を見ています。私は、踊りと寝技で寵愛を受けたようですが、
飽きられた王様に捨てられてしまい、失意の中死んだ様です。
ぼっーとしている私の両肩を掴み、頭がガクガクする程揺さぶりました。
「今、俺に何をしたんだ。お前がいた!!」とパニクってます。
私は現実では揺さぶられて怖いし、映像の中の私は悲しくて悔やんでいるしのダブルパンチ。
ほんの5分程の事でしたが、とっても不可解で不思議な出来事でした。
まじめに書いてるとアレな人みたいだ……..orz
沖縄にて
- 619 :沖縄にて1[sage] :2008/07/11(金) 13:55:40 ID:6EB8cn3O0
- 沖縄サミットがあった年の話です。
私は、沖縄の格安ツアーを見つけ主人と二人分を申し込みました。
ワクワクで出発日を待っているとある夜、夢を見ました。
私は7歳位の日本人の女の子でおかっぱ頭、外国人一家の家に遊びに来ています。
私以外は金髪の碧眼の家族で、姉弟と遊んでいました。
少女は9歳程で金髪が肩下まであり、かわいいピンクのワンピース姿。
男の子は5歳で白いシャツにグレイのショートパンツ、サスペンダー。
その家は、全面が濃紺の壁紙で天井が高く、夢の中の日本人女の子の感覚では
裕福な家で、システムキッチンを初めて見て驚いていました。
全てがピカピカの2LDKの家は、15畳はある広いリビングに繋がった6畳のキッチン
玄関ドアから入ってすぐ右側にの5畳程の子供部屋、子供部屋の隣に8畳の主寝室です。
リビングから寝室の壁を見ると、時々青い壁ユラユラと揺れて、和風の床の間が見えたりします。
変だなぁ、と思っていますが固い青い壁の時もあります。
その家で遊んでいると、夜遅くなり泊まっていけば?と言われ私はその家に泊まる事に
なりました。
金髪の少女に母親が子供部屋の2つのベットで3人で寝なさい。と言いました。
少女はOK.と言うと、私を子供部屋に連れていきベットサイド横のライトを付けて英語で
で話かけてきます。私はあまり理解出来ずにいますが何やら居心地が悪いのです。
少女の表情、イントネーションは怒っています。私をベットの上に座らせて、部屋奥のクローゼット
から、ごそごそと何かを持ち出してきました。
横を見ると、5歳の弟は隣のベットで丸くなっています。窓は一つもありません。
少女もベットに上がってきて私に見せたのは、銀色のナイフでした。
残忍に笑い、私にナイフを見せてきます。私はもの凄く怯えて声が出ません。
身をよじって逃げようとしますが、背はベットヘッドにあたりそれ以上は逃げられません。
ナイフにテーブルライトの光が反射して光った瞬間、私は暗闇の中で痛みだけ
しか感じられませんでした。
目が覚めて、私は身体に痛む箇所が有る事に驚きながら彼氏に、こんな怖い夢を
見たよと話ました。話す事で、安心したかったのです。 - 620 :沖縄にて2[sage] :2008/07/11(金) 14:03:33 ID:6EB8cn3O0
- 沖縄ではサミット終了直後だったので警護が厳しくたくさんの警察官がいました。
それでも、リゾートホテルでの三日間を楽しみました。
四日目は那覇観光の為、市内の古いホテルにチェックイン、カウンターで名前をいいました。
カウンターでは、ホテルマンが予約表をみて頭を傾げて上司に「本当にいいのか?」と聞いているのです。
私はダブルブッキングか?!と不安になりながら、「しょうがないだろ。」と答えているので部屋は有るんだ
良かった。とホッとしました。
壁には、このホテルは以前はアメリカ軍の将校用の住居として使用されていた。と書かれています。
軍人には見えないチョビヒゲメガネのアメリカ男性の写真と英文の手紙、手書きのサインも飾られていました。
私は、へーだから天井が高いんだー。外国ぽいもんなぁと気楽に考えていました。
レンタカー付き格安ツアーですから、ホテルのグレードはあまり期待してはいませんでしたが、なぜか
私達は一般客室のより上のファミリースィートの部屋でした。
多くの他国の客とエレベータに乗り、多くの客が一般客室の階で降りていきました。
私はなんといってもスィートに泊まるなんて初めてです。うきうきしていました。
エレベーターがチンッとなってドアが開くと、今までの騒がしさは無くシーンとした廊下。
私たちは荷物を持って、自分たちの部屋の鍵を開け、ドアを開けました。 - 621 :沖縄にて3[sage] :2008/07/11(金) 14:08:12 ID:6EB8cn3O0
- 私は部屋に入った瞬間、全身に鳥肌が立ちました。窓があるのに部屋が凄く暗いのです。
全面壁が濃紺の古い壁紙で、システムキッチンまで付いていました。
コンドミニアムだねと言いながらも、ここに来た事あるとデジャヴを感じました。
しかし何かが違う。でも何が違うかわかりません。
なぜ、こんな古くて気味の悪い壁色の部屋に来た事が有るんだろう??と思っていると
あっ!と夢の事を思い出していました。
私は、夢の主寝室が今は和室に変っている以外は夢のままと理解出来ると、怖くても確かめなくてはいけないと思いました。
ここに一晩泊まる訳ですし、部屋の交換を希望してもまさか怖い夢を見たから、なんて言えません。
子供部屋が有るかはまだ確認していませんでした。
私たちは、あまりの気味の悪さに言葉少なくなってしまいました。
主人は部屋中を見渡し、『無意味に広いな。ここってさ………..気持ち悪いよ。』と話しかけてきます。
私は主人の言葉に答えず、玄関ドアまで戻りました。
やっぱり、玄関の右側にドアがあります。(無ければいいのにと思っていました。)
夢の中では、子供用の小さめのベットが二つ置かれていました。
あれは窓の無い子供部屋でした、怖くてドアを開ける勇気が持てません。
彼氏が、青い顔をして私の後ろに立ち、無言でいます。
なんとか勇気をふりしぼってドアノブを廻すと、同じ位置に小型のベットが二つ置かれていました。
私は悲鳴を上げそうになり、口に丸めた拳を押し込む様にして悲鳴をつぶしました。
ナイフを持ち出したあのクローゼットは無くなっていました。
残忍な少女の笑いを今も忘れる事が出来ません。
あれは本当に不可解な体験でした。
超長文スマソ。
※旅行当時は彼氏で、今は主人です。要所で呼び名が違ってました。ゴメンゴ - 624 :沖縄にて[sage] :2008/07/11(金) 16:28:54 ID:6EB8cn3O0
- >>623
嫌々ながら泊まりました。主人は部屋を代えてもらおう。と
言ってくれましたが、理由が思いつきませんでした。
(怖い夢を見たから部屋を代えて欲しいとはね…。)
昼も夜も電気をつけて寝ました。
異空間な感じでしたよ、部屋の中の距離感とか居場所が無い感じがしました。
何にも無かったのか?との事ですが、私も怯えてましたが少女に襲われる事も無かったです。
私には夢との一致だけで十分です。ビシビシバシバシとラップ音はなってました。
こんな不可解な事が時々あります。 - 627 :沖縄にて[sage] :2008/07/11(金) 17:11:05 ID:6EB8cn3O0
- >>625
毎日、ラップ音と暮らしてますよ。ほぼ冷蔵庫でなってます。
前世!思い当たる節があるんです。
>>626
前世!!少し思い当たる節が…。思いつかなかった。
こんな事を書いてアレな人だと思わないでくださいね。
私、霊感らしきモノが出てきまして前世みたいな物をいくつか見た事があります。
大体、そんな映像を見るのは起きている時で前世で縁があった人と話して
いる時に突然見せられます。
20の時に付き合っていた男性は、私と同じ映像を見てパニくって、私の
両肩を持って『今、俺に何をした!』と言いながらガクガク揺さぶるんですよ。
私は映像より、パニくった元カレの方が怖かった orz
いくつか前世らしい物を見てるんですが、大体早死になんですよ。
戦死とか投獄死とか。
金髪少女に刺されたのも前世なら、共通点としては早死にですかね。
でも、近代の話だから何かの記憶を見てしまうのかなとも思います。
ボール
- 584 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/09(水) 13:57:38 ID:Z0hH9ckB0
- つい先日のこと、
公園で息子とキャッチボールしてたら、ボールが藪の中に入っていってしまった。
息子に取りに行かせて待ってたら、遊んでたボールと違うボール持って帰ってきた。
「うちのボールは?」って聞いたら
「無かったけど、これ父ちゃんのでしょ?」
って言ってそのボール渡してくれたんだけど、
それ見たら、確かにひらがなで俺の名前が書いてある。
よく考えたら、子供の頃この公園でボール無くしてる事思い出した。
それがこのボールそっくり、っていうか書いてある字がまんま俺の字(汚い)。
といっても20年以上前の話だから、いくらゴム製でもある方がおかしいし、
なによりボールが新しすぎる。
その後、息子と一緒にさっきまで使ってたボール探したんだけど、結局出てこなかった。
20年後くらいに息子と孫が遊んでたら出てきたりすんのかな。
ふわふわと
- 581 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/09(水) 13:26:33 ID:XX5BZR9cO
- 小学5年の頃、両親が毎日7時過ぎには仕事へ出ていた。
学校が道路を挟んですぐ斜め向かいだったこともあり、
俺はギリギリまで余裕こいてるような子供だった。
だいたい、親が出て行くときに起こされるんだけど、
そのままソファでだらーっとしてると、寝てるんだか
起きてるんだかわからないような状態になる。
そんな状態の中でたまに見ていたのは、
学校の門の真上に自分がふわふわと浮かんでいるという状況。
普通に登校してくる生徒を眺めている。独特な浮遊感。
「あ、○○が来たな」みたく、ぼんやり楽しんで見ているというもの。
それで、しばらく見てるとどこからともなく女の人の声で
「戻りなさい」という声が聞こえ、ハッとして「準備しなきゃ」と、
自分の家まで手をかき足をかき、その独特な浮遊感の中を戻っていく。
だいたいいつも、家に入ろうとすると目が覚める。ガーーーン!って感じで。
目が覚めるのはいいんだけど、ものすごい心臓がバクバクしていて、
落ち着くまでちょっと時間がかかるというものだった。
そんなに頻繁に見るわけではなく、多いときで月に1度。
自分では夢だと思っていたので、見るのが楽しかった。
だからわざとソファーで横たわっていたこともあった。 - 582 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/09(水) 13:27:22 ID:XX5BZR9cO
- ある日、ひさびさに見たときに、担任が知らない生徒を連れて
玄関のあたりで一緒に歩いているのが見えた。
それから目覚めて普通に登校すると、担任が転校生を紹介した。
それは、さっき見た「知らない生徒」だった。
それまではなんだか子供心にも後ろめたい感じがあったので
親にも話したことがなかったんだけど、
さすがにちょっと気持ち悪くて、母に話してみた。
母は「えええ、あんたもなのー?」と大声を出した。
どうやらそれは母譲りの体質?だそうで、
母が子供の頃はもっとひどかったらしい。
自分で「○○に行きたいな」と思ってぼーっとしていると、
フト気づいたらそのへんにいることができたとか。
俺と全く同じで、自分で空中をかきわけて泳いでたと。
夜中に好きな人のことばっか考えていたらその人の家まで
行ってしまい、家の前でばったりあったこともあるとか。
でも、相手は全く気づかないのでおかしいなと思ったと。
ちなみに母も、俺と同様に女性の声で「帰りなさい」と言われたそうな。
結局、「二度寝禁止」、「妄想禁止」となってしまった。
「あんた戻ってこれなくなるよ、いきなり死ぬよ」と言われて
子供心にびびりまくり、昼寝もできなくなった。
その後は、中学で3度ほどなったが、自分で「これやばい」という
認識があったためか、その都度すぐに戻った。
それ以後は全くなくなってしまった。これって幽体離脱ってやつ?
右目の異物
- 580 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/09(水) 12:09:01 ID:blcyGousO
- 暇なんで適当に中学の頃の話
授業中に右目が急に痛くなり呻いてたら隣の女子が俺の顔見て大騒ぎ
なんか顔の右側が激痛だし、右目開かないし目蓋ボコボコしてる
先生も驚いて慌てて病院行ったら医者も引いてた
異物が入ってるらしく、不安なまま検査と手術になって
運が悪きゃ失明なんて話でもう俺失神寸前
結局視力下がったくらいで済んだけど、取り出されたのはなんとまち針
あの裁縫の授業とかで使う、花みたいな飾りがついた奴
触った覚えもないのになんでそんなもんが入ったかは不明
針が目蓋突き破ってて相当エグかったらしい
あれから先端恐怖症。柄にタオル巻いた先割れスプーンで飯食ってる
ちゃんちゃん
チガウナ
- 556 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/07(月) 00:46:00 ID:v3ExE5vU0
- 【心霊】サバゲ中の恐怖体験を語れ!【恐怖】
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/gun/1115215320/631-634n
631 :名無し迷彩 :2006/03/14(火) 16:34:43
以前、人家から相当離れた山中で数回夜戦を行った。
月明かりが、とても明るいスナイパー好みの夜だった。
数戦終えて小さな空き地で小休止してると、そこいらに
いそうな中型犬が現れた、10mくらい距離を置いて近づ
こうとしないが、菓子とかを投げると5mくらいまで寄っ
て来るようになった。
やせ細った犬はよくよく見ると犬ではない綺麗な狐とわ
かったが、珍しいなくらいにしか思わなかった。
さあ開戦となり、流れ玉が当たってはと、その狐を追い
払ったその時・・・私を含めた数人がしっかり見た。
それまでダラリと垂れ下がっていた、
その狐の尾は1本や2本じゃない何本もあった。
(つづく) - 557 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/07(月) 00:46:39 ID:v3ExE5vU0
- 632 :名無し迷彩 :2006/03/14(火) 17:02:07
631から
その狐は小気味良く飛び跳ねながら細い林道を横切り
林道の山側へ・・・ その間2度ほどこちらをふりむ
いた。 その2度目に低い声で鳴くと言うより唸り
声のようなものが聞こえた。低い低い声だった。
私は「チガウナ」と聞こえたが他の者は「チガウ」とか、ある
者は「コレデハナイ」と聞こえたと後でわかった。
皆は、誰かが今の狐おかしいというまで、今自分が見
た光景が目の錯覚と思いこんでいた。
そして、俺も俺もと今見た光景が現実とわかり、即刻
撤収を止める者などいなかった。
(つづく) - 558 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/07(月) 00:47:20 ID:v3ExE5vU0
- 633 :名無し迷彩 :2006/03/14(火) 17:42:38
632から
話は前後するが・・・
この場所は3週間ほど前に下見に来ていた。
もちろん昼間、といっても早朝だった。
林道脇に車を止めて、仲間とこのあたりならと
話しているとジムニーが2台凄い勢いでやって
きた。私の車が邪魔だったので直ぐにどけ様と
すると・・・「こんなとこでなにしっとるん
じゃー」「さっさとどけんかー」っと散弾銃を
構えたおっさんが降りてきた。両車の後部には
猟犬が何匹も・・・ゲーマーがおもちゃのエア
ガンでも一般人(その時は平服)に見せない様
気を使うのにと思ったが、かかわりたくないの
で、ぺこぺこしながら車をわきにどけると2台
は、また凄い勢いで走り去った。
仲間となんだあいつらは、などと話していると
遠くで「バンッ」「バンッ」と散弾銃の音と犬
の鳴き声・・・その時ここは夜戦のみというこ
とになった。
(つづく) - 559 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/07(月) 00:47:42 ID:v3ExE5vU0
- 634 :名無し迷彩 :2006/03/14(火) 18:15:04
633から
そんな出来事もそろそろ忘れかけていた数週間後
私は新聞記事を見て背筋が凍った・・・あの夜以上
に怖かった。
その小さな新聞記事には狩猟中仲間を誤射、
さらに誤射した加害者が直後に猟銃自殺
とありました。まさにあの山です。
ごじつけと言われるかもしれないが・・・
あの狐は仲間か家族を撃たれ復讐しようと犯人
を探していたのではないかと・・・
似たような銃をもつ私たちが犯人かと近づいた
のではないかと・・・
もちろん新聞記事の2人があの2人かはわから
ない。
もちろん二度とあの山にはいきたくない。
あの夜、狐をエアガンで撃つような馬鹿が私た
ちのチームにいなくて本当に良かった。
(おしまい)
夢の小さな男の子
- 537 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/06(日) 05:08:30 ID:yKOU5zxYO
- 20代の頃に知人と会社をやっていたが、
最終的に、ちょっとありえないような裏切りにあい、
わずか3年で会社をたたんだことがある。
とりあえず貯金もほとんど底をつきそうだったので実家に避難し、
体制を立て直そうとは思ったんだけど、あまりに傷心で、
しばらく毎日酒ばっか飲んで荒れていた時期があった。
その頃、夢にたびたび小さな男の子が出てきた。小学1.2年くらいかな。
いつもだいたい「たっくん。元気出して」とか言われて、俺は目が覚める。
(俺が小さい頃に両親が俺を「たっくん」と呼んでいた)
何度目かに見た時に、夢ながらもさすがに慣れてきたんで、
その子に「君は誰なの?」と聞いてみた。
すると、「たっくんのお兄さんだよ」と言われた。
夢の中なので特に不思議にも感じなかった(と思う)俺は
名前を尋ねると、「あつしっていうんだよ」と。
そして子供は「じゃあね」みたいな感じでいなくなり、目が覚めた。
まあ俺も酒ばっか飲んでて頭がおかしくなってるのかと
自分でちょっと怖くなり、いろいろと反省した。仕事もせねば、と。
しかもせっかく実家にいるのに両親と飯も食わないのも何だし、
その晩はめずらしく一緒に食べることにした。
テレビを見ながら両親と晩飯食べていた。
怖い系の番組でタレントが不思議な体験談を話していた。
食卓にはあまり会話らしい会話がなかったもので、落ち着かない俺は
会話作りのためにテレビに便乗し、その子供の夢の話をしてみた。 - 538 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/06(日) 05:10:46 ID:yKOU5zxYO
- すると父が「その子、自分であつしって言ったのか」と真顔で聞いてきた。
母はなんともいえない顔で俺を見て、箸を置いてしまった。
父はいぶかしい顔で「とりあえずご飯食べなさい、後でちょっと話がある」と。
俺は内心、「なんだよおい…」と思ったが、急いで飯を食べた。
食後、簡単に片付けをしてから両親が改まって話しを始めた。
俺には10歳上の姉がいるが、本当は最初に男の子がほしかったと。
まあそれで以後も子作りをして、また2年後くらいに妊娠したと。
妊娠がわかってから何ヶ月かした頃に、とある母の身体的事情で堕胎することに。
「無事生まれても奇形になる可能性が高い」と医師に言われたそうで、
やむをえずという判断だったらしい。
堕胎の時点では男か女かはわからなかったそうなんだけど、
両親はなぜか「絶対に男の子だ」という妙な確信をもっていて、
名前をあらかじめ決めていた。それが「あつし」とのこと。
この話は姉もまだ小さくて覚えてないようだったので
それ以後は一切していなかったと。
しかし、俺が生まれるまではささやかながら
仏壇に水やお菓子をあげたりしていたそうだ。
その後、だいぶたってから「やっぱ男の子ほしいねえ」
という話が再燃して、結果、無事に俺が生まれたと。
その話をしながら母はぽろぽろ涙をこぼしていた。
父は「魂は生きるのかねえ、う~ん」などとしんみり。
その夜からとりあえず酒はやめて、仏壇にお菓子を供えた。
あつしが無事に生まれていたら俺はいなかったんだな、
と思うと、気力が少しわいてきた。
なにはともあれ、そのような話がまさか自分にあるとは
思ってもみなかったので、それがいちばん驚いた。
たぐり寄せる爺さん
- 510 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/05(土) 11:16:05 ID:pTb+s4b/0
- 小学生のときに見たんで、思い違いかもしれないけど、謎だった体験。
家族と出かけた帰り、確か夜の9時ごろだったと思うけど
駅のホームで電車を待っていた。
ホームにはほかにもパラパラ人がいて、少し離れたところに
子供みたいに背が低くて、でも顔は明らかに爺さんの人がしゃがみこんでいた。
その人がなんか気になってチラチラ見ていたら、
急に手を前に伸ばしてクイックイッと紐をたぐり寄せるような動作をした。
それを何度か繰り返しているので、不思議に思って
見えない紐?の先のほうを見てみたら
線路を越えた向こう側のホームに女の人が立っていて
爺さんがクイックイッをやるたびに体が揺れているようで
じりじりと前に進んでいる。
そのとき、その女の人がいる側のホームに電車が入ってきた
爺さんは大きく紐を引き、女の人まるで釣られるようにスタタタッとホームの際に向かって歩き出した
自分はびっくりして悲鳴を挙げた。周りの人が驚いて一斉にこっちを見た。
次に向こう側のホームでたくさんの悲鳴があがって、電車が急停車した。
父親が野次馬をして見に行った報告によると
女の人が電車に接触して怪我をした、ひどい血が流れていたけど
意識はあるようなので多分命に別状はないんじゃないか、とのことだった
「飛び込み自殺をしようとして、すんでのところで思いとどまったのだろうね」と・・・。
気付いたときには、爺さんの姿はなかった。
ほかの家族は、爺さんのことは見ていないらしい。
姉も「そんな爺さんがいたらアタシだって気になったはず。でも、いなかったよそんな人」と言っていたので
もしかしたら見間違い、なのかもしれない。
でもあれ以後、電車に乗るたびに、ホームで爺さんの姿を探してしまう。
反対側ホームの真正面に爺さんがいたらどうしようとか思ってしまう。
パニクったときに
- 503 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/05(土) 03:22:47 ID:3DvCkQMm0
- 1度だけ、ドッペルゲンガー?が出たことがある。
学生のとき精神的に不安定で、夕方バイト行く前、突然物凄い不安に襲われ、
心臓がバクバクして、家の中をウロウロ歩き回りながらパニクってた。
30分くらいハァハァして落ち着いた後、自営業してる父親から電話がかかってきて、
出てみると驚いた様子。「…○○(俺の名)、いま店に来た?」
普通に俺が店に来て、「いよぅ。」と挨拶。なぜか店の奥に行き、そのまま消えたんだと。
俺、パニクって何か飛ばしちゃったかな、って素直に思った。
SF・オカルト好きな父親。「絶対、店に来るなよ。会っちゃマズいから。」親子で変人。芥川乙。
それと、時間の流れ・感じ方が変わったことも。世界がテンポアップ。
ある昼に、やっぱりパニクったときに、心臓の鼓動がかなり早くなる。
んで視界が風に揺れるカーテンのようにヌルヌル動いて、(のっぺらな壁とか顕著)
窓の外に見える雲の流れの速きこと風の如く。
時計の秒針も速くなり、心臓の鼓動とほぼ同じに。(なんと心臓に同調してくれる)
それからPC→コンポAUX接続で流してたmp3の音楽のテンポが速くなり、
しかも音程も上がる。(音痴だけど、たぶん半音~全音くらい)
猛烈な不安と動悸以外に異常はなかったので、「やっべ~すげー」とむしろ楽しんでた。
外界が速くなってたように感じたけど、俺が遅くなってたのか、どっちかは分からん。
けど、その夜、頭髪がワサワサ抜けた。指を通す度に4、5本、抜き放題だった。
たとえ時間の流れが変わろうが、抜けた髪の毛は戻ってこない。
入って来た客
- 454 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/04(金) 03:08:34 ID:powtvHN7O
- コンビニの深夜でバイトしてた頃の話しなんだが、まぁ聞いてくれ。
朝の五時過ぎに新聞が来たので、セットして一部2レジのトコで読んでた。
5-10分位して、自動ドアが開いて客が来たんだ。
服装はたしか、ベージュのコートにアジアン系のスカートで、パンプキンキャスケットだったと思う。
顔は帽子深くかぶってて見えなかったんだが、ストレートロングの髪が記憶に残ってる。
俺は挨拶&チラ見でまた新聞の方に戻ったんだ。
しばらく新聞読んでて、あれ?って思って顔上げたら誰も居ないんだよ…
コンビニでバイトした事ある奴なら分かると思うが、レジに居て自動ドア開けばきずかないとかはありえん。
その日は雪がちらほら降ってて、外出てみたが足跡もない。 - 456 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/07/04(金) 03:15:42 ID:powtvHN7O
- で、朝の8時に店長来て話ししたら防犯ビデオ見ようって話しになった。
そこには、俺が2レジで新聞を読んでる姿が…
違うんだ、店のほぼ正面から服装通りの人が入って来て、雑誌のコーナーを通ってビデオの死角に入ったら…もう出て来なかった。
コレってどう思う?
女のゲタゲタとした笑い声
- 431 :本当にあった怖い名無し :2008/07/03(木) 23:26:06 ID:AI95pJwBO
- うちの爺ちゃんが昔、郵便局で電報の配達をしていた時の話。
電報って緊急の用件だから、真夜中でも届けなくちゃならない。山に外灯なんかなかった時代、爺ちゃんは真夜中の山小屋に配達を頼まれた。
恐々自転車をこいでいると突然、暗闇の森の中から女のゲタゲタとした笑い声が響いてきたそうだ。爺ちゃん、もう腰抜かす寸前で全力疾走。何とか山小屋に電報を届けた。
(続く) - 432 :本当にあった怖い名無し :2008/07/03(木) 23:26:29 ID:AI95pJwBO
- 怖かったが帰りも同じ道を通らなければ帰れない。仕方なく走り、問題の道に差し掛かると、また女の笑い声がゲタゲタと響いてきた。爺ちゃん今度は勇気をふり絞って自転車を停め
「狐か!!!!」
と叫んだらしい。すると、それまでの笑い声が嘘のようにピタッと止んで、直後に静寂の森をザザザザッと駆け抜ける獣の足音が聞こえたそうだ。人を化かすって本当かね?
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